code.No 342
魚座12度 「新参者たちの試験 」
An examination of initiates.
覚悟を持ってひたむきに取り組む決意をする・覚悟する人
🌟Keyword・エネルギー
「資格」「認定」「適正」「技能」「誇り高い」「イニシエート」「アピール」「試験」
🌟12度 (柔軟宮)
*法則の力を利用する度数。
探求心を発揮して新しい素材を発掘していきます。
11度において
理想通りの思想体系を追い求めた魚座は
12度で理想の組織に加入します。
強い意志力と決意を胸に真実を探りに行くのです。
🌟ドデカテモリー
・蟹座
蟹座の「誠実さ」を利用して魚座の探求力を深めていきます。
🌟魚座12度の可能性のある日付け
3月1日、2日、3日
🌟目指す方向性
・物事の善悪を測る基準となる「良心」を、たくさん心に刻みつけること。
・人としての正しい生き方を学んでいくこと。
・何かを真剣に学ぶ覚悟を持つこと。
・「人としてどうあるべきか?」という全うな教えを実践していくこと。
・正しい教えを学ぶために、どこかに参加したり会員になることで習得が早くなる。
・人から自分を判断してもらうことで客観的な自分の能力や才能を知る。
・「資格」を身につけること。(何らかの資格に、参加出来る資格、発言でいる資格etc)
・資格を得られるようにひたむきに努力することで自信がつく。
・関わった事に対して責任とやり遂げる決意を持って引き受けること。
・「評価される自分」を意識して頑張ること。
・困難を乗り越えた先にある新しい世界に希望を持って挑むこと。
・新しいチャレンジに尻込みせず、勇気を持って挑むこと。
・自分の能力を惜しげもなくさらけ出して提供していくこと。
🌟この度数の人の特徴
・生まれつき精神面が成熟していて誇り高く生きる人。
・明るく穏やかで素直な人。
・責任感のある真面目な人。
🌟この度数のエネルギーを使用している時
・ステップアップのために資格試験に挑む時。
・自由はなくなるかもしれないが決意を持って何かに関わっていくこと全般(就職、結婚、グループ活動etc)
🌟シンボル考察
*正しい道、正しい教え
12度は
自分の内面から新しい材料を探究する度数
自分の内面にはまだ
未知の新しい素材があり、
それを探しだすことでさらなるパワーアップを図ろうとします。
その未知の素材とは「覚悟と決意」。
まっすぐな意志で
迷うことなく
新しい場所へと突き進む勇気。
そのようなものを
自分の中から引き出して
自分に見合う場所へと移動する。
真理を学ぶために
第一難関を突破するための努力する。
ひたむきに理想を追い求める資質が
魚座の中から湧き上がってくるんです。
魚座の体験領域は
私たちがまだ小さな命の塊だった胎児の頃。
子宮という宇宙の中で
漂っていたあの頃の体験を魚座と呼びます。
次のサインである牡羊座1度で
この世界に誕生するのですが、
この魚座の季節。
植物の種が土の中で
種を熟成させて春に芽を出す準備をしているように
子宮の中で
生まれるための準備をしているのが魚座なんです。
子宮の中で
自分の状況を受容的に受け入れるしかなく
肉体の細胞がワサワサと繋がりあっていく様子を感じながら
魂の塊のようなピュアな意識で母親の感情の波を感じたりと
肉体が未成熟の胎児は
むき出しの心で外部の情報に敏感に反応していくのですが
サビアンシンボルによると
このピュアな心の魚座の段階で
「良心」というものが生まれるといいます。
生きていくうちに何度も遭遇する
心の奥底から聞こえてくる「良心の声」。
この「良心の声」は
魚座の段階で身につけるもの。
人生に迷った時や悪いことに手を染めようとした時。
生まれてから
他の機能に座を譲り
意識の奥の方へと押しやられてしまった「良心」という光が
力を振り絞って
私たちに「正しい道」を諭してくれる。
そんな機能を身につけるために
魚座は
「正しい教え」をしっかりと心に刻みつけなければなりません。
魚座11度においては
「自分はまだ何も知らない」という謙虚な姿勢で
自分の行く先を照らす光となる
「正しい教えや真理」を探し求めました。
結果、
自分の光となり得る
素晴らしい教義を教えてくれる組織を見つけたのでしょう。
そこに参加するための試験を受けることになるのです。
*ひたむきさを認めてもらう
その昔
古代ギリシャにおいて、
哲学者のピタゴラスが設立した
「ピタゴラス教団」という宗教結社があったといいます。
こちらのHPから引用させてもら雨と、
教団に入団する際には厳しい試験があったそうです。
どのくらい真剣に道を求めているのか?
どのくらい純粋であるのか?
心理と調和を会得する力量を持っているか?
仲間との規律を守り真面目に追求していくことができるのか?
信頼できる人間か?
