code.No 271
山羊座1度 「認識を求めるインディアンの酋長 」
An Indian chief demanding recognition.
陰極まって陽に転じる 〜転機を認識し理想を持って強い意志力を発揮〜・理想を示す人
🌟Keyword・エネルギー
「 頑固」「転機」「強い意志」「認識する」「責任感」「不屈の精神」
🌟1度 (活動宮)
*土のエネルギーを噴出させる度数
例えば、
私たちを動かすために必要な動力が
「風力、地熱、火力、水力」というエネルギーだったとして
そのエネルギーを貯めておく充電池を身体のどこかに持っているとしたら
山羊座であれば「地熱発電」のような「土のエネルギー」を
自分の充電池に充電して動いていきます。
山羊座の始まりは、このマイ充電池に「土のエネルギー」を
勢いよく一気に充電させるかのように土エネルギーを一斉に吹き出します。
🌟ドデカテモリー
・山羊座
山羊座全快で「土のエネルギー」を一気に噴出させる。
🌟山羊座1度の可能性のある日付け
12月22日、23日、24日
🌟目指す方向性
・人々に希望を示し、一致団結させるようなリーダーシップを発揮すること。
・常に積極的に物事に関わり自分の意とすることに周囲を巻き込んでいこうとうする。
・明確な理想をしっかりと携えること。
・物事の本質や意義を見抜いて、現実的なプランを立てること。
・新しいグループや組織や企業を創設する力を持つ。
・理念を提示し人々のモチベーションを上げていくこと。
・周囲の人のために生きれば生きるほど実力は広がっていく。
・強い部分を意識して弱気にならない生き方をすること。
・集団をまとめる能力を発揮して機能的なグループを作っていくこと。
・人々から承認されることを目指す。
・社会の中で、自分の実力を発揮して成果を上げていくこと。
・機運を掴むこと。
・大地の守り人としての意識を持つこと。
🌟この度数の人の特徴
・自己主張が強く目標に向かい邁進する人。
・勇気と集中力のある人。
・不屈の精神を持つ。
・頑固さと融通の利かなさ。
・責任感とリーダーシップに溢れている人。
🌟この度数のエネルギーを使用している時
・会社を創立した人が、社員一同を同じ方向へ向かわせるための理念を掲げている時。
・陰極まり陽に転じる体験をした時。
・いつまでも落ちんじゃいられないと立ちあがった時。
🌟シンボル考察
*陰の極み
360度のゾディアックホイールには
エネルギーが「極まって転じる」特別なポイントが二つあります。
それは
夏至の日と冬至の日。
上記の図を見て頂ければわかるかと思いますが、
冬至の始まりは山羊座で
夏至の始まりは蟹座ですよね。
冬至は
「陰が極まり陽に転じる」ポイントです。
冬至の日は
1月、2月と冬本番で本格的に寒くなる「冬の始まり」なんだけども、
太陽が復活する日なんです。
16時半頃には太陽が沈んで暗くなってたのに、
冬至を境に、
少しずつ、昼間が伸びていくわけですからね。
陰が極まって陽に転じる冬至の日は
陰の終わりでもあるし、
陽の初めでもある、終わりの始まりの日。
山羊座1度は、そんな冬至ポイントで
太陽パワーが復活する日として
古代から各地で重要視されてきました。
農耕を糧として暮らしていた古代の人たちにとっては
太陽の照射時間って大事ですもんね。
太陽が復活すれば、
厳しい寒さを乗り越える「希望」となりますもんね。
「太陽が復活する。
これでまた春が訪れ夏になる。
これから冬本番で寒い季節が訪れるけど
みんなで乗り切っていこう!」
この度数の主人公であるインディアンの酋長は、
冬至を祝うお祭りで
こんなスピーチを行っているんです。
みんなの気分を盛り上げて
団結力を高めているんです。
太陽が復活する日が訪れたとしても
これからが冬本番。
厳しい寒さが続きます。
脂肪を蓄え冬眠したり、
