Code.no 111  蟹座21度  歌っているプリマドンナ

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code.No 111

蟹座21度  「歌っているプリマドンナ 」

A prima donna singing.


相手の心と共鳴して影響を与える・共鳴の人

🌟Keyword・エネルギー

「共鳴」「卓越」「優越」「優秀」「美点」「母性愛」「センス」「競争」「琴線を震わす」

🌟21度 (活動宮)

*積極的に取りにいく度数。

21度は、自分の能力を最大限に発揮して欲しいものを獲得する度数です。

🌟ドデカテモリー

・魚座

魚座の「共感力」を利用して、蟹座に有能さを与える。

🌟蟹座21度の可能性のある日付け

7月12日、13日、14日

🌟目指す方向性

・心を震わす共鳴の力を利用していくこと。

・相手の心にじかに響くような言葉や態度を心がけること。

・相手を理解し、互いにわかりあえるような関係性を築くこと。

・振動の力を利用して相手の懐に入り込むこと。

・自分の属する共同体(家族、仲間)を守っていくこと。

・自分の属する共同体(家族、仲間)を引っ張っていくこと。

・努力して主役の座を勝ち取ること。

・みんなのために努力して、自分の価値を認めてもらうこと。

・みんなで感情を分かち合っていくこと。

・自分発信の「感情」を相手に共鳴させて感化させ状況を思う方向へ持っていく。

・一人で何かをするよりもみんなで一緒に取り組んでいくこと。

・みんなと共に成長していける日常を築いていくこと。

・仲間の中で、なくてはならない存在を目指すこと。

・統合された優秀なチーム(仲間、家族)を作っていくこと。

・仲間を同じ目的に向かわせるために説得したりして影響を与えること。

🌟この度数の人の特徴

・情感に溢れ芸術的センスに恵まれた人。何事にも積極的に一生懸命とりくむ

・人当たりが良く人気者。

・カンが鋭い人。

・面倒見がいい。行き過ぎるとお節介に。

🌟この度数のエネルギーを使用している時

・自分が努めて明るく笑って過ごしていたら、家族も笑顔が増えて明るくなった時。

・家族の目的を遂行するために、みんなを説得したりしてリーダーシップを発揮している時。

・高音ボイスの天使のような歌声に、なんかしらないけど胸が締め付けられて感動して涙腺が緩んだ時。

🌟シンボル考察

*自分の役割に尽力を尽くす

21度は、

そのサインの力を積極的に使用して、

欲しいものを取りにいくファイター度数。

蟹座の資質を積極的に打ち出し、

争いも厭わない感じで自分の望むものを掴みとりにいきます。

蟹座の望むものとは、

自分の家族や仲間との強い絆。

私たちは

集団欲求という

「群れをなして生きて行く」という本能を持って生まれてきます。

群れからはぐれたり

追い出されたりしたら

多くの野生動物は生きていけないように

私たちも

生まれた時から所属していた群れから

はぐれることを嫌います。

つまりは家族であったり

幼馴染だったり

学校の仲良しグループという

自分の属する共同体の一員となって

ちょっとやそっとじゃ壊れないような絆を築いていくのが蟹座です。

例えば

「学校」という

いろんな子供達が集うサバンナのような場所で

安心して学校に通うには

気の合う仲間が集う

自分の属するグループが必要なわけで

そうやって幼い頃から「群れをなす」のも

集団欲求が働いているから。

自分の属する共同体は

自分の拠り所でもあるし居場所でもあるから

快適な人間関係を築く為に

心と心のコミュニケーションをはかり

共感しあうことで絆を強めてきたのが蟹座20度までの体験。

蟹座の軸が出来上がる

20度においては

どこに行っても何をしていても

安心して過ごせる

「絶対的な安心感」というものを手に入れました。

それを受けた21度においては

自信を持って

自分を表現していくことになります。

自分には「愛する人がいる」。

自分には「愛し守ってくれる人がいる」。

自分には「いつでも戻れる場所がある」。

このような思いが

無意識に刻みつけられると

心の底から安心することができるので

自分ではコントロールしがたい

不安定な感情や心の働きも安定して

頑丈な「心の土台」が出来上がります。

蟹座21度は

その「心の土台」というステージの上で

美しい歌声で歌っている。

自分の「美」や「善」や「愛」を

みんなに判るような形にして

思い切り表現しているのです。

*共鳴する

オペラの舞台はとても豪華で

日常とは別世界の空間が演出されています。

誰でも入れるというわけではなく

人数限定で

その限られた人達が

