Code.no 316 水瓶座16度  机に座っている偉大なビジネスマン

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code.No 316

水瓶座16度  「机に座っている偉大なビジネスマン 」

A big businessman at his desk.


理想を叶えるために表舞台に立って主観的に創造していく・力強い人
🌟Keyword・エネルギー

「達成」「成果」「冴えた知性」「ネットワーク」「自信」「創造力」「集める」

🌟16度 (固定宮)

*対立する要素が流れ込んでくる度数

水瓶座の180度、真反対に位置する「獅子座」のエネルギーが侵入してくる度数です。

真反対に位置するサインは、鏡のサイン。

水瓶座の行き過ぎを防ぐために、

鏡のサインの資質を取り入れることで、調整していきます。

🌟ドデカテモリー

・獅子座

獅子座の「創造力」を利用して、水瓶座に新しい視点を投げかける。

🌟水瓶座16度の可能性のある日付け

2月4日、5日、6日

🌟目指す方向性

・冷静で俯瞰的な鋭い視野に加え、見解を堂々と表現し創造していく姿勢を身につけること。

・自分に自信を持つこと。

・現場に降りて実際的な仕事をする。

・情熱や熱意を利用して創造性を発揮すること。

・率先してリーダーとなり、後に続く人たちのために道を切り拓いていくこと。

・自分の理想や、チームの理想を叶えるためにバリバリ働いていくこと。

・主観的な視野を取り戻すこと。

・「自分はどう思うか」「好きか嫌いか」という物の見方を意識して磨くこと。

・掲げた目的の達成に向けて、組織構造やシステムを整えていくこと。

・壮大なビジョンを掲げてそれを叶えるために努力すること。

・人と協力して夢を叶えていくこと。

🌟この度数の人の特徴

・とても頭のいい人。冴えた知性の持ち主。

・プライドが高く頑固。

・一度決めたことはちゃんとやり遂げる人。

・王者の風格のある人。リーダー。

🌟この度数のエネルギーを使用している時

・一人では実現できそうにもない夢を人との繋がりによって実現させようとする時。

(クラウドファンディングとかメンバー募集とか)

