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射手座21度 「借りた眼鏡をかけている子供と犬 」
A child and a dog with borrowed eyeglasses.
高い目標を掲げ積極的に試していく・難題にチャレンジする人
🌟Keyword・エネルギー
「試験」「調査」「熱血」「無謀」「頑張る」「熱中」「純粋」
🌟21度 (柔軟宮)
*積極的に取りにいく度数。
21度は、自分の能力を最大限に発揮して欲しいものを獲得する度数です。
🌟ドデカテモリー
*獅子座
獅子座の「自信」を利用して射手座の火を燃えたぎらせます。
🌟射手座21度の可能性のある日付け
12月12日、13日、14日
🌟目指す方向性
・「生涯学び続ける!」的な姿勢で楽しむこと。
・「高い目標を掲げてクリアしていくこと」を繰り返すことでイキイキできる。
・複数のことに手をつけるのではなく、一つのことに集中して完成させること。
・不可能を可能に変えるつもりでクリアを目指すこと。
・無理をして体調を崩しやすいので体調管理に注意していくこと。
・「もっと知りたい」「もっと学びたい」という心を大事にすること。
・今の科学ではまだ判明できないようなことを解明することにチャレンジ。
・「私は頭がいい」と自分を洗脳して学習していくことで習得が早くなる。
・「試験クリア!」という達成感がモチベーションを上げてくれる。
・自分の実力を試していくこと。
・脳のスイッチを状況に合わせて、臨機応変に切り替えていくことで実力を発揮出来る。
🌟この度数の人の特徴
・一本気な熱血漢タイプ。一点集中型。
・意識高い系。
・徹底してやり抜く根性を持っている。
・指導者としての素質がある。
・オピニオンリーダー。
🌟この度数のエネルギーを使用している時
・難解な本を読破して理解できたので、また新しい難解な本を制覇しようと集中している時。
・難易度の高い試験に合格した時。
・「自分の力では無理かも」という事柄を、根性で獲得するぞーって頑張ってる時。
🌟シンボル考察
*難解な知識を習得しにいく
21度は、
そのサインの力を積極的に使用して、欲しいものを取りにいくファイター度数。
射手座の資質を積極的に打ち出し、
争いも厭わない感じで自分の望むものを掴みとりにいきます。
射手座の望むものとは、「高度な知性」。
求めてやまないのは、この世界にある「普遍的な真実」です。
この世界には、
違う文化や習慣や言葉を持つ民族が住んでいます。
外国に行けば、
日本で慣れ親しんだ習慣や価値観、
日本語が通じない世界がそこにはあります。
しかし、同じ人間として、
絶対的に価値のあるものがあるはず。
射手座はそのような普遍的な事柄を追求し、
社会の道徳心や良心として広めたり、
人類の進歩に貢献するような研究をするサインです。
ときには時間を超えて
「歴史」の中から普遍的な真実を探すこともあるでしょうし、
地球を離れ「宇宙の真実」や「人間が生まれてきた理由」、
「この世界の秘密」などを解き明かして、
人間や地球の存在価値を知りたいと願うのが射手座。
そのような壮大な事柄を追求するために、
遺跡巡りをしたり、
宇宙のことを知るために物理学や天文学を学んだり、
人が生まれてきた理由や神の存在を知るために
哲学や心理学や宗教やスピリチュアルな教えを追いかけることもあります。
また、
人々が共存して幸せに仲良く暮らす社会を目指すために「法律」を学んだりと、
貪欲に知識を求めていくんです。
そんな難しくて近寄りがたい事柄に、
積極的にチャレンジする様子が描かれているのが射手座21度。
「難しそうだな」と思えるような事柄であっても、
「頑張れば理解できるはず。習得できるはず」と、
いくつになっても前向きに、自分の可能性を信じて挑んでいくのです。
*知的女史
射手座20度においては
何事にもブレることない射手座の「自分軸」が出来上がりました。
「真理を突き止めて、人々の役に立たせていく」
という信念が射手座の中で確立したので、
21度以降は、迷うことなく、
信念を軸にして、まっすぐに行動していけるようになるんです。
つまり21度は、
信念が確立したばかりのイキのいい度数。
自分の信念の強さを試すかのように
人生に役立つような知識を積極的に学んでいくんです。
しかも、ひとつじゃない。
「これが終わったら次はコレ!」みたいに
どんどんチャレンジしていきます。
たくさんの資格を持っている人がいますけど、
そんな感じで、次から次へと身になる知識を吸収していくんです。
この度数のエネルギーは「試験」という意味があるので、
試験を受けて、それをクリアすることに達成感を見出すのかもしれません。
「やれば出来ないことはない」って、自信になりますもんね。
21度は、ドデカテモリーで言えば獅子座の資質が混ざりますからね。
自分を表現することで自信を得るんです。
射手座21度の自己表現は、
「たくさんの知識を持っている」ということをアピールすること。
メガネをかけた「知的女史」になりきって
文化人的な発言力を発揮していくのです。
*一生懸命、目標に挑む
子供と犬なんて「可愛いもの」の代表格ですが、
「可愛い」と「可愛い」の「ダブル可愛い」が、メガネをつけていたら
そりゃーもう、「マックス可愛い」ってことで、
見ているこっちも微笑ましい気分になれますが、
射手座21度は
そんな可愛さ満点のシンボルになっています。
「私は、たくさんの知識を持っているの。なんでも知ってるの。」