観相学や人相学も応用して
厳しい適性試験が行われ、
パスした者だけが入団することができたそうです。
入団してからも規律は厳しく、
最初の5年間は聴聞生としての立場で「沈黙」を守り、
先輩たちの教えをただ受け入れて理解するということに徹し、
それ以降、
ようやく正式メンバーとして認められ
教団の教えを実践する生活様式で過ごすことができるようになったそうですが
「新参者の試験」を受けるということは、自由を失う覚悟があるということ。
これは何にでも言えて
学校に通うために試験を受ける、
資格のある仕事をしたいから試験を受ける、
就職するために面接するということは
何らかの集団に所属するための入り口。
気ままな大学生活から就職するということは、
自分の自由に使える時間を手放して
集団の規律を守り献身的になるということです。
つまりは
新しい集団の中に合流して本気で関わる事で
今までなかった新しい責任感を背負うことになります。
魚座12度は
本当の真理を学ぶためならば、
自分の時間を全て捧げてもいいという決意で
秘教グルーグの入団テストを受けているんです。
誓いを守り、ルールや教えに忠実に。
協調性を持ってグループに参加する。
試験管から
その素質があるのかをテストされるということは、
人から自分を評価されるということ。
教えを学ぶために本当に入団したいのであれば、
そのひたむきで純心な態度は
表情や態度に表れることでしょう。
本当にやりたいことを実現させるために
魚座は、
忠誠心と協調性のある人間だということを
相手に認めてもらう必要があるのです。
*資格
ドデカテモリーで言えば
魚座12度は「蟹座」の資質が混ざります。
蟹座は
集団やグループの中に身を置き
身近な仲間に愛着を抱き
優しさや思いやりや大切な人を守るという感情を育てていくサインで
魚座と同じく水のエレメントです。
魚座の水に
蟹座の水が加わることで
「水のエネルギー」の勢いが良くなりますから
水の特徴である「くっつく」とか「同化する」とかっていう
粘着力が高くなります。
つまりは
魚座の場合は
自分の道を照らしてくれる「光」となるような知識や教義や体系に
同化して、くっつこうと
自ら積極的に関わっていくことになります。
水のエネルギーが増すことを利用して
一気に目的に近づこうとするんです。
また、蟹座は
仲間に対して誠実で、大きな愛を持って接していきます。
魚座はその誠実さと大きな愛を利用して
自分を導いてくれる知識を一心に求め
忠実に教義に従えるような資質を発揮することになります。
その教義や教えを受けるにふさわしい
誠実さや忠実さ、真剣さという資格を身につけるんです。
そんなことから
魚座12度は「資格」に関する度数でもあります。
テストを受けて資格を取るときや
何かを発言する資格を得たときや
何かの団体の講師に認定されたとか
師匠と呼べる人に認められて受け入れられるようになったとか、
そんな類のモノ全て。
つまりは
人から認められるような「何か」を得ることになるのですが
そのためには
認められるための努力が必要になってきます。
魚座12度は
猛烈な熱意と素直でピュアな態度、
心からそれをやりたいという従順な姿勢を見せることで
突破するための力が湧いてくるはず。
自分にふさわしい場所へ向かうために
素直な気持ちを表現していくのです。
*正しい教えを探す
教団に入団した信者は
それで全てが学べるというわけでもなく
次から次へと出されるお題をクリアしていくことで
より高度な知識を開示してもらえるようになります。
高度な知識を授けるにふさわしい人格を携えているか?
ということをテストするために
難解なクエストが出されたりして
日々、修行のように
自分を修練していかなくてはなりません。
それは何も
秘密結社のような組織に限らず
会社とかでも同じことですよね。
日々の仕事ぶりが評価されれば昇進していくわけだし
それこそ難しい仕事を解決したのであれば
一気に昇進、大抜擢なんてこともあります。
新しいポジションに進むためには
やはりそれなりの功績と人格が評価されるわけで
参加している組織や集団が提示する問題を
いくつもこなしていく必要があります。
魚座12度は
忠実に、
いくつものクエストをこなしていく力を持っています。
高度な知識を伝授してもらいたい一心で
従順に従っていくんです。
なので、
ピュアな魚座に必要なのは
参加したいと思う団体が
どれだけ信用性のあるものなのか?ということになりますね。
疑うことを知らない魚座は
つまりは
騙されやすいとも言えるわけで
残念なことに
人を騙して心を支配して利益を得ようとする
カルト宗教や霊感商法、悪徳セミナー、
高額自己啓発、資格商法なんてものも巷には溢れています。
どっぷりハマってから
騙されてたという経験も
必要な経験とは言えるのですが
魚座12度の目的は
「正しい教えを学ぶこと」。
良心を魂に刻み込んで
光り輝く魂に仕上げるために
正しい教えではないと感じたら潔く手放し
次なる道を探す。
団体に所属しなくても
いろんなジャンルの本を読んで
自ら実践することで学ぶことも出来ますし
近くのお寺に行って
お坊さんから学ぶこともできるし、
求道的なライフスタイルで
道徳心や道義心という
善悪を測る基準をたくさん刻みつけていくのです。
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