Code.no 113  蟹座23度 文学会の集まり

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code.No 113

蟹座23度  「文学会の集まり」

Meeting of a literary society.


人が持つ多彩な心象風景を理解する・批評する人

🌟Keyword・エネルギー

「批評」「評論家」「作家」「文化的遺産」「多彩な感情表現法」「育成」「一石を投じる」

🌟23度 (活動宮)

*臨機応変に能力を発揮する度数(能力開花の度数)

21度の積極的に取りに行く力。

22度の受容的に引き寄せる力。

臨機応変にこの二つの力を使いなしていくのが23度。

押したり引いたり、手腕を見せていきます。

🌟ドデカテモリー

・魚座/牡羊座

魚座の「共鳴力」と牡羊座の「直感」を利用して、蟹座に判断力を与える。

🌟蟹座23度の可能性のある日付け

7月14日、15日、16日

🌟目指す方向性

・臨機応変にその場の状況や、相手の性質に見合う愛情表現をしていくこと。

・適切な答えを導き出して効果的な対応をとっていくこと。

・いろんな角度から考え様々な可能性を探り最善の案を引き出すこと。

・惜しみない愛情を与えて大事な人たちを守り成長させていくこと。

・普遍的な人間の心理や心の在り方を学ぶこと。

・多様な感情表現法を身につけること。

・無意識や感情や心象風景を言語化して表現してみる。(詩、俳句、短歌、小説etc..などで)

