客観性 2023.9/29~10/3

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2023年9月29日〜10月3日

   天秤座第2章(6度〜10度)

*太陽の暦(サビアンシンボル) 日の出時間*東京
日の出時間 ディグリー サビアンシンボル
9月29日 5:34 天秤座6度 男の理想が多くの結晶に変わる
30日 5:34 天秤座7度 ヒヨコに餌をやり、鷹から守る女
10月1 5:35 天秤座8度 荒廃した家の中で燃え盛る暖炉
2日 5:36 天秤座9度 アートギャラリーに掛けられた3人の巨匠
3日 5:37 天秤座10度 危険な流れを抜け安全な場所にたどり着いたカヌー

*冴え渡りエネルギー

天秤座6度から10度に位置する太陽は

客観性を与えてくれるようなエネルギーを放っています。

この季節の快適で涼しい風は

脳にとっても快適な気温で

冷静になって物事を考えることができます。

客観的に物事を判断する頭の働きが冴える季節です。

*キーワード

・察しの良さ、気がつく

・気を張り巡らせる

・ガーディアンシップ

・三のベストバランス

・第三の視点

・客観性

*客観的な第三の視点

日本人は

「空気を読む」能力に長けていると言われてますが

島国だから

調和的な状態を維持する方向に意識が向きやすいのかもしれません。

場を乱すことなく

調和的な雰囲気で過ごせた方が安心安全。

人が交流する場において

気を使って

争いや険悪なムードになるものを排除することに力を注ぎ

平和的なバランスの取れた環境を作っていくことを

星の言葉で「天秤座」と呼びます。

そんな

天秤座的な風潮に

「日本人は空気を読みすぎ!」という意見もありますが

確かに

空気を読みすぎて

人付き合いに疲れてしまったり

自分を押し殺してストレスを抱えてしまったりしやすかったりもします。

場のバランスを図っていくことも大事だけど

自分の心のバランスを図っていくことも大事。

自分の心のバランスを図るためのステップは

天秤座16度から20度の体験が受け持ってるんだけど

ここはまだ天秤座が始まったばかりの6度から10度の領域。

「場の空気を読む」という視野を

徹底して身につけていく領域になってます。

それにしても

「場の空気を読む」って

よくよく考えればすごい能力なんですよ。

だって、空気ですよ。

見えないのにその場の雰囲気を読むことができるんですよ。

ちなみに「空気を読む」とは

その場の雰囲気から、状況を推察することです。

特に

その場で自分が何をすべきか、すべきでないか。

相手のして欲しいこと、して欲しくないことを憶測して判断することを言うそうです。

つまりは

状況の成り行きや、相手の気持ちを考えて

自分の立ち居振る舞いを考える行動なわけですが

推察力や憶測力を発揮して

私たちは空気を読んでいるわけですね。

天秤座1度から5度までの領域においては

「あなたから見た私」という客観的な視野を奮い立たせましたが

天秤座6度から10度の領域においては

第三の視点で物事を見る客観的な視野を

ワンステップずつ習得していきます。

二つのものを調停してバランスを図る

調停の女神のような第三の視点を獲得し

ビジネスにおいても

私生活においても役立つ

主観や感情じゃなくって

「客観的に物事を考えれる人」になるのです。

*日にち別エネルギー

・9月29日 天秤座6度
男の理想が多くの結晶に変わる

*察する

例えば

猫が好きだったとして

「私、猫好きなんだ!」と公言していれば

おのずと猫グッズが集まってくるものです。

好みの嗜好が判っていると

友達もプレゼントを選びやすい。

街をブラブラしていて

猫グッズを見つけたのであれば

「あーあの子、これあげたら喜ぶわ〜」なんて視点で

ついつい見てしまったりしますよね。

そんなわけで

自分の「好き」を公言していると

友達もプレゼントを選びやすいし

自分の好きなものが集まってくるので効果的。

理想を素直に口にすると

「じゃあ、こうしたら」とか

「じゃあこれあげるよ」とか

人からの援助を受けることができます。

最近で言えば

クラウドファンディングなんてのもそうですよね。

自分の理想を叶えるために100万円が必要だったとして

お金を貯めてから実行することもできるけど

人からの協賛を得ることが出来たのなら

実行するのが早まるし

また、人からの応援を感じることもできます。

神様も

こっちからお願いしないと

何を望んでいるのか判らないっていうし

自分の理想や意志を

他者に素直に伝えることで

理想を具現化する方法があるんです。

天秤座は

人と交流していくサインですからね。

人脈がもたらしてくれるご縁や利益は大事。

心をオープンにして交流することで

望みや理想が叶いやすくなります。

