code.No66
双子座6度 「油田の掘削 」
Drilling for oil.
カンを働かせて大事なことを抽出する・要領のいい人
🌟Keyword・エネルギー
「思惑」「ヤマをはる」「熟考」「見解」「仮説」「憶測」「推論」
🌟6度 (柔軟宮)
*現実世界と向き合う度数。
1度から5度の体験領域の目的は
自分を動かすバッテリーに「風のエネルギー」を充電することでした。
6度から10度の体験領域の目的は
その「風のエネルギー」を使用して双子座の下地となるメンタルを形成する領域。
「知性の風」という「風のエネルギー」を燃やして
この世界を認知していくための双子座視野を磨くのです。
その手始めの6度では、自分を取り巻く環境の認識から始まります。
「知的好奇心の風」を吹かせて
知識の新しい可能性を探求していくのです。
🌟ドデカテモリー
・獅子座
獅子座の「自信」を利用して双子座のカンを働かせる。
🌟双子座6度の可能性のある日付け
5月26日、27日、28日
🌟目指す方向性
・憶測、推論や仮説などを最初に立てて行動していくこと。
・体験から得られる直感力を磨いていくこと。
・ヤマをはることで効果的な成果を上げていくこと。
・自分自身の可能性を広げていくために知性を開発していくこと。
・好奇心を発揮して新しい知識を獲得していくこと。(趣味や資格取得など)
・チャンスを逃さない勝機のカンを掴むこと。
・一攫千金=要領の良さを発揮していくこと。
・目標達成のための情熱が冴えたカンをあたえてくれる。
・向上心を持って、上を目指すこと。
・地頭力を上げること。
🌟この度数の人の特徴
・チャレンジ精神が旺盛な人。
・キャリア志向が強い。資格を取得したり、自分磨きをしたり。
・与えられたことをやり通す力。
・向上意欲が強い人。
🌟この度数のエネルギーを使用している時
・地下資源に関与すること
・ヤマを張って勉強したとこが試験で出て、好成績を出しとき。
・仮説を立ててから思考している時。
・要領の良さを発揮して人よりもスピーディーに効率的に達成できた時。
🌟シンボル考察
*思考する
6度は自分を取り巻く環境と結ばれる度数。
ここで自分の身の回りを取り巻く世界と
しっかり結びつことで双子座的な感受性を磨いていくことになります。
その結びつきとなるのが「思考」すること。
これが双子座を世界に結びつけるためのツール。
物事を熟考して、
仮説や憶測を立てることで
双子座はこの世界にある物事を理解します。
「これは何か?」「これは何を意味しているのか?」と考えることで
この世界にある物や事柄を理解していくんです。
例えばこんな感じの油田の採掘現場を見たとしましょう。
「きれいな景色だなー。採掘機のシルエット、かっこいいなー。」
なんて思うとき、
それは一つ前のサインの牡牛座の視野。
「これで石油を掘るのかー。
しかし、どうやって石油のある場所がわかるんだろう?
どうやって掘るんだろう?」
と次々に湧き出る考えを思考しながら、この風景を眺めているとき。
それは双子座の視野。
牡牛座が五感で捉えた情報で
この景色を判断するのであれば、
双子座は思考でこの景色を捉えて判断する。
つまり
「考えること」で、この世界を理解していくんです。
また、
双子座の真反対に位置する鏡のサインの射手座も
双子座と同じように思考するタイプなんですが、
双子座とはまた、着眼点が違って
「なんで、石油という燃料がこの世界にあるんだろう?
石油は人間に豊かな恩恵をもたら自然の恵み。
しかし、いつの日か枯渇してしまうという。
では、どうしたらいいのか?」
と、割と壮大なことにまで思いを馳せる感じ。
双子座は、そこまで考えるのではなくて
見たものや聞いた事柄を
自分の得られる範囲の情報の中で憶測しながら考えていくんです。
6度から10度の体験領域は
双子座の基本的な視野を形成する領域です。
その手始めの6度では
「思考することで物事を理解する」という資質を強化していくことになります。
*井戸
上の油田の採掘写真に映っている機械みたいなものは
「油井(ゆせい)」と呼ぶのですけど、
油層までドリルで穴を開け、パイプを通し、原油を汲み上げる仕組みになっています。
つまりは
原油を汲み上げる井戸。
これを使用することで
地下に眠る貴重な資源を大量に汲み上げるわけですが、
次の度数の双子座7度は
「古い井戸」がでてくるシンボル。
6度の油をくみ上げる井戸(油井)と関連していますよね。
6度では
人々の生活の根本を支える「火の動力源」を汲み上げ
7度では
人体の基盤を支える「水」を汲み上げる。
いずれも、
私たちに必要なもの、役立つものを汲み上げるわけですが、
水も原油も、地下に眠るもの。
地表の下には
役立つ資源が眠っているんです。
これを私たちの肉体と照らし合せてみると、
「地表(土)=肉体(土)」。
つまり、地表深く眠る原油は、
私たちの肉体の中に眠る資源と捉えることができますよね。
原油は、はるか昔から
「地下から湧く燃える水」として知られていたそうですが、
私たちの「地下から湧く燃える水」って言ったら情熱でしょうか。
感情(水)に火をつけて、情熱の炎を燃やし
