code.No 310
水瓶座10度 「一時的だと証明される人気 」
A popularity that proves ephemeral.
どのような局面も大局的視点で分析して力をつけていく・伸びる人
🌟Keyword・エネルギー
「称賛」「認める」「賛成」「大局的視点」「分析力」「安心感」「アナリスト」
🌟10度 (固定宮)
*水瓶座メンタルの土台が完成する度数
「大局的視点」で物事を捉え、判断していくという下地が出来上がり
それを積極的に試していくことで、土台を完成させます。
🌟ドデカテモリー
・牡牛座
牡牛座の「安心」「足りないものを補う努力」を利用して水瓶座の価値観(視野)を形成していく。
🌟水瓶座10度の可能性のある日付け
1月29日、30日、31日
🌟目指す方向性
・俯瞰的な視野で見渡して、大局的に物事を思考していくこと。
・大局的視点で全体を見渡し先のことをあらかじめ予測していくこと。
・ゴールに至るまで起こりうる危機をデータで分析して把握しておくこと。
・冷静に先を見据え、必要なものを把握して行動していくこと。
・データで物事を判断していくこと。
・ビギナーズラックに踊らされることなく冷静に判断していくこと。
・たとえ一人でも我が道を進む。
・静かな観察者となって周囲を見渡し判断していくこと。
・薄っぺらいものじゃなく本当の実力を身につけるために努力すること。
・理想を叶えるために足りないものを努力で補っていくこと。
・何物にも染まらない私。
🌟この度数の人の特徴
・とても冷静で淡白な人。
・静かな観察者。静かな舞台監督。
・人に興味を持つことも持たれることも嫌う。
・努力で実力をつけれる人。
🌟この度数のエネルギーを使用している時
・ビギナーズラックを冷静に見つめ、その先に来るであろう低迷期をも視野に入れ必要な実力を身につけていく時。
・データで先のことを予測している時。
・誰にも迎合することなく、純粋な自分を守っている時。
🌟シンボル考察
*静かな観察者
6度から10度の領域は
水瓶座の基本的な視野を築き上げる領域。
私たちは誰もが
自分独特のメガネをかけて
この世界を眺めているのですが、
そのメガネは人それぞれで
感覚重視のメガネをかけている人もいるし
感情重視のメガネをかけて、この世界を眺めている人もいます。
水瓶座は「風のサイン」。
風のサインのメガネは思考重視のメガネです。
この世界の物事や事象を
思考することで捉えていくんです。
例えば
友達と映画を見に行ったとして
「感動したーー。私、泣いちゃったよー。」っていうのが、
感情重視メガネ装着している人の感想だとしたら、
「俳優さんの演技も、監督のカメラアングルも素晴らしい。
この作品の監督はいつもカメラワークが凄くて、それもそのはず。
彼はカメラアングルでどれだけ異質な空間を作れるのかというこだわりがあるんだよ」
みたいに
その作品だけじゃなくって
例えば
監督の今までの仕事まで見据えて評価するのが水瓶座。
感情重視の人からしたら
「理屈っぽい」と思われるかもしれませんが、
その監督の作品や性格や個性などを、幅広く考慮した上で
今回見た作品を捉えるという
とても広い視野を持っているのが水瓶座です。
なぜなら
こんな視野で物事を捉えることができるから。
視野の高度が高いと
四方の様子が手に取るように判りますよね。
水瓶座6度から8度においては
まずこのような「俯瞰的な視野」を手に入れ
水瓶座9度においては
さらにその上の
「大局的視点」というものを身につけました。
「大局的視点」というのは
「俯瞰的視野」で捉えた全体像から情報を手に入れ
思考して判断していく捉え方です。
「これから起こるであろう変化なんかを考慮して・・・・」
というふうに未来を予測し、
その予測も判断に含めていくような視点を持ったんです。
現時点から
高度を上げて眺めるのであれば
過去も未来も
全て見ることが出来ます。
「今の自分がなぜこうなったのか?」
ということも
高度の高い俯瞰的な視野を使用して
自分の進んできた道を眺めれば一目瞭然だし
「このままいくとどうなるだろう?」
っていう先のことも
予測がつくっていうよりも
はっきりと判るようになります。
水瓶座6度からの体験において
「今ここにいる肉体の自分」を
冷静に上の方から眺める
もう一つの自分の視点を手に入れたんです。
田坂宏志氏の著書、
「人は誰もが多重人格」という本では、
そのような視野の事を
「静かな観察者」という言葉で表現しています。
自分や、自分の置かれた状況を
上から眺めているかのように
静かに観察する視点を持つことで
賢明な判断力がつくというのです。
静かに自分を観察することで
まるで舞台監督のように
状況に合わせて必要な人格を演出していくことができるようになり
眠っていた才能が開花するんです。
水瓶座は
6度から10度の体験で
肉体の自分+高い場所で自分を冷静に眺める視点
というものを手に入れ
大局的視点で
この世界を賢くスピーディーに渡り歩いて行くのです。
*アナリスト的思考
一つ前の度数である9度では
その大局的視点を用いて
「理想通りのシナリオを描く」という体験をしました。
「目標」という
先にあるゴールを見渡し
そこに至るまでに
「何をするべきか?」
「何が必要なのか?」という情報や、確実なデータを集め
ゴールまでのシナリオを描いたんです。
静かな観察者は
静かな舞台監督でもありますからね。
冷静な視点で先を見据え
必要なものを把握して行動していくという
水瓶座の基本的なスタイルが確立したんです。
それをうけた
水瓶座10度は
大局的視点で物事を予測し対処していくことになります。
集めたデータを使用して
「これから起こるであろうこと」を予測して
危機管理の意識を高めていくんです。
ドデカテモリーで言えば
9度も10度も牡牛座です。
