code.No 140
獅子座20度 「ズーニー族の太陽の崇拝者 」
The zuni sun worshippers.
環境に左右されることなく太陽の力を召喚する・活力に溢れた人
🌟Keyword・エネルギー
「忠実」「元気」「舞踏」「エネルギーチャージ」「生命力」「儀式」「太陽パワー」
🌟20度 (活動宮)
*獅子座のポリシー度数
20度は獅子座の軸(自分軸)が出来上がる度数。
外部からの影響に左右されない「獅子座の姿勢」が出来上がります。
🌟ドデカテモリー
・魚座
魚座の「祈り」を利用して、獅子座に信念をもたらす。
🌟獅子座20度の可能性のある日付け
8月11日、12日、13日、14日
🌟目指す方向性
・どんな状況になろうと、いつでも自分の内側から湧き上がる「意欲」や「ヤル気」や「意志」を呼び出せる力を手に入れること。
・人に影響されることなく自分のヤル気や意欲を引き出せる。
・自分の人生の限られた時間に責任を持って自己実現を目指していくこと。
・エネルギーチャージする方法をちゃんと知っておくこと。
・自分を元気にする方法を把握してそれを実行していくこと。
・自分を元気にする儀式を持つこと。
・「これがあれば元気になれる」というものを持つこと。
・「意志力」「創造力」「意欲」の炎を燃やしていくこと。
・自分や、他の人の生命力を回復する力を手に入れること。
・気分のムラをなくしていつでも前向きに過ごせるように環境を整えること。
・光り輝く姿を人々に見せることで太陽の力が弱まった人たちに元気とパワーと愛を分け与えていくこと。
・自然のエネルギーと同調しエネルギーチャージしていくこと。
・自然のエネルギーを慈しみ崇拝していくこと。
・「太陽」としての自分を意識していくこと。
・自分が人々を照らす「太陽」になること。
🌟この度数の人の特徴
・ポジティブで元気な人。
・一緒にいるだけで元気になれるような人。
・平和的な人。
・太陽のような役割や立場を果たす人。
🌟この度数のエネルギーを使用している時
・ダンスをすると元気が出て意欲が湧いたり、映画を見たり本を読むと意欲が湧いたりと自分なりのテンションが上がることを実践している時。
・古典的な儀式や祭事が、当時の人々にどのような効果をもたらしたのかなんてことを研究している時。
・ヒマでゴロゴロしようと思ってたけど、音楽かけたら元気が出て散歩に出かけて目が覚めてさらに活力が湧いてきたとき。
🌟シンボル考察
*獅子座の軸
20度は、
外部からの影響に左右されることなく
自分の姿勢を保つことができる
獅子座の軸が完成する度数です。
何があっても
意欲やヤル気を
いつでも召喚できるような力を手に入れるんです。
獅子座は、1度から15度までの体験において
主観的な視野を磨き
「自分の心が躍ること」を選び取ることで
情熱の炎を燃やし
意欲的に物事に取り組み
世界を創造していく力を磨いてきました。
結果、
常識やルールに捉わることのない
自由な発想力で
自分を堂々と表現できるようになり
自分に対する誇りと自信を身につけたのですが
でも
この姿勢には、弱点があります。
人の目を気にすることなく、
常識に縛られずに
自分を自由に表現してきた獅子座が
人の目や
常識などを意識するようになると
自由に自分を表現するのに
躊躇するようになるんです。
なので
その弱点を補うための体験が
16度から20度の領域。
人の目や常識を意識したとしても
自分の内から湧き上がる意欲の炎を消さない術を
身につけてきました。
例えば
私たちって
長期休暇のように自由に使える時間があると
ワクワクしちゃって
「何をしようかな。」
「旅行に行こう。」
「せっかくだからあれもやりたいし、これもやりたい!」
なんて盛り上がって
意欲的に物事を決めていけますよね。
そんなふうに誰もが
時間を
自分の思うままに創造する力を持っているのに
仕事や学校などで
時間に縛られてしまう
日々の日常においては
自分の意欲や創造性を発揮しづらい状況になってしまいます。
仕事に行って
家に帰ってテレビ見て寝るだけの
受け身の生活をしていると
だんだん自主性や意欲を失ってしまい
基本的な元気や生命力が
枯渇してしまう傾向があります。
なんか
いろんなことを自分で決めてやっていくのが
面倒臭くなって
