Code no.218 蠍座8度 湖面を横ぎって輝く月

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蠍座8度  「湖面を横ぎって輝く月 」

The moon shining across a lake.


心を静かに保つことで信頼関係を築く・瞑想的な人

🌟Keyword・エネルギー

「ラポール」「一致」「調和」「疎通」「直感」「瞑想」「達観」

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🌟8度 (固定宮)

*自分の役割を全うする8度

7度において

何かに夢中になって没頭することで

深層心理の奥にある力を取り入れることが出来るようになりました。

心の力を利用出来るようになった8度では

人と心の底から判りあえるような信頼関係を築くことに専念します。

🌟ドデカテモリー

・山羊座/水瓶座

山羊座の「管理能力」と水瓶座の「俯瞰的視野」を利用して蠍座の価値観を形成していく。

🌟蠍座8度の可能性のある日付け

10月30日、31日、11月1日

🌟目指す方向性

・信頼関係を結べる環境を作り出すこと。

・ラポールのある対人関係を目指すこと。

・瞑想的な心で物事を達観すること。

・日々の暮らしに瞑想を取り入れることで直感力が鋭くなる。

・自ら積極的に動くのではなく訪れる成果を観察し取り入れること。

・身の回りで起こることを俯瞰的視野で静かに見守ること。

・受容的な態度で受け入れていくこと。

・心を鎮めて湖のような状態にすること。

🌟この度数の人の特徴

・控え目で常に冷静。客観的に物事を捉える人。

・どんな時も動じないので信頼される。

・鋭い直感力で相手の心に浸透していく。

・イメージの力が発達している。

🌟この度数のエネルギーを使用している時

・瞑想しているとき。

・落ち着いた態度で接することで相手もリラックスした状態になっているとき。

・信頼できる人に心の傷を話しているとき。

・湖でボケーっと美しい景色を眺めているとき。

🌟シンボル考察

*ラポール

蠍座7度は「深海ダイバー」というシンボルで

深層心理の深みを

探る力を身につけました。

人は見かけによらないもの。

その心の中では

実に様々な思いを抱えているものです。

その思いの中には

自分でも気づかないような

無意識に沈めてしまった感情や思いもあったりして

そのような面を探ることで

相手のことも

自分のことも、もっと深く知ることが出来ます。

蠍座は

心の底から分かち合える信頼関係を築いて

自分を変容させるサイン。

人の心の奥の方にある

悲しみや痛みにまで触れて一体化しようとするので

必然的に、「心理学」的なテクニックが身につくんです。

そのテクニックは

気づかれないように裏で心理面を操作して

人を自分の思いのまま操ったりも出来る禁断の力にもなるのですが

蠍座8度では

人との穏やかな信頼関係を築く力として使用していきます。

ラポールを築くんです。

ラポールとは

心理学用語で

セラピストとクライアントとの信頼関係を示す言葉です。

「お互いの心が通い合っていてどんなことでも打ち明けられる」

「お互いの話したことを理解してもらえる」

心の傷を癒す心理療法において

クライアントがセラピストに

心の内をさらけ出すには

このような絶対的な信頼関係を築くのが大切なんです。

セラピストの方も奢って話を聞くのではなく

相手が心の内を話やすい雰囲気を作ったり

どんな話も受け入れて聴くという姿勢が大事です。

人里離れた山の中の湖の夜は静かなことでしょう。

美しい空気に星の瞬き。

そんな場所にいるような気分になる雰囲気を作り出し

クライアントの心を

波一つない鏡のような湖のような状態にして

浮かんでくるイメージ、言葉、思いを待つ。

山の中の湖に

やがて月の光が反射されるように

クライアントの心の湖にも、自分の大事な感情がぽっかりと浮かび上がってくるんです。

「この人なら信頼して自分の心の内を話せる」

そんなふうに思わせる磁力を

この度数は持っているのです。

また、反対に

自分の心に眠る深い感情も

静かに黙想することで捉えることが出来ます。

蠍座7度では

深いところまで「没頭」して探しに行ったけど

8度では、深くまで潜らずとも

「心を静かにして待つ」という行為で

自分にとってコアとなる感情を見つけることが出来るのです。

*瞑想の効果

蠍座は「感情」を示す水のサインです。

シンボルに出てくる海や川、湖は、

私たちの無意識の領域を示しているのですが、

水の流れが安定している湖は、「安定している無意識や心」を示しています。

また「月」というシンボルは、

私たちの女性的なインスピレーションや母性などの優しさ。

また、無意識的な感情パターンを示しています。

つまりは、

揺れ動く心を鎮めて

自分の内面を俯瞰しているんです。

これって

「瞑想」と同じことですよね。

最近では「成功者は瞑想を取り入れている!

なんてことが言われてますが

瞑想を生活に取り入れることで

ストレスが減ったり集中力が上がったりと

人生において生産性が高くなる。

つまりは「脳のメインテナンス」なんて言われたりしていますが

静かに達観できる心の状態を持てるようになると

自分の中から力を引き出すことが出来るんです。

蠍座は6度から

欲望や野心を発揮したり

物事に没頭することで自分のモチベーションをあげてきたんですが

8度においては

瞑想的な心を持つことで

生産性を上げるものを手に入れることが出来るようになったのです。

*潜在意識からのメッセージ

また、瞑想をすると「直感が鋭くなる」と言われていますが

この度数は潜在意識からのメッセージを

静かに捉えることができる力を持っています。

心の無意識の水を海のように荒げることなく、

川のように落ち着きなく流すことなく、

どんな時も湖のように静かな湖面を持ち続けること。

つまりは、どんな時も冷静に。

落ち着いている自分を心掛けることで

自ずと「どうしたらいいのか」という答えが心の湖に、

直感のように浮かびあがってくるんです。

その落ち着いた態度は、

周囲の人から見て、とても頼れる、信頼性の高い人格として映ります。

人々は、この度数の人の瞳の中に、

「湖のように潤んだ、瞳の中に映る月」

を見ることになるでしょう。

蠍座8度はこのような性質を意識して過ごすことで人々に信頼感を与え、

心からの信頼を得て、交流を図っていくことができるようになります。

深く心が触れ合う。

深く心が通いあっている。

心を開いてお付き合いするには、相手を信頼しないとできません。

ゆっくりと考えながら話す。

言葉を慎重に選ぶように丁寧に。

悩みを打ち明けた時、

そのような感じで冷静で落ち着いた態度で受け止めてくれる人は、頼りになります。

心理療法の術者のような態度で、

その場に適切な答えを、湖面に浮かんでくる情報から探して答えていくのです。

蠍座の心の水は、

この湖のように静かに保てば、

無意識領域から優れた情報を映し出してくれる鏡になるのです。

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