Code no.16  牡羊座16度 日の入りに踊っている妖精ブラウニー

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code.No16

牡羊座16度  「日の入りに踊っている妖精ブラウニー」

Brownies dancing in the setting sun.


リラックスして外の世界に関心を向ける・自然体の人
🌟Keyword・エネルギー

「活気」「はつらつ」「元気」「リラックス」「自然体」「夕方」

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🌟16度 (活動宮)

*対立する要素が流れ込んでくる度数

牡羊座の180度、真反対に位置する「天秤座」のエネルギーが侵入してくる度数です。

真反対に位置するサインは、鏡のサイン。

牡羊座の行き過ぎを防ぐために、

鏡のサインの資質を取り入れることで、調整していきます。

🌟ドデカテモリー

*天秤座

天秤座の「客観的視野」資質を利用して主観的視野の牡羊座を調整していきます

🌟牡羊座16度の可能性のある日付け

4月4日、5日、6日

🌟目指す方向性

・仕事に集中することで、終わった時の解放感と安堵感を感じる。

・メリハリのある生活を目指す。

・夕方の魔法を楽しむ。

・人々の楽しそうな雰囲気やリラックスした雰囲気を自分の中に取り入れていくこと。

・人々を元気にしたり癒したりすること。

・自然リズムにあったライフスタイル。

🌟この度数の人の特徴

・自然体の人。おおらか。子供のように素朴。

・遊びや趣味を人生の主流にする。

・無理をしないで自分に合うものだけをチョイスする。

・どこか呑気で飄々としている。

🌟この度数のエネルギーを使用している時

・仕事が終わって楽しい飲み会に出かけるとき。

・ノスタルジックな光を投げかける夕方マジックに酔っているとき。

・リラックスして子供みたいに遊んでいる時。

🌟シンボル考察

*妖精ブラウニー

妖精ブラウニーのお姿はこちら。

Cox_Brownie

なんて愛くるしいんでしょう。

この絵を見るたびにあまりの可愛らしさに、にやけてしまうわけですが

こんな小さな妖精がイングランドにはいるんですってよ。

茶色っぽい服を着ていることから

ブラウニー(茶色brown)と呼ばれていて

人の家や納屋で借り暮らしをし

そのお礼にと家主が寝ている間に家事をしてくれたり手伝ってくれたりすることから

ブラウニーが住む家は幸運が訪れると言われているようです。

日本で言えば「座敷童」のような存在が、イギリスの妖精「ブラウニー」ってことですね。

勤勉で真面目に仕事に励む反面

子供のようにいたずら好きでふざけて人を驚かせてみせたり

可愛らしいのにプライドが高くて、自分の仕事を侮辱されると

怒って部屋を散らかしたりするらしいです。

仕事に対してはプライドを持って真面目に取り組むけども

休憩時間になれば思い切り羽を伸ばして遊ぶんです。。

このシンボルに出てくる

踊っているブラウニーたちは

仕事が終わって喜んでいるんでしょうねえ。

夕方の西陽の中で、心底リラックスして踊っているんです。

私たちと同じですね。

私たちも、仕事が終わった時の開放感を知っています。

特に土日連休が待っているフライデーナイトなんて

踊りだせるくらいに進む足取りは軽くなります。

牡羊座15度において

「興味のある事に集中して取り組む」ということを体験したのですが

牡羊座の場合は

他のことが目に入らないくらい夢中になってしまいます。

夢中になって何かに取り組めば

素晴らしい成果をあげる事ができますが

他の事がおざなりになってしまいます。

牡羊座の集中力が行き過ぎると

興味は自分の事だけに向かい

興味のない事柄に対しては全くの無関心になってしまうんです。

そこで

牡羊座16度では

天秤座よりの使者、「ブラウニー」がやってくる。

ドデカテモリーで言えば

牡羊座16度は天秤座の資質が混ざります。

自分の事しか考えられなくなってしまった牡羊座に

客観的な視野をもたらす、天秤座の資質を取り入れるのです。

客観的な視野をもたらすためには

一度、自分が夢中になって行なっている作業を中断しなければなりません。

牡羊座は夢中になると

寝食も忘れて打ち込んでしまうので、その状態から抜け出す必要があるのです。