また、

天秤座6度はもっと高度なテクニックを使用することも出来ます。

相手の望んでいる事を

言葉で確認しなくても、汲み上げる事が出来るんです。

つまりは察しがいい。

相手の様子や状況から

「あれ、喉渇いているのかな?」なんて素早く察して

お茶を差し出す。

相手の心にある欲求を汲んで

それを、目の前に提供する事が出来ます。

いわゆる「気がきく」ってやつですね。

天秤座5度においては

自分と相手の「類似性」=「似ている部分」を見分ける事で

相手と仲良くなる方法を習得しましたが

似たもの同士だと

相手が何を欲しているのかって何となく判るじゃないですか。

そして相手も

自分が何を欲しているのか素早く汲んで

欲求を満たしてくれたりもしますよね。

天秤座はやがて

どんな人に対しても

相手の意思を汲む察しの良さを身につける事ができるようになるんですけど

今はまだ天秤座の初期度数。

相手の意思を汲む練習ってことで

自分と似ている価値観を持つ人との間で

互いの意志を汲んでいくという方法を学ぶのです。

そんな本日の太陽のテーマは

「近い人の欲求を汲み取る練習!」

ぜひ意識して

トライしていきましょう。

家族や友達、同僚など自分との距離が近い人や

自分と似ている人と接している時、

「して欲しいこと」や「して欲しくないこと」を

憶測する練習をするのです。

「あっ。今この人は話しかけて欲しくないのかもな」

「なんかこう言う時は、優しい言葉をかけてあげた方がいいのかも」。

そんなことを考えながら

察しの良さを鍛えていくのです。

人によっては

こんな考え方は

相手に擦り寄るような考え方で好きじゃないかもしれませんが

相手の気持ちを察する力は

生きていく上でとても役立つ知恵です。

保護者の下で安心して暮らせる

乙女座までの領域が終わり

自力で人生という荒波を越えていかなきゃならない

天秤座〜の領域に入りましたからね。

日常生活においてもビジネスにおいても役立つ力を

身につけていくことが

天秤座から射手座までの課題なんです。

天秤座は

「この社会の中で上手に生き延びるための学び」のような領域ですからね。

社会は大勢の人が集まることで出来ているもんですから

対人感性力なるものが大事な要素になってくるんです。

それを確実なものにするためには

まずは身近な人で練習することから始める。

察しの良さをあげて

「気を読む力」の土台を作るのです。

・9月30日  天秤座7度
ヒヨコに餌をやり、鷹から守る女

*気を張り巡らせる

子育て中のお母さんは

たくさんやることもあるし

いろんなことに気を回す必要もあるから

大変な思いをされているかと思います。

鶏のお母さんが

ヒヨコの面倒を見ながら

外敵が来ないか様子を伺うのと同じように

人間のお母さんも

目の前の子供達の面倒を見つつ、

子供達を危険にさらすものから守るために

周囲の様子に敏感になって、気を張ってなきゃなりません。

この世界は、いつどんな危険が待ち受けているかわからんのです。

車が突然飛び出してくることもあるし

誘拐を企てる悪い人もいます。

海辺で、子供とおにぎりを食べようとしたら

トンビが襲来して

おにぎりをかっさらっていくこともあるんです。

目の前のことだけに集中できるのならいいけど

周囲のことにも気を張らなきゃならない。

アフリカのサバンナがそうであるように

この社会も、

そういうところがあるのです。

また、

例えば人を招いて家でパーティをするなんて時。

自分はホストになるわけですから

しっかりと

楽しい場を提供したいと思うものです。

何か足りないものはないかな。

先に乾杯した方がいいかな。

いろいろと場の雰囲気を読んで準備するわけですが

場の空気を良くしようと

明るく振舞ったり

盛り上げたりすることもあるかもしれません。

でも、誰かの放った一言で

場の空気が悪くなることもあります。

「場の空気が悪くなる」っていうのは

天秤座7度からしたら

クラッシャーの鷹。

調和的な場を保つために

不穏な空気を呼び込むものから

大事な場を守る必要があるのです。

そんな本日の太陽のテーマは

「気を張り巡らせる!」

目の前のことをやりつつ

周囲のことにも気を張り巡らせていきましょう。

気を張り巡らせると

疲れたりもするんだけど

結構

私たちは普段から無意識的に気を張り巡らせているもんで

歩いていても

後方からやってくる車の音に敏感に反応することもできるし

人混みをスルスルと抜けて歩くこともできます。

人との会話においても

不穏な空気を感じたら話題を変えることもできるし

料理をしながらも

居間で遊んでいる子供達の様子を感じ取ることもできます。

「気を張り巡らせる」なんて技、

「忍者か!」ってくらいすごいと思うんですよ。

自分の周囲に