牡牛座って言ったら
「安心」を望むサイン。
未来を予測することで
もたらされるのは「安心感」ですよね。
データを集めて
計画を立てて行動していくのも
将来起こるかもしれない
あらゆる可能性を把握するのも
これからやろうとしていることに対して
「失敗しないように」
「順調に進むように」っていう
安心感をもたらしたいから。
安心感をもたらすための方法は
サインによって違うんだけど
水瓶座の場合は
「データを集めて把握する方法」で安心を得るんです。
「数字は嘘をつかない」ってな感じで
過去から現在、未来に至るまで
あらゆるデータや統計を集めて物事を捉え、
データを読み込んで分析したり
意味や傾向を発見して最善策を見出したりと
まるでデータアナリストやデータサイエンティストのように
物事を把握していくんです。
例えば
株価だってデータを調べれば、
どのような状況下でどんなふうにチャートが動いていくのかという
傾向が判りますよね。
馬券を買うにしても
競走馬のデータを調べて検討するし
家電を買うにしても
各社の製品のデータを比較して決めたりします。
主観的な「口コミレビュー」とかを鵜呑みにするのではなく、
確かなデータに基づいたもので分析していくのです。
*
という視点で
このシンボルを見るのであれば
「一時的だと証明される人気」という言葉の意味合いが
なんとなく見えてくるかと思います。
例えば
こんなチャート。
グラフが上がったり下がったりして山形になってますよね。
物事って
全てこんな感じでグラフで表わすことができます。
人生のバイオリズム図だって
上がったり下がったりしながら進んでいくし
心電図だって株価だってそう。
たとえ
頂点のピークに達したとしても
また下がってしまうのは
当たり前のことであって
むしろ
頂点のピークの状態を維持し続ける方が難しく稀なことであると
水瓶座10度はよく理解しているんです。
先を見通す視野を持ってますからね。
グラフがどのように動いていくのか、
様々なデータをもとにして把握することができるんです。
「人気なんてずっと続くものじゃない。」
というのは
人気稼業の人なら誰もが知ってることでしょうし、
特に
一発屋として売れてしまった芸人さんなんかは
過去の例からみても
「この人気は一時的なものである」
という考えが視野にチラついて大変な思いをするのかもしれませんが
データに基づいて見てみるのであれば、
その可能性が高くなるのは否めません。
「上がったり下がったりが人生というもので、
頂上(ピーク)がいつまでも続くものでもない。」
なんてことは、
何も水瓶座に限らずとも誰もが
「そんなの知ってるよ」という反応を見せる内容かもしれませんが、
だからと言って
万が一、
「人気が一時的なものだった」ということを体験した時に
適切な態度を取れるかというと微妙になってきます。
その点、
水瓶座10度は
適切な態度を取ることが出来ます。
判ってはいても
人気が落ち目になってきたら
狼狽したり
あがいたりもがいたりと
苦しんだりする人が多い中、
水瓶座10度はその事実を冷静に捉えることが出来ます。
なぜなら
データで確認済みだからです。
自分の置かれた状況を
冷静に受け入れることが出来るのであれば
動揺して自暴自棄になってしまう人よりも、
最善策を導き出せるのは当然ですよね。
感情に呑み込まれてしまうと
適切な判断もできなくなるし
長い時間、進むことも出来ずに
立ち止まったまま動けなくなることもあります。
水瓶座は
そんな自分すらも冷静に高い視点で眺めることが出来ますから
「自分には何が足りなかったのか?」
「また上がっていくためにはどうしたらいいのか?」
ということを分析し
足りなかった部分を補っていく方向へと
すぐにシフトすることが出来るんです。
なので無駄がない。
ただのポジティブシンキングじゃなくって
ロジカルシンキングで
前進していく力を持つのです。
データによりますと
2度3度、何度か上下を繰り返した人は
そのあと、成功しやすいという結果があるそうです。
水瓶座的に捉えるのであれば
2度3度、何度か方向を修正して
無駄なものを削ぎ落とし、
足りないものを補いつつ、実力をつけたからこその成功だってことになるのでしょう。
一度の失敗なんかに落ち込むことなく
その広い視野で
さらにその先にあるゴールに的を絞り
「どうしたらそこに辿り着けるのか?」
ということを
冷静に分析し把握して実行するということを繰り返していくことで
成功へと辿り着けるのを知ってる水瓶座は
失敗を
実力をつけるための機会と捉え
自分に足りないものを見極めながら進んでいくのです。
*ビギナーズラッック
私たちが何かを始める時って
ビギナーズラック的なものを体験しやすいですよね。
初めてやる事なので、
うまく事が運んだら
「初心者〜上手にできた」っていう振り幅が大きいぶん
「私、才能あるかも!」なんて思いがちになってしまうものです。
水瓶座の領域は、
私たちの人生の体験と照らし合わせるのであれば、
「フリーで独立して働く」というライフスタイルを示した領域なのですが、
起業してから
順調に売り上げが伸びたとしても
低迷する時が来るのは
データ的にも予測がつくわけで
「売り上げが伸びた」ということに満足して安心するんじゃなく
低迷する時期も見据えて
予定を立てて賢明な選択をしていくのが水瓶座。
独立するってことは
自分の力で
理想を目指すことですから
自分の力が及ばなかったら
簡単に潰れて路頭に迷うことになります。
だからこそ慎重に
よく先を見据えて
冷静に賢い選択をしていかなければなりません。
ビギナーズラックや
一時の成功に踊らされることなく。
さらに実力を磨き
真の成功を目指すのです。
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