・人間が持っている「心が織りなす世界」のわびさびを表現してみる。

・文化的なもの(文章、絵、音楽)を大事にしていくこと。芸術に触れて感受性を磨くこと。

・「批評」する力をつけること。自分の見識を見出してみる。

・相手の「良い点・悪い点」を見極めて養育していくこと。

・物事を良くするため、育成させるために批評していくこと。

・オピニオンリーダー的な発信力を持つこと。

・趣味の仲間と集まって伝えたいことを上手に言葉にすること。

・無意識のイメージを言語化して表現してみること。

🌟この度数の人の特徴

・臨機応変に物事に対処できる人。

・物事を捉える視点が多彩な人。

・敏感に物事を察知する人。

・的確な判断力を持つ常識人。

🌟この度数のエネルギーを使用している時

・口コミサイトに自分の見解を書き込んでる時。

・文学的才能を発揮している時。

・趣味の仲間と白熱トークをしている時。

🌟シンボル考察

*愛情表現

23度は、

30度の中で1番効果的にサインの資質を発揮できる度数です。

21度で獲得した積極性と

22度で獲得した受容性を

両方を使いこなしながら

前進していくことができるからです。

21度では「積極的に愛情を表現していく」

22度では、「見守るような愛情を表現する」

という体験をしました。

それを受けた23度においては

状況に応じて臨機応変に

効果的な方法で

自分の家族や仲間に対して

愛情を表現していくことができるようになります。

例えば

自分の子供に

積極的に愛情を表現するのであれば

子供には「愛」が伝わりやすいので

親子の絆というものをしっかり結ぶことができますが

それが行き過ぎると

「過干渉」になったり

「過保護」になったりしてしまいます。

子供の意思を尊重し

見守るような愛情は

子供の主体性を引き出して

その子を大きく成長させる力となりますが

子供によっては

「放任されている」「愛を感じれない」

と捉えることもあるわけで

何事もほどほどが大事。

その

ほどほど加減をわきまえて

ちょうどいい感じで愛情を表現できるのが

蟹座23度。

必要な場面で

「愛してるよー」って子供を抱きしめることも出来るし

また

子供の成長を促す場面では

つい口を挟んでしまいたくなるところをぐっと我慢して

子供の自発性を見守っていく

みたいに

臨機応変に愛情を表現し

相手の成長を手助けしていくことができるのです。

「文学」という言葉が出てくるシンボルだけあって

つまりはとても賢い。

その場その場で

適切な答えを導き出して

最も効果的な方法を選び取っていく。

そんな力を発揮するのが蟹座23度。

太陽と栄養たっぷりの大地と「水」が、

植物を大きく成長させるように

自分の中の「愛情」という

「水」を与えるのが蟹座の役割。

蟹座21度から25度の領域は、

適切な「水(愛情)の与え方」を学び

自分の大事なものを大きく成長させていくことを学ぶのです。

*感情の表現方法

「文学」とは

小説、詩、評論など

文字を使った表現のこと。

それは

文字を使用した「芸術」という捉え方で、

絵画という一枚の絵を見ただけで

いろんな感情が引き出されるように

文字を読んだだけで

脳内に映像が浮かび

いろんな感情が喚起されて感動するような文章。

それを

人々は文学と呼び

昔からその表現方法を愛してきました。

人間の感情や心の内を表現する

絵や歌や文学という

文化的なものは、

作者や創作者の

感情に共鳴して

私たちを感動させたりするものですが

蟹座23度においては

それを研究している。

文学会の集まりで

その表現方法を

あーだこーだ批評しながら模索しているんです。

つまり

蟹座22度は

古今東西、時代や場所に関係なく

人間というものが本来持っている感情や心というものに興味を持って

自発的に調べているんです。

確かに

13世紀前半に成立したと言われている

百人一首の和歌の内容は

現代の私たちも共感できるような

ロマンティックな美しい内容だったりします。

日常の中で感じた些細なことや、

高鳴る感情や

行き場のない思いなんかを

歌や文章や絵にして昇華した芸術作品は

私たちの心に直接訴えかけてくる文化的遺産。

そのようなものに触れて引き出される

自分の中にあるいろんな感情を体験したり

人の感情の豊かさや多彩さを知るのがこの度数。

22度においては

集合的無意識の領域からもたらされる情報を

キャッチできるような

イメージ力が磨かれましたからね。

23度では

人間が本来持っている

「心が織りなす世界観」の多様性を知るために

いろんな表現方法を見て学んでいるのです。

そこには

誰にも言えない胸のウチを赤裸々に語った本もあれば

人に対する愛情の尊さを描いた本もあります。

人間が持つ

「心が織りなす世界」を知ることで

相手を気持ちを察したり

相手の気持ちを思いやったりする優しさも身につきます。

文化的な芸術に触れることで

自分の感情を豊かにして

人の気持ちが判る人になる。

そして

感情や心という曖昧なものを

表現する方法を知るのです。

*養育する力

この「文学会の集まり」に参加している人たちは

感情を揺り動かすような作品を

思考で捉えて

論理的に批評するのを楽しみにしています。

「批評」とは

よい点・悪い点などを指摘して

そのものの価値を決めること。

つまり

蟹座23度は

批評して

そのものの価値を決める力に優れています。

よい点をあげることができれば

その長所をもっと伸ばしていくことができます。

悪い点を明確にすることで

改善していくべき事柄が判ります。

「文学」が

「心の織りなす世界」であるように

自分の身近な人達の

心の織りなす世界を観察した上で

相手の長所を伸ばしたり

悪い点を改善するために

自らが道を提示して導いたりと

「養育する力」として

発揮することが出来るようになるんです。

子供の養育において

「褒めて伸ばす」のは大事だと言われてますが

なんでもかんでも

「褒め讃える」のではなく

ちゃんと

悪い面も指摘する。

よい点はここね。

悪い点はここね。

と比較できる二つを提示することで

相手に考える視点をもたらすことが出来るので

結果、相手の自発性を促すことができるのです。

また、

その「養育する力」は

社会や文化においても発揮することができます。

いい点と悪い点を

的確に見抜く力を発揮して発信できるのであれば

それは貴重なご意見として

人々の役に立つ視点です。

社会の動きを評価したり

批判したりしながら

一石を投じ、

微調整していくのです。

わざわざ悪い点を探すという行為は

「粗探し」とも捉えられる行為になるわけですが

蟹座23度の場合は

相手を貶めるためにするのではなく

状況を改善したり

よりよいものを作り上げるためだったり

人の持つ

良い面や悪い面を見極めて

人の心を理解するために

使用していきます。

それもこれも

大事なものを成長させたいという

蟹座特有の「愛の力」。

母親のような愛情深い視野で

物事を育成するためのヒントを導き出すのです。

*心の交流

本を愛する人たちが集まって

本を通して

心や人間や人生について意見を交わす

「文学会の集まり」。

蟹座が欲するものは

「心の交流」とか「絆」とか「愛情」という

心の世界にあるわけですが

文学会の集まりによって

それを獲得することができます。

どこかに集まって

対面することで

自分の心が震える本を

一生懸命伝えることもできるし(21度的)

