Code no.260 射手座20度 氷を切り出す男たち

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code.No260

射手座20度  「氷を切り出す男たち 」

Men cutting through ice.


人々に役立つ知識や技術をもたらす・柔軟な人

🌟Keyword・エネルギー

「調達」「臨機応変」「先見の明」「応用力」「協調性」「自然体」「獲得」「仲介斡旋」

🌟20度 (柔軟宮)

*射手座のポリシー度数

20度は射手座の軸が出来上がる度数。

外部からの影響に左右されない射手座の信念が出来上がります。

🌟ドデカテモリー

*蟹座

蟹座の「思いやり」を利用して射手座の軸を完成させます。

🌟射手座20度の可能性のある日付け

12月11日、12日、13日

🌟目指す方向性

・「先見の明」を発揮して将来のために備えていくこと。

・知識と思いやりを発揮して、自分や人々の暮らしに役立つものを持ち込むこと。

・人々や世間のニーズに応えられるようなものを提供していくこと。

・人々の「あったらいいな」を形にしていくこと。

・人々の「豊かな生活」「社会の発展」の一環を担うようなものをもたらすこと。

・不可能と思われるような目標であっても粘り強く努力していくこと。

・時代の先を読み色々と準備しておくこと。(地震対策とか金策とか色々)

・どんな状況にでも対応できる臨機応変さを心がけること。

・人が嫌がる仕事を率先して引き受けて楽しみながらこなしていくこと。

・地に足のついた目標を立てること。

・柔軟に応用力を効かせて対処していくこと。

🌟この度数の人の特徴

・偏見を持たない素直で優しい人。

・先を読み準備を出来る能力に優れる。

・優れた応用力で臨機応変にこなしていける。

・頼まれると断りきれない面が。

・強い精神力で困難なことをやり抜いていく。

🌟この度数のエネルギーを使用している時

・「心臓病の子供たちのために」って頑張って心臓弁を開発したツクダ製作所の技術者。

・困っている人の手助けになればと、何らかの活動を始める時。

・必要なものを、臨機応変に入手している時。

🌟シンボル考察

*実用化する

「アナと雪の女王」に出てきましたよね。

氷を切り出す男たち。

オープニングは

氷を切り出す男たちの力強い歌から始まりましたけど

よくよく考えたら、氷を切り出すのって、

なかなか大変な作業ですよね。

水も凍るほどの寒さの中、

固い氷を深く切りわけなきゃならないし、

重い氷を引き上げなきゃならない。

今度は、引き上げた氷を目的の場所まで運ばなきゃならないんですから

相当な労力が必要になってきます。

寒い地域では

氷なんてそこら中にあるかもしれませんが、

暑い地域では貴重品。

冷凍技術のなかった昔は

上流階級への献納品として一部の貴族たちに利用され、

夏の贅沢な楽しみとされていたそうです。

今では貴族じゃなくても、

氷なんて簡単に家庭で作れる時代になりましたけども

昔はそうじゃない。

昔の一般庶民だって、氷があったら便利なはずです。

ということで、

「多くの人が安く氷を手に入れることができるように。」

そんな思いを実現させるために奮闘したのが

明治の男、中川嘉兵衛さん。

莫大な借金を背負いながら試行錯誤を重ねて約10年!

「函館氷」という天然水を商品化することに成功し、

庶民の手の届く値段設定で、全国的なブームになったそうです。

しかもこの中川嘉兵衛氏、

先見の明も持ってらっしゃたようで、

機械製氷の時代を見越し、日本初の製氷会社を設立します。

それまで日本になかった

製氷事業を開拓した人なんです。

中川氏が、氷を一般的な世の中に普及させた軌跡は

もう射手座の流れそのもの。

流れそのもので、とても判りやすいので

照らし合わせながら、振り返ってみましょう。

*(中川嘉兵衛氏の軌跡)

其の1.

製氷事業を展開するために

日本で医療活動を行っていたアメリカ人のもとで指導を受ける。

この学ぶ姿勢はまさに射手座そのもの。

興味を持った事柄がたとえ難解なものであったとしても

「知りたい!」っていう好奇心に突き動かされて行動していくのが射手座。

日本ではまだ未発達の海外の知識であろうとも

国境を超えて知識を探っていくことができるんです。

この姿勢は、射手座15度までの体験において身につけるものです。

知的好奇心と探求心で

普遍的な教えなどの叡智や、新技術や発明。

そんなものを見出すための資質を身につけたのが

15度までの体験でした。

指導を受けてどうしたらいいのかを理解したので

今度はそれを世間様に落とし込むために

情熱的に商品開発をする。

それが射手座16度からの体験領域です。

得た知識で

みんなの役に立つものを提供したいって

フロンティアスピリットを発揮していくのです。

中川氏は氷を求めてどんどん北上し

約10年かけて、最後には北海道まで辿り着いてますからね。

中川氏のこの開拓精神は

射手座19度のエネルギーと重なります。

射手座19度は

理想の場所を求めて開拓精神を発揮するシンボルだったんです。

其の2.

