code.No266
射手座26度 「旗手 」
A flag-bearer.
誇りを持って人として正しい姿勢を貫いていく・気高き人
🌟Keyword・エネルギー
「気高さ」「崇高さ」「貴重な思想」「正していく」「正義」「指標」
🌟26度 (柔軟宮)
*準備を始める度数
25度で凝縮させた射手座の結晶を携えたことで身軽になり
次の山羊座に向かう準備を始めます。
🌟ドデカテモリー
*天秤座
天秤座の「社交性」を利用して射手座の可能性を広げていきます。
🌟射手座26度の可能性のある日付け
12月17日、18日、19日
🌟目指す方向性
・人々の先頭に立って目印となるような生き方を目指すこと。
・人々のお手本となるような姿勢を貫くこと。
・迷った人の目印として毅然とした態度で自分の考えを発信すること。
・人として正しいことをチョイスしていくこと。
・正しい考えを選び、自信を持って伝えていくこと。
・「自分が反対の立場だったら」という思いやりを発揮していくこと。
・想像力を大事に。
・同じ目標や同じ思想を持つ人と協調性を発揮して関わっていくこと。
・道徳的に正しい意見を発信していくこと。
・先頭に立って新しい道を開拓していくこと。リーダーシップを発揮すること。
・自分の利益りも集団や仲間の利益を考えていくこと。
🌟この度数の人の特徴
・誇り高きファイター。
・先頭に立って目印となる人。
・パイオニア精神で道を切り開いていく人。
・人々の指標となる人。
🌟この度数のエネルギーを使用している時
・自分の欲求のまま表現するのではなく、人とて正しい行為や言動を選べた時。
・理不尽でわがままな上司に、毅然とした姿勢で人として正しい大人の意見を言えた時。
・同じ思想や精神性を持つチームのもとに集結する時。
・自分のバイブルと呼べる本や名言を読んでいる時。
🌟シンボル考察
*旗のもとに集結する
射手座25度において
幸せな人生を過ごすために必要な「豊かな想像力」を手に入れました。
それは、
射手座のエッセンスが凝縮された結晶で、
どこに行っても、
どんな状況に陥っても、幸せを取り戻せる「希望の結晶」です。
26度からの射手座は、
その結晶を携えて
次の山羊座へと向かう準備を始めます。
全く違う性質の山羊座へ向かうためには、
今までの視野を少しずつ山羊座寄りに調整していかなければなりません。
それが26度から30度の体験領域。
射手座の価値観(視野)から
山羊座の価値観(視野)へ、
一段一段、階段を登っていくようにシフトチェンジしていくんです。
射手座は
人々の生活が豊かに発展するような教えや思想、知識などを探求して
それを社会にもたらす火のサインですが、
山羊座は
この世界にしっかりと根を張って
社会を発展させるために力を尽くす土のサイン。
射手座は外へ外へ
好奇心をバネにして自由に羽ばたき
答えを探す旅に出るのに対して、
山羊座は
国や地域、会社や組織の一員となって
大きな建造物を作り上げていくようなサインです。
つまり
射手座の視野から山羊座の視野へと移行するためには
「組織に参加する意志」と
「現実的な視野」を取り入れていく必要があるんです。
例えば
休日の日曜日。
地域のゴミ拾いの行事があるとして、
射手座の視野のままで過ごすのであれば、
そんなものに関せず、
自分の興味のあることを追求することに時間を使うけれど、
山羊座の視野を使用するのであれば、
きちんと時間通りに決められた場所に行って
協調性を持って地域のために働く。
例えば、
古代エジプトでピラミッドを建設するとして
宗教家や研究者や技術者の知識を総動員して設計図を作り上げるのが射手座だとしたら
大勢の人が集まって
建設作業に入るのが山羊座。
山羊座に移行するためには、
自分が夢中になることに集中してしまう射手座の目を
「組織の一員として動く」という
現実的な事柄に向けさせなくてはなりません。
ということで
旗を持った旗手がやってきます。
「組織に組み込まれる」ことに関して抵抗をなくすために
まずは、
旗のもとに集結する
同じ目的や同じ思いを持つ仲間というものに目を向ける。