メンバーの話しを聞くことで

まるで自分も読んだかのように

心を震わすことができる。(22度的)

その場で

お互いの意見を

伝えることも出来るし

話を聞いて心を震わせることもできるんです。

誰かの「思いの言葉」が心に響き

また

自分も一生懸命

思いを発信することで

誰かの心を響かすことになるかもしれない。

仕事や学校という

身近な場所では

なかなか巡り会うことができない

自分と似た価値観を持った人達と交流を図るには

積極的に探さないといけないわけですが

今まで一人で

悶々とおこなってきたことを

一緒に共感しあえる仲間ができるのは素晴らしいことです。

蟹座は活動宮という

活動する性質を持っているんですが

仲間を探すために積極的に行動していくこともできるんです。

心の交流が蟹座のエネルギー源ですからね。

ここでの交流は「会話を楽しむ」という双子座的な交流ではなくて

「会話を通して心を通わせる」という蟹座的な交流。

本とか映画とかストーリー性のあるものを

紹介したりされたりする時って

そのストーリーの内容だけで感動したりと

心が動きやすくなるもんですが

蟹座の交流には

「感情の動き」が大事なんです。

本や映画を批評するかのように

冷静に客観的な視点で

良い面も悪い面も

正直に思ったことを口にすることで

本心をさらけだしていく。

本音トークを通して

相手に自分の思いを伝えようと頑張るので

「言葉の表現力」も身につきます。

心で思ったことを

巧みに言葉にすることができるようになるのです。

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yura
yura

コメント

  1. ジェミニ より:

    ☆夢は、志を同じくする咸臨丸
    プログレスの太陽が、かに座23度です。
    ちょうど仕事の仕方を変えていきたいと考えていたところでした。
    新しい共同体の創造は、まさに私が思い描いていたところです。実現するのに腰を据えたいです。今年23度、来年24度とかに座時代をずっと生きるわけですが、かに座28度あたりで10室から11室に変わり、木星獅子座1度と合になります。将来を見据えて、みんながウィンウィンになれる共同体、人間関係を築いていけると仕事はうまくいくだろうと思います。
    10室に金星16度・セレス20度と「人を育てる」ことが自分のいきがいであると思います。(蠍海王星ベスタ合、冥王・天王乙女、蟹金星・セレス合で小三角です。)
    かに座の共同体は自分の楽しみを一番表現していると思います。

    • yura より:

      双子座から始まり、今は「文学会の集まり」にまで進んできたんですね!
      つまりは30年かけて地道に足固めしてきたのかもしれませんね。
      しかも後7年もしたら、そこから抜け出して創造力を発揮する獅子座。ガラッと人生の雰囲気が変わりそうですよね。
      しかも11ハウスなんて、希望しかない感じ。
      私のプログレスは水瓶座通過中で、おそらくは俯瞰的に効率的合理的に物事を進めていく視野を獲得している最中なんだと思いますが
      まだまだ要領が悪くて、いろいろと進みません。
      でも、以前に比べれば、冷静な面が芽生えてきていると思います。
      プログレスもなんか不思議に当たるんですよねー。

  2. ジェミニ より:

    yura様
    コメントありがとうございました。
    長文で失礼します。
    私もプログレスはちょっとびっくりしているのですが、太陽より月のプログレスがもっと驚きました!人生の転換期とは、様々な星の布置がタイミングよく行われるものだ!
    昔、ユング心理学でシンクロニシティという概念を教わりましたが、ホロスコープの哲学は、まさにタイミングの哲理みたいなものですね。

