Code no.207 天秤座27度 頭上を飛んでいる飛行機

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code.No207

天秤座27度  「頭上を飛んでいる飛行機 」

An airplane hovering overhead.


抽象度を上げるために俯瞰的視野を手に入れる・高度を上げる人

🌟Keyword・エネルギー

「反射」「反映」「熟考」「抽象度」「俯瞰的視野」「意識のスピード」

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🌟27度 (活動宮)

*向上心を持って上を目指す度数

26度から30度は次の蠍座へと向かう準備を始める領域。

27度では、次に訪れるサインに近づけるようにと、努力して高みを目指します。

私たちの成長段階に照らし合わせるなら

天秤座は、社会という大きな世界にデビューしたばかりの新人さん。

「理性と知恵」とう風の力で、

大勢の人が集まる社会の中で上手に立ち居振舞うことを目標としてきました。

次の蠍座は、天秤座の領域で出会ったパートナーと

親密な関係になることで、自分を変容させていく体験領域です。

天秤座27度では、その準備として

とても近い距離感で人と交わっていくための新しい視野にカスタムチェンジするのです。

🌟ドデカテモリー

・獅子座

獅子座の「創造性」を利用して、天秤座の視野を創造する。

🌟天秤座27度の可能性のある日付け

10月19日、20日、21日

🌟目指す方向性

・視野の抽象度を上げて思考していくこと。

・俯瞰的な視野で全体像を捉えること。

・細かいところにとらわれることなく大きなところから考えていくこと。

・自分の人生全体のブループリントを見つけてみること。

・広い見識を身につけること。

・意識のスピードを上げていくこと。

🌟この度数の人の特徴

・細かいところにはとらわれず大らか。

・自分にとって居心地のいい人との距離感を保つ。

・広い視野で物事を捉える頭のいい人。

・人間関係において深入りはしないタイプ。

🌟この度数のエネルギーを使用している時

・飛行機から地上を見下ろして、その眺めを楽しんでいる時。

・物事を全体で捉えて思考している時。

・頭の回転が早くなって、次々と明瞭な考えが湧き上がってきた時。

🌟シンボル考察

*「客観的視野」から「俯瞰的視野」にカスタムチェンジ

27度は次のサインの入り口に向かうために、努力して上昇していく度数。

次のサインに入るために、

一段高い場所に登る必要があります。

なので、

今まで築き上げてきた天秤座の資質を

今いるところよりももっと上昇させるために、

新しい形態にカスタムチェンジします。

つまり

天秤座の「客観的な視野」を

一段高い「俯瞰的な視野」に変容するんです。

天秤座は、今まで

「相手目線」という客観的視野を使ってこの世界を見てきました。

つまりは、「人の目線」で物事を素早くキャッチし

思考し判断してきたのですが

次の蠍座においては、その客観的視野を捨て去って

もっと深い視野で相手と関わることになります。

蠍座は、「私はあなた。あなたは私」的な視野で世界と関わっていくので

天秤座のクールな客観的視野は蠍座においては邪魔。

26度からの天秤座は、

次の蠍座に向かう準備を始める領域で

少しずつ視野を変えて、最後には客観的視野からの脱却を図るんです。

*抽象度を上げる

「頭がいい」には三種類あって、

計算ができる頭のよさや、記憶力がいい頭のよさ。

そして対人スキルが上手な頭のよさがあるといいます。

この対人スキルが上手な頭の良さを

「対人感性力」と言うのですが、

天秤座はこの能力を磨いて獲得しました。

機転を利かして配慮することで

人間関係をスムーズにするスキル。

これは多くの人が暮らす、この世界においてはとても大事な能力です。

この能力を使用して

27度では「鷹の目」「鳩の目」という

「知恵・知識」と「思いやり・愛情」を交互に使用して

機転の良さ、臨機応変さを堪能したわけですが、

この二つの、一段高い場所から見る「鳥の視野」を交互に使用することで、

さらなる飛翔力がついたとでもいうのでしょうか。

28度では、自分の視野に「ジェットエンジン」がついたんです。

飛行機のように高度を上げて飛べる力がついたんです。

飛行機から地上を見下ろすと、地上は小さなジオラマのよう。

道路を走る車に四角い形で連なる田んぼ。

鳥が見る世界よりももっともっと高い所から見下ろす世界。

高度があがるたびに

人も動物も植物も

車も家も田んぼも個別では見分けがつかなくなり、

緑や茶色や青や赤。

まるで抽象画のように色が区分けされた景観に変わっていきます。

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高度をあげると「見える世界が変わる」=「視野が変わる」んです。

この、さらなる高い視野を獲得するのがこの度数。

視野の抽象度を上げていくことで

この「俯瞰的な視野」を獲得するのです。

「抽象」の反対は「具体」です。

「具体的な事柄」から、

抽象度を上げて物事を捉えてみる。

例えば、「私は私」。

これが主観的な視野で見ている自分だとしたら

「私は女性です」。

これは客観的な視野で判断する自分。

さらに一段上げて飛行機の視野で眺めてみると、

「私は人間です」。

高度を上げて自分を見下ろしてみれば、

それは抽象的な風景に混ざり込み

その他大勢の人と区別のつかない「人間」ということがわかります。

「私は私」という視点ではなくて「私は人間」です。

という俯瞰的視野を持つことで

全体像を見渡せる冷静で賢い能力を身につけるのです。

細かいところに目を向けず

大きな視点で物事を捉えて視野を拡大するのです。

物事全体を高い視点から広く見渡す力。

その力は私たちに閃きを生む発想力を与えてくれます。

普段の考え方にも応用がきくようになり、理解力が高まります。

理解が早くできるようになることで、

あふれた情報の中から正しい情報を選択できる力がつきます。

広い視野で全体を理解してから、

抽象度を下げて具体的に計画していく。

それは結論から考え仮説を導く力にも繋がりますし、

物事をシンプルに考える力にもなります。

高い視野を手に入れると、

つまりはもっと頭の回転が冴える。

コミュニケーションスキルがまたレベルアップし

実り多い人生を築いていけるのです。