「多くの人が氷を安く手にいれられるように!」

射手座は火のサインですが、

射手座の火は「文明を発展させる火」です。

人間は「火」を手にいれたことで豊かに発展してきましたが、

それと同じように

射手座も自分の火を使用して、

人々が幸せに暮らせるようなものをもたらすことが出来るし、

また、それが射手座の使命でもあります。

「みんなが豊かになるように!」

「みんなが幸せな人生を過ごせるように!」

と祈るのは魚座の役割ですが、

射手座はそれを実践して社会に持ち込むのが役割なんです。

「どうしたら、実現できるだろう?」って深く考えて追求して

使いやすい実用的なものを持ち込むんです。

中川氏は魚座生まれですが、

ホロスコープを見ると射手座に3天体ありますからね。

詳しいリーディングは省きますが、

魚座的に、「みんなのために」って祈りながら、モチベーションを高めつつ、

射手座的のエネルギー(体験領域)を使用して

開拓精神を発揮して行動を広げていったんでしょうね。(木星、天王星、海王星=射手座)

射手座20度は

この「みんなのために」っていう思いを実現させていく度数です。

「あったら便利だな」

「こんなものがあったら生活が豊かになるな」

っていう技術を提供出来るようになるんです。

また、

「どうしたら幸せになれるんだろう。」という人々の問いに対して

幸せになるための秘訣を伝えることも出来るし、

「私は誰なんだろう?生まれて死んでどこに行くのだろう」

なんていうスピリチュアル的な問いに対しても

明確な答えを提示することができます。

リアリストな科学者も天文学者も数学者も

スピリチュアル的な見解を持つというじゃないですか。

何かを突き詰めていくと

普遍的な真理というものに到達するのでしょうね。

射手座20度においては、

普遍的な真理を軸にして

人々のニーズを満たすような、社会が豊かになるようなものを

提供していくことが出来るようになったのです。

*未来を見据える

射手座は「今」を駆け抜けますが

常に「未来」を見ています。

豊かな未来を思い描くことで

私たちは「希望」を持つことができます。

「希望」は、私たちを明るく照らしてくれるものです。

落ち込んでいる人も、

何かに「希望」を見出していくことで

だんだんと元気を取り戻していけます。

普遍的な教えを探求する射手座は

人生において「希望を持つこと」が大事だということを、無意識的に知っていて

良い未来を思い描いて前向きに進んでいくので、

必然的に先を読む力にも優れてきます。

将来的に、どんな時代になってくるのか?

そうなってくると、どんなものが必要になるのか?

時代の動向や、時代が生むニーズを先読みし、

それを叶えていく力を持っているんです。

人々が望むものを敏感に読み取って

人々に幸福をもたらす「良いもの」や「良い教え」を提供していけるのです。

射手座20度は

射手座の軸が完成する度数です。

射手座のポリシー(信念)が完成して

なにものにも動じることのない射手座を作り上げます。

どんな出来事が起ころうと、

自分の信念を軸にするのでぶれることもないし、

どんな状態になろうとも

臨機応変に応用力をきかせて対処できるし、

つまりは

なんでもどんとこい的な姿勢で大きく構えていることが出来ます。

その射手座の信念の軸が

「人々に役立つ知識や技術をもたらすこと」。

自分の役割、目的がハッキリしているのでブレることも迷うこともないのです。

常に未来を見据え、希望を持ち、

人々にも希望を与えていく。

それが射手座の役割なのです。

*発展のための火

16度から20度というのは一つのグループなのですが、

例えばこの度数域の流れを

「役立つ商品を生み出す」ということに当てはめるのであれば、

世間様のニーズを観察し(16度)、マーケティングし(17度)

人々に必要な商品を考え(18度)

それを開拓して(19度)市場に出す。(20度)

といった感じ。

社会が発展するような

素晴らしい製品を生み出すのが射手座なんですけども、

それは、

「お金儲けしたいから」というモチベーションではなくって

「好きなことを追求してきたけど、

この知識をなんとか人の役に立たせることはできないだろうか?」とか

「こまっている人たちのために、新薬を開発したい」という、

「誰かのため、社会のため」という

情熱がモチベーションとなる製品のこと。

そのような動機で生み出すものが、

射手座的商品開発です。

それを目にして、

ビジネスにしていくのは、

次のサインの山羊座の役割なので、

射手座は、開発して世の中に紹介するとこまで。

商品開発と言っても

「これは爆売れしそうだから儲かるぞ」っていうんではなく

思想や精神性が込められたものを開発するんです。

また、

思想的な面で人々に役立つのであれば

「多くの人はどんなことで悩んでいるのだろう。

どんなストレスをためているのだろう?」

ということを観察するのが16度だとしたら

実際に、いろんな人の話を聞くのが17度。

それを解消できるようなことを考えるのが18度だとしたら

19度でセミナーを構築して(本を執筆し)

20度でセミナー開催(本を販売)

みたいな感じになるんでしょうか。

つまりは

世間様に役立つものを持ち込むプロセスが

射手座16度から20度の体験領域。

この世界が

豊かに発展して栄えたのは、

人々の中で燃える射手座という火が

途絶えることなく燃え続けているから。

射手座20度は

「発展のための火」をしっかりと

心の中で燃やしていく度数なのです。

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