    私はプログレス月が、1ハウスから2ハウスへとハウスの切り替え時期でした。5度前ルールを使えば2ハウスになります。今ちょうど境界線をうろついています。
    子供はプログレス月は、11ハウスのお羊から牡牛に切り替わっています。
    太陽は、人生で一年に一度ずつですが、プログレスの月は、12サインすべて体験しますから、サビアンシンボルは、テーマを意識するのに役立っています。

    ところで、水瓶座と言えば、我が子は、水がめ時代の水がめ座です。天王・太陽・水星そして海王星が水がめにお団子状態です。たぶん彼女は、理性の人なんだろうと思います。自分とは全く違った思考スタイルであり、これは本当に知性の個性としか言いようがないです。
    私は、ホロスコープを見て、初めて自分とは血がつながっていても、子供は「他者」であると認識しました。彼女が送る人生は、私とは全く別です。そんな当たり前のことも教えてもらった感じです。話がちょっとそれましたが…

    • yura より:

      なるほどーー。タイミングの哲理かー。かっこいい言葉ですね。まさに真意をついた一言だと思います。
      プログレスの月も、本当面白いんですよー。
      私のプログレス月が蟹座の時は、私の意図とは関係なく実家の家族が一致団結するような出来事が起きたり、私自身が引越しをしたりと蟹座っぽい出来事が起こりました。
      今はプログレス月、獅子座を移動中なんですけども、それまでは表立って活動することに興味がいかなかったんですが、いろんなタイミング的に、外で活動していこうみたいな心境に変化してるところです。実は今度、プログレスのワークショップも行う予定で、ジェミニさまとプログレスのお話を今していることににも、ゴーサインが出たかのようなタイミングを感じてしまいます。
      家族は自分の一部みたいに感じて、自分の価値観を押し付けてしまいがちだけど、みんな違う課題を粛々とおこなっているんですよね。
      自分の課題と他者の課題を切り分けて考えれるのも、占星術の良さだと思っています!

  3. ジェミニ より:

    >自分の課題と他者の課題を切り分けて考えれるのも、占星術の良さだと思っています!

    ほんとうにそうだと思います。例えばです。
    特に引きこもりとかで悩んでいる親御さんにホロスコープを見せて、「あなたとお子さんは別の時代を生きているし、別の課題を背負っている、お子さんには、○○という長所があって…」などとアドバイスすると親子で分離できますよね。
    親御さんは、いかに自分が子供の人生を妨げることをした来たか?いかにお子さんのすばらしさに気が付かなかったかと愕然とするだろうな。大方親の価値観を子供に背負わせて、それで子供の太陽=意思がきかなくなっている…そんな親はたくさんいます。
    星を摩訶不思議なものではなく、人間の精神的傾向の象徴として読んであげると、多分それだけで目が覚めるでしょう。
    yura様の仕事はそんな風に人間の固くなった心を解きほぐすお手伝いですね。

    • yura より:

      ≥yura様の仕事はそんな風に人間の固くなった心を解きほぐすお手伝いですね・

      そんな技術が持てたらいいんですけど!

      「親子の分離」ということも、ほんとジェミニさまのおっしゃる通りで、親子は一体化してしまうことが多いですよね。
      それはある程度、仕方のないことかもしれないけど
      いつか、ちゃんと境界線を引けるのなら、互いに自立した個人同士として尊重し、建設的な関係が築けるのかもですね。
      と言っても、親子間や夫婦間でそうなるのはとても難しいんですけども!!

      ちなみにサビアンシンボルには「親と子の分離」を教えてくれる度数もあって、それは牡羊座17度のしかめ面の
      二人の独身女性というシンボルです。

      世界と一体化している赤ちゃんが、世界や母親と自分は違う存在、一人の個としての存在だって気づく成長段階で
      自我の目覚めのような度数になっています。
      つまりは自分として生きていくには分離って大事なんだなーって。そんなことを思いました。
      こうやって対話すると刺激を受けて楽しいです。ありがとうです。