「面白そう!」って
心が反応しなくなり
身体も動かなくなってしまったりするんですよね。
そうはいっても
私たちの人生の大半は
休日じゃなくて仕事の日の方が多いわけで
仕事という日常の中、
意欲を失ってしまうのであれば
休日の日にだけしか
意欲を発揮できない状態にもなるわけだし
これって
自分の意欲を発揮するのに
「仕事」「休日」という
自分の外部にある環境に左右されているってことになりますよね。
つまりは
芯が通っていない軸のよう。
休日であろうが
仕事の日常であろうが
人に何かを言われて意気消沈しようが
環境や状況に左右されずに
意欲やヤル気の炎を燃やせるようになることで
獅子座の軸が完成します。
獅子座20度は
獅子座の軸が完成する度数。
どんな状況になろうが
自分の内側から湧き上がる
意欲を呼び出せる力を手に入れたのです。
*自分が主役の人生の
獅子座は
自分の世界を創造していく力を磨くサインです。
この人生は
自分だけの一回限りの人生であり
人生の主役は自分。
監督も脚本も演出も自分で考え
それを自分で演じていくことで
世界が創造されていくんです。
このような考え方は
各方面でよく聞くかと思いますが
抽象的な言葉ですけど
でも実際そうですよね。
例えば
何かとても辛いことがあって絶望した状態が続くと
自分の見ている世界が色を失うかのような感覚に陥ることがあります。
辛い状態から抜け出せず
心が重くなり
何を食べても美味しくないし
美しい景色を見ても心が揺れ動かない。
灰色の世界に閉じ込められたような感覚になって
すっかり力を失い
身動きが取れなくなったりします。
つまりは
自分の世界が停滞してしまうんですよね。
また、それだけじゃない。
繰り返しの日常の中
雇用主に従い
家族に従い
自主性を失った生活をしていると
人生を人に委ねてしまうことになるので
自分の人生に対する意欲を失ってしまいます。
人生に対する意欲を失うと
自分では何もヤル気が起きない状態になってしまい
また、
何をしたいのかも判らない状態になってしまって
「自分がしたいこと」を選び取れなくなってしまいます。
「自分がしたいこと」を選び取れないと
「自分が主役の人生」じゃなく
「依存しているモノが主役の人生」という感覚になり
自分に対して無力感を感じて
すっかりヤル気を失ってしまうという循環に陥ったりもします。
ヤル気を失って
プライベートの時間を
非生産的に過ごしていくと
世界は
いつもと同じ。
なんの変哲もないまま過ぎていくだけの日々。
変わり映えのしない日々が待っています。
「いつもと同じ」という日々は
私たちに安心感を与えてくれますが
同じ日々が続くだけで
新しい展開が生まれません。
つまりは
世界が創造されていかない。
物語の展開がないまま
いつもと同じ内容の
ストーリーが淡々と進んでいく物語になってしまうんです。
物語は
いろんな展開があった方が
ドラマティックで面白くなるように
私たちの人生という物語も
いろんな展開があった方が
断然面白いはずだし
そもそも
私たちは
いろんなドラマティックな物語を紡ぐために生まれてきたのに
物語を停滞させるべきではない。
誰もが
限られた人生という
与えられた時間の中で
自己実現を果たすための物語を紡ぐ勇者なんです。
そのために必要なのは
なにはともあれ
「ヤル気」や「意欲」や「情熱」。
まずは内なる炎を燃やすことが大事。
自分の人生というストーリーを
どんどん
自分の思うように創造していくには
獅子座の太陽のような炎が必要なんです。
獅子座20度は
この太陽のような炎を
私たちはみんな持っていて
いつでも召喚できる力があるということを教えてくれています。
「もうダメだ」
と思う時もある人生ですが
でも
自分の心の持ち方次第で
「意欲」の炎を再び激しく燃やすことができるんです。
この炎が
燃えあがることが出来たのなら
停滞していた世界は確実に動きだす。
自分が主役の人生の。
世界を創造する力を取り戻すことができるのです。
*踊って祈って崇拝して
ZUNI=ズーニー族とは
ネイティブアメリカンの部族のこと。
ズーニー族は
特別な
面白い特徴を持った部族ということで知られています。
まず言語。
部族内では
今でも英語ではなく
ズニ語という言葉で話すことが多いらしいのですが
