Code no.200 天秤座20度 ユダヤ人のラビ

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code.No200

天秤座20度  「ユダヤ人のラビ」

A Jewish rabbi.


自分の信念に沿って生きる「生き方の美学」・知識と知恵の人

🌟Keyword・エネルギー

「受け継いだもの」「知の遺産」「継承していくべきもの」「知識」「知恵」

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🌟20度 (活動宮)

*天秤座のポリシー度数

20度は天秤座の軸が出来上がる度数。

外部からの影響に左右されない「天秤座の信念」が出来上がります。

🌟ドデカテモリー

・牡牛座

牡牛座の「守りの力」を利用して、天秤座に自信をもたらす。

🌟天秤座20度の可能性のある日付け

10月12日、13日、14日

🌟目指す方向性

・多くの人に信頼され頼られるような自分になること。

・知識と知恵を活用すること。

・自分なりの「生き方の美学」を明確に持つこと。

・謙虚な気持ちで継承されてきている知識や知恵を学ぶこと。

・いくつになっても、学ぶ姿勢を持つこと。

・正しい知識を取りいてれて、自分の頭で考えていくこと。思考停止にならないこと。

・受け継いだ知識を自分なりに「もっと良い」ものに改良して提示すること。

・自分軸を大事に生きること。

🌟この度数の人の特徴

・根性が座っている

・諦めることなく粘り強く挑んでいく

・信念を持っていて頑固なタイプ

・思いを何年も持ち続ける

🌟この度数のエネルギーを使用している時

・感銘するような知識本に出会った時。

・自分に果した約束を忠実に守っている時。

・いい言葉をピックアップして、それを自分の心の軸にした時。

・蓄えた知識で、知恵を働かせている時。

🌟シンボル考察

*タルムード

ユダヤ教には

宗教的指導者であり、

学者のようでもあるラビという教師のような役割の人がいます。

私たちに必要なのは「知識と知恵」ということで、

タルムードと呼ばれる教典に従って行動を選び、生活することを良しとしています。

タルムードは昔からユダヤ人の間で

幾たびも議論の末に改良を重ねられてきた

生活および思想の基盤となるもの。

宗教というよりは

日本で言えば、「道徳の教科書」や「自己啓発本」に出てくるような

この社会で生きていくための心得のようなものが書いてあるといいます。

一緒の社会で暮らす同じ民族が、

タルムードに書いてあることを軸として持っていれば

調和が保たれるというのです。

人として、現実の問題にどう対処するのか?

どうするべきなのか?

はるか昔から、そんなことをラビたちは研究し人々に指し示してきました。

そんな「ユダヤの教え」の、重要な点は

謙虚さを忘れずに学び続けること。

一つの事柄に対しても

タルムードの教えを軸として、自分で考えることが大事。

人々に調和をもたらすのは「知恵と知識」だというのです。

実際、「ユダヤ教の教え」は

自己啓発的な書物でもあり、

この現実社会において役立つ

改良に改良を重ねてきた知識の宝庫です。

「お金」は決して汚いものではなく

どうやったら全うに稼げるのか?なんてことも書いてあったりして。

この世界の仕組みを理解し

その仕組みの中でどうやったら自己実現できるのか?

調和的な社会を築けるのか?

