Code.no 360 魚座30度 巨大な石の顔

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code.No 360

魚座30度  「巨大な石の顔 」

The Great Stone Face.


識別力で時間を読み生まれるタイミングを見極める・固い決意の人
🌟Keyword・エネルギー

「識別」「眼識」「洞察力」「意志」「ビジョン」「形」「地球時間」「次元上昇」

🌟30度 (柔軟宮)

*水のエネルギーを吐き出す度数

例えば、

私たちを動かすために必要な動力が

「風力、地熱、火力、水力」というエネルギーだったとして

そのエネルギーを貯めておく充電池を身体のどこかに持っているとしたら

魚座であれば「水力発電」のような「水のエネルギー」を

自分の充電池に充電して動いていきます。

魚座最初の方の度数では、このマイ充電池に「水のエネルギー」を

勢いよく充電させていくのですが

魚座最後の方の度数では

次のサインに向けて充電池を空にして明け渡すために

貯まっている「水のエネルギー」を吐き出す作業に入ります。

28度でエネルギーの流れを変換して吐き出す準備を始め

29度ではいよいよ

「水のエネルギー」を吐き出す作業に入り

30度では全部、放出して空にする。

残っている「水のエネルギー」を全部吐き出して空っぽにするために

魚座が培ってきた「水のエネルギー」全部を使い尽くすのです。

🌟ドデカテモリー

・水瓶座

水瓶座の「理性」を使用して魚座に識別力を与える。

🌟魚座30度の可能性のある日付け

3月19日、20、21日

🌟目指す方向性

・理想を明確にしてそれに向かっていくこと。

・はっきりしたビジョンのイメージを抱き続けること。

・理想を叶えるために石のように固い信念を心に築く。

・理性的に冷静に大局的な視野で物事に取り組んでいくこと。

・適切な時を見極める識別眼を身につけること。

・時を読む眼識を磨いていくこと。時が来たら躊躇なく飛び込むこと。

・誰になんと言われようが、自分の信念や自分の理想を貫くこと。

・自分の理想の生き方を確認しながら進むこと。

・この人生で絶対に達成したいことリストを持つこと。

・魂の目的、この人生の目的を果たすために生まれてきた意識を持つこと。

・新しい世界に向かう時は、きちんと準備し、タイミングを見計らうこと。

・「地球時間」にとらわれるのが人間で生まれたと同時にカウントダウンの時計が動き出す。人生の最後を見据えてやりたいことを明確にして叶えていく意志を持つこと。

・ASCのサビアンシンボルのエネルギーを強みとして有効に使用していくこと。

🌟この度数の人の特徴

・自分の意志を遂げる強烈なパワーを持つ人。

・信念を持つ頑固な人。

・勇気と大胆さを備え持つ人。

・理性的で優れた知性を持つ。

🌟この度数のエネルギーを使用している時

・新しく生まれ変わるために、生まれるタイミングを見計らっているとき。

・地球の動き、太陽や月や天体の動きで刻まれる時間の潮流に乗った時。

・意志を固くして、理想の実現に燃えている時。

🌟シンボル考察

*終わりの始まりの場所

30度は魚座の最後を飾る度数です。

次の度数はもう牡羊座1度なので

魚座の体験はこれでもう本当に終わり。

というよりも

この魚座30度と牡羊座1度は

今までの体験を終わらせて

新しく始める一大切り替えポイント。

占星術のアストロニューイヤーである

「春分点」を目の前にした度数です。

ホロスコープの12サインの丸い円は

まるでDNAのように螺旋状で繋がりどんどん上昇していくのですが

次元上昇のための最後の地点が魚座30度。

巨大な石の顔が出現したら

そこが「終わりの始まりの場所」を告げるワープポイント。

去年の春分点から始まった新しい旅。

牡羊座から始まり魚座までの体験で

ぐるっと描いた円を一つ終え、

新しい次なる円を描くために

一段上昇する次元上昇ポイント。

バネがどんどんグルグルして伸びていくように

1年で一周する円は

25歳なら25個の螺旋を描き

55歳なら55個の螺旋を描き。

毎年同じような季節を迎えるけど

それは次元上昇した

いつもとは明らかに違う季節で

去年の今頃よりも

少し成長した螺旋のなかにいる私たち。

魚座30度は

目前に控えた春分点という生まれ変わりの日に向けて

一段上の円を描くために

新しい次元上昇のワープポントの扉に到着する日。

うさぎをおいかけて

うさぎ穴に落っこちて

不思議の国に迷い込んでしまったアリスのように

魚座30度で現れる

ワープポイントの扉が開かれると

狭い産道のような場所に勢いよく呑み込まれ

新しい場所へ放り出されることになります。

つまり

魚座30度は

始まりの場所へ向かうための扉が現れる日。

この扉は

魚座が待ちわびていた扉で

生まれ出でるための「約束の場所」。

海岸に出現した

巨大な顔のような石が、次元上昇の扉。

この約束の場所に現れる

巨大な石の前で新しい決意を誓うと

ゴーッと音を立てて

ゆっくりと

新しい始まりの場所へ向かう

岩戸が開かれるのです。

*魂の目的

どのサインも30度は

最後の最後に

今まで築き上げてきたそのサインの資質を引けらかすかのように

派手に振る舞います。

次のサインである牡羊座に力を明け渡すために、

今までの魚座のエネルギーを全部出し切る必要があるからです。

その出し切ったエネルギーで

できたのが巨大な石の顔。

魚座の体験領域は

人が死んでから魂の世界に戻り