一番、目を奪われるのが

オペラ劇のヒロインであるプリマドンナ。

プリマドンナが

なくてはならないキャラであるように

蟹座21度も

自分の属する共同体の中で

なくてはならないキャラとして君臨することになります。

みんなに大事にされ

また、みんなを大事にする。

そんな力を発揮していくのです。

華やかな衣装で存在感を放ち

情感たっぷりに歌うプリマドンナの美声は

人々の心の琴線を震わせることでしょう。

物体の振動が

空気を伝わって鼓膜に届いたものを

私たちは「音」として捉えます。

つまりは

物体の振動を介して

「音」をキャッチする事ができるのですが

高い音は、振動数が多く

低い音は、振動数が少ないという違いがあります。

ワイングラスを高音ボイスで割る人がいますが

それは

高音が発する振動数の多さで

グラスを震わせるから。

高い音が

振動の揺れでグラスを割る威力を持っているのなら

オペラ歌手のソプラノボイスも

振動の波として私たちに伝わり

心に直に響くはず。

確かに

美しいソプラノボイスの天使のような歌声は

歌詞なんか判らずとも

なんか知らないけど心を揺り動かされ

感動したりもします。

蟹座21度は

まるで天使の歌声のプリマドンナのように

人々の心の琴線を震わせる事ができます。

ドデカテモリーで言えば

蟹座と同じく「水のエレメント」の魚座の資質が混ざりますからね。

魚座は

人々の肉体という境界線を超えて

じかに心に入り込むサイン。

蟹座21度は

その境界線を越える力を利用して

人々の心に直に触れて

相手と共鳴していくのです。

つまりは

相手と心から分かり合うこと。

理解しあうこと。

誰とでもってわけではなく

劇場という限定された場所にいる

自分を見に来てくれた観客や

一緒に舞台を作り上げている仲間達と

共に感情を分かち合うという体験をしているのです。

プリマドンナが

楽しそうに歌えば

みんなも楽しい気分になり

悲しみの歌を歌ったのなら

みんなも悲しい気分になる。

やっと掴んだ幸福の歌を歌うのであれば

みんなはそれに感動し

涙をみせる。

蟹座21度は

そんなふうに

仲間や周囲の人に影響を与えるような力を持ちます。

つまりは

素直な感情表現ができるということ。

素直な感情表現は

人々の心の琴線を震わせ

共鳴力を生み出します。

この共鳴する力を使用して

集団の中で存在感を発揮し

「なくてはならない大事な人」となっていくのです。

*母性の力

プリマドンナが

その歌声によって

人々のいろんな感情を呼び起こすように

蟹座21度も

素直な感情表現によって

人々のいろんな感情を豊かなものにすることができます。

素直な子供の感情表現は

大人たちを笑顔にしたり感動させたりするものですが

それと同じで

人々に影響を与えていくのです。

なので

その場の雰囲気を先導するような

ムードメーカー的な力を発揮することもできます。

仲間を鼓舞して元気にさせたり

楽しさや居心地の良さを提供したり

絆を深めるために

感動的な舞台を演出したりと

「みんなのために」という

思いやり深い優しさをベースに

環境を整えていくんです。

なので

一人で何かをするというよりは

みんなと一緒に何かをするということに関心が向かいます。

蟹座の基本的な目的は

自分の居場所である仲間たちと結束を深め

関係性を育て守ることですから

みんなで一緒に成長していく方向性を目指すんです。

無意識的に

仲間や家族の感情を先導して

みんなに同じ方向性を向かせる力を持っているんです。

例えば

母親が受験を控えた子供に対して

「勉強しなさい」と口うるさく言うだけではなく

「私もできる限りサポートするから、あなたも一緒に頑張りましょう」って

自らも一緒になって戦う意気込みをみせる感じ。

子供と同じように

自分も受験戦争を戦うつもりで頑張る姿勢を見せることは

子供にとって励みになりますが

やり方によっては

「うざいわ」と捉えられることもあるわけで。

そんなことから

蟹座21度は

「お節介」だとか

「押し付けがましい」とかも言われたりもするのですが

それもすべて

相手の心に直接触れることができる力を持つから。

心に直接触れられるのを嫌がる

ドライな資質の子もいますからね。

しかし

母親っていうのはそういうもの。

子供達に

「うざいわ。」「過保護だ。」「過干渉だ。」

と生意気なことを言われながらも

世話を焼いていく。

そんな言い返しに屈してしまったら

未成年の子供たちを守っていけないですからね。

蟹座の母性の力を発揮して

周囲の人達を守るために

労力を惜しむことなく

一生懸命取り組んでいくのです。