Code.no 327 水瓶座27度  スミレで満たされた古代の陶器

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code.No 327

水瓶座27度  「スミレで満たされた古代の陶器 」

An ancient pottery bowl filled with violets.


世界理性という普遍的な理性を軸に生きていく・奥ゆかしい人

🌟Keyword・エネルギー

「伝統」「言い伝え」「しきたり」「古代の文化」「謙虚」「愛」「誠実」「気品」

🌟27度 (固定宮)

*向上心を持って上を目指す度数

26度から30度は次の魚座へと向かう準備を始める領域。

27度では、次に訪れるサインに近づけるようにと、努力して高みを目指します。

水瓶座の「俯瞰的な視野」から

魚座の「すべての中心にいる視野」へとシフトチェンジしていくことになります。

🌟ドデカテモリー

・射手座

射手座の「普遍的叡智」を利用して、水瓶座に影響力を与える。

🌟水瓶座27度の可能性のある日付け

2月15日、16日、17日

🌟目指す方向性

・理性の力で自分を統合していくこと。

・古くて良いものを尊重すること。現代に蘇らせること。

・「世界理性」という「普遍的な理性」を軸に生きて行くこと。

・理性、感情、身体を全てバランスよく使用していくこと。

・古代の文化や文学、古典芸術、古代史などを学び今の生活と融合させる。

・理性的で倫理的な生き方を実践していくこと。

・誠実さと謙虚さを大事にすること。

・文化や美と接触できる環境に身を置くこと。豊かな感性を育てる。

・今ある幸せに目を向けて過ごすこと。

・気持ちをありのまま表現するのではなく、遠回しに自己表現すること。

🌟この度数の人の特徴

・奥ゆかしくてシャイ、古風な考え方の人。

・芸術に対する理解、芸術表現能力。

・凛とした品のある人。

・自分の感情をそのまま口にだしたり行動するのに抵抗がある人。

🌟この度数のエネルギーを使用している時

・花言葉、ことわざ、古文、大和言葉とかを取り入れようと本を読んでるとき。

・古くから伝わる文化や芸術を、現代風にカッコよくアレンジして楽しんでるとき。

・普遍的に正しいことを指針にして生きてるとき。

🌟シンボル考察

*人間であるということ

27度は次のサインの入り口に向かうために、

努力して上昇していく度数。

次のサインに入るためには、

一段高い場所に登る必要があります。

なので、

今まで築き上げてきた水瓶座の資質を

今いるところよりももっと上昇させるために、

新しい形態に変化させるかのような、

そんな努力が始まります。

水瓶座が築き上げてきた素晴らしい資質とは、

全体を見渡すような視野の「俯瞰力」と「共鳴する力」。

自分の感情や欲求を

コントロールすることができる「理性の力」。

私たちは

長い人生の中で、

感情的になって後悔したり、

突き上がる欲求や欲望に抗えず失敗して、反省しては

また繰り返し。

そんなループを

当たり前の事として

無意識のうちにずっと続けてしまうものです。

「だって、人間だもの。」

感情もあるし欲望もあるし

それこそが人間である証。

そんなことを多くの人が思っているわけですが

水瓶座は違います。

「人間が授かった理性の力で、

感情や欲求をコントロールして

自分を統合できるのが本当の人間の力だ」

って捉えるんです。

人間が、

この地上でトップのポジションに君臨することができたのは

大脳新皮質という

思考をつかさどる脳が発達したおかげです。

この人間に与えられた脳の働きを最大限に活用して

自分を統合していくことこそが

最も人間らしい行為。

古い脳である

大脳辺縁系や脳幹は

動物も持ってるんですよ。

それを

大脳新皮質という

人間に与えられた発達した脳で統合していくことで

完璧な人間像が出来上がります。

古い脳は別名「動物脳」とも呼ばれていて

欲求や本能や感情で身を守ったり

種を継いでいくための力として使われていて

新しい脳は

別名「人間脳」と呼ばれて知性を司ってますよね。

人間脳が動物脳を制する。

最終的には

そんな人間像を目指すべきということを

水瓶座の領域は教えてくれています。

水瓶座27度の

古い陶器っていうのは

古い脳のことなのかもしれません。

そこに

「理性」という美しいスミレを満たすのです。

