Code.no 100 蟹座10度 完全にカットされていない大きなダイヤモンド

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code.No 100

蟹座10度  「完全にカットされていない大きなダイヤモンド 」

A large diamond not completely cut.


気持ちや感情を、美しい表現に磨き上げる・研磨する人 

🌟Keyword・エネルギー

「隠れているものを明確に」「感情の表現方法を磨く」「才能豊か」「言葉」「努力」

🌟10度 (活動宮)

*蟹座視野の土台が完成する度数

「相手の立場になって物事を考える」という下地が出来上がり

それを積極的に試していくことで、さらなる「共感能力」を磨きます。

🌟ドデカテモリー

・天秤座

天秤座の「機転」を利用して蟹座の価値観(視野)を形成していく。

🌟蟹座10度の可能性のある日付け

37月1日、2日、3日

🌟目指す方向性

・相手の心に寄り添えるような思いやり深い優しさを心がけること。

・共感能力を高めること。

・信頼される人格を磨くこと。

・人に共感していろんな感情を体験すること。

・共感して得た感情を自分なりの感情に洗練させること。

・心と心のコミュニケーションを大事にすること。

・言葉や態度で愛情や思いやりを表現していくこと。

・自分の気持ちや感情を相手に伝わるように判りやすい言葉や態度を探っていくこと。

・人々に愛や勇気を与える表現を学んでいくこと。

・心の中の感情や気持ちを創作活動などで表現してみる。

・周囲の状況や雰囲気、場の空気を察する力を磨くこと。

・曖昧な表現じゃなくって明確な表現を模索していくこと。

・習得した成果や努力の結果を堂々と披露すること。

・自分の素直な気持ちや主観的な思いを具体的なものに作りあげること。

・理想を実現させるために難しいと思えるようなことであっても努力していくこと。

🌟この度数の人の特徴

・忍耐力で努力できる人。

・才能豊かな人。

・磨けばいかようにも光り輝く人。

🌟この度数のエネルギーを使用している時

・技術者や職人。自分の感情や心を表現するアーティスト。

・さらに価値あるものにするために、人々が欲しがるような状態に商品開発する努力。

・原石を磨きあげる工程。

🌟シンボル考察

*集団本能

6度から10度の体験領域は

蟹座の基本的な視野を身につける領域です。

人それぞれ、

いろんな視野で世界を捉えているわけですが

蟹座の場合は

相手の立場に立って考えるような

思いやり深い視野で物事を判断していきます。

そもそも

蟹座というのは

私たちが元から持っている

「集団本能」を発揮して

安全に暮らしていける場を作り上げる段階を示しています。

私たちは

いろんな本能を持ってるとされてますが

自分自身の命を維持するための

食欲や睡眠欲とか闘争本能とかは

牡羊座の段階で目覚めたのですが

蟹座の段階では

「集団の中にいたい」「誰かと一緒にいたい」

という

自分が属する共同体に属していたいという本能を目覚めさせ

うちから湧き上がる「集団欲求」に

無意識のうちの突き動かされるように

仲間や家族との絆を深めていく体験が描かれているんです。

「人間の三大欲求」は

食欲、性欲、睡眠欲と言われてますが

最近の

心理学の分野においては

睡眠欲の代わりに

集団欲が入れられることも多いそうで

それくらい

私たちは

どこかに属していたいという本能を持っていて

自分の居場所があることで

安心を手にすることができる生き物。

人間は

孤独には耐えられない弱い生き物ですからね。

人間は

誰か

自分を必要としてくれる人がいることで

存在意義を感じ

人生を前向きに生きていけるようになってるんです。

愛のある心の触れ合いを

自然に求めてしまうのが人間で

「誰かと一緒にいたい」

「愛されたい」

っていう気持ちは自然なこと。

この集団本能(集団欲求)を満たすために

蟹座は積極的に行動していくことになるのですが

どうやって

集団の中に入り込んで

その中で

なくてはならない存在になるのかというと

「素直な心で自ら愛情を注ぐ」という行動を取ることで

集団の中で愛を勝ち得ていくことになります。

子供を例にすると

判りやすいのですが

子供って

無条件に両親を愛してるじゃないですか。

側から見て暴力的な酷い両親だとしても

子供は

両親のことを慕い変わらぬ愛情を抱き続けますよね。

親から見離されたら

