Code.no 328 水瓶座28度  倒されのこぎりで切られた木

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code.No 328

水瓶座28度  「倒されのこぎりで切られた木 」

A tree falled and sawed.


新しいステージへ向けて今までの鎖を断ち切る・決別する人
🌟Keyword・エネルギー

「即時性」「決断力」「緊急性」「直感」「即時性」「独立」「重りからの解放」

🌟28度 (固定宮)

*方向転換する度数

例えば、

私たちを動かすために必要なのが「風力、地熱、火力、水力」というエネルギーで、

そのエネルギーを貯めておく充電池を身体のどこかに持っていたとして

水瓶座であれば「風力発電」のような「風のエネルギー」を充電池に充電して

動いていきます。

水瓶座最後の方の度数は、次のサインに向けて充電池を空にして明け渡すために

貯まっている「風のエネルギー」を吐き出す作業に入ります。

エネルギーを方向転換して、吐き出す準備をするのです。

🌟ドデカテモリー

・射手座/山羊座

射手座の「向上心」と山羊座の「野心」を利用して、水瓶座の視野を創造する。

🌟水瓶座28度の可能性のある日付け

2月16日、17日、18日

🌟目指す方向性

・バッサバッサと潔く切り捨てるような、決断力を磨くこと。

・自分が蓄えてきた知識や技術を、他の人の役に立つように与えること。

・力強い決意のエネルギーで今までの繋がりを断つこと。

・躊躇することなく斧を振るう「潔さ」を身につけること。

・人に頼ることなく自分の力で物事をこなしていくこと。

・完全な個人として心身ともに自立した自由な自分を目指すこと。

・一人で静かに考える時間を作る。

・群れをなさず一匹狼的に生きていく。

・いろんな束縛や制限から自由な状態を目指すこと。

・それまでのあらゆる繋がりを断つ勇気を持つこと。

・ひとりになって自分の意志や目的に集中すること。

・自分だけの独自の王国の住人になること。

・重力や引力から解放されたような軽々とした生き方を目指すこと。

🌟この度数の人の特徴

・穏やかで落ち着いている人。

・どこにいっても適応できる人。

🌟この度数のエネルギーを使用している時

・今までの環境を断ち切って、理想だった田舎暮らしをするとき。

・自分の知識や技術を後世に残すために、紙にしたためて残すこと。(本の出版とか)