*理性が極まるとスピリチュアルな世界に繫がる

スミレの花言葉は

「謙虚」「誠実」「愛」なんてのがありますけど

可愛らしい小さな姿が

人々の目にそう映るのでしょう。

たとえ小さな幸せだとしても

現状の生活に満足して過ごすような謙虚な姿勢は

「スミレ」が発するエネルギーと似ているのかもしれません。

スミレといえば浮かぶ色は紫。

紫っていうのは

「知性」や「叡智」を示しています。

水瓶座は

初期度数から

思い込み(脳)の枠を広げて

広範囲の脳の神経回路を使用して「知性」を磨いてきました。

あくまでもイメージの図だけど

こんなふうに

満遍なく脳を使用することで

最終的に大脳新皮質が、

「理性」という「紫の光」で

大脳辺縁系や脳幹を統制できるようになった感じ。

そう。

それは例えばこんな風に。

このチャクラを表わすイメージ写真だと

伝えたいことが判りやすくなるかもしれません。

古い脳が司る

身体の働きや本能的なもの、

感情や心などを統合するのは

頭頂部にある紫のクラウンチャクラです。

理性が極まると

「高次元と繫がる場所」と言われている第7チャクラが

光り輝くんです。

理性とスピリチュアルは

相反するものに思えますが

昔から、宗教的にもとても高貴な色として使われてきた紫は

位の高い僧侶の召物としても使用されています。

僧侶は

スピリチュアル的なことを学び実践しながら

知性的でもあり

自分の中の抗いがたい欲望や煩悩を静かに観察しながら

理性で統合し

静かな暮らしを営んでいます。

修行を重ねた僧侶は

突き動かされるような欲望を

理性の力で鎮めることが出来るんです。

そして第7チャクラが活性化されて悟りの道に至る

みたいな感じで

理性で自分を統合することで

悟りというか、

高次元と繫がるゲートに辿りつくことが出来るんです。

つまりは

知性が磨かれ、

理性で自分を統合できるようになると

スピリチュアルな世界の扉が現れる。

水瓶座は

私たち人間の成長段階で言えば

定年退職して

一般的な社会から抜け出た状況を描いている領域でもあります。

自分に与えられた残りの人生を

「後世の人たちのために出来ること」を考えて

ボランティアしたり、

社会の古い制度を改革するために活動したりする人っているかと思いますが

そういう段階を水瓶座が仕切っています。

つまりは

残りの人生が少ない段階でもあるわけで

「あちら側の世界」に行く準備が始まる領域でもあります。

次のサインの魚座は

「あちら側の世界」で

新しく生まれ変わるために準備をする場所。

なので

水瓶座は次の魚座に移動するにあたって

「あちら側の世界」のゲートに到着する必要があるんです。

つまりは

第7チャクラの

「高次元と繫がる場所」っていうのが

「あちら側の世界」のゲート。

肉体という古い陶器に

満たされたスミレの花は

「あちら側のゲート」に辿り着けるくらいに純化された

「理性」の輝きなのです。

*伝統的なものを大事にする

一つ前のサインの27度では

肉体を「車」と捉え

安全運転のために

「車の点検=心や感情、肉体の点検」を

マメに行うという体験をしました。

28度になると

「車」と捉えていた肉体は

「古い陶器」となり

古い陶器が、価値のある品物のように

肉体を、価値あるものとして認め

「謙虚」と「愛」の花を飾ることになります。

肉体も、陶器と同じく

古くから受け継がれてきたものですからね。

そんなことから

古くから伝わる

「伝統的なもの全般」に対しての尊敬や愛情も

この度数の示す事柄です。

古代の陶器に

スミレの花が満たされてたら

なんかオシャレでかっこいいですよね。

それと同じように、

時代を超えて受け継がれてきたものと

今この瞬間に生きている命が融合したら

かっこいいはずなんです。

例えば

「般若心経」なんて古くから今に伝わるお経ですが

今の時代の人のために

その内容を

現代語訳で解説したものがありますが

まーとってもかっこいい。

(般若心経の現代語訳)

古い時代から伝わるトラディショナルな教えが

現代語にカッコよく訳されることで

新しく蘇り注目されました。

こんなふうに

昔のものを今風にアレンジして

オシャレにカッコよく仕上げるのもそうだし

昔の日本人から受け継がれてきている気質を

現代に使用することもそう。

古風な感情表現を

現代で生かしていくことで

伝統を尊重していくのです。