蜘蛛の糸みたいな気の網を一瞬で張り巡らせて

場の空気の変化で糸が揺れたら

すかさず反応するみたいな

忍術のような力を持っているんです。

忍術を発動すると疲れると思うけど

ならば夜しっかり休めばいい。

気を張り巡らせることで

危険を回避することもできるし

察しの良さを磨いていくこともできるのです。

・10月1日  天秤座8度

荒廃した家の中で燃え盛る暖炉

*ガーディアンシップを発揮する

誰も住んでいない荒廃した家の中で

暖炉の火が燃えていたとしたら

火事になりそうで

危ないったらないですけども

どうやら、この暖炉の炎は、魔法の炎。

ガーディアンエンジェルみたいな存在が

家を守るために

炎を燃やしてるみたいですよ。

最近の日本においては

空き家問題なんてのが話題になったりしてますけど

家は、家族が住んだ証。

どんな人が住んでいたのか知らないけど

そこでは

いろんなドラマが繰り広げられ

人の人生そのものが刻みつけられている場所です。

つまりは

「家」って人間にとって、とても大事な場所。

衣食住の住ですもんね。

家があるから安心して休むことができますもんね。

大事な部屋という空間を守る。

例え人が住んでないとしても

いつ誰かがここにやってきても受け入れるように

暖かな場所を維持していく。

そんなガーディアンシップのエネルギーが

暖炉の炎とともに

この部屋には充満しているのです。

そんな本日の太陽のテーマは

「ガーディアンシップを発揮する」

自分がいる空間を、保護する力、守護する力を発揮するんです。

自分がいる空間の

ガーディアンエンジェル(守護天使)になったつもりで

穏やかで暖かな雰囲気を、その場に提供したり、

一緒にいる人が

「なんだか居心地がいいわ〜」なんて思うような空間作りを意識する。

前に出すぎることなく

相手の話に耳を傾け

優しい気持ちで聞いてあげることで

相手の心は暖かくなります。

ガーディアンシップを発揮して

相手に寄り添うと、

相手の心の奥の方にある

忘れ去られた荒廃した部屋の暖炉に

心を暖める火を灯すこともできるんです。

また

天秤座7度においては

自分の周囲に気を張り巡らせましたけど

今日は

張り巡らした「気の網」を少しでも長く維持することにチャレンジしてもいいはずです。

自分の居場所の空気を

美しく保つために

気を張り巡らして

不安材料となるようなものを芽のうちから摘んでいくんです。

天秤座8度は

場の空気を維持するガーディアンですからね。

いつ誰が訪れてもいいように

美しく調和のとれた空気を維持していくのです。

・10月2日  天秤座9度

アートギャラリーに掛けられた3人の巨匠

*第三の視点を持つ

どうやら

天秤座の教えによると

「3」という数字は

ベストバランスをもたらしてくれる数字のようです。

っていうか

実際に「3」は

私たちが「調和」を感じるちょうどいい数のようで

「3人の巨匠」とか

「ビッグスリー」とか

しっくりくる数になってます。

3人グループのアーティストも

見ていてバランスがいいし

脳科学的にも

人間の脳は「3」だと理解しやすい作りになってるそうです。

双子座23度も「3匹の鳥の雛」がでてくる度数でしたが

双子座も天秤座と同じ、「風」のサイン。

双子座の場合の「3」は

物事を理解するために優先順位やタスクを「3つ」にすると判りやすいよー

なんてことを教えてくれていましたが

天秤座の場合の「3」は

調和や美を求めるならとりあえずは「3」がいいよー

ってことを教えてくれています。

例えば

人と遊ぶ時

二人よりも三人の方が調和を保つことができる。

フリーターの三人の仲間が

ファミレスでだらだら過ごす「The3名様」って漫画も

絶妙なバランスの関係性が描かれてましたけど

確かに三人だと

うち、二人が険悪になったとしても、

調停してくれるもう一人がいるから

バランスが取れますよね。

夫婦喧嘩のように二人だけの空間で喧嘩するときも、

「どっちの意見が正しいのか、どっちの意見に合わせるべきか」

なんてことを判断してくれる第三者がいたら助かりますよね。

第三者の意見が聞けない場合は

ネットで検索して

どっちが正しいかを証明したり

知恵袋で状況を説明して判断を仰ぐ人もいるかもしれません。

二つの意見が分かれた時は

もう一つ。

第三の意見を参考にすることで

判断力がアップするのです。

そうなってくると

裁判なんてのもそうですよね。

違う役割を持つ

弁護士に検察官に裁判官が織りなす法廷の場は

公正なジャッジメントを行う場所です。

そもそも裁判をイメージさせるシンボルに

「天秤」があるわけですが

ヨーロッパにおいては

裁判所や弁護士事務所などに

法を司るテミス女神の像を飾ったりするそうです。

天秤と剣を持つテミス女神は

目を隠すことで

