Code no.17  牡羊座17度 2人のしかめつらした独身女性


code.No17

牡羊座17度  「2人のしかめつらした独身女性」

Two prim spinsters.


外部の刺激を受けて「負けん気」を発揮する・負けず嫌いな人

🌟Keyword・エネルギー

「分離」「離縁」「境界線」「不安感」「不満」「欠乏感」「一心同体からの分離」

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🌟17度 (活動宮)

*対立する要素をプラスに変換する転機となる度数

16度で侵入してきた鏡のサイン「天秤座」の資質である

「他の人」という客観的な視野が、牡羊座の勢いを消しますが

17度ではそれをプラスに使用していくための方法を見出します。

🌟ドデカテモリー

*天秤座

天秤座の「バランス感覚」を利用して主観的視野の牡羊座を調整していきます。

🌟牡羊座17度の可能性のある日付け

4月5日、6日、7日

🌟目指す方向性

・しかめ面を負けん気の炎に変えること。

・「自分は自分、あなたはあなた」。人との境界線をしっかり理解すること。

・人との距離感を学ぶこと。

・人の心理の裏表を敏感に読み取ること。

・冷静に物事を深く考えること。

・人と自分を比べて足りないものを補っていくように努力することで漠然とした孤独感や不安感が埋まる。

🌟この度数の人の特徴

・シニカルな人。

・負けん気が強い。

・自分に足りないものを補おうとする努力家。

・冷静沈着に物事を考えることができる。

・何か満たされない漠然としたものを抱えることも。

🌟この度数のエネルギーを使用している時

・一心同体だと思っていた人が、自分とは違う「一個人」だと気付いたとき。

・人との境界線を引き直したとき。

・足りないものを補うために負けん気の炎を燃やしているとき。

🌟シンボル考察

*母親からの分離

二人の女性がしかめ面をして

つるんでいる様子が描かれているようです。

一体、何があったって言うんでしょうね。

このシンボルの独身女性とは

若い未婚の女性のことではなくて離婚を経て独身になった女性のこと。

今まで一緒に暮らしていた人と別れ

一人でやっていくのは大変な事です。

そんな体験をしている二人が

お互いの苦労話しをしているんです。

前の旦那はどうだったとか

子供を引き取ったけれども生活が大変だとか

別れた事で苦労している二人が

重々しく会話をしているんです。

ただ受け入れるしかない目の前の現状について

二人で話し合っているのです。

しかしなんで

こんなシンボルが登場するんでしょう。

「しかめ面の独身女性」だなんて

悪意があるとしか感じられません。

が、

これにも牡羊座的な意味がある。

牡羊座とは

私たちが生まれてから「小さな自我」が芽生えるまでの成長段階を示したものです。

牡羊座1度でこの世界に誕生し

自分の内部の成長に集中してきたのが15度までの体験。

生まれたばかりの赤ちゃんは

まだ自分の思ったとおりに話すことも

身体を動かすこともできないけれど

生後6ヶ月にもなると

首や腰が座り、寝返りができるようになります。

そうすると

徐々に自分の思ったように手足を動かせるようになるんです。

自分の外の世界にある、

赤ちゃんが興味を示したものに、触ろうと手を伸ばすようになるのが

牡羊座16度の体験だとしたら

17度では、不満を感じるんです。

興味を引くおもちゃを見つけたら

手を伸ばして掴めれるようにはなったけれども

すぐに落としてしまう残念感。

外部の様子に関心を示したのに

そこにまだ自力で行けないもどかしさ。

まだまだ自分に足りない能力に

しかめ面をしているのです。

「女性」というシンボルには「受容的」という意味があり

その女性が二人いるっていうんですから

「とっても受容的」という意味になります。

それと同じように

赤ちゃんも自力で何もすることができない「とっても受容的」な存在です。

ただ受け入れるだけしかない現状に、不満の気持ちを持っているのです。

また、

この度数の本質は

「一心同体だと思っていた母親との分離」。

外部の様子を、興味を持って眺めることで

自分と母親の距離感が判って

自分と母親が違う人間なのではないか?と気づく。

まるで

鏡の中のもう一人の自分を眺めているかのように

自分と違う存在だということに気づいていくんです。

