Code no.197 天秤座17度 引退した船長


code.No197

天秤座17度  「引退した船長」

A retired sea captain.


客観的な視野を使用して自分を見出す・自分を理解する人

🌟Keyword・エネルギー

「休養」「息抜き」「心身の緊張を解く」「リラックス」「セルフイメージを取り戻す」

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🌟17度 (活動宮)

*対立する要素をプラスに変換する転機となる度数

16度で侵入してきた鏡のサイン「牡羊座」の資質である

「自分・本能」という主観的な視野が、天秤座の勢いを消しますが

17度ではそれをプラスに使用していくための方法を見出します。

🌟ドデカテモリー

・牡羊座

牡羊座の「素直さ」を利用して、天秤座に新しい視点を投げかける。

🌟天秤座17度の可能性のある日付け

10月9日、10日、11日

🌟目指す方向性

・「離れることで判ることがある!」行き詰まったら一歩離れた視点で理解すること。

・自分の心の欲求を分析すること。(書き出して整理するなど)

・自分のことをもっと知ること。自分と向き合うこと。

・本来の自分を取り戻すこと。

・気晴らしやリラックスの時間を定期的に設けること。

・自分の心のバランスをはかること。自分を大事にすること。

🌟この度数の人の特徴

・物事を深く考えて分析する。

・一歩退いた視点を持つ。

・平和主義者。

・自問自答タイプ。

🌟この度数のエネルギーを使用している時

・自分のしてきたことを客観的に分析している時。

・自分のやりたいことをピックアップしている時。

・退職してこれからのことを考えている時。

🌟シンボル考察

*海から上がる

16度から20度までは、天秤座の資質を強化するために反対の資質を取り入れる領域。

真反対の資質が入り込んでくることで、

新しい視野を天秤座にもたらします。

その手始めの16度では、

真反対の牡羊座の資質が流入して、

天秤座のスマートな対応力がかき乱されました。

「流されてしまった船着場」というシンボルで、

船着場が流されて陸地に戻れなくなってしまったんです。

つまり、強制的に「自分自身」と向い合うことに。

天秤座は、「相手目線」の視野で世界を見ていますからね。

15度までの体験で客観性を磨くうちに

すっかり「自分目線」というものがおろそかになってたんです。

そして17度は

「船長」が陸の上にあがり、海を眺めることになります。

16度の海の漂流という失敗が堪えたのでしょうか。

17度の船長は、船を降りる。

つまり引退してしまったようです。

ところでシンボル的に「海」は感情や本能、無意識的領域を示しています。

16度では陸地に上がれず、

無意識領域の海を漂うことになったのですが、

その体験で、船長は船を降りる決心をしたのです。

「私には少し、休養が必要なんだ」。

そう悟ったのでしょうか。

自分の心という「海」と向き合ってみたら、

自分の感情が穏やかではないことを理解したのでしょう。

それもそのはず。

天秤座は自分の感情よりも、

他の人の感情ばかりを気にかけて、気遣いすることに夢中になっていたので、

自分の感情をゆっくりと観察する機会がありませんでした。

客観的に冷静に場の空気を読んで調和を保つということに一生懸命になりすぎていて、

自分の心の調和を保つということを忘れていたのです。

「調和とバランスにこだわっていたのに

自分の心がこんなにもバランスが取れていないなんて。

自分の心の調和が取れていないのに、場の空気の調和をはかれるはずもない。」

そう悟った船長は船を降りて陸地にあがる。

思ったよりも消耗していた自分の心をゆったりと休ませることを決意したのです。

*新しいテクニックを模索する

16度も17度も、

天秤座の真反対のサインである牡羊座が侵入してくる度数です。

天秤座が相手側の視点で物事を考えるのに対して、

牡羊座は自分の視点で物事を捉えるサイン。

例えば

牡羊座は、「自分の欲求の声に素直に従う」ところ

天秤座は、「人の欲求の声を満たしてあげよう」と思う。

牡羊座が「この命そのものが自分だ!」と思うところ

天秤座は「相手の眼差しに映るのが自分だ」と捉える。

牡羊座は、それが行き過ぎると自己中心的になりすぎて

協調性がなくなってしまうんですが

天秤座も、それが行き過ぎると、人目線になりすぎて

自分のことを見失ってしまいます。

自分のことを見失ってしまうと

「他人に合わせる自分」「相手次第の自分」

という曖昧な自分像に混乱し疲れ切ってしまいます。

そんなんじゃ、

心の拠り所のようなものがなくなって、精神的に不安定になってしまいますからね。

なのでここで調整。

「心」と向き合って、

自分の心の欲求にも配慮できるテクニックを磨いていくのです。

自分の感情や本能的側面や

生理的に苦手で無理なことをハッキリさせる。

相手の欲求を聞き入れて相手に喜んでもらうことや

場の空気を乱さないようにと気をつけてきた天秤座ですが

結局は周囲の人から「いい人」と思われたいだけ。

心の中では、

空気の読めない人に対してイライラしているのに、

「いい人」の仮面を被っている自分に気づくのです。

なのでここで、リラックス。

自分の好きなことや自分の嫌いなこと。

無理をしてまでやりたくないことや、積極的にやってみたいこと。

そのようなものをハッキリと明確にしていくのです。

そうすれば、相手に合わせて自分が無理なものまで引き受けなくてよくなります。

自分が出来ないものは出来ない。

きちんと線引きをすることで、

自分の心の欲求を守る。

つまりストレスを減らすことができます。

相手に合わせながらもしっかりとした自分軸を持つのは、

なかなか難しいテクニックなのですが、

この度数は、その難しいテクニックを獲得できる度数です。

過去の失敗を分析したり、

心理学的な本を読んだり

人から体験談を聞いたりして、

どうすれば、自分の心というものを落ち着かせることができるのか。

強固な自分軸を築くことができるのか?

そんな心身の緊張を解きほぐすテクニックを模索していくのです。

*セルフイメージを取り戻す

また、船長が船から上がったということで

自分の仕事から退いたとするならば

天秤座の場合、

今まで当たり前のようにやってきた

「調和のとれた環境を保つための努力」を辞めるということになります。

主観的な視野を取り戻すために

「空気を読む、察する、回す、配慮する」という行為を一旦、辞めるんです。

離れたからこそ判ることが、たくさんあります。

「空気を回して調和をもたらす」という行為事態を客観的に見ることで

どのようにしたらもっといいのか理解できるはず。

また、

自分の心を客観的に観察することで

自分が本当はどんな人間なのか?

何がしたいのか?

何が好きで何が我慢ならないのか?

そんなことを分析できるようになります。

15度までで培ってきた「客観的視野」を使って、自分のことを分析し

「私が思う私」というセルフイメージを取り戻すのです。

*自分の意志を尊重する

船から降りた船長は

今まで仕事に費やしていた時間を、今後はいくらでも自分のために使用することができます。

たとえ一人でも、仲間がいなくても、自分がやりたいことをやる。

目の前に広がる時間は自分のための時間。

そう捉えた時、

自分は何がやりたいのか?

明確に答えることが出来るでしょうか?

自分の意志、

自分の目指したい方向性。

そのようなものとじっくり向き合うことでも

自分が見えてきます。

人の期待の声に応えるのではなく

自分の心の声に応える。

自分を裏切らない。

自分を大事にする。

そんなことを刻みつけるためのレッスンが

天秤座17度の役割なのです。