「私は頭いいの。たくさん資格持ってるの。」
なんて感じを醸し出している人って
ちょっと嫌味な感じがしますけども、
射手座の場合は、その嫌味な感じが一切ない。
「私、出来るアピール」も、無邪気で可愛らしいものになるんです。
「そうかーそうかー。すごいねー。よしよし」
って言いたくなるような屈託のないオーラが出ているんです。
つまりは、お得なキャラってことですよね。
知識を獲得するために
一生懸命、夢中になって努力するので
それを知っている周囲の人も、応援したくなる魅力を持っているのです。
*チャレンジ精神
シンボル的に
「メガネ」は、知性や思考、思想を示し、
「子供」は、純粋に発揮する探究心や好奇心。
それにお供する「犬」は、子供を保護する存在。
仕えて役立ってくれるものを表しています。
純粋に探求したい事柄が、
たとえ、高度で難解なものだとしても、
その好奇心や探究心が失われないように
保護して守ってくれる存在と共にチャレンジしていくのです。
背伸びをして、
自分の「知性の回路」のレベルを上回る難題に取り組んだり、
これまで手に入れたことのない知識や教養や思想を求めていく傾向があるので、
無茶をしすぎて体を壊すこともありますが、
それでも目的を果たすために、しつこく探求の旅をしていくんです。
射手座は
「この世界には、自分が知りたい真実が必ずある」と信じています。
まるで、伝説の宝物を探す勇者のように、
その宝が絶対にどこかにあるということを信じて疑わずに、
希望を胸に抱き旅を続けます。
いくつになっても、どのような状況でも、
「やる気があれば不可能なことはない!」とばかりに前を向き、
躊躇することなく情熱の火を燃やして、新らしい事柄にチャレンジしていくんです。
そんな時の射手座はまるで
子供のように純粋な目でキラキラと夢を語っていることでしょう。
メガネをかけて、
「頭がいいんだから大丈夫」って自分に暗示をかけて、
ついでに自分を守護してくれる存在にもメガネをかけて、
背伸びをしてでもチャレンジしていく。
チャレンジ精神を失うことなく
イキイキしながら人生を過ごしていくのです。
*次の進歩に繋がる知性
もし、この広い宇宙のどこかの星に
人類よりも遥かに高度な文明があるとするなら
人類の知性なんて
せいぜい犬か、お子様レベルくらいにしか映らないかもしれません。
「宇宙とは何だろう?」「宇宙の構造はどうなってるんだろう?」
「生きるって何だろう。何のために生まれてきたんだ?」
「物質の仕組みは?元素はそもそもどこから来たのか?」
高度な文明に住む人達からしたら、
「地球人は、そんなレベルのことを必死になって追及しているんだねー。」
なんて思われていたりして。
たとえ、スーパー頭脳を持つ学者さんであっても、
必死に答えを見つけ出そうと奮闘している姿は
宇宙人から見たら
子供が必死に難しい答えを追求しているふうに見えて微笑ましく見えるかも。
言われてみれば、
「地球は丸い」「地球が太陽の周りを回っている」なんてこと、
今では子供だって知っていますが、
その昔は
「地球はどこまでも水平だ!」「いやいや丸いはずだ!」なんてことを
その時代の最先端をいく学者達が集まって議論していたんです。
「地球が宇宙の中心にどーんとあって、その周りを太陽や星が動いている」
という「天動説」を信じている時代もあったわけで、
もし、タイムワープして
そんな議論の様子を見ることができるなら、
なんとも言えない微笑ましい気分になりそうですよね。
今の文明に住む私たちにとっては難しい難題も
もっと高度な文明の人たちからしたら、きっと子供レベルの問題なんです。
それでも、
今の文明の中にある知識や技術を駆使して、
「直感力と思考力」共に、脳をフル回転させ、
最大限に高度な知性を発揮していくことで、
いずれ誰かが、次の進歩に繋がる発見を見出すことが出来ます。
今の科学では、まだ解明できないようなことを
必死に追求していくことで
次なる展開が生まれるのです。
その突破口を開くのは射手座の向上心。
人間の頭脳の限界に挑んでいくのです。
*視野を付け替える
射手座は柔軟宮なので、
臨機応変に行動するサインですが、
射手座20度までの体験において、
臨機応変に、世の中のニーズに応えていく「応用力」を身につけました。
ところで私たちは
自分特有のメガネ(価値観)をつけて、この世界を見ているのですが、
例えば視野の狭い人の場合は、
「替えのメガネがなくて、いつも同じメガネで世界を眺めている」
ということが出来るし、
視野が広い人は
「替えのメガネをたくさん持っていて、
状況に応じて、適したメガネを付け替えて世界を眺めていく」
と言えます。
つまり
射手座は、メガネをたくさん持っているんです。
自分のメガネに、こだわりを持っている人ならば
そうそうメガネを変えることはしないでしょうけど、
射手座は
真実を見失う要因になる「こだわり」を、いつも手放しているので、
当然、かけるメガネにこだわりを持たず
その場その場に適したメガネを引っ張り出して
最適な解決法や答えを見出していくことが出来るんです。
メガネを付け替えるとモードが替わります。
モードが替わると、そのモードになりきったふうで
物事を見ていくことになります。
ちょっとつり上がったメガネをかけたら
教育ママみたいなモードに。
大きなサングラスに替えたら
女優気分に。
なりたい自分になって、
不可能を可能にしていくことができるのです。
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