Code no.174
乙女座24度 メリーと彼女の白い羊
(Mary and her white lamb. )
奉仕的な愛情で信頼関係を築く・純粋な人
🌟Keyword・エネルギー
「信頼関係」「リラックスした関係」「無邪気」「素朴」「自然体」「愛すること」
🌟24度 (柔軟宮)
*有能に機能する度数
乙女座の「実務能力」を使用して
社会の中で有能に機能するための能力がここに完成します。
🌟ドデカテモリー
・双子座
双子座の「コミュニケーション力」を利用して乙女座の有能さが完成する。
🌟乙女座24度の可能性のある日付け
9月16日、17日、18日
🌟目指す方向性
・子供のような素直なコミュニケーションを心掛けること。
・誰かと心の底から信頼できるような関係を築くこと。
・自分の後釜を育成すること。
・無理なく自然体のままで当たり前のように自己管理や、感情のコントロールができるようになること。
・欲張らずに、利他的に行動していくこと。
・自分を信じること、愛すること、大事にすること。
・上から目線ではなく、対等な横の繋がりを目指すこと。
🌟この度数の人の特徴
・純粋で素朴、無邪気な人。
・好奇心旺盛な子供の心を持つ。
・飾らないありのままの人。
・奉仕的。
🌟この度数のエネルギーを使用している時
・ペットと信頼関係が築けた時。誰かと信頼関係が築けた時。
・当たり前のように自己管理が出来るようになった時。自己管理が習慣化された時
・上下関係がなくなり、横の関係になれた時。
🌟シンボル考察
*メリーさんのひつじ
「メリーさんの羊」という馴染み深い童謡がありますが
「羊がメリーさんの側を離れないのは、
メリーさんが羊のことを大好きだから。」
だそうです。
メリーさんが、羊を大好きで大事に育てているからこそ
羊もメリーさんが大好きなんです。
「大事に育てていきたい」
という思いで、来る日も来る日も粘り強く愛情を込めてケアしてきたからこそ
信頼関係が生まれます。
確かにそういう話ってありますよね。
人間に対して不信感を抱いている野良犬を保護した人が
辛抱強く、大事にケアしていくことで
いつしか犬も心を開き、今じゃ大の仲良し
なんて美談、沢山あります。
この信頼関係を築くまでには
それなりに大変な思いをするわけですが
唸られても、噛まれても根気よく愛情を持って接していくことで
心を閉ざした犬も「この人は危害を加えない人」という認識を持ち安心します。
人間同士のコミュニケーションにおいても
そういうのってありますよね。
クラスに溶け込めない生徒が
先生の熱心な指導のもと心を開き、信頼関係ができあがるみたいなドラマ。
扱いづらい相手や
心を閉ざした相手の心の扉を開くには
根気よく、何度でも。
「もういいや!」って放り出さずに
こちらから愛情を向けてあげること。
「愛してほしい!」という欲求じゃなくて
「愛したい」という意志で接することで
絶対的な信頼関係を築くことができるのです。
*愛すること
「愛する」ってとても難しいこと。
「愛される」方が遥かにラクで、
大好きな異性を「愛する」よりも
「愛されていたい」と無意識的に思っている人の方が多いのではないでしょうか。
無条件に自分を愛し保護してくれた両親のように
自分を大事にしてくれる人。
女性は、子供時代の延長で、
男性に「愛される」ことを望む傾向があるものです。
でも、この度数は語ります。
本当に愛されたいのであれば
まずは自分から愛しましょうと。
ちょっとやそっとじゃ壊れない絆を結びたいのなら
相手を信じて思いやりを持って接しましょうと。
少女のような純粋さで
サポートしたり、ケアしたりするのです。
それは例えば
親が子供に向ける愛情と似ているのかもしれません。
見返りを求めない愛情。
子供に
「ママのことを好きになって。愛して!」なんて思ってたら異常ですもんね。
我が子だから可愛い。愛おしい。大切にしたい。
ただそれだけ。
欲望や欲求に突き動かされるのではなく
好きなものは好き。
そんな自然体な姿勢で「愛すること」がこの度数のエネルギーです。
また、それは何も人に対してではなくて
自分に対しても同じことが言えます。
自分を愛して大事にすることで
自分を信じることが出来るようになります。
例えば
お手入れすればするほどツヤツヤになっていく肌のように
自分を大事にケアしていくことで
それなりの成果を得ることが出来るんです。
自分を、本当に大事にすることが出来る人は
他の人のことも同じように大事にすることができると言います。
まずは自分のことを大事にする。
自分を可愛がる。
そんなことも教えてくれている度数です。
*信頼関係
乙女座23度は
「動物のトレーナー」というシンボルだったのですが
「訓練するトレーナー」と「動物」には、明らかな上下関係がありました。
しかし乙女座24度では
その上下関係がなくなり、「横の繋がり」になっています。
どちらが上っていうわけではなく
お互いが対等な関係性に変化したんです。
例えば、職業「映画監督」で
乙女座21度からの流れを見るとして
21度においては
映画を作る時に、自分一人では映画を完成させることができないから
いろんなスタッフとともに完成に向かって努力することで
とても良い作品ができたという体験で
22度になると、監督のブランド力が高まり
「こんな作品を考えているんだけども監督やってもらえませんか。」
と依頼がくる感じ。
そして23度では
忙しくなって自分一人では限界があるからって
自分の意思を受け継ぐスタッフを指導していく。
そして24度では
時間をかけて育てたスタッフが
自分と同等レベルの能力を身につけたので安心して仕事を任せられる状態に。
そんな一連の流れが見えてきます。
ついでに次の25度は
「後釜ができたので仕事を引退する」みたいなイメージになっています。
私たちが
社会の中で「有能に機能するため」の流れが描かれているんです。
そこに必要なのは
やはり「信頼関係」。
多くの人が暮らす社会の中で有能に機能するには
「信頼関係を築くこと」が一番大切なのです。
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