Code no.176 乙女座26度 香炉を持つ少年

「すたくろ」オンラインショップ
上画像をクリックでyoutubeに飛びます

Code no.176

乙女座26度  香炉を持つ少年

(A boy with a censer.)


より大きな新しい世界へ参加していく喜び・歓喜の人
🌟Keyword・エネルギー

「歓喜」「喜び」「尊敬の念」「集団性への帰属」「大きなものに組み込まれる」

IMG_1409_29

🌟26度 (柔軟宮)

*準備を始める度数

25度で凝縮させた乙女座の結晶を携えたことで身軽になり

次の天秤座に向かう準備を始めます。

🌟ドデカテモリー

・蟹座

蟹座の「集団性への帰属」を使用して、乙女座の「実用的な知性」を調整する。

🌟乙女座26度の可能性のある日付け

9月18日、19日、20日

🌟目指す方向性

・社会や組織という集団の中へと謙虚な気持ちで参入すること。

・尊敬出来る人や事柄を見つけて模倣していくこと。

・哲学や宗教、スピリチュアルな教えの中に心の支えを見出すこと。また、それを学ぶこと。

・先人たちが残した偉大なる知恵や言葉を心に留めておくこと。

・いつまでも謙虚さを忘れずに学ぶ姿勢を保つこと。

・「why?」という視点でいろいろ考えていくこと。

・机の上よりも実践の中で実力をつけていく。

・脈々と継がれてきているシステムの体系の中に飛び込むこと。

・お香やアロマでリラックス。

🌟この度数の人の特徴

・尊敬できるものに対して従順な人。

・生真面目に人生を生きて行く。

・素直。騙されやすいことも。

・精神的な分野に関わる人が多い。

🌟この度数のエネルギーを使用している時

・スピリチュアルや宗教や哲学的なグループに参加して謙虚な姿勢で学んでいる時。

・哲学、心理学、精神世界の本を読んでいる時。

・尊敬している人の話に感動して恍惚としている時。

・集団や社会の中に参加するためのメンタルを整えている時。

・新しい世界にワクワクしているとき。

🌟シンボル考察

*大人の階段を昇る準備

日本の場合、

卒業して次のステージへと向かう準備期間は「春」。

例えば、地元の高校を卒業し、大学に通うために上京するとして

始業式までいろいろと準備が必要なわけですが

その準備期間が

乙女座26度〜30度までの体験と似ています。

私たちは誰もが、身近な範囲での学びを終えて

もっと大きな社会、

いろんな所からいろんな価値観を持つ人が集まる集団の中に入っていくわけですが

牡羊座から乙女座までの領域が

実家で過ごし周囲の人に支えられつつ自分の能力を磨いていく領域だとしたら

次に訪れる天秤座から魚座までの領域が

広い社会の中で自立しながら自分を成長させる領域。

子供時代にサヨナラを告げ

大人への階段を昇る準備を始めるのが乙女座26度です。

*多くの人が集う社会

今までは、

両親同士も知り合いの地元の仲間やら

近所のおっさんや商店のおばちゃん。

いつもの通りのいつもの風景。

そんな中で保護されながらぬくぬくと育ってきた子が、上京して生活を始めると、

全く違う世界と対面することになります。

大学のクラスメイトだって

日本全国津々浦々、いろんな県の出身者がいるし

今まで自分が常識だと思っていたことが「どうも全国的にはそうでもないらしい」

なんて「県民性の違い」に驚かされたりして。

バイトを見つけて働き出せば

そこには上下関係なるものがあり、理不尽な思いをしたり、

接客するお客さんなんて、実にいろんな人がいて一筋縄ではいかなかったり。

実家から出て、

社会という大きなシステムの中に組み込まれていく。

人々をまとめるための法律がありルールがあり

歯車のように動いていく権威的なシステムという枠組み。

そんな「社会の見習生」みたいなのが、香炉を持った少年です。

春休みの次のステージへと向かう準備期間。

「新しい生活は一体、どんな感じなんだろう」

「たくさん学んで夢を叶えよう!」

「立派な社会人として頑張ろう!」

そんなことを夢見て、恍惚とした表情を浮かべているんです。

*教会

pray-1209235_960_720

乙女座は献身的なサイン。

つまりは従順です。

神に献身的に尽くすために世俗を捨てて教会に入信した少年は、

まだ新米なので儀式を行うときの香炉を振り回す役割ですが、

その役割をこなしている自分、

神の役にたっている自分が誇らしくて仕方がありません。

神の日々の暮らしのお世話をするかのように。

神様の好きな香りを届ける為に。

場を清めるために香炉をふる。

自分が崇拝する思想に関わっていることで

毎日、心からの歓喜を味わっているんです。

乙女座は「枠組み」や「システム」「体系」を重視するのですが

教会もまた、古くから受け継がれてきた明確な「体系」があります。

心から尊敬し、

崇拝しているものの体系の中に飛び込むこと、実践の場に入ることで

憧れの事柄に近づくことができるし、精神的にも充実します。

尊敬する人の真似をしたり、弟子入りしたり

目に見えない世界のことを学んだりと

実践していくことで得られる精神的な充実感や喜びを

この度数は味わうのです。