「傷ついたヒーラー」〜キロンが示す魂の傷パート1〜アスペクト

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 魂の傷と癒しの小惑星 

小惑星のキロン。

英語表記は「chiron」。

なので

キロンとも

ケイロンとも呼ばれていたりするのですが

私はキロンの響きの方が好きなので

キロンと呼ばせて頂きます。

アステロイド(asteroid)

つまり、小惑星の部類に入るのですが

無数にある小惑星も

太陽の周囲を回る

太陽系チームの仲間。

その中の1つである

キロンの意味する事柄は

切ない気分になるような内容。

「魂や心に負った傷を示し

また、その傷を癒す」。

なんか切なくなりませんか?

魂や心に負った傷って

なかなか自分で自覚することができないけれど

このキロンが

心の傷の在り処を示してくれると。

心の傷を

理解出来たのであれば

今度はそれを自分で癒してあげましょうと。

魂や心に深い傷を負っている自覚はないけれども

もしかしたら

ずーっと長い時間、

その古傷の痛みに

私の魂は我慢して耐えてきたのかもしれない。

そんなことを思うと

魂に申し訳ない気持ちで一杯になり

切なくなってしまうのです。

ということで

切ない気分に突き動かされ

自分のキロンを分析することにしました。

  私は生まれつき魂の傷を背負って生まれてきた!

お恥ずかしいのですが

私のホロスコープを晒してみたいと思います。

ここで

キロンを探してみましょう。

キロンはこのマーク⬇️

images

このマークが

ホロスコープの中にありますので

探してみてください!

IMG_9294

判りましたでしょうか。

4ハウスの終わりの方にこのマーク

images

ありますよね。

生まれた時のキロンの位置は

魚座の29度。

4ハウスの中にありますけども

ハウスには5度前ルールっていうのがありまして

これは

5ハウスに入ってるものだとして読みます。

(5ハウスの始まりは牡羊座の1度。キロンは魚座の29度。3度の差なので5ハウスイン!)

そして今日、注目するのは「アスペクト」。

「アスペクト」は

感受天同士の位置の角度のことを言うのですが

私のキロン。

アスペクトで見ると

ボロボロなんです。

もう傷だらけなんです。

可哀想で見ていられないくらい

傷ついてるようなんです。

射手座にある

太陽と水星。

これとキロンは90度の角度だし

冥王星と天王星と木星。

これとキロンは

真正面で向き合っていて180度の関係性。

つまり

ここに

いわゆるTスクエアという複合アスペクトが

完成しちゃってるんです。

180度+90度+90度で

こんな三角が出来上がってるんです。

images

つまり

私のキロンは

私の中で、とても緊張感を伴っていると。

がんじがらめのような

エネルギーの中に閉じ込められていると。

そんな感じになっているんです。

しかもですよ。

キロンの180度の位置にいる冥王星は

ASCの支配星。

(ASCは1ハウスの始まりの線。私の場合は蠍座=冥王星)

ASCの支配星と強力なアスペクトがある場合、

キロンのテーマである

「魂や心の傷と癒し」という事柄が

人生上で浮上してきやすいというのです。

他にも

キロンのテーマが浮上しやすい星の配置として

・太陽、または月との強力なアスペクト

・キロンのアスペクトが多い

・1ハウス、4ハウス、7ハウス、10ハウス(アングルハウス)にキロンがある

なんていうのがあります。

私の場合は

太陽とキロンが90度だし

そもそもキロンのハードアスペクトが多い上に

Tスクエアという複合アスペクトもあるし

ハウスだって5度前ルールを適応しなければ

4ハウスになるし。

ってことで

かなり強烈に

「魂の傷」というものが

人生において重要になってくる。

そんな風に捉えることができるわけです。

なんて可哀想なのでしょう。

どうりで

キロンを思うと切ない気分になるわけです。

私は知らない間に傷だらけなんです。

ASCの支配星である冥王星と180度のアスペクトなんて

生まれつきの魂の傷を示しているってもんです。

生まれつき

私の魂は傷ついていて

その傷を

なんとかこうにか

この人生において癒したいって思っていたはずなんです。

なのに

私ときたら

そんなことにお構いなしに

自分を自分で傷つけることばかりしてきたような気がします。

ということでありまして

キロンと天体のアスペクトの意味するところを

ここに記しておきましょう。

  キロンと天体のアスペクト      

キロンと天体がアスペクトを形成するとき

天体が意味する事柄においての傷が

浮かび上がってくると言います。

傷がついて

コンプレックスのようなものが出来るというのです。

そのコンプレックスは

人生のいろんな場面で

悩みとして現れたり

苦手なこととして現れたり

心の底から湧き上がる自滅的な感情として現れたり

悲しみとして現れたりします。

トラウマになって

恐れてしまうこと。

自分にいつまでたっても自信が持てない。

そんなことも

キロンが示す傷の痛みなのかもしれません。

・キロンと感受天のハードアスペクト

(90度 180度 0度)