寒さに適応して長い毛皮を身につけたりと、
動物たちは、それぞれに
寒さを乗り切るための術を持っていますが、
私たち人間が
寒さを乗り切ってサバイブするために取った方法は
みんなで力をあわせること。
食べ物を村全体で貯蔵して管理したり
雪で家が壊れたら、みんなで協力して建て直したり
雪掻きしたり、
獲物の少ない冬の狩りに村の先鋭チームが出掛けたり
家族だけで乗り切るんじゃなく、住んでいる社会の一員となって働くことで
冬を乗り切ってきたんです。
山羊座の体験領域は、
厳しい冬を乗り越えるために
共同体で一丸となって働くこと。
つまり、
「社会に貢献して社会を豊かにし、自分の生活も豊かにする」
ということが描かれている領域です。
村のために働くことは
結果的に自分も豊かになることですからね。
この世界には
一人では乗り越えられないことがたくさんあって、
そんな時は、
大勢の人と力をあわせることで乗り越えることが出来ます。
特に自然の脅威なんてものには
みんなで立ち向かわなければならないし、
古代から現代にかけて、
私たちは、そうやって生きてきました。
東日本大震災の時だって
みんなで力を合わせて復興させてきましたよね。
立ち上がれないほどに絶望を生み出す状況だったわけですが、
「もう一度、みんなで力を合わせて頑張ろう!」って
リーダー格の人が希望を提示することで
立ち直ってきたはずです。
インディアンの酋長は
村全体のモチベーションを上げるために
「太陽復活」という証拠を指し示し
「今年も太陽は復活する。
昼が伸びて、やがて春が訪れる。
その日まで、みんなで冬に立ち向かおう。」
と村人たちに認識を求めているんです。
認識を求めるスピーチは
村人たちの希望となり、
一人一人が共同体の一員として機能的に働けるような
そんな意志力を引っ張り出します。
ちなみに夏至の日は
「陽が極まり陰に転じる」ポイントで蟹座1度。
山羊座1度にとって
蟹座1度は
同じエネルギーを使用しているけど、裏と表の「鏡の度数」になります。
*大地の子
山羊座は
「土のサインの活動宮」。
山羊座の土のエネルギーは、
まるで、
地殻をゴゴーっと動かして新しい大陸を生み出すプレートのようなエネルギー。
新しく形成された大陸があれば
生命の住処が増えるわけですし、
人が移り住むこともできます。
人が移り住めば、
社会が形成され、
それが大きくなってやがて国家になるになるわけですが、
土のエネルギーで基盤を作り
そこで社会構造を築いていく時に作用するのが
山羊座のエネルギーなんです。
インディアンは
「大地の子」と呼ばれる「大地の守り人」です。
責任感を持って
与えられたこの大地を守っていくことを使命とし、
「欲に溺れることなく全ては子孫のために。
自分たちを生かしてくれる豊かな自然を残す。」
という強い意志と忍耐力と良識を持つ人たちです。
これこそが真の社会構造。
目の前の欲に溺れて、
全てを喰らい尽くしてしまうようなやり方をするのではなく、
未来に生きる子孫達にも豊かな資源が手に入るように配慮することで、
人類は生き延びてきました。
その精神が途絶え
私利私欲に走ってしまった時、
人類は衰退してしまうということを知っているのです。
山羊座は
この精神性を持つインディアンと同じ、
大地の守り人。
山羊座1度では
このインディアンの精神を思い切り発揮させて
「土のエネルギー」を充電していきます。
責任感とまっすぐな強い意志。
それは
反対意見を持つ人からしたら
融通の利かない頑固さとして映るかもしれません。
しかし
「大地の守り人」
「集団の存続を預かるリーダー」として、
自分の理念を曲げることは決してないのです。
*認識
認識とは
「ある物事を知り、その本質・意義などを理解すること」とあります。
山羊座1度のこの冬至の日が
一体どういう日なのか?