そんなことを研究し、実践してきたユダヤ人は

他の民族から

「ズル賢い民族だ」と呼ばれ迫害されてきたわけですが

そんな中で生まれたのでしょうか。

「人が生きている限り、奪うことができないものがある。それは知識である。」

という素晴らしい教えがあります。

家財や家や財産を奪われても知識は奪えない。

知識さえあれば

迫害されたとしても、またそこで生きていくことが出来る。

知恵と知識が人を豊かにする。

それがラビの教え。

この度数は

そんなラビの教えのようなものの中に

真実を見出すことになります。

*継がれてきた知識の遺産

天秤座16度から20度までを

一つのストーリーとするならば

人間関係に疲れ果てた人が

自分を取り戻すまでの様子が描かれているとも言えます。

「対人関係に調和をもたらそうと、

私は自分を押し殺して人に合わせてきたんですけども

確かに、自分の意見を引っ込めて相手に合わせてれば

争いのない平和な時を過ごすことができるんですが、

最近、だんだんしんどくなってきて、人と会うのも億劫で。」

そんな悩みに対してカウンセラーは

「まずは休みましょう。

無理して人に会うのもやめましょう」

と諭すことでしょう。

それが16度の体験だとしたら

17度では、自分の心と向き合って、自分を客観的に分析し

18度では、自分のやりたいことをとりあえずなんでもやってみる。

19度では、本当の内なる自分を取り戻し

20度においては

過去の偉人や、宗教的な教え、名言、自己啓発や哲学。

あるいは、カウンセラーさんや友人や仲間の言葉。

それらのものの中に

自分の心の軸となる言葉や知識を見出すみたいなストーリー。

あれやこれや悩んできた人には、

自分の心の支えとなるような尊い教えが必要です。

人類が長い年月かけて築いてきた「知識の遺産」の中から

自分の心の軸となるようなものを取り上げるのです。

*対人関係

この世界の悩みは

ほとんどが対人関係から生まれるものだといいます。

人生においては、

自分の能力を伸ばしたり、仕事をガツガツ頑張ったり

自分の欲求を叶えていくことも大切だけど

一番、基本的で重要なのは

人と上手に関わるスキル。

相手の言ってることをしっかり受け取り、

自分の思いもうまく伝えて

平和的な場を導くコミュニケーションスキルが必要です。

と言っても、

相手がいることだから難しいのですが、

いくら自分が心がけていたとしても

相手の性格によって、対応できないことも沢山あります。

自分がいくら相手を尊重して接していたとしても

相手がいい加減だと、自分も我慢ならないわけで。

でも、

「アドラー心理学」によると

自分の心の中にしっかりとした教え、軸、信念があれば

問題は解決するんだそうです。

自分の思う「正しい信念」に基づいて行動しているのであれば

それにどう反応するのかは、その人の自由。

相手の反応は、相手が自分で選んだものだから、

「自分には関係ない」と捉えることで

自立した人間関係を築いていけるようになるというんです。

だけど、アドラーの言う通りに、それを心掛けるとしても

大事なのは自分の「心の軸」「信念」ですよね。

よく、「人の数だけ価値観はあって考え方は人それぞれだ。」

と言いますが、

確かにその通りだし、それでいいと思うんだけども

実際には

そこに源流として流れる

いつの時代も変わらない「人として正しい姿勢」というものがあって

それは

例えば、仏教の教えにも書かれているし

ユダヤ教の教えにも書かれています。

「人として正しい姿勢」というものを

心の軸に据えて物事を判断し

「人として正しい姿勢」を軸にして

自分で思考しながら、正しい行動をしていく。

決めたことを、面倒臭くてやらないという行為で自分に嘘をつくのではなく

自分の決めたことに責任を持つ。

自立した個人として

社会に参加することで

本当の意味のパートナーシップというものが築けるんです。

「七つの習慣」という本には

そのような事柄が判りやすく書かれています。

この度数をマスターするのであれば

そのような本を、

いくつになっても、飽きることなくたくさん読んでいくこと。

対人関係における知識と

いろんな問題に対処できる知恵を身につけるのです。

*生き方の美学

天秤座を支配する天体は、美と調和の星「金星」です。

金星は、天秤座に「美しいスマートな生き方」をもたらすんです。

その中でも、この度数は天秤座の「生き方の美学」を示しています。

品良く落ち着きを保って。

自分の意見に自信を持って。

自信を持つために正しい知識を。

調和をもたらすための臨機応変な知恵を。

人間関係などの

生きていくための諸問題を

知識と知恵で乗り越えていく人になる。

謙虚に学ぶこと、自分の頭で考えることを忘れずに。

そんな感じで

美しい生き方を心に留めて、実践していくのです。