たくさんの葛藤や悩みを引き起こす星の配置です。

迷いや上手くいかないなーと感じることも多くなりそうですが

そのおかげで、自分の心や魂の傷に目を向けることができます。

例えば歯が痛くなったとき、

歯医者に行って治療しますが

それと同じように、

痛みがわかるからこそ、癒すことができるのです。

・キロンと感受天のソフトアスペクト

(120度 60度)

あまり痛みを感じることがないので平穏だとも言えますが

傷があるのは確か。

つまり、傷を自覚しにくい。

痛みを伴わない傷なので目を向けにくいのですが

傷がまだ浅いうちに癒しておいた方が賢明だと言えます。

歯の定期検診に行って

そこで見つかった初期の虫歯を治す。

そんなふうに早めに治療をすませれば傷が深くならなくて済むし

そればかりではなく

再生して力を取り戻し

新しい可能性を楽しむことができます。

   キロン
太陽 *自己イメージや自我意識に対する傷。

*幼い頃の父親との関係性により出来た傷。

*感情面に傷*敏感で傷つきやすい心を持つ

*母親との関係性により出来た傷

水星 *知性やコミュニケーション能力、言語力、文章力に対する傷

*言葉による自己表現が苦手

金星 *自分の女性性が傷ついている

*愛情や恋愛に対する苦手意識

火星 *自分の中の男性性が傷ついている

*積極性や攻撃性を上手に表現できない

木星 *善良な思想(宗教心や信仰心や道徳心)に対する傷

*痛みを通して成長しようとしている

土星 *世の中の仕組みに抗うことで傷を負う

*秩序や権威に過剰に反応してしまう

天王星  *自由と個性に対する傷

*混乱やカオスの状況に陥りやすい

海王星  *理想やスピリチュアル的な事柄に関する傷

*幸薄い自分を引き寄せてしまう

冥王星  *強制的に従わされるような権力や、

世の中でタブーとされているジャンルに対する傷

*死と性に対する強い衝動*自己破滅型的思考

簡単ではありますが

キーワードを連ねてみました。

これによると

私のキロンは散々ですね。

自己イメージに傷があるから

いつまでたっても自信が持てず

コミュニケーション能力にも傷がついているから

思ったことを上手に伝える事ができず

道徳心や善良な世界を

素直に信じることができない

捻くれ者で反逆者。

しかも自己破滅型的衝動も持っていると。

まあ確かに

思い当たる節はあるんですが

これらのことは全て

心や魂の傷の疼きだと。

だから

これらのことで

「人生が思ったように進まない。

なんとかしたい!」

って強く思うのであれば

傷を自覚し

一つ一つ向き合って

丁寧に癒してあげること。

そうすれば

再生出来て

新しい力を獲得し、

傷を持った人たちの癒しのお手伝いも

出来るようになりますよと。

そういうことになりますね。

たくさん癒すところがありますが

それが出来ると見込んで

自分で立ててきた予定なんです。

自分は強い魂なんだって

だから

こんな困難は乗り越えられるって。

勇者の物語も

困難を乗り越えて

成長するわけですからね。

成長するには困難が必要なんです。

というわけでありまして

皆様も

ご自身のキロンを分析して

自分の心の傷というものを

見つめてみてはいかがでしょうか。

今回は

天体のアスペクト

というアプローチで掘り下げましたが

次の機会には

キロンのハウス位置や

キロンのサインで読み解く方法を

一緒に紐解いていきましょう。

またキロンの神話も

なかなか切ないストーリーなので

ご紹介していきたいと思います。

ということで

今日はこんなとこで失礼します。

最後までお読みになってくださいまして

ありがとうございました。

*「傷ついたヒーラー」〜キロンが示す魂の傷パート2〜ハウス編はこちらからどうぞ


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