Code no.208 天秤座28度 明るくなる影響の最中にいる男

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天秤座28度  「明るくなる影響の最中にいる男 」

A man in the midst of brightning influences.


抽象度を上げた思考法で最善策を見出す・スケールの大きな人

🌟Keyword・エネルギー

「反応する」「敏感な」「応答性」「抽象度の高い思考法」「突き詰める」

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🌟28度 (活動宮)

*方向転換する度数

例えば、

私たちを動かすために必要なのが「風力、地熱、火力、水力」というエネルギーで、

そのエネルギーを貯めておく充電池を身体のどこかに持っていたとして

天秤座であれば「風力発電」のような「風のエネルギー」を充電池に充電して

動いていくとするならば

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天秤座最後の方の度数は、次のサインに向けて充電池を空にして明け渡すために

貯まっている「風のエネルギー」を吐き出す作業に入ります。

エネルギーを方向転換して、吐き出す準備をするのです。

🌟ドデカテモリー

・獅子座/乙女座

獅子座の「創造性」と乙女座の「枠組み」を利用して、天秤座の視野を創造する。

🌟天秤座28度の可能性のある日付け

10月20日、21日、22日

🌟目指す方向性

・抽象度を上げた視野で物事を捉えていくこと。思考していくこと。

・平和的なリレーションシップを築いていくこと。

・物事の全体像を見て本質を知ること。

・人間が持つ「創造の力」を尊重し、自らも追求していくこと。

・広い視野でしか判らないようなことを発見していくこと。

・自分の人生観をしっかりと持つこと。

・悩みごとがあったら視野の高度を上げること。またその方法を人に提示していくこと。

🌟この度数の人の特徴

・物事をつきつめて考える人。

・広い視野で他の人には見えないものが見えている。

・平和主義者で器が大きい。

・冴えたアイデアや直感力を表現できる。

・小なことにはこだわらない。くよくよしない。前向きな人。

🌟この度数のエネルギーを使用している時

・「今まで散々悩んで大変だったけど、地球規模、いや、宇宙規模で考えれば、まーちっぽけなことだったわ」と悟った時。

・突き詰めて考えた結果、「あれ、大したことなくない?』と思った時。

・ずっと判らなかったことが、視野の高度を上げたことで理解できた時。

🌟シンボル考察

*「精神性を司る脳」の入り口

28度は次のサインへと向かうためにスタートをきる度数。

サインの力を土台として

次に向かってジャンプするかのような、とても勢いのある度数です。

天秤座は、

「人から見られる」ことで、

「相手から見られた自分はどういうものか」

という相手目線の視野、つまり客観的視野を手に入れました。

ストレスを感じずに「相手に合わせる」。「場の調和を保つ」。

そのような行為が何よりも素晴らしいと思えるような人生の生き方の美学をとりいれて、

「対人感性力」というコミュニケーションスキルにおいての頭の良さを獲得したのですが、

28度にもなれば、次のサイン「蠍座」を意識した行動が始まります。

蠍座は、何かと同一化することで自分を変容するサイン。

「感情」や「無意識」というパワーを使用してそれを行っていくのですが、

天秤座は「冷静な思考や頭」を使用して行動してきました。

思考や頭の回転を速くして行動してきた天秤座と、

感情や無意識という、精神性重視の脳の領域を使用する蠍座へ移行するために、

天秤座は、光を見出すのです。

「思考の脳」から、

「精神性を司る脳」の入口の回路を見つけるかのように、

光の真っ只中に立たされているのです。

*抽象度の上がった世界

27度で天秤座は「視野の高度をあげる」という体験をしました。

飛行機から見たような高い俯瞰的視野で、下界を見下ろす。

そうすることで、より柔軟に世界を見渡せる能力を身につけたのですが、

28度では、さらにその上。

雲の上の世界に辿りついたんです。

離陸してしばらくは、地上が見える場所を飛行機は飛びますが、

これが27度の視野の広さだとしたら、

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28度の視野の広さは雲の上の世界。

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飛行機はやがて、

さらに高度をあげて雲の上を飛びますが、

雲の上の世界は

私たちに「太陽の光」がいかに平等で愛に溢れたものかということを思い出させてくれます。

重たい雲がかかって雨の日が続いたとしても、

雲の上は、いつだって眩しい太陽の光で満たされているんです。

地上だと雲に遮られ

太陽を確実に毎日感じることは出来ないけれども、

雲の上の世界では、確実に毎日、太陽を感じることができる。

いつでも光に包まれた世界がそこにはあるのです。

俯瞰的な視野を獲得してきた天秤座ですが、

28度ではこの雲の上の視野。

太陽の光の中の視野を手に入れます。

想像してみてください。雲の上の世界にいる自分を。

圧倒的な太陽の光に包み込まれた自分を。

28度は

雲上の「光の領域」から、世界を眺めるような視野を獲得します。

視野の高度を上げるということは、

思考がどんどん抽象的になっていくこと。

たとえば、「チワワのちび太」を飼っているのであれば

それはかなり、具体的な情報です。

それの抽象度を上げていくと、

「チワワ」⇨「犬」⇨「哺乳類」

そして最後には「動物」という概念に至ります。

物事を具体的な情報で捉えるのではなく

もっと大きな枠組みで捉えることで全体像を掴むんです。

たとえばナスカの地上絵。

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これ、地上で見たら、ただの溝ですよね。

でも、高度を上げて上空から眺めれば、全体像を把握することができます。

「この溝って、絵の一部だったんだーーー!」って驚くわけですが

高い場所から眺めると

低い場所にいたままでは判りようもない

重大な発見をすることができるんです。

抽象度を上げた視野を持っていると

全体像をつかむことができるので

物事がうまくいくようになります。

抽象度を上げて物事を考えることで

小な悩みに囚われることなく

前向きな面にフォーカスできるようになるんです。

*クリアになる思考

たとえば

「あなたは男で、私とは性格も価値観も違う」

というところを

「あなたと私は男と女で性別も違うし性格も価値観も違うけど

突き詰めれば同じ人間だから判りあえるはず。」

と捉え、関係性を前向きなものにしていく。

このような思考法が、この度数の視野。

天秤座は

それぞれの個性を尊重しあいリレーションシップを結んできましたが

最後の方の度数になると

その「個性の違い」を尊重し合うよりも

「お互い同じ」と捉えることで

平和的なリレーションシップを築いていくんです。

「あなたは敵国の人間だけど話し合えば判りあえるはず。

だって同じ人間じゃない。」

このような思考は「平和」をもたらすものです。

この「抽象度を上げる」という視野は27度において獲得したのですが

28度ではその精度が上がったんです。

抽象度を上げて世界を眺めている=明るくなる影響の最中。

抽象度を上げて世界を眺めることで

思考がクリアに明るくなっているんです。

大きな枠組みの中で

大きな視野の中で

自分の能力を発揮していくのです。