・仕事を引き継いで、自由な引退生活を楽しんでいる時。

🌟シンボル考察

*理性の力

28度は次のサインへと向かうためにスタートを切る度数。

サインの力を土台として

次に向かってジャンプするかのような

とても勢いのある度数です。

水瓶座は、

進化の賜物である

「理性の力」というものを磨いてきたのですが、

28度にもなれば

次のサインの魚座を意識した行動が始まります。

水瓶座が「思考」や「知性」を原動力にして動いていく風のサインであれば

魚座は心の力を原動力にして動いていく水のサイン。

「全ては同じ。私はあなた。あなたは私」という

ワンネス思想の

魚座に移行するための準備が始まります。

水瓶座の「理性の力」を土台にして

魚座に近づいていくのです。

理性と

スピリチュアルなワンネス世界は

全く別物だって思いがちですが

サビアンシンボルによると

そうではなくって

理性が極まると、

スピリチュアルな世界の扉へ至ることができると言います。

水瓶座は21度から

拡大した大脳新皮質の知性を利用して

「理性の力」を発揮し、

自分を統合してきたのですが

27度では

結果的に

こんなんになります。

「スミレで満たされた古代の陶器」というシンボルだったのですが

「古代の陶器」が

先祖代々、DNAとして受け継がれてきた「肉体意識」だとしたら

「スミレ」っていうのは「理性の力」。

クラウンチャクラと呼ばれている

頭頂部のチャクラは

スミレと同じ、紫色。

理性の力で

自分を統合すると、

「高次元と繫がる場所」と言われている第7チャクラが活性化されて

「あちらの世界」の扉へと至ることができるんです。

僧侶や神職に就く人たちは

スピリチュアルな世界観を大事に生きてますけど

世の中の道理や良識、

正しいことと悪いことを学び

自分の中の抗いがたい本能やわがままな感情や煩悩を

理性の力で収める事で悟りに至るみたいなところがありますが、

それと同じで

理性の力で自分を制することができると

高次元なスピルチュアルな世界に繫がることができるんです。

そして、

目の前に開かれた

高次元のエネルギーと繫がるためには、

今まで繋がっていたエネルギーを絶たなければならない。

水瓶座28度は

木を斧で倒すように、

自分を大地に繋いでいたエネルギーを断ち切り

重力から解放されるのです。

*地上的な繋がりを断つ

360度の丸い円は

生命の成長段階を示していて

自然界の植物も生き物も

そして

人間も同じような成長段階を踏んでいくことになるのですが

この世界に生まれるのが

占星術の始まりのサインである牡羊座の領域だとしたら

水瓶座の一つ前のサインである山羊座は

社会に参加して豊かな生活を築く領域。

そして

水瓶座は

社会の一員から引退した定年退職後のような領域を示しています。

一般的に定年を迎えて退職するっていうのは

60代以降なわけで

そうすると

自分の残りの人生っていうものが見えてくる年齢です。

「残された時間をどう使うのか」は

これも個人差がありますが、

サビアンシンボルが示す

普遍的な法則に照らし合わせるのであれば

「残された時間を使用して

次の世代に役立つものを残していく活動をする」

ことが法則に合った行為だと言います。

次の世代のために

今までの古くて悪影響のある制度を改革するために頑張ったり

国際貢献で誰かの役に立ったり

ボランティア活動に勤しんだりと

自分の人生をかけて

良い世界を目指して行動していくのが水瓶座の領域。

そんな

活動をしていると

「これは良いこと。これは悪いこと。」

っていう区別をハッキリさせて行動できるようになります。

一般の会社で働いている時は

悪いことだと思いながらも

会社のためにやらなければならないこともあったりするけど

自由に自分でフリーで生きているのであれば

誰かに左右されて決断する必要もなく

思考停止状態になることなく

自分の頭で考える術が身につき

最終的には

「良いか、悪いか」という

自分の良心で行動していけるようになるので

理性の力が磨かれるんです。

そして

理性の力で

世界に希望をもたらす改革ができるようになった頃、

自分の人格も統合されて

新しい人生に

生まれ変わる場所へと戻っていくことになります。

水瓶座28度から30度は

まるで

私たちの人生の最後を描いているようなシンボルになっていて

28度で

地上のネットワークから離れ

29度で

魂のような自由な存在になり

30度で

「アーダスの野原」という霊的な場所へ辿り着く

という流れになっています。

つまりは、

私たちが死んで

魂の故郷へと戻る段階が描かれているんですが、

私たちが死ぬ時は

このような段階を踏んで

「あちら側の世界」へと旅立つのかもしれません。

だからと言って

この領域に天体を持っている人が

早く死を迎え入れるとか、そういうわけじゃないですよ。

地上を離れる時に使用するエネルギーを

よく使うってことです。

つまりは

高次元に繋がる場所へ向かう時に使用するエネルギーを使用して

この世界で生きるってこと。

水瓶座28度の場合は

「地上との繋がりを断つ時の力」を使用していくので

力強い決意のエネルギーを秘めた度数になります。

向こうへ行く時が来たのであれば

なにはおいても

直ぐに断ち切る必要があるので

躊躇することなく斧を振るう「潔さ」が身につくんです。

大地にしっかり張った根から

自分を解放して

もっと自由な世界へと向かう。

そのような決断を

人生の中でたびたび重ねていくのです。

*新たなネットワークの世界へ

木は土壌に根を絡ませ、

同じ場所で一生を過ごします。

動いて欲しいものを獲得しに行くことは出来ませんが、

身近にあるものを利用して栄養をとります。

また、最近の研究では

樹木は地下にネットワーク機能を持っていて、

根を通じて樹木同士でやりとりをしているそうです。

固定宮の水瓶座も

まるで木のようです。

互いに離れた場所にいる木同士が、

根のネットワークでやりとりをするように

水瓶座も、

自分と離れた場所にある情報をキャッチする

ネットワーク網を持っています。

また、

複雑に絡み合って

どこまでも根を伸ばすような

発達した脳の神経回路のネットワークも持っています。

どっしりと動かなくても

ネットワークの繋がりを利用して

いろんなものと繋がることができるのが水瓶座。

最後には

「あちら側の世界」に繋がって

この世界を離れていくんです。

ネットワークとは

「ネット(網)」と

「ワーク(働きかける)」が組み合わさった言葉です。

人間同士の広い繋がりや、

企業の「本社、支社、支店」というシステムに

ネットワークビジネスに

インターネット回線。

網のように繋がって

働きかけることがネットワークの力。

そのような回線から必要な情報を手繰り寄せ、

大きな理念を追求してきた水瓶座の木は、

成長し、

立派な樹木になりました。

しかし

それをこの度数では切ってしまいます。

今まで使用していたネットワークや仲間との繋がりを自らの意思で切るのです。

それは次のサイン魚座の

「魂のネットワーク」へと繋がるため。

空間を超えて、

いろんな情報や仲間と繋がることができるようになった水瓶座は

今度は時間さえも超えたところにある

普遍的な魂の繋がりという領域へ

ジャンプしていくのです。

その準備として

今までのネットワークを切る。

自分に栄養を与えてくれていたものから離れる。

「この瞬間だ」っていうのを狙い定めて

直感的に素早く回線を切るんです。

成熟した28度においては、

もう回線は必要ないのです。

ネットワークで繋がる回線がなくても、

全てを知っているし、

栄養も自給自足できるし、

次にどうしたらいいのかを判断できる

賢明な理性を持っています。

繋がりがなくても

独り立ちして大丈夫な状態になったのです。

完全な個に戻り

どんどん身軽になり、

時間も空間も超えた

宙に浮いているような領域を目指していくのです。

*役立つものを残す

切り倒された木は

火を生み出す薪になったり

家を建てる素材になったり

家具になったりと

そこに住む人たちの生活に役立つものとして活用されます。

また、

たとえ人間が

切り倒された木を活用しないとしても

大地で朽ち果てていく過程で

分解されて、

豊かな土に作り変えるための要素になります。

肉体もそうですよね。

魂が離れた肉体は

分解されて元素になって

また、新しいものを作るための材料になります。

新しい世界へと向かうにあたって

今までいた世界に置き土産をするかのように

今まで自分が活用していたものを

次世代に活用してもらう。

そんな働きもこの度数の意味するところ。

蓄えたきた知識や技術を

後の世代に役立ててもらうためにまとめたり

引き継いだりして

自分は新しい方向へと向かうんです。

今まで縛られていたものを手放し

重力を解き放ち

本当の自由を手に入れるのです。