・現場の人と一緒になって働くとき。

・優秀な社会人としての才覚を発揮しているとき。

🌟シンボル考察

*自分で生きる

16度から20度までは、

水瓶座の資質を強化するために

真反対の資質を取り入れる領域。

真反対の資質が入り込んでくることで、

新しい耐久力を身につけて

何事にも左右されることのない

水瓶座の軸を築くための体験が始まります。

その手始めの16度では、

真反対に位置する獅子座の資質が流入してきます。

水瓶座が15度で手に入れた「無駄を省いた効率の良さ」に

獅子座の「エゴ」が侵入してくるんです。

水瓶座は今までの体験において

合理的な判断力を培うために、

正確な判断力を曇らす

主観的なエゴや感情を排除してきました。

物事を考えるとき、

自分の主観的な思い込みや、好き嫌いという感情を交えてしまうと、

論理的に筋道を立てて判断することができなくなるからです。

なので

俯瞰的な視点で自分を見降ろし

自分の感情や主観を冷静に観察しながら

本当の自分に仮面を被ることで隠し、

必要に応じたキャラを演じるという方法で

自分を守ってきたんです。

例えば

ネットの世界は水瓶座の資質とよく似ているのですが、

SNSやオンラインゲームなんかでは

本当の自分の素性を明かすことなく

ネット上でのキャラとして参加することがありますが

そんな感じ。

ネットという

広大で無秩序な世界は、

どんな人がいるかも判らないし

変な事件に巻き込まれても困るしってことで

自分の素性を明かさないのは

ネット界においては常識かもしれないけど

そのような作られたキャラで過ごしていたら

いつまでたっても

実生活において役立つ繋がりや広がりはもたらされません。

実生活にも繋がる交流を広めていくには

実名で自分の経歴を明かし

顔も出し、

堂々と本当の自分をさらけ出していく必要があります。

アバターだった自分から

本当のリアルな自分で繋がっていく。

堂々とありのままの自分を表現していく。

そのような視点を身につけることで

何事にもブレない水瓶座の軸が出来上がるんです。

ネットの世界じゃない

リアルな世界でも同じ事が言えて、

人と交流していたとしても

本当の自分に仮面を被り

自分のことをあまり語らず、

感情や主観を隠してきた人が

人や世間との付き合い方を変えるんです。

堂々と自分を表現していく姿勢を身につけるんです。

「俯瞰的な鋭い思考、冷静な自分」に

「それを堂々と表現して創造できる自分」が加われば

最強ですよね。

16度は

どのサインも

真反対に位置するサインが混ざるので

ドデカテモリーも獅子座になります。

獅子座の

「堂々とした自信と風格」を利用して

本当の自分で勝負するための一歩を歩みだすのです。

*現場に降りる

だからと言って

すぐに仮面を外して自分の素性を明かすなんて

簡単にはできないですよね。

仮面を外すのは水瓶座18度で

その名もシンボルタイトル、「仮面を外す男」。

16度は

そこに至るためのきっかけが作られる度数です。

仮面を外すなんて、

今までの水瓶座にしてみたら不本意なんです。

そんなことやりたくないんです。

でも

16度で、やらなければならない状況に追い込まれ

仕方なく仮面を外すという作業に入り

結果的に20度で

堂々と本当の自分で勝負することができるようになるわけですが

16度は

やりたくないのに、やらされる。

なので水瓶座に緊張が走る度数なんです。

水瓶座の力がピークになる15度においては、

全てが見渡せる特等席を陣取って、

あらゆる情報を読み、

安全なルートを現場に提示する役割を果たしました。

つまりは

大局的な視点を持つことで、

「多くの人に役立つような理想的なビジョンを提示する」

というリーダーシップを発揮したんですが

リーダーシップを発揮するには

それだけじゃ足りません。

例えば

「7つの習慣」という本の

リーダーシップに書かれた箇所が判りやすいので引用させてもらいますと

まずは

水瓶座15度的なリーダー論は

「全体に方向性を示す」。

うっそうと樹木が茂っているジャングルの中、あなたのチームは道に迷ってしまいました。リーダーであるあなたは最初に何をすべきでしょうか?それは、冷静に周囲を見渡し、一番高い木のてっぺんまで登り、周囲360度を見渡して進むべき方向を特定することです。

私たちの組織でも同様です。自分たちはどこへ向かっていくのか、組織目的やビジョンを掲げるのがリーダーの最初の役割といえます。

次に必要なのが

「組織を整える」ということで

こちらは水瓶座16度的。

進む方向が決まっていても、ジャングルでは樹木が生い茂り、思うように前進できません。そのためリーダーは道を整備しなければなりません。下草を刈取り、道を切り拓き、チームメンバーが歩きやすいように道を舗装するのです。