公正で平等な判断をする意志を示しています。

私達は、昔から

「3」という数字を使用して

平等や調和を保ってきたのです。

そんな本日の太陽のテーマは

「第三の視点を持つ」。

シンプルに

「3というベストバランスを保ってみる」っていうのでもいいんだけど

「第三の視点を持って過ごす」方が

一人でもやりやすそう。

自分の中で

「ケーキ食べたいなー。」

「でもカロリー高いから、やめた方がいいんじゃない!」

みたいな脳内会議が起こることがありますけども

そんな時こそチャンス。

自分の中の脳内裁判所にテミス女神を登場させて

公正で調和的な第三の意見を伺ってみましょう。

二つの意見をバランスよく聞き入れて判断するテミス女神なら

「それでは、一番カロリーの低いケーキか、小さなケーキにしてみたらどうですか?」

と教えてくれるかもしれません。

つまりは

客観的な視点を獲得するのが

この度数の目論見。

自分を外側から冷静に眺めて判断できる

客観性を身につけることで

調和的な状態を生み出すことができます。

自分のいる空間に

調和的で美しいムードをもたらすためには

客観的な視点が必要なのです。

・10月3日 天秤座10度
危険な流れを抜け安全な場所にたどり着いたカヌー

*客観的な人になる

社会の中で必要な資質は、いろいろありますけど

最低限、身につけておきたい能力は

「冷静な判断力」ですよね。

お金をもらって、仕事の成果を上げるのが目的で集まっているのに

感情的に仕事をされると周囲の人もえらい迷惑を被るし

成果をあげるのにも支障が出ます。

社会生活においては

自分の価値観と違う理不尽なこともたくさんあるわけで

内心、ムカムカしつつ

仕事をこなしていくなんてこともザラにあります。

心の中が、荒れに荒れまくってても

そんな自分をなんとか落ち着かせて

任務を遂行しなきゃならんのです。

自分の心に正直になって、ブチ切れることも出来ますけど

それをやってしまったら

場を乱してしまいますからね。

とくにまだ社会人になりたての若い頃というのは

自分の価値観と

社会が押し付けてくる価値観が

あまりにも違っていて失望することだらけかもしれません。

そりゃそうですよね。

社会人になったとは言っても

まだ、自分が生まれ育った環境で培ったローカルな視野しか持っていないのだとしたら

グローバルな視野で見た世界の価値観は、理解できないかもしれません。

「自分は間違ってない」という思いに囚われると

心が荒れまくることになりますが、

「そういう考え方もあるんだな。ここではそうやってやるんだな。」

と柔軟に受け入れるとあら不思議。

心の荒波が静まります。

荒波が静まると

先行きが見渡せるようになるので

自分が何をすべきか、どうしたらいいのかが見えるようになってきます。

感情の嵐がやってくると

思考が働かなくなってしまいますからね。

天秤座は「思考」を司る「風」のサイン。

冷静に客観的に思考することで

心の荒波を静めていく力を持っているのです。

そんな本日の太陽のテーマは

「客観的な人になる」。

客観的な人の特徴としては

1・人の立場に立って物事を考えられる

2・幅広い視野や見解を持っている

3・臨機応変な対応が出来る

という特徴が挙げられるそうです。

冷静に多角的に幅広く物事を捉えることができるので

誤った判断をすることも少ないそうです。

感情的に「俺は間違ってない!」って反応する人は

感情のバイアスがかかり

視野が狭くなってるわけですから

下す判断も、感情的なものになってしまいますよね。

社会においては

冷静に判断できる人の方が重宝されるのは当たり前で

有能さを発揮することができるんです。

もう子供の領域は卒業したんです。

冷静でスマートな

大人の品格、大人の対応を身につけるのが天秤座。

客観的な視点を手に入れることで

それらを叶えることができるようになるのです。


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コメント

  1. 射手座のR3 より:

    私、石が好きです!!
    ジャラジャラしたアラベスク模様のネックレスやフォークロアな指輪とか、もうベタに水晶や宝石が好きです。
    マイナーな宝石も大好きだから、これ使わないデザインだからあげるわーとか言われたいですね。お貰いもの、大事にしてます。実は祖父が古美術商をやっていたとか!←失敗したのか、一代で終わりましたが。アンティークもの好きです!

    • yura より:

      「お祖父ちゃんの古美術店」って、まんま漫画や映画のタイトルになりそうな!
      秋は蚤の市とか骨董市とか巡るのにちょうどいい季節ですよね。
      素敵なアンティークものやクリア度の高い石を見つけたら、R3さんのことを思い浮かべてしまうわ!