冬至の、本質や意義を理解することが「認識」です。
つまりは
先ほども書きましたが
冬至の本質や意義とは、
「本格的な冬の始まりだけども
昼が徐々に伸びてきて春に向かう転換点」ですよね。
本質や意義を考えることもなく
ただなんとなく
冬至っていうカレンダーの日付として捉えているだけであれば
「柚子湯に入る日だっけ?」
程度で終わってしまいますけども
本質や意義を知ると
また違った視野を手に入れることが出来ます。
つまりは
「現実的」な視野がそこに生まれます。
何事も、
認識を求めていけば、
現実的に物事を捉えることができるようになります。
山羊座は「土」のエネルギーを持つ
現実的な視野を持つサイン。
物事の本質や意義を汲み取ることで
現実的なプランを組み立てていくのです。
*不屈の精神
人生には、予想もできないような様々な局面が訪れますが、
ドン底になったとしても
私たちは這い上がれる力を持っています。
陰が極まれば陽に転じるわけですから
下降が極まれば
あとは上昇に転じるんです。
落ち込むところまで落ち込む。
もうダメだというところまで追い込まれる。
いつまでたっても元気が出なくて
穴ぐらから這い上がれないこともありますけども、
陰を陽に転じるには
不屈の精神で持って立ち上がること。
穴ぐらから抜け出すには
遥か向こうに見える光の方へ。
「いつまでもこんなとこにいても仕方ない。あそこに行こう!」
という意志を持つことで
自分の気持ちを
陰から陽に転じることができます。
また、
ダメになって判るのは、自分の理想の姿でもあります。
その理想を明確にして高々と掲げることで
やる気と希望が湧いてきて
重かった腰をようやくあげることができます。
山羊座1度は、
そんな心の転換点も示しています。
陰はいくらでも
自分次第で陽に転じることができるのです。
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コメント
yuraさん…❤今日は12月20日、終わりの始まり、陰極まって陽になる日ですね…
今まさに山羊座のエネルギーを感じます。射手座♐と山羊座♑はかみ合いません。いい加減な♐に堅苦しい♑が喝を入れる、そんな日。私は山羊座が嫌いではありません。とても責任感が強くて優しいからです。水瓶座♒の方が怒らせたらコワイです(´∀`;)個人的な感想ですが…。ともあれこれから山羊座カモン!リスペクトしてまっせー!←軽い
R3さま!
年末で忙しくなって、なかなか更新できなくなってしまいましたよ。山羊座追いつかれちゃった。。
今日は素晴らしい冬至を迎える事が出来ました。夕日もばっちり見てきましたよー。
おかげで「陰極まる、陰極まる」と、不気味な声を腹の底から出すという新しいギャグも出来上がりました。
森三中の黒沢さんがやってくれたら、さぞや面白いはずなんですが、そんなことを冬至の日に考えている私は、射手座丸出しですね。
山羊座、私も好きなんですよー。大人意識の最頂点!見習うべきところがたくさんあります。
これから、山羊座、頑張って書いていきますね!いつもありがとう!
ホッと一息できますよー。
ギャグを冬至に思いつくって❣射手座♐そのものだ〜ありがたやありがたや。
陰極まる、私もやってみようかな!夫にウケるように練習しよう!
山羊座は「集団面接」を思わせます。
就職のために集まった学生が、初めて社会人を目の前にして萎縮するあの感じ。
当然ありきたりの事しか言えない訳ですがそれでも学生には大いなる挑戦の好機。
その後に来る水瓶座は「個人面接」。
みんなの前ではああ言ってたけどホントはどうなの?キミってどういう人間??と一対一で話す。わ、私は…、とどもりながら必死に想いを伝える。
もし熱意や理想が伝われば見事に採用かも知れないし、ここでお別れかも知れない。
学生は必死に食らいつき、それに大人も応える。
何段階も経なければ合格しない、そんな厳しさを教えられる。
それをくぐり抜けたならば最後の魚座に辿り着ける。君が次の世代を引っ張るんだよ、とバトンを渡されまっさらに生まれ変わって牡羊座へ行く。またやって来る学生に、厳しさを教えながら。
「陰極まる」は、夫を抱腹絶倒させようと何度もトライしてみましたが、失笑されるだけで終わりました。
夏至の日には「陽極まる」編で攻めたいと思ってるところです。
本当だー!すごい!
山羊座「集団面接」水瓶「個人面接」からの魚座にたどり着き、牡羊座にバトンタッチかー。
なるほどー。その通りだわ〜。
私には今まで浮かんだ事のないイメージなので、ハッとさせられましたよー。
現実的で判りやすい!
水瓶座から魚座に行くのが大変なんですね。確かにそうですもんね。
最終試験を通ってからの魚座って感じだもんね。
私的には集団面接の方が苦手かも。。ってことは山羊座かいっ。山羊座、好きなのに。
yuraさ〜ん❤メリー・クリスマス☆★☆
喩えをわかり易いと言って下さるなんて!幸せですありがとうございます❕
集団面接私も苦手〜、あっさり落とされます笑
個人面接に臨んだこともありますがもー緊張してアタフタ。
ああいう場で落ち着けるといいんだけどなぁ…
陽極まるギャグを夏至に!分かりました私も必ずやりますよーーーーーーwwwwww
R3さん!メリークリスマス!!!
素敵な言葉、「メリークリスマス」をありがとうです!
クリスマスっぽいことを全然してなかったけど、R3さんのお陰で、クリスマス気分を取り戻せました!
子供の頃のクリスマスを思い出したのは、R3さまのキューピッドのせいかっ!
良いお正月をお迎えくださいませ〜〜。