これが2番目の役割です。
掲げた組織目的の達成に向けて、的確な人員配置や意思決定プロセスの整理など組織構造やシステムを整えます。

つまりは

15度で掲げたビジョンを具体的に進めていくために

現場に出て

行くべき道を整備する必要があるんです。

木のてっぺんで

行くべき道を示した後は

そこから降りて

現場で的確な処理をしていくべきなんです。

「机の前に座っている偉大なビジネスマン」ですからね。

わざわざ

木のてっぺんに登って周囲を見渡して

安全な方向性を示してくれる偉大な人なんですよ。

そんな偉大なお方が

机の前で実際的な仕事を始めるんです。

「あなた様は、現場じゃなくって上から指図してくれていればいいんですー」

ってな人が

自ら動こうと、降りてくるんです。

素晴らしいですね。

事件は現場で起こってる。

会議室で、必要な資料を集めて

あれこれ作戦会議をしていた上層部の人が

「現場に行ってみなきゃ判らん」ってやってくるんです。

って言っても

水瓶座15度的には、

本当は上にずっといたかったんですよ。

せっかく登って特権的な場所を陣取ることができたのに

みすみす降りるなんてしたくなかったんですよ。

降りなければならない理由があって

無理やり現場に行くことになるんです。

つまりは

人からの期待値が大きい。

なので

それに応えるために

自分の力を現場で発揮していくのです。

*目の前にある事に反応する主観的な視野

高い場所にいた水瓶座が

机の上という実際的な場所に降りてきたわけですが、

机の上には

たくさんの書類が山積みになっていて

それに全て対処していかなくてはなりません。

つまりは

高い俯瞰的な視野で世界を眺めていた水瓶座ですが、

目の前にある現実に縛られる

視野の狭さを体験する事になります。

次から次へとやってくる

実務的な仕事に目を通していかなくてはならないんです。

水瓶座が俯瞰的な視野でこの世界を眺めるのに対し

真反対に位置する獅子座は

主観的な視野でこの世界を眺めていきます。

水瓶座が

「全体的に見て何が一番効率的か。

どの方法が要領がいいか。合理的か。」と思うところ、

主観的な獅子座は、

「自分がどう感じたか。自分がどう思ったのか。自分はどうしたいのか。」

という視点で物事を判断していくんです。

獅子座の主観的な視野が

「自分の思ったことが正しい」とする世界だとしたら

水瓶座の俯瞰的な視野は

「物事の全体像をありのままに見て正しいものを見極める」世界観。

つまりは

水瓶座は広い視野で、

獅子座は狭い視野なわけですが

水瓶座16度では

獅子座の狭い視野を体験して取り入れていく事になります。

そうすることで

自分に自信をもたらすのです。

実際に何かを形にしていくには

現場に出て自分も携わることで、

より自分の理想に近いものを作り上げることが出来ます。

それに

指示するよりも

自分が率先してやった方が早かったりするし。

高い場所から見渡して

使用できると判断したルートであっても

実際に行ってみると

樹々に遮られて前進できない場所があるなんてこと、ありますからね。

見渡すだけじゃなくて

実際に歩いてみないと判らないことがたくさんあるんです。

なので、

チームメンバーが歩きやすいような道を切り開くために

「目の前にある事に反応する主観的な視野」を用い

新しい道を創造していく必要があるんです。

この視野が獅子座の視野ですよね。

水瓶座に獅子座の視野が混ざる事で

自分の中に、

多少の緊張が生まれるのだけども

獅子座の視野は

クールで冷静な水瓶座に

「創造性」と「情熱」をもたらしてくれます。

水瓶座が理想とするビジョンを

自らの力で叶えるために、

内から湧き上がる情熱を封じ込めることなく、

それに突き動かされることで、

新しいものを生み出す創造力がもたらされるんです。

高い視野で全体像を把握し

効率の良いプランを立てて

イメージを鮮明にし

主観的な視野で

自分の理想通りのものを創っていくのです。

*人とのネットワーク

例えば水瓶座15度で

世界を見渡した人が

「これからの時代は

自然エネルギーに投資をして

ライフラインを自分で確保できるような

自立した生き方が必要になってくる。

僕はそのような生活を実践したい。」

なんて理想を持ったとしましょう。

オーストラリア発祥の

パーマカルチャー的農場を運営したいという

明確な目標が出来たとしましょう。

多分、

一人じゃこの夢を叶えるのは難しいし

無理とは言わないけど、

完成するのに、ものすごく時間がかかるかと思います。

そんな時、

仲間がいたら心強いし

作業も早く進みますよね。

って言っても

だいたい、自分の身の回りに

同じような価値観を持つ仲間がいない場合。

今だったら

ネットのSNSで人を集めることができますよね。

単発でもいいから

「手伝いたい!」っていう人は結構いるものです。

また

資金面で問題があるのであれば、

昔なら「マネーの虎」。

今なら「クラウドファンディング」みたいなやつで

お金を集めることができますよね。

水瓶座は

インターネットの世界とよく似ているとわけですが、

そうやって

人のネットワークの繋がりで

自分の理想を叶えていくことを

星の言葉で「水瓶座」と呼ぶんです。

ネット上でしか交流のなかった人たちと

理想を叶えるために集うってことは

実際の本当の自分の姿を見せることになるわけで

つまりは仮面を外すということ。

水瓶座16度の時点では

完全に仮面を外すわけではないけど

SNS上で

理想を叶えるための同志を募集するために

自分の顔写真を出したり、

経歴を明らかにしたりと素性を明かすんです。

信頼してもらわないと

人もお金も集まらないですからね。

本当は

クールな水瓶座は

そういうの苦手だしやりたくないんですよ。

でも

一人の力じゃどうしようもないのであれば

苦手なんて言ってないで

仲間を集めるべきなんです。

堂々と自信を持って自分の理想をアピールし、

一人では実現できそうにもない夢を

人との繋がりによって実現させるために奮闘するのです。


コメント

  1. すずき あさみ より:

    すたろく さま

    いつも、拝見させていただいています。

    占星術を深めたく独学で学んでいる中
    こちらのサイトをインターネットで見つけました。
    サビアンに出会ってから、自分にとって
    丁度良い参考書はないものかなぁ〜と
    本やインターネットで探していました。

    すたろくさんが、まとめて下さっているのが、とても分かりやすく、いろいろイメージも湧きますし、かわいいイラストも楽しく学ぶのに役立ってくれています!

    こちらのサイトを発信してくださって、ありがとうございます♪♪
    ほんとうに役立っております(╹◡╹)

    • yura より:

      コメントありがとうございます。そう言っていただくと、頑張った甲斐がありました。
      6月にようやく、360個書き終えたばかりで、まだまだ見直しが必要だし足りないところもあるので付け加えていけたらいいなーと思ってます。
      松村先生の分厚いサビアン本が、一番詳しく書かれてますが、内容はちょっと難しいです。
      私のサイトで書かれていることは、いろんなサビアン本をトータルした上での、私の見解もかなり含まれてますが、基本的な事柄は合ってると思います。
      水瓶座16度に関連した度数をお持ちですか?
      この度数はサッカーのスター選手のクリロナの度数。かなり優秀な能力を発揮する度数みたいですよ!!
      サビアンシンボルを「普遍的な自然サイクルの教え」って捉えて読むと、面白くって私自身もはまってます。