このズニ語が
他のネイティブアメリカンの言葉と
全く違うのだそうです。
あまりの独自の言語っぷりに
人類学者達が興味を持ち言語に限らず
文化や
身体的特徴なども含め調べた結果
なんと
室町時代の日本からの使者が
ズニ族の文化に変容を与えたのではないかという
仮説もあるほど。
詳しくは「ズニ族の謎」という本が
出版されていますので興味がある方は
こちらを調べていただくとして
ズニ族を追求していくと
「宇宙人」とか「UFO」とかも関係してくる記述が
出てくるのですが面白いですよ。
ズニ族はニューメキシコ州に
今でも住んでいるのですが
先祖代々伝わる宇宙観や宗教観を
口頭で語り継いできたと言います。
母なる大地
父なる太陽
月の光の母
を中心に
いろんなものに宿るスピリットを大事にしてきた民族で
カチーナというお面をつけて
踊ります。
踊って祈って崇拝して。
太陽のスピリットを
1年に1度のお祭りで
自分の身体に取り入れるんです。
獅子座を支配する天体は「太陽」。
獅子座の体験を
20度進めてきたところで
私たちの中の
「太陽」の力を
感情や心の波に惑わされず
自分以外の人や物事の影響に振り回されず
いつでも芯のあるしっかりした軸で
「太陽」と呼ばれる
私たちの「意志力」を
発揮できるようになるんです。
日本だったらアマテラス。
古代エジプトでは太陽神ラー。
古代から
私たちは「太陽」を崇拝してきましたが
空にある太陽がそうであるように、
太陽は
私たちの生命力そのものなんです。
確かにその通りで
地球上の生物は
太陽のおかげで
生命を育んでいけるわけだし
太陽系の中心として
真ん中で
輝き続けているわけだし
そんな太陽を
私たち一人一人が自分の中にも持っていて
輝くばかりの生命力を「太陽」と呼ぶ。
そんなふうに古代から人々は
太陽や月や自然と自分を重ね合わせ
自然に感謝し
太陽や月や星を崇めることで
自然と調和すると同時に
自分の生命力を高めてきました。
自分の中にある太陽の火が
枯渇して
意欲や創造力を失わないようにと
意識して
取り入れてきたのです。
*太陽の儀式
獅子座20度は
自分の中の太陽を
いつでも召喚することができます。
ズーニー族が
躍ることで
それを召喚するように
獅子座20度も
自分なりの方法で
意欲やヤル気の炎を燃やすことができるんです。
なので
いつでも生命力に溢れ
いつでも元気で
自分の世界を創造する力を持っています。
絶望して世界が停滞しても
人や惰性に支配されて世界に動きがなくなっても
ズーニー族のダンスが
自分の太陽の光を取り戻すように
意欲やヤル気の炎を
燃え上がらせることができるんです。
自分の中の太陽を活性化させて
「氣」を高めることができるので
いつもエネルギッシュで
疲れにくくなったり
毎日元気に物事にあたっていくことができるんです。
占星術において
「太陽」は
「自分の意志力」とか
「創造する力」だったりしますけど
それらはやはり
元気がないと発揮できないですもんね。
自分の中の太陽と呼ばれる
「意志の力」は
燦々と燃え上がる真夏の太陽のように
存在感を持って輝かないことには
その力を発揮できません。
やる気の出ないときや
元気がないとき。
そんなときは
自分の太陽の力が弱まっているとき。
いつでも
太陽の輝きを
自分の中にチャージできる
自分なりの儀式を持っておくと便利です。
朝日を浴びたり
瞑想を習慣化したり
時間がなければ
「太陽の光をチャージしよう」
という意志のもと
両手を広げて太陽光を受け止めてみる。
歌を歌ったり
好きな音楽で踊ったり
スポーツで汗を流したりと
元気をチャージするための自分だけの儀式。
その儀式を真面目にやったら
確実に太陽からのパワーが注入されるので
絶対に元気になるっていう秘技を手にすることで
人々にも希望を与えるくらいの光を放つ
太陽パワーの召喚士としての
獅子座20度が誕生します。
自分という
オリジナルの「宇宙」に調和をもたらすためにも
「太陽」という意志力や創造力は大事です。
光り輝く姿を人々に見せることで
太陽の力が弱まった人たちに
元気とパワーと愛を分け与えていくのです。
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