自分だと思っていたものが

自分ではなかったので「しかめ面」。

この新たな真実に戸惑っているのです。

*境界線

この度数は、

「今まで一緒だったものが分離される時」と似たエネルギーを持つ度数です。

先ほど述べたように

一心同体だった母親からの分離ですね。

赤ちゃんは自分が誰かも判らない状況の中にいるので

いつもそばで優しくお世話してくれている母親のことを

「自分の一部」だと捉えていると言われています。

自分と母親との境界線がなく繋がっている感覚を持っているというのです。

例えば

成長してから

同じようなことを体験するのであれば

境界線の判らなくなるくらい

一心同体だと思っていた、とても近しい人が

自分とは違う人間だと思い知らされたとき。

一心同体だから

自分の考えと相手の考えは同じ。

自分の言うことは何でも聞いてもらえるし

私も相手の言うことは何でも聞いてあげたい。

そんなふうに思っていた相手が

自分とは違う考えを持つ一人の個人だということを知ったとき。

やっぱり

ちょっとガッカリするかと思います。

境界性人格障害という言葉があって

若い女性が陥りやすい精神状態なんですけども

それは

自分と相手の境界線が判らなくなってしまい

ワガママを言いまくり

相手に過度の迷惑をかけてしまうことで問題になるわけですが

その精神状態に陥った人が

「私と彼は違う人間なんだ」。

と本当に気付けたとき。

この度数の女性が向き合っているイラストのように

自分の中から

相手が現れて、向かい合うことができるようになるんです。

牡羊座17度の分離のエネルギーは

自我を目覚めさせ

自立していくために必要な視点です。

誰もが陥りがちな

相手との境界線の曖昧さを

解消してくれるエネルギーなのです。

*欠乏感の炎

例えば

乳児が母親と自分が違う人間だと気付いたとき。

「あれ。

今までお腹がすけばすぐにお乳が出てくるし

泣いて叫べば

すぐに暖かで柔らかい場所で心地よくなれたけど

それって、あの人が全部、やってくれていたのかっ!衝撃!」

とかって

びっくりするのかもしれませんねw。

全てが自分の望み通りになっていた状態は

実は、全てが自分の力ではなくて

多くのことは、

お母さんがお世話をしていたということに気がつくんです。

突然、

違う次元を見れる能力が身につき

今まで見えなかった守護天使が見えるようになったとして

日々の些細なことを

「実は守護天使がせっせとお世話してくれていた」

というようなことを知るような衝撃かもしれません。

自分の力で

全てを決めていたと思っていたのに

守護天使が

「こっちこっち」と手招きして道案内していたみたいな。

まー、もしそんなことがあるのなら無条件に嬉しくって

守護天使さまとはドラえもんんとのび太くんのように

仲良くなりたいなーと思うわけですが

全能感を感じていた乳児の場合は

驚きと同時に

不満と欠乏感を感じるようです。

自分の力ではなかったこと。

自分の力だと思っていたものが実は違かったこと。

暖かな存在と、離れてしまったこと。

自分にはまだまだ能力が備わっていないこと。

なので

この度数は

欠乏感を炎にして

足りないものを補っていくような強い精神力を発揮することができます。

牡羊座17度は

ドデカテモリーでいえば天秤座の資質が混ざっています。

天秤座といえば

他の人と自分を比較する客観的な視野を持つサイン。

この天秤座の資質を拝借して

他の人と自分を比較して

自分に足りない部分を補っていくのです。

これがあるからこそ、無我夢中になって自分を成長させていくことが出来るんです。

自分から離れていってしまったものの隙間を埋めようと

牡羊座は負けん気を発揮していくんです。

そういえば

乙武洋匡氏の太陽のサビアンシンボルがこの度数です。

乙武さんは「五体不満足」ということで有名になった

頭の回転の早いポジティブな方ですが

人生を生きていくにあたって

この度数のエネルギーを使用しているんでしょうね。

つまり

「自分と他者を比べた上で、自分に足りない能力に嘆くのではなく

負けん気を発揮して

その差を埋めていくような自分でありたい。」

と思うんです。

そして

その思いが

見事に成果に繋がる人生を送ってきたと言えますよね。

悔しさや不安、不満をバネにして成長していく。

負けん気の炎を燃やしていくのです。