Code.no 99 蟹座9度  水の中の魚へと手を伸ばす小さな裸の少女

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code.No 99

蟹座9度  「水の中の魚へと手を伸ばす小さな裸の少女 」

A tiny nude miss reaching in the water for a fish.


自ら相手の心に寄り添って相手の気持ちを理解する・共感する人

🌟Keyword・エネルギー

「心を傾ける」「心に触れる」「歩みより」「共感力」「理解力」「気持ち」「意向」

🌟9度 (活動宮)

*蟹座の基本的視野が完成する度数

6度〜10度は、基本的な蟹座の視野を完成させる体験領域。

6度から8度までの体験において、

自分の属する共同体(家族、仲間)に素直に適応することを覚えた蟹座は

9度で相手の心と通じ合えるようになります。

蟹座の視野は、相手と同じ目線で物事を判断していく

心に共感する視野なのです。

🌟ドデカテモリー

・天秤座

天秤座の「社交力」を利用して蟹座の価値観(視野)を形成していく。

🌟蟹座9度の可能性のある日付け

6月30日、7月1日、2日

🌟目指す方向性

・素直さと優しさと敏感さを発揮して相手の気持ちに寄り添っていくこと。

・聞き上手になること。

・心と心のコミュニケーションを学ぶこと。

・相手と融合するような共感力を身につけること。

・相手の立場に立ったり同じ目線で物事を判断していくこと。

・相手の懐に飛び込んでいくこと。

・純粋で敏感に物事を感じ取ってしまうので傷つきやすいことを自覚しておくこと。

・何事も積極的に、理解していこうと自ら歩み寄り近づいていくこと。

・無意識や心や感情という内面の世界を理解していくこと。

・掴みどころのないようなものを理解するために積極的に学ぶこと。

・親しい人の心を理解するために精一杯の努力をすること。

・物事を内側から理解していくこと。

・水辺でリラックス。

🌟この度数の人の特徴

・繊細で敏感な心の持ち主。

・共感力に長けていて人の気持ちが手に取るように判る。

・人の心の懐に入り込むのが上手。誰とでも打ち解ける。

・豊かな感性と直感力。

・人に対する好奇心が旺盛。

🌟この度数のエネルギーを使用している時

・相手の心に寄り添って話を聞いてあげている時。

・聞き上手になって、相手の本音や本心を引き出している時。

🌟シンボル考察

*心のコミュニケーション

9度は

蟹座の基本的な視野が完成する度数。

つまりは

「蟹座の哲学」的な姿勢が身につく度数です。

「蟹座であるならこうであるべし」

みたいな姿勢が身につくんです。

その蟹座の哲学とは

相手の心に触れること。

まずは自分をオープンにすることで

相手をリラックスさせて

「相手の心に触れる」

という方法を身につけるのです。

蟹座は

水のエネルギーを持つサインですが

「水」は

掴みどころのない私たちの「感情」や「心」を示しています。

蟹座の目的は

自分が属する共同体との絆をしっかりと築くことなのですが

そうするためには

仲間をまるで

自分のことにように大切に思う気持ちが必要です。

しかし

よくよく考えてみれば

自分とは、性格も考え方も違う人を

まるで自分のことのように思うなんて

とっても難しいことですよね。

性格や考え方が自分と違うなら

判りあえない面なんてたくさんあるのに

それでも

集団の中で生きて行くために

相手との関係性を大事にしたいという本能的な「集団欲求」が

蟹座を誘うんです。

身近な共同体である家族だってそう。

母親はうるさいし父親は無関心だし

妹は自分勝手だしって中で、

遠慮がいらないぶん

しょっちゅう、ぶつかり合ったりするけど

でも

簡単には壊れない関係性が家族で、

そんな密な人間関係の中

「相手の心を理解する」という体験を学ぶのが蟹座の領域なんです。

私たちは

言葉や態度でコミュニケーションをとるわけですが

本心とは違うことを言ってしまったり

悪いと思いながらも

自分勝手に振舞ったりしてしまうものです。

「言葉や態度のコミュニケーション」っていうのは

一つ前のサインの双子座で学んだのですが

その方法しか知らないと

相手の表面的な言動でしか

物事を判断できなくなってしまいます。

なので

蟹座の段階においては

相手の心に寄り添うことで

心を理解するという方法を学ぶ。

「お父さんはいつもぶっきらぼうだけど

心の中ではあなたたちを大事に思ってるのよ。」

なんて感じの理解をしていけるようになるために

まずは

心と心のコミュニケーションを学び、

信頼関係や愛情を体験し

人生の強味となる

「心の安定感」を身につけていくんです。

*信頼を得る

少女が

水の中に住む魚を触ろうと

そっと手を伸ばしているこのシンボルの「水」は相手の「心」。

その中に住まう魚は

心の中をスピーディに泳ぎまわる掴みどころのない「感情」。

そんなものに触れるために

少女は

自ら裸になって水辺に座り込んでます。

そこに触れるには

自分の方から

裸になって歩み寄る必要があるからです。

つまりは

「素の自分=本心の素直な自分」で

相手とコミュニケーションする。

相手の心や本心に触れるために

まずは自分から

むき出しの心で近づいていく。

そうすることで

信頼を得て

相手も心を開いてくれるようになるんです。

「心と心のコミュニケーションをはかる」というのは

蟹座の目的です。

「なんで自分から心開かなきゃなんないんだ」なんて思ってたら

いつまでたっても

心のコミュニケーションなんてできませんからね。