「これは何か?」「どうしたらいいのか?」みたいな問いの答えを
探し出す動力源にするんです。
また、双子座の情熱の炎は
「知りたい」という欲求を叶えるために
冴えた直感力も生み出します。
記憶倉庫にあるたくさんの情報の中から
関連する情報を瞬時に引っ張りだす直感力が発揮されるんです。
双子座6度はドデカテモリーで言えば
「火」のサインの獅子座の資質が混ざりますからね。
双子座は「風のサイン」なので、基本クールなんですが、
6度は獅子座が混ざることで、ちょっと熱くなるんです。
ドリルで油層まで掘り進めることで
原油が噴き出すように、
思考を掘り下げていくことで、
情熱と直感の源泉が噴き出すのです。
*ヤマカン
しかし
油田を掘り当てるのって難しそうですよね。
昔は、原油が滲み出ている場所を掘っていたそうですが、
今は、最先端の技術で地層の様子を調べてから掘るそうです。
でも、今も昔も
実際に油田があるのかは、掘ってみなきゃ判らないそうです。
そういう
目に見えないものを探るときって
実際的な知識に加えて、
「一か八か」っていう
「ヤマカン」のようなものも大切な材料になりますよね。
双子座6度においては
この「ヤマカン」や「推測する」という能力が磨かれます。
双子座6度の直感力は「ヤマをはる」的な直感力なんです。
実際に掘ってみなければ、それがあるか判らない状況の中で、
「ここら辺を掘ればいいはずだ」と自分のカンを頼りに調査していく。
そんな時の思考法が双子座6度。
1度から5度の体験において、
「A=B、B=C、よってA=Cである。」
みたいに
論理的に積み上げて結論を得ることができるようになりましたからね。
その次にチャレンジする思考法は
仮説を立てて結論を導く方法。
直感で「A=C」を導き出しから、
それを実証するために考えていく方法です。
例えば油田の採掘であれば
「この油田の広大な大地のどこを掘ればいいのだろうか?」
なんてことに、頭を悩ませたりしそうですけど
全身で感じた直感的なものでカンを働かせ、
「ここらへんがなんか匂うぞ!」みたいに場所を決めてから
調査していくみたいな方法。
それは長年の仕事の経験で磨かれたカンだったりしますけど、
そういうものも、
私たちは普通に使用していきます。
テストもそうですよね。
成績が優秀な人は、
要領良く効果的に勉強をするコツを知っています。
授業で先生が強調していた箇所を見抜いて、
そこら辺をピックアップして勉強していくことで無駄を省き
効果を上げることが出来ますもんね。
反対に
「すんごい時間をかけて勉強しているのに点数がよくない」って人に限って言えば
ノートをきれいに書くことにこだわってしまったり、
教科書全部を丸暗記しようとするとか、
1から丁寧に積み上げていこうとするので、
結果的に成果が上がらなかったりするわけで。
油田の採掘も
試験勉強も
人との競争っていう面がありますけども
他の人よりもスピーディーに成果を上げるには
「ヤマ」を張ったり「カン」を働かせて
重要な箇所を見抜き、
そこを集中して掘り下げていくという方法が適切なんです。
つまりは、
ヤマを見抜くための感性のようなものが大事。
双子座は「知性の星」。
要領がいいですからね。
ヤマを張ったりカンを働かせて
自分にとって大事なことを見抜いて
そこに集中して成果を上げることが出来るんです。
自分のカンが当たると嬉しいものですけど、
まるでクイズのように、
楽しみながら、知性を使用していくことで、
自分の目的を叶えていくことが出来るのです。
*地頭力
双子座は
いろんな思考法を開発して、知性を磨く体験領域です。
様々な種類の頭の良さがありますが、
双子座は
「地頭が良い」んです。
ちなみに「地頭」を辞書で調べてみますと、こんな意味。
大学などでの教育で与えられたのでない、その人本来の頭のよさ。
一般に知識の多寡でなく、
論理的思考力やコミュニケーション能力などをいう。
双子座は、コミュニケーション能力もバッチリだし
論理的思考力もありますからね。
生まれ持った脳の構造をベースにして
好奇心を発揮して、知性を伸ばしていくんです。
また、一般的に
「地頭が良い」とは、
どんな状況でも自分で考えられる力のことを言います。
こちらのサイト(転職クエスト)から引用させてもらいますと、
「構造化する力(物事を論理的にまとめたり分解する力)」
「仮説構築・検証する力(仮の答えを決めて検証する力)」
地頭の良さは、主にこの二つの力によって発揮されるそうです。
知的好奇心を有効活用して、
論理的に組み立てたり、
結論から考えて、仮説を導き出したり。
物事を多角的に判断していく双子座は、
いろんな思考法を身につけていくのですが、
双子座6度の場合は、
「仮説構築の力」を磨く。
地頭力の最大の長所となる力を磨いて頭の良さを発揮していくんです。
このシンボルのタイトルの「大地に眠る油田」は、
「地頭の源泉」なのかもしれませんね。
これを掘り当てることで(開発することで)
さらなる頭の回転の早さを獲得することが出来るのです。
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