マザーテレサが教えてくれるホロスコープのアングル


*存在意義と存在証明

最悪の病気と最悪の苦しみは、

必要とされないこと、愛されないこと、

大切にされないこと、全ての人に拒絶されること、

自分がだれでもなくなってしまうこと。

マザーテレサ

ホロスコープには

「アングル」って呼ばれている大事な4つの感受点があるんだけども

占星術の教科書的な

「アングル」の説明を読んでも

いまいち曖昧な感じを受けてて

「アングル」の本質っていうのは何かなーって思っていたところ

「あーこれだわー」ってなったのが

このマザーテレサの言葉。

この名言は

実にアングルの本質を突いていると思います。

マザーテレサは

「自分は不必要な存在だ」という思いが

どんな事柄よりも辛く苦しい状況だと言ってますが

確かに

根本的に「自分は誰からも必要とされていない」と思う出来事が

私たちを苦しめるものです。

人から無視されたり

彼に冷たくされたり

両親や、旦那さんの愛情を感じれなかったり

良い就職先が見つからなかったり

会社で無下に扱われたり

尊厳を損なわれたり

「私なんて無意味なちっぽけな存在だ」なんて考えに捉われたり。

これらのベースにあるのは全て

自分の存在価値を信じれなくなるような出来事。

「自分はこの世界で必要とされていない」という思いは

生きる意義を見失い

時間の迷子になって

その場でうずくまってしまうような状況をもたらすものです。

せっかく地上に生まれてきたのに

この世界と切り離され

一人ぼっちになってしまうことほど

孤独と苦しみを感じることはないのかもしれません。

長い人生においては

そのような孤独や苦しみを感じる時なんて

割としょっちゅうあったりします。

「自分がだれでもなくなってしまう。

そんなことを感じる時は、ASCが。

「家族や身内から愛されないこと。大切にされないこと。

心を休める自分の居場所がないこと。帰る場所がないこと。」

そんなことを感じる時はICが。

「パートナーから愛されないこと。大切にされないこと。

信頼を裏切られたこと。」

そんなことを感じる時はDSCが。

「社会からはみ出てしまったこと。社会の居場所がないこと。

社会から拒絶されてしまったこと。」

そんなことを感じる時はMCが。

その度にグラグラと揺れ動くんです。

*私を支えてくれる軸

例えばホロスコープを3D化して

取り上げたとしたら。

個人的には

このようなカプセル上になっているのではなかろうかと思っています。

ガチャガチャのようなカプセルの中に詰まった惑星たち。

それを誰もが生まれた時に授かり

セッティングして

新しい人生を生きて行く。

ガチャガチャが

上と下の器で構成されているように

ホロスコープ玉も

上と下の器で構成されていて

幾つかのポイントでネジが止まっているとして

そのネジが

アングルの4つの感受点の場所。

ネジがしっかりと留まっていることで

器の中の惑星は安定を保てるけど

ネジのどれかが緩んできてしまうと

器の中の惑星が騒ぎ出したり

溢れだしそうになったりして

心が不安定になってしまう。

そんなイメージで捉えると

ホロスコープのアングルも理解しやすくなるような気がします。

例えば

「家族との関係が最悪」という時には

プライベートを支える心の土台のネジ(IC)がぐらつくけど

「でも仕事は楽しい」のであれば

社会生活を支える心の土台のネジ(MC)がしっかりしてるので

ICのぐらつきを補うことができます。

反対に

仕事は最悪だけど

仕事帰りに愚痴を聞いてくれる仲間がいるし

優しい両親が待つ家があるから

なんとかやっていけるって場合もありますよね。

家族との関係も

仕事関連も最悪だとしても

自分を支えてくれる最愛のパートナー(DSC)がいるのなら

そこでなんとか、自分を取り戻すことができるし

最愛のパートナーがいなくても

ブレることのない自分をしっかりと持っている(ASC)のであれば

困難を自力で克服する勇気が生まれます。

つまりアングルは

4つの心の支えのようなもので

4つのネジがしっかり固定されていることで

心が安定することができるんだけども

実際問題、

日々の体験の中

常にグラグラ揺れ動くのがアングルのネジ。

どれかのネジが緩んでも

意識して、そのネジを強めたり

他のネジがしっかりと固定されていることで

自分を保つことができますが

でも

もし全部のネジが緩んでしまったとしたら。

それは例えばこんな時。

会社(MC)からも家族(IC)からも

信頼していたパートナー(DSC)からも否定され

「私は本当にダメな人間なんだ、、」って

自分のことすらも判らなくなって(ASC)

誰からも見えない透明人間のような、

いてもいなくてもいい存在なんだって、

そんな気分になってしまうかもしれません。

MC-IC-DSC-ASCが弱まった状態になってしまうんです。

つまりは自分の骨格をなす軸が

いつバラバラになってもおかしくない状況になってしまうってこと。

「私はこの世界で必要とされていない」=「この世界で生きてる意味がない」

という思いに至り

この世界で生きるために必要な自分の器が割れてしまうこともあるし

思いつめて

自らの手で割ってしまうこともあります。

いじめられて

学校での居場所(MC)を失ったとしても

家という居場所(IC)に安心感を見出せるのなら

両親に支えられながら

新しい社会の居場所作りに挑めるかもしれないけど

家という居場所にも絶望しかなかったとしたら

そりゃもう最悪で

自分の存在意義(ASC)を見失う事態に陥りますよね。

そこで

自分の存在が確かにここに存在していると実感できる友人や話し相手がいたり(DSC)