また地上に生まれ変わるために準備を始める領域。

26度からの体験においては

子宮の中の胎児に宿った魂が

「生まれる時期を月のリズムで知る」

「生まれるためのパワー(勢い)を手に入れる」という体験を経てきました。

子宮口という地上へと向かう扉がゆっくり開き、

一筋の光が見えてきたとき、

胎児はプリズムとなって、

物事を創造する推進力となる光のスペクトというエネルギーを獲得し、

それを生まれ出でる力とするのです。

そして

生まれる直前に行われる最後の作業がこのシンボル。

自分の「魂の目的」を確認し

意志を固めます。

地上に生まれてしまうと

魂の世界のことは

ほとんど思い出せなくなってしまいます。

魚座の魂の世界の領域が終わり

現実の物質世界で暮しているうちに見失いがちな、魂の目的。

今まで転生した数々の人生の中でやり残したこと、

未熟な自分の資質を成長させること。

地上における自分の役割をしっかりと果たすこと。

全ての自分の魂の業を照らし合わせて、

これから生まれいでる新しい人生で何をするべきか。何がしたいか。

そんな強い目的意識をしっかりと刻みつける。

巨大な固い石に

理想とする自分像を、しっかりと刻み込んでおけば

その決意を施した彫像は

時間の経過で壊れることのない頑丈な目印になることでしょう。

その石の彫像は、

私たちの奥深くに鎮座するコアとなり、

新しい人生においての指針となっていくのです。

普通に生活していたらそのコアである石の彫像を思い出すことも

意識することもないかもしれません。

しかし、

何らかの拍子に思い出したりすることもあるし、

また意識していなくても

ゆっくりとでも、

その道へ向かっていくことが出来るように

最後に「魂の刻印」を刻みつけておくのです。

その石に刻み込む顔は、

新しい自分の理想像。

私たちは思い描いた自分になるために、新しい人生を始めるのです。

*生まれる時を知る

魚座30度は

ホロスコープで言えば

「アセンダント(ASC)」と呼ばれるポイントに隣接する度数。

牡羊座1度が春分点で

「生命が生まれる場所」を示しているのですが

魚座30度は

その1度手前。

牡羊座1度で「生まれる」わけですからね。

魚座30度は

生まれるための入り口に辿り着き

生まれるタイミングを見計らう度数です。

ところで

ASCというポイントは

簡単に言えば「地球時間」を示しています。

個人のネイタルホロスコープにおいてのASCは

生まれた時間によって

人ぞれぞれ違うサインと度数を持つことになるのですが

ASCは

4分で1度

反時計回りに動いていく時計の針のようなもので

1日で全部のサインを通過します。

つまり

魚座30度は

このASCの時計の針を見計らって

生まれるときを判断しているんです。

大きな石の顔が

眼光鋭く掘りが深い顔だったら「蠍座の時間」。

中性的な美少女だったら「水瓶座の時間」。

そなふうに

サインごとに変わる石の顔。

自分が予定している

ASCのサインが「蟹座」なのであれば

大きな石の顔が

童顔で可愛らしい丸みを帯びた顔に変化した時が生まれるとき。

間髪入れずに

次元上昇の入り口に飛び込んでいくのです。

つまり、上の例で言えば

「蟹座」のエネルギーが充満したトンネルを

くぐり抜けて生まれることになるわけで

「蟹座」のエネルギーを利用して

生まれる力にするわけで、

次元上昇と共に

自分が選んだ蟹座のエネルギーを

身にまとうことになるわけで

ゆえに

ASCのサインは

「生まれつきの能力」とか、

「その人のルックスや見た目」だとか

その人固有のオーラみたいなものが

ASCのサインに示されるとされています。

大きな石の顔は

4分ごとに

その顔を変えていく「生まれるタイミングを知る時計」。

全部で360個ある顔の中から

自分が予定している顔に変化した時が生まれるとき。

時間があってないような子宮の中から

時間という制限のある地球へ。

生まれたと同時に

動きだす自分だけの人生の時計。

その時計のスタート地点を見極めるために

魚座30度は

大きな岩の前で、

生まれるその時を待ちます。

終わりの始まりのワープの場所であって

地球への入り口である

ASCの扉を開けるのです。

*石の顔の時刻表

誰もが

このような体験をして

惑星地球に生まれてくるわけですが

魚座30度のエネルギーを

現実世界の日常で使用していくのであれば

それは

タイミングを見計らう確かな目を使用していく時だったり

理想を明確に

見えるような形にして、

がんばるぞーってモチベーションを上げてる時だったり

人生の先を見据え計画を立てることだったり

自分の魂の目的と向き合って

それに向かって邁進することだったり。

新しく訪れるチャンスを見逃さずに

しっかりとそれをキャッチすることだったり、

移りゆく変化を注意深く観察して

タイミングを見計らうことだったりと

胎児の頃

真剣に「石の顔の時刻表」を見て

飛び込む瞬間を逃さないで生まれてきたように

物事の絶妙な変化を注意深く観察し

最適なタイミングがきたら

すぐに飛び込めるよう準備をしておくことが

魚座30度のエネルギー。

春分点の扉が

1年に1度しか開かないように、

ASCの扉が

一生に1度しか開かないように。

その扉の向こうへと続く道は

限られた時にしか行くことはできません。

その瞬間を見逃さないように。

知性と冷静な観察力と

先を読むような大局的な視野で

事象をしっかりと把握していくのです。