小さな子供は生きていけないわけで

だからなんでしょうかね。

本能的に

「愛を注ぐ」という行為を

幼い時に誰もが発揮するわけですが

それがまさしく蟹座的な行為。

だいたい

自分のことを邪険にする人より、

自分のことを慕ってくれる人の方が

好意的に思えますよね。

蟹座は

人との繋がりの中で

そんなことを本能的に発揮していくことができるサイン。

自ら

相手の心に寄り添って

近づいていくことで

集団欲求を満たしていくのです。

*感情を洗練させる

蟹座9度においては、

まるで親を慕う子供みたいに

自分から相手に無条件の愛を注ぎ

相手の心に寄り添うことで

相手の心を理解するという

共感能力を手に入れたのですが

それをうけた蟹座10度においては

その共感した感情を

判りやすいような表現に変えていくことを学びます。

蟹座9度が掬い上げた

「感情」という

ダイヤモンドの原石を

蟹座10度で

人が目を見張るような美しい状態に

磨き上げるのです。

人の気持ちに共感していくと

実際に体験していないというのに

いろんな感情を体験することになります。

自分はまだ、

失恋したことがないのに

失恋して悲しんでいる親友の話に共感して

一緒に胸を痛めるのであれば

失恋を疑似体験することになりますよね。

人の気持ちに共感していくと

間接的に

いろんな感情を味わうことになるんです。

そんな感情を

自分なりに

どういうものかを明確にしていく。

また

その感情を洗練させていくのが蟹座10度。

「お母さんが泣いている。

なんか判らないけど僕も悲しくなってきた。」

子供は

相手の気持ちに敏感で

共感能力が高く

母親の感情と

自分の感情が混同してしまうところがありますが

実のところ、

その感情は母親の感情であって

自分の感情ではありません。

なので

自分なりの感情に磨き上げていく。

「お母さんが泣いていてかわいそう。

励ましてあげよう。

泣き止むまで、そばにいてあげよう。」

そんなふうに

受け取った感情を

自分なりの解釈でレスポンスするかのような

コミュニケーション能力を身につけるんです。

そんなふうに

幼い我が子に励まされたりなんかしたら

その純粋な優しさが胸に響いて

悲しんでいた心が少し和らいで

今度は嬉し泣きになったりして。

その優しさは

誰もが認める

美しいダイヤモンドのよう。

誰もが欲しがる

宝石のような輝きを放つのが

「優しい言葉」や

「愛情深い態度」。

人間は愛を欲する生き物ですからね。

愛を与える言葉や態度は

ダイヤモンドのように価値のあるものなのです。

*言葉を磨く

自分の感じたことを表現するのって

なかなか難しいものです。

心で感じたことって

「気持ちいい」とか

「素敵」「すごい」「感動!」とか

そういう類のものなので

それがどう「すごい」のかを

人に説明して

共感してもらうのって

なかなかのテクニックがいることです。

最近の若者は

「やばい」の一言で

数種類の感情表現を済ませてるようですが

本来は

それに当てはまる

美しい日本語は沢山あるはずです。

自分好みの可愛い洋服を見ると

テンションが上がるものですが

その気持ちを

「マジ、これやばいー」

で済ますんじゃなくって

自分の感じたことをしっかりと言葉で表現する。

「このピンク色が私の心を高鳴らせるわ」

っていう言葉が

適切かどうか判りませんが

ちょっと考えて

自分なりの言葉で

自分が感じたことをしっかりと言葉で表現する。

蟹座の目的は

人と共感することなので

自分の気持ちを

相手にしっかりと伝える必要があります。

気持ちを言葉で表現するのって

私が即興で作った

「このピンク色が私の心を高鳴らせるわ」という

駄作が生まれてしまうように難しいんだけど

懲りずにチャレンジしていくことで

上手に表現できるようになるはず。

ダイヤモンドって

とっても硬い鉱物ですよね。

それを研磨するってことは、

かなりの努力や忍耐が必要なんですよ。

でも

諦めずに磨き続けることで

人が驚くような美しい感情表現ができるようになるはずです。

「人に判りやすく伝えれる力」を磨くのは、

人生において、強味になります。

自分の気持ちを伝えることが出来るし

相手の気持ちを理解することも出来るから

意思疎通がスムーズになり

自己実現の際にも役立ちます。

曖昧な感情や気持ちを

明確に表現することで

共感してくれる人をたくさん惹きつけることが出来るのです。