「みんなで一丸になろう!」という旗のもと
集団や組織というものに馴れていくのです。
*指標
例えばバスガイドさんは
大勢のお客さんの目印となる旗をヒラヒラさせて歩いていきます。
観光地で迷わないためには、自分の参加しているツアーの旗が目印になりますよね。
例えばオリンピックの開会式では、
各国の選手が入場してくるとき、
自分たちの国旗を勇壮に掲げて入場してきます。
おかげでそれを見ている私たちは、
どこの国のチームなのかを知ることができるし、
また、日の丸が見えてきたら、歓声をあげたりしますよね。
「旗」は人々の頭上高くに掲げられるので、
遠くにいる人でも、
「それが何を示しているのか?」
「その旗の元に集まっているのはどういう人たちなのか?」
ということがすぐに判るようになってます。
大勢の人でごった返したイベント会場で迷子になってしまっても
頭上でひらめいているたくさんの旗の中から、
自分のチームの旗を探せば、戻ることが出来ます。
射手座26度は
そんな、人々の目印になるような「旗」にもなります。
迷った人々を導くために。
帰る場所を探している人のために。
正しい方向を示す「旗」となるんです。
*誇り
例えば沖縄では、お祭りの時、
旗を先頭で高々と掲げる旗頭に、
村や地域の人々の思いを言葉として旗に記し、
その旗を、堂々と舞わせることで自分たちの地域の誇りを示します。
例えば各国の軍隊は、
自分たちを象徴する「旗」を持っていて、
部隊の精神的支柱として大事にしています。
昔の戦場では、
敵軍に軍旗を奪われることは大変屈辱的なこととされ、
軍旗は命を懸けてでも守るべきものと考えられていました。
こんな「旗」の意味合いを、
射手座的視野で、普遍的に探るのであれば、
それは人々の「誇り」。
自分の思いや魂を「旗」に投影させて、
凛とした誇りを掲げているんです。
謙遜することなく、臆することなく
「これが私の旗だ。」って
堂々と高く掲げる高貴なプライドが示されているんです。
つまりは
自分の意見を堂々と発信していく姿ということができます。
自分の考えに自信を持って
ハッキリと正しいことを伝えていくんです。
*正しい意見
人によっては
「正しいも、正しくないもない。意見は人それぞれ。
私の意見も正しいし、あなたの意見も正しい。
だから、私の意見をあなたの意見に合わせる必要はない。」
というような姿勢で話しを進めていく人も大勢います。
確かにもっともらしい意見ではありますが、
このような姿勢だと
人と協調していくことが出来なくなります。
だって、結局は
お互い考えが違うんだから、
好き勝手にやろうってことですよね。
例えば恋人が
「君と僕は違う人間だから価値観が違うのは当たり前。
君は浮気は許せないというけど、僕の考えでは浮気は別に男として当たり前だと思う。
人それぞれ考え方が違うのだから、しょうがない。」
なんて言われたら、
「はあー?なに屁理屈言ってんの?」って感じですよね。
人と喧嘩になる時って
だいたいこんな感じの意見の食い違いがある時です。
「自分は間違ってない」
「僕も間違ってない」とお互いの意見を一歩も譲らないと
喧嘩はひどくなるばかり。
そんな喧嘩を収めるためには
どちらかが我慢をして相手に合わせるという
どちらかの犠牲あっての解決法もありますが、
射手座はフェアプレイ精神旺盛なサイン。
正しいルールや正しい基準で
意見の食い違いをジャッジするんです。
射手座は
26度までの体験において
「人としてあるべき姿」、
「人して普遍的に正しいこと」を選んで実行する人間力を持っています。
どんな案件であっても、
正しいことを選べる「想像力の結晶」を25度で取り出したので
26度では
「想像力」と「知識」を駆使して正しいことを導き出し
導き出した意見に誇りと自信を持って発信していくのです。
つまり、この度数では
人として正しい意見を堂々と発信していく。
「正しいことを伝える力」があるので
それは人々の指標となるんです。
「浮気は男の甲斐性だから仕方がない」なんていう男性に対しても
「それは違います。」と
凛とした姿勢ではっきりまっすぐに伝えることが出来ます。
