Code no.190  天秤座10度 危険な流れを抜け安全な場所にたどり着いたカヌー

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code.No190

天秤座10度  「危険な流れを抜け安全な場所にたどり着いたカヌー 」

A canoe approaching safety through dangerous waters.


感情の波に翻弄されても冷静な姿勢をキープする・冷静な判断力を持つ人

🌟Keyword・エネルギー

「能力」「技能」「適性」「冷静」「安全」「客観的視野」「落ち着き」

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🌟10度 (活動宮)

*天秤座視野の土台が完成する度数

「客観的視野」で物事を捉え、判断していくという下地が出来上がり

それを積極的に試していくことで、さらなる「客観力」を磨きます。

🌟ドデカテモリー

・山羊座

山羊座の「責任感」を利用して天秤座の価値観(視野)を形成していく。

🌟天秤座10度の可能性のある日付け

10月2日、3日、4日

🌟目指す方向性

・常に感情をコントロールし冷静な視野を保つこと。

・冷静で客観的な視野を持っていろんな問題を解決していくこと。

・冷静で客観的な視野をキープして物事に対応していくこと。

・人生の浮き沈みや感情の上下などを冷静に捉えて、現時点で「どうしたらいいのか」ということを判断していく力を身につけること。

・感情の動きを読む力を磨くこと。

・鳥の視野(広い視野)で自分の人生のマップを眺めてみること。

・慌てず騒がず落ち着いて。

・物事の全体像を素早く察し危険を乗り切る力を磨くこと。

🌟この度数の人の特徴

・冷静な客観的視野が発達している。

・社会的なリーダーシップを発揮できる資質を持つ。

・危機対応能力が高い。

・広い視野で先を予測することができる。

🌟この度数のエネルギーを使用している時

・トラブルを冷静に対処している時。

・自分の感情をコントロールして上手に切り抜けることができた時。

・慌てず騒がず落ち着いて対処している時。

🌟シンボル考察

*冷静で客観的な視野

6度から10度の体験領域は

天秤座の基本的な視野を身につける領域です。

人それぞれ、

いろんな視野で世界を捉えているわけですが

天秤座の場合は

「客観的で冷静な視野」で物事を判断していきます。

それが完成したのが9度。

10度は、完成した客観的視野を使用して

世界と対峙していくんです。

主観的な視野だけだと、物事を公平にバランスよく判断することはできません。

物事を公平にバランスよく判断する天秤座は

相手側の視野、客観的な視野を使用することで、

相手の立場や、また常識に照らし合わせた調和的な考えを導き出すのです。

*感情という川

と言っても

私たちは人間で、人間である以上、

その時の気分や感情で考えが左右されることが多々あります。

この度数のカヌーが浮いている川の水は、

そんな私たちの「感情」や「無意識」。

川って何らかの情報がない限り、

その先はどんな流れになっているのか判りませんからね。

「あー川だ!綺麗だし流れもゆったりしているしカヌー漕ごう!」

なんて気軽に喜んで入れないじゃないですか。

深さも急に変わりそうだし

曲りくねっているせいで、その地点から見えない川の流れは激流かもしれないし

さらにその先は滝があるかもしれないし。

私たちの感情もそんなもんで

今は穏やかであったとしても

何かの拍子に激流に飲み込まれたみたいに激しくなったり

滝から真っ逆さまに落ちたみたいに激怒したりと予測がつかないものです。

いくら客観的で冷静さな姿勢を心がけていたって

感情の波は襲ってくるもので

愛想の良い態度の下では、感情の波に翻弄されつつ

何とか冷静さを保つなんてことあるじゃないですか。

そんな時。

私たちは、この度数のエネルギーを使用しています。

数々の感情の波に翻弄されつつも

冷静な判断力を保って、それを乗り切った。

安全な場所に流れ着く。

これって、とても難しいことだと思います。

感情の強い衝動を乗りこなしていくんですから相当なテクニックが必要です。

でも、私たちはそれをこなすためのテクニックを持っていて

それはただ我慢すればいいということではなく

「冷静さと客観的な姿勢を保つこと」によって

乗り切ることができるというのです。

感情ってものは

無意識的に湧き上がってくるものですからね。

その無意識的な働きを、思考で落ち着かせて冷静さを取り戻し、

知性で「その状況を乗り切るためにはどうしたらいいのか?」

ということに考えを巡らせることで我慢ではなくなるんです。

例えば

大きな揺れを感じました。

地震です。

という時に、パニックになる人もいれば

ドキドキが止まらなくて思考停止になる人もいるし泣き出す人もいる。

咄嗟に何も持たずに家の外に飛び出す人もいたりして

反応は人それぞれなわけですが、

そんな中、

この度数のエネルギーを使用すると

襲ってくる衝動や感情のままにするのではなく

自分を落ち着かせて冷静さをキープしつつ

状況判断をしながら、災害袋とスマホやラジオなどの情報源を持って

安全な場所へ迅速に避難する。

みたいな行動をとることができます。

感情という川は、誰にもありますけれども

その自分の無意識の川すらも

客観的な視点で眺めることで感情を落ち着かせることができます。

どんな状況であっても

感情に呑まれない。

感情に呑まれると

主観的な視野になってしまいますからね。

主観的な視野は天秤座に不安定な状態をもたらすので

客観的な視野で対処することが天秤座にとってはセーフティな道なのです。

天秤座は客観的な視野で得た情報でないと

正しい答えを導けないのです。

*感情を客観視

さらには、感情を客観視することが出来ます。

客観的な視野で、「今自分は怒ってる」と観察することができれば

同じように

「しばらくしたらこの怒りも収まる」という先の流れを読むことが出来ます。

湧き上がる怒りに身を任せてしまうと

もうこの怒りは絶対に消えることはない!くらいの勢いで猛烈さを増したりしますが

先のことを考えることが出来るのであれば、対応も違ったものに出来ます。

「怒り」はただでさえ、視野を狭くしてしまいますからね。

そんな、心の動きのこともよく判っているこの度数は

冷静さと客観性で

感情を上手に乗りこなしていくのです。