仲間との絆を強くするのは

「信頼関係」です。

「あーは言ってても

心の中では大事に思ってくれている。」

という「無意識的なレベルでの安心感」があればこそ

喧嘩をしたって

仲直りすることができます。

その

「無意識的なレベルでの安心感」っていうのを

絆と呼ぶのかもしれませんが、

それは、

無条件で相手を

信頼しているからこそもたらされるもの。

少女が

無防備に裸になれるのは

「絆」があるからできることであって

信頼できる相手に

自然な形で

自分をさらけ出しているのです。

「口は悪いけど、あの人は愛があるからいいよね。」

なんていうのもそう。

芸人の明石屋さんまさんのネイタル太陽が

この度数ですが

さんまさんは何を言っても

「愛があるから許される」みたいな言い方をされてますよね。

ある書評によると

さんまさんは意外にも「聞き上手」で

相手の面白い話や良い面を引き出し、その人を輝かせるトーク術を持っているそうです。

「相手を輝かせて自分も輝かせる」というタイプの芸人で

まさしく

蟹座9度的。

まずは相手に寄り添って

相手の本音なんかを引き出してしまう術に長けているのです。

自らの根底に

愛を感じれる優しさを持っていて

愛を感じれた相手は

安心して

自分の心を開いてくれるのです。

*共感能力

一般的に

共感能力といえば

相手の気持ちを理解する能力のこと。

相手の立場に立って考えることで

親密なコミュニケーションをとることができます。

つまりは

思いやり深さが必要なわけですが

そのような人は

相手から信頼されて

「この人にならなんでも話せる」という気持ちを抱かせるものです。

以下は

共感能力について書かれたサイトからの引用。

しごとのみらい〜コミュニケーション能力における「共感力」の本当の意味

相手と本当に

心と心が通じ合った状態になると

相手が言葉にしていないことでも

「この人は、本当は○○という気持ちなんだろうな」ということが

なんとなく伝わってくる感じがすることがあります。

それはまるで、相手と融合したような感覚です。

そして、感じたことを

「ひょっとしたら、本当は○○だと思っているんじゃない?」のように確認してみるとそうである場合が多く、

この瞬間に、本当にわかり合えたような経験をよく体験します。

つまり、本当の共感とは、「あなたの気持ち、わかります」ではなく、

本当に意味で「共に通じ合っている」感覚です。

周囲の方々と

「この人だったらわかってくれる」

「この人だったら信頼できる」という関係が築けたら

多くの人をサポートできる存在になれ

いい関係の中で仕事や日常生活が送れるようになります。

上の引用した文章の中に

「相手と融合した感覚です。」とありますが

この「融合した感覚」というのが

水のサインの得意とするところ。

相手の心と融合して

コミュニケーションをとることで

信頼関係を築いていくのが蟹座なんです。

心と心で結びついている相手とのコミュニケーションっていうのは

つまりは

親密な関係性であり

表面的な言葉だけのコミュニケーションをとる相手っていうのは

それほど

親密な関係性ではないじゃないですか。

蟹座の目的は

「集団本能」=「人間が持つ集団の帰属欲求」を満たすために

自分が属する共同体と

しっかり結びつくことですから

やはり

心と心のコミュニケーションが必要で

信頼関係っていうものを

築くのが重要課題なんです。

そのために

相手の心の琴線に触れる。

自らそっと手を伸ばし

相手の心を理解する。

相手の心をコントロールしようなんてことを考えるのではなく

そっと寄り添うように

共感していくことで

共同体に参加するのに必要な

相手をサポートする優しさや愛情を

育んでいくのです。

(参考サイト)

tabilabo~相手の気持ちに寄り添う~

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yura
yura

コメント

  1. ゆや より:

    初めまして。YURAさん、いつも楽しくこのウェブサイトを観覧しています。
    質問があります。

    例えば僕の場合この度数に火星があります。
    逆行なのですが、その場合、どういう解釈でそのサビアンシンボルを考察すると良いのでしょうか?
    ご教授いただけますと幸いです。
    ご返信お待ちしております。

    • yura より:

      ゆやさん、ゆらです。コメントありがとうございます!
      火星がこの度数なんですね!!

      逆行の場合、私は、ホロスコープに書かれている度数にプラス1度しない度数で読むことにしています。
      だとして蟹座9度だとすると
      火星を「この人生を生き残るための本能的な(無意識な)サバイバル戦略」として捉えるのなら
      「他者に寄り添うことで生き残りをはかる本能的な働きを持つ」とか
      「家族や仲間との絆を深めることで生き残りをはかる本能的な働きを持つ」とか読めそうですよね!

      次に火星を「行動力・意欲」として捉えるのなら
      「大事なあの人のために(家族、仲間、恋人)という内から湧き上がる思いが意欲となり行動に繋がる」とか
      「エモさを感じて、行動に繋がる」とか
      「相手に共感してなんとかしたいという思いがモチベーションになり行動になる」とか
      そんな感じで私は読みます。

      ハウスを加えれば「主にどんなことで、どんな事柄で」が読めるので、言葉をつなげてみてくださいね!!

      考える機会を与えてくれてありがとうです。