Code no.181 天秤座1度 突き通す針により完璧にされた蝶


code.No 181

天秤座1度  「突き通す針により完璧にされた蝶」

A butterfly made perfect by a dart through it.


人々の関わりの中に入っていく社会デビューのとき・見られる人

🌟Keyword・エネルギー

「明確化」「新しい世界」「見られることの意識」「空気を読む力」

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🌟1度 (活動宮)

*風のエネルギーを噴出させる度数

例えば、

私たちを動かすために必要な動力が

「風力、地熱、火力、水力」というエネルギーだったとして

そのエネルギーを貯めておく充電池を身体のどこかに持っているとしたら

天秤座であれば「風力発電」のような「風のエネルギー」を

自分の充電池に充電して動いていきます。

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天秤座の始まりは、このマイ充電池に「風のエネルギー」を

勢いよく一気に充電させるかのように風エネルギーを一斉に吹き出します。

天秤座の「風」とは

空気を動かして物事にバランスをもたらす力があります。

空気を動かして、「空気を読む力」を発達させていくのです。

🌟ドデカテモリー

・天秤座

天秤座の「風のエネルギー」を一気に噴出させる。

🌟天秤座1度の可能性のある日付け

9月23日、24日、25日

🌟目指す方向性

・人の視線や、場の空気を敏感に察する能力を使用していくこと。

・「人から見た自分はどんなふうに映っているのか」ということを意識すること。

・人の考えていることを察する力を磨くこと。

・「見られている」ことを意識して、自分を磨いていくこと。

・自分の理想とするキャラのイメージ像を、人々に印象付けていくこと。

・理想とする美しい生き方をピンナップする。

・お手本となるような生き方、人物を明確にしておくこと。

🌟この度数の人の特徴

・社交的で人当たりのいい人。きちんとしている。

・場の空気を読んで上手に立ち回る。

・人々を喜ばせ術を持っている。

・美しさを追求する。

🌟この度数のエネルギーを使用している時

・品評会、お披露目をしている時

・見られていることを意識して上品に振舞っているとき。

・新しい職場など、新しい環境に参加したとき。

🌟シンボル考察

*エネルギーの転換点

360度のゾディアックホイールには

エネルギーの転換点となる特別なポイントが二つあります。

一つは春分の日。

アストロニューイヤーですね。

占星術的暦の新年です。

春分の日は牡羊座1度。

この牡羊座1度のポイントは

「この地上に生まれる」エネルギーです。

全ての命が生まれてきたとき、

この牡羊座1度のエネルギーを使用して生まれてくるのです。

そして二つめが秋分の日の天秤座1度。

秋分を過ぎると、寒い冬がやってくるわけですが

厳しい季節を乗り越えるために

集団で社会を形成し協力しあっていくとでもいうのでしょうか。

社会デビュー=社会人として生まれるのが

天秤座1度です。

牡羊座1度の春分の日から、半年過ぎた秋分の日が天秤座1度で、

そこで、エネルギーが転換するのです。

牡羊座〜乙女座までの領域は、

エネルギーを内側に溜めて自分を成長させることに集中してきたのですが、

天秤座〜魚座までの領域は

エネルギーを外側に放出し

社会や世界と関わって自分を成長させる期間になります。

つまりゾディアックホイールの後半の始まりの度数。

エネルギーを外側に向ける転換点なのです。

天秤座の風で

クルリとエネルギーを転換させるかのように勢いよくスタートを切っていくのです。

*惹きつける力

勢いよく使用するのは

天秤座らしさ全快の惹きつけ力。

「金星」という美の星を支配星に持つ天秤座は

この「惹きつけ力」を使用して、

自分の属する社会や

世界に対して、平和と秩序をもたらすための対人スキルを磨いていくことになります。

そんな天秤座1度のシンボルは、簡単に言えば「蝶の標本」を表しているシンボル。

自分の美しい姿、ありのままの姿を明確に提示するかのようにさらすことで

「人から見られる」という体験をスタートさせます。

「人から見られる」ことで他人視線を理解していく。

他人から見た自分のイメージを理解していこうとするのです。