自分を確かめる術(ASC)を持っていたらいいけど

それすらもなかったら

マザーテレサが言うような最悪の苦しみを体験し

自分を保てなくなってしまいます。

ホロスコープの丸い円っていうのは

私たちの心や意識を収めている器で

この器があるから

地上で生きていくことが出来ます。

つまり

アングルっていうのは

この地上で生きていくために必要な4つの心のネジで

「これがあるから生きていける!」っていう

希望と安心を生む

事柄が示されているのです。

*すたくろ流サビアン的アングルの読み方

そもそもアングルっていうのは

ホロスコープの丸い円の

右(東)と左(西)

上(南)と下(北)にあって

結ぶと十字になるポイント。

ざっくりとした意味は

こんな感じ。

誰のホロスコープにも

この4つのポイントがあります。

このアングルっていうのは

この地球に生まれた瞬間の「時間」が刻まれたもの。

地球ファミリーになるための刻印のようなもので

1日24時間体制の「地球時間」と繋がった証でもあり

地球時間を生き抜く自分自身の個性を示したものでもあります。

つまりは

出生時間と生まれた場所で決まるのがアングル。

同じ年月日に生まれたとしても

出生時間と生まれた場所が違うと

このアングルやハウスが違ってくるので

また違う色味を帯びたホロスコープを持つことになります。

アングルは

「4分に1度」ずつ動いて進んでいくので

正確な出生時間が判らないと、正確な度数も曖昧になってしまいます。

なので

4つのアングルを

サビアン的に度数として読むのであれば

前後の度数を参照したり

「5度ずつの領域」の意味から探っていきましょう。

*ASC

「私を証明する事柄」

「私を確認できる事柄」

「生きてると実感できる事柄」

*DCS

「私を補ってくれるパートナーの性質」

「私に足りない必要な要素」

*IC

「心の拠り所」

「心が安定する事柄」

「家族に対して求めるもの」

*MC

「社会の中で〜〜いう自分でいることで心が安定する事柄」

「社会の中で目指すべき事柄」

「仕事に対して求めるもの」

こんなふうに読むことで

なんとなく自分の心の安定ポイントを理解できるはず。

社会の中で疎外感を感じたら

MCが示す事柄の自分を目指し

家族関係がうまくいってないと思ったら

IC的な事柄を強化する。

パートナーとの関係を見直すのなら

自分が相手に何を投影しているのかをDSCから探り

理想を押し付けていないかを理解し

自分を見失ったら

ASCの度数に示されている自分を押し出していく。

そんなことをやっていくことで

今いる困難から脱却する力を得ることが出来ます。

4つのアングルを強化することで得られるのは

安心感をもたらす心の軸。

私はこの地球に存在しているという実感(ASC)に

それを証明してくれるパートナー(DSC)。

プライベートの自分の居場所(IC)に

社会の中の自分の居場所(MC)。

この4つの事柄があれば

私たちは地上に繋ぎとめられる。

自分という人間が

確かにこの世界に生きていると感じることができるのです。


コメント

  1. ジェミニ より:

    雑感、単なるつぶやきです。
    ○心理社会的な4つの軸
    この軸の特に、ICとMCは、不登校とか引きこもりとかと関係するなと思いました。
    例えば、学校が嫌になるくらいいじめにあっても、
    家庭あるいは、フリースクールとか居場所の役割を果たすところががしっかり引き留めてくれると、そのお子さんは、生まれ変わるように、自分の身の丈に合った社会への通路を模索します。
    その反対として、家庭が大変でも、学校で自分を出すことができる子供は、学校が家庭の役割を背負う感じ。MCとIcは補完しあう関係かもしれませんね。
    逃げ道を失ったら生きていけませんからね。

    私は、常々不思議に思うのは、逆境を跳ね返す力のある人がどういう特徴があるかということです。
    ここの記事を読むとわかりやすいです。Ac,IC、DC、MCは本当に骨格みたいなものですね。
    トラウマは誰にでもあるんですが、そのトラウマを解決する力もまた誰にでもあるものですね…
    トラウマの解決・克服それが成長であり、人生はその連続だなと思いました。
    そして、たった一人でもいいから、Icの役割を担ってくれる存在があると、あるいは自分の起源となる関係性を見出せるものがあるとそれが、癒しになる。きっとその根源的にあるのは、「母なるもの」(イメージであれ、祈りであれ)との関係性でしょう。この関係性は生涯続くもの…だからICは重要だなと思います。

    • yura より:

      そうなんですよー!!私もそう捉えています。
      ジェミニ様すごい。私が脳内で考えていたことをそのまま文章にしてくださってる!
      人って自分の居場所があることで安心して生活できるし、そこで活力を充電して外で活躍できるわけで、居場所って大事なんですよね。
      家庭の居場所もそうだけど、社会の居場所も大事で、社会での居場所を作れない人がニートや引きこもりになってしまうわけで。
      毎日働きに行くのは大変だけど、お給料ももらえるし、人に言えるような肩書きもあるし、所属している安心感もある。
      これがないと人はやはり不安になってしまうんですよね。
      旦那に浮気されて、つまりはDSCが崩壊し、悲しみと怒りに暮れてとうとう自分を見失う=ascの崩壊ということもあるわけで
      この4つの軸は、生きていく上での自分の「存在意義」のようなものとして捉えると、グーンと現実的になって私は理解しやすくなりました。
      ICの役割は本当に大事ですよね。おっしゃる通り、「母」というシンボルは、心に安らぎをもたらしてくれるのでしょうね。
      深い考察ありがとうございます。勉強になりました!!