夢中になって行なっている時に使用している

青い炎の火力を弱める必要があるんです。

青い炎の火力を弱めてくれるのは

ブラウニーたちの楽しげな笑い声。

仕事に夢中になっていた人が、窓の外を歩く人々の楽しそうな様子を見て

「あーそうか。今日は金曜日か。すっかり忘れていた。

俺も休んで友達誘って飯食いに行こう」

そんなシチュエーションがこの度数の物語なのです。

*夕方の魔法

この度数は「はつらつとしたエネルギー」を持っています。

元気が湧いてきて活力が溢れはつらつとするような、

そんなエネルギーです。

その「はつらつ」は

どこからやってくるのかと言うと「解放感」。

仕事がしんどくてヘトヘトに疲れていたとしても

やるべきことから解放された時に

「よーし!終わった!飲みに行くぞー」って

夜の元気が湧いてくることがありますけども

その元気は

サビアンシンボルによれば

牡羊座16度のエネルギーを使用しているんです。

これから待ち受けている楽しい出来事に目を向けることで、元気が湧いてくるんです。

つまりは、内部に集中していた牡羊座が外部の様子に関心を向けて

そっちにも楽しみを見出す。

そのきっかけを作ってくれるのが

「夕方の魔法」です。

人々が作り出す朝のギスギスした雰囲気は消え

夕方は誰もがどこか気の抜けたような

リラックスしたエネルギーを醸し出しているものです。

そのリラックスしたエネルギーに感化され

一つのことに夢中になっていた牡羊座は外の世界に関心を向け

自分以外の事柄にも興味を持つようになるのです。

夕方の魔法は私たちに

独特のリラックスした雰囲気を与え

固まってしまった主観的な視野をほぐしてくれます。

ホッと一息。

リラックスして外の様子を眺めることが

自我と向き合うための第一歩となるのです。

*自我の目覚めの第一歩

牡羊座とは

生まれたばかりの赤ちゃん〜乳児〜幼児の成長段階を示していて

つまりは

「牡羊座=その頃に使用していた脳の領域を使用する」ということ。

この地球に生まれてきて

赤ちゃんや幼児の時に使用していた脳の部位を

よく活用するのが牡羊座なんです。

牡羊座の1度〜15度においては

生まれつき持っている

本能的なシステム系統を育て、生きていくための生命基盤を作りましたが

16度からは

いよいよ

私たち人間に必要な

「自我の芽生え」に向かって

着実に進んでいくことになります。

生まれたばかりの子供は

「自分は母親と一心同体」だと思っていて

自分と母親は同じ人間という感覚で過ごしているそうです。

自分は「一人の個人」という意識がないというんです。

そして、生活を続けていく中で成長し

自分はお母さんとは違う「分離された個人」だということが

徐々に判るようになるんです。

自分は他人とは違うことに気づく。

これが自我の目覚めの第一歩。

15度までの牡羊座は

自分の内面を成長させることに集中していたのですが

16度からは

自分の外の世界に関心を向けることで

自分は他人とは違うことに気づいていくんです。

「自我の芽生え」にとって必要なのは、自分以外の誰かの存在。

「自分は自分という一人の人間」ということを知るために

他の人の存在は必要不可欠。

外部の世界や他人といったものから

区別された自分を強く意識することが大事なんです。

牡羊座が「自分目線」なら

天秤座は「相手目線」です。

牡羊座16度においては

天秤座の「相手を意識する」という性質を取り入れれ

17度においては

「あれ、自分ってこの人とは違うんではないか?」という視点を

持つようになるんです。

なんでも

最近の研究によると

この「自我」っていうのは

生後6ヶ月頃から芽生え始めると言われているようです。

身体の成長と共に

少しずつ自分の思うように体を動かすことができるようになり

おもちゃを取ろうとしたり

お母さんに手を伸ばしてみたりと

外部の様子に関心を向けて

「あれをしたい、これをしたい」という感情が生まれてくるのが

自我の芽生えの始まり。

動けなかった赤ちゃんが

外の世界の

楽しげな様子を見て

それに触れることができるようになる時。

小さな自我が芽生えるのです。

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