標本にすることで、ひらひらと舞う蝶をじっくり観察することができるわけですが、

ここでは自分の姿をじっくりと観察してもらうことになります。

「あなたから見た私の羽はどんな色?」

「あなたはどの蝶が一番好き?」

そんなことを知ろうとしているかのように。

天秤座は人の視線で自分を理解していくサイン。

自分の視線ではなくて

人の評価や人の意見で自分を理解していく性質を持っています。

なのでそんな天秤座の始まりの1度は

「私をじっくりと見てください」

とばかりに自分の姿を人様に見てもらう。

それはとても恥ずかしいことですけれども、

そうやって人の視線に慣れていくのです。

*生き方の美学

また標本の蝶は、

針で止められ加工されることで、

朽ちることなく、美しい姿のまま時間が止まっています。

それはまるでいつまでたっても変わらない輝きを放つ、

今はもうこの世界にいない本の中の偉人や

ポスターで微笑む女優のようでもあり。

そのような過去の有名人達は、

多くの人がお手本にしたくなるような生き方をしてきたからこそ、

いつまでも色褪せることなく、写真の中で今もなお輝きを放っています。

天秤座が目指していくのは、生き方の美学。

美しい信条をもとに、生きていきたい。

永遠に色褪せない美しい生き方がしたい。

このような理想も、この始まりの度数で打ち出していくんですね。

実際に天秤座の後半度数になると、

生き方の美学や

平和を保つための普遍的な叡智などを獲得していくことになるのですが、

それを獲得表明するかのように、

美しい生き方や生き様を、壁に貼るのです。

*より大きな社会にデビューする

エネルギー転換を起こす天秤座1度は、

成長した自分を世界にさらすかのように、

堂々と羽を広げ、世界の仲間入りを果たす度数です。

例えば、

「生まれて親に育てられて地元で学生になって卒業。」

という成長段階が牡羊座から乙女座の体験だったとしたら、

天秤座は大学に進学するために地元を離れ一人暮らしを始めるとか、

就職が決まり実家から出て自立するとか、

今までいたところよりも

より大きな社会に一人で参加することになる

「社会人デビュー」のとき。

自立心と大人としての責任感を持って、この世界にデビューする時は

誰もが体験することですが

その転換点の時、

私たちは天秤座1度のスタート地点に立つ。

例えば、会社の入社式。

「今年の新入社員はどんなかね」

「みんなまだ若くて可愛いねー」

会社の先輩たちは、

集まった新入社員を観察して

いろんな意見を持つかと思います。

「あの子は有能そうだ」「あの子は美人だな」

「あの子はなんか、大丈夫なのか?」

先輩方の視線に緊張している新入社員は

まるで、標本になった蝶のように固まっているはず。

私たちは誰もが

新しい社会に参加するとき、

こんなふうに「品定めの視線」を送られる経験をします。

いろんな人がいる大きな社会だからこそ

いろんなことをそれぞれに思う人がいて

それは、プライドの高い新参者からしたら不愉快な経験かもしれませんが、

それは当たり前。

犬や猫や猿だって

はぐれものの一匹が、群れに参加するには

それなりの試練がありますからね。

人間社会も、

新しい群れに参加するときにいろいろと品定めされるのは、

無意識的に「安全」を求める生き物にとっては

当たり前のことなのです。

*見られるということ

よく芸能人なんかは

「人に見られることで、どんどん綺麗になっていく」と言われますが

それは本当で、

人の視線があるからこそ

いつでも綺麗な自分で入れるようにと努力することができます。

ミニスカートを履かなきゃならない。

ノースリーブを着なければならない。

ってことになったら

足も腕もスラリと綺麗な状態に保ちたいですもんね。

反対に人の視線を気にしない暮らしをしていたら

「お風呂も面倒だしいいかー」とか

「お腹なんか見られる機会ないから別に太ってもいいやー」

なんて感じで

見た目を気にしなくなってしまうこともよくあります。

「見られる」「人の目にさらされる」ということは

緊張やプレッシャーを強いられるけど

綺麗になったり、

また、「みんなが見ているから、ちゃんとしなきゃ」って責任感も生まれます。

天秤座は

他人の視線で自分を知り、成長していくサイン。

天秤座1度では

天秤座の資質である「見られる」という行為を通して

ちゃんとした自分を築くことを始めるのです。