例えば
射手座が重んじる「道徳観」は
想像力を発揮することで正しい答えを導き出すことが出来ます。
自分が相手にされたら嫌なことはしない。
他人の立場を想像する。
つまり、思いやりを発揮することで正しい答えが判るんです。
「浮気は男の甲斐性だから仕方がない」という意見は
ただの思いやりのない言葉で、道徳的には間違ってます。
正しくは
「浮気が男の甲斐性だとしても、
彼女も浮気相手も傷つくのだから仕方がないわけないわ!」です。
百歩譲って、浮気が男の甲斐性だとしても、
「仕方がない」と開き直る態度が間違ってます。
そんなことを言う男性だって
彼女に浮気をされたらいい気分にはならないと思いますけども、
「自分がされたら嫌なことをしない」という想像力が欠けているんです。
私たちは
社会の一員として大勢の人と関わって生きてきます。
大人なのに、自己中心的でわがままな子供の自我のままの人が増えると
争いも絶えないし、
協力して何かを達成したり作り上げるという
山羊座の示す事柄が困難になってしまいます。
山羊座に入る前に
大人の自我をしっかりと形成して
誰もが正しいことを選んでいける社会になる必要があります。
射手座26度は
みんなが正しい意見を選べるような指標となります。
正しいことを伝える勇気を持っているので、
主観的で自分勝手で利己的で自己中心的な
子供の自我のままの大人と対決することになるかもしれません。
そういう人は
いたって頑固で言い訳がましく言い返しも多いから
大変な思いをするかもしれませんが、
それでも
自分の考えに自信と誇り持って
正しいことを伝えていくんです。
人として正しいあり方を示していくのです。
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コメント
不思議ですが、MC双子座26度、IC射手座26度で、真逆のイメージなんです。
ICのイメージは私としては、一番馴染みですが、双子26度森の中の冬霜のイメージってちょっとわかないんです。旗手はファイターで、みんなの中にいる。しかし森の冬霜って誰もいないし、凍てつく世界。MCはちょっと理解に苦しみます。
ジェミニさま。
読み解くのってなかなか難しいし、ピンとこないこともたくさんありますよねー。
射手座も双子座も柔軟宮の26度という度数になりますが、これは恵みの度数です。
26度にもなればサインの資質が完成し、その豊かな恵みを打ち出していく。
双子座は知性が発達したことで得られる恩恵を受けるのに対し、射手座は叡智を身につけたことで得られる恩恵を受けると捉えることもできます。
「森の中の冬霜」だと森の中に一人ってイメージが浮かび上がるかもしれませんが、双子座はいろんな人とコミュニケーションを楽しむサイン。
なので、シンボルタイトルのイメージに引っ張られずに社会的な自分であるMCとして捉えるのであれば、
「いろんな人と楽しく会話したり時には議論したりすることで社会の中で活躍できる=冴え渡った脳の働き」
みたいな捉え方もできますよ。
脳は、凛と静かな冬の森のように冷えている方が回転が早くなるそうですからね。豊かな賢さで社会に打ち出していくのかもしれませんね。
yura様、ご指摘ありがとうございます。
26度
豊かさの恵み。
アセンダント乙女26度、ディセンダント魚座26度
地・火・水・風とバランスがいいですよね。ホロスコープって。
人生の四季折々という感じがします。
私は時々「木を見て森をみず」みたいになることもあります。
「冴えて冷静な知性」は冷たいというわけではなく、本質を見抜くために必要な知性でしょうから。そこに至るかどうかわかりませんが、これを神の課題としたいです。
「人生の四季折々」って、なんて素晴らしい表現!!
さすが、双子座MCさん。
シンプルなこの言葉に、私の思ってることがすべて詰まっていて、感動しました。
私なんて、この言葉を伝えるのに長々と伝えてしまう感じになってしまうけど、やっぱりシンプルな方がインパクトありますよね。
きっと、ジェミニさまは、こういう知性が冴えているんだろうと思います。