プログレスの30年の物語〜安倍晋三氏篇〜

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プログレスの太陽と月が織りなす人生の物語

*人生のチャプター(章)

それが

映画化されたりドラマ化されたり小説になったりするのは稀かもしれないけど

私達は、誰もが人生の物語を生きています。

日々の繰り返しの中で

春夏秋冬の暮らしの中で

「私」の小説のページが進んでいきます。

人生は、生まれてからずーっと同じ日々を過ごすのではなく

時々、転機が訪れて

舞台転換が起こったりします。

失恋がきっかけとなり

新しい舞台(恋)に向かう人もいるし

仕事でのストレスがきっかけとなり

新しい舞台(職場)を用意する人もいます。

多くの物語に「起承転結」があるように

私達の人生も

新たな舞台装置の中で「起承転結」を繰り返しながら

人生の時間を進めていくものです。

また、多くの小説が

物語が動くポイントを区切るために

チャプター(章)で構成されているように

私達の人生もチャプターで区切ることができます。

「だとするなら、私の物語を構成するチャプターはどのようなものだろう?」

そんな疑問に答えをくれるのが

占星術で使用するプログレスの太陽と月。

しかも

サビアンシンボルを

チャプターの具体的なタイトルとして使用することで

イメージしやすくなります。

上記のイラストの目次は

安倍晋三氏の人生の物語のプロットです。

ネイタル太陽が乙女座28度ということで

物語のタイトルは乙女座28度のシンボルからとって

「禿頭の男」。

それぞれのチャプターは、

プログレスの新月が起こった時のサビアンシンボルです。

この目次を見るだけでも

どのような物語が展開されるのかワクワクしますよね。

今回、

突然の辞意表明をしましたが

安倍氏のプログレスの太陽と月の動きを調べてみると

今年の7月にプログレスの新月が射手座3度で起きていました。

つまり、

人生3回目のプログレスの新月。

プログレスの新月は約30年に一度、起こるのですが

ちょうど、そのタイミングの時だったんですね。

チャプター3。

射手座3度「チェスをする二人の男」という

舞台転換が起こる時期だったことになります。

プログレス新月前後は

新しい舞台に転換するために

割と困難を伴うことが起こりやすいと言われていますが

実際、私も、前回のプログレス新月の時は、とても大変な思いをしました。

スムーズに舞台転換できる方もいますが

もし、プログレス新月前に

大変な思いをしている方がいるのでしたら

それは「新しい舞台へ向かうための準備期間」と捉えて乗り切ってくださいね!

物語が大きく動いていく転換期なのです。

それでは、

どのような物語が綴られてきたのかを

公になっている安倍晋三氏の人生と共に振り返っていきましょう。

第1章:キャンプファイヤーを囲むグループ

第一回目の転機であるプログレスの新月は

安倍氏が7歳頃に、天秤座4度「キャンプファイヤーを囲むグループ」で起こったようです。

この頃の記述があまりないので、詳しくはわからなかったのですが

お父様が政治家になり、多忙を極めていた時期で

両親不在の中、

寂しい思いをされていたようです。

「キャンプファイヤーを囲むグループ」というシンボルは

気立ての良さを発揮して

「大勢のいろんなタイプの人と上手に付き合う」という意味がありますが

両親との繋がりを感じれない状況の中で

お手伝いさんとか、家庭教師とか、お父様の支援者とか、学校の友達とか

いろんなタイプの人とそれなりに上手に付き合う術を覚えていくという

テーマが用意されたのかもしれません。

小学校から大学まで一貫校に通い

22歳の頃には2年間、アメリカに留学したようです。

ちょうど、この頃、

プログレスの満月を迎えています。

日本人だけではなく

海外の人ととも、上手に交流できるスキルが

プログレスの満月の時期に開花していくことになります。

そして、プログレスの太陽と月が90度になる1982年。

秘書として政治の世界に入ります。

プログレス満月を終えた後に訪れるプログレスの太陽と月の90度は

約7.5年後に訪れる

新しい人生のチャプター(プログレス新月)に至るまでの準備期間のようなもので

また、プログレスの新月から行ってきたことを熟成させて

終わらせるという意味合いを持つ期間です。

1987年にご結婚なさったそうですが

この年、

なんとプログレス月が

ネイタル太陽と0度になる年ということで

「結婚の可能性があります」なんて時期予測する星の配置になってました。

第2章:棟上げ式

そして1990年の秋。

36歳になった頃。

蠍座3度の「棟上げ式」で

人生の新しい章が幕開けします。

ちょうど、この新月の1年前くらいに

政治家のお父様が、膵臓癌になり手術をしたようですね。

で、90年に病気が悪化し、91年に亡くなった。

まさに、このプログレスの新月の前後も、激動の時だったようですね。

そして、お父様の死によって

安倍晋三氏の政治家としての躍進物語「棟上げ式編」がスタートしたようです。

お父様の地盤を受け継ぎ出馬し初当選したのが1993年。

政治の世界、よく分かりませんが

よく事務所とかで

支援者の方々と盛り上がってる映像を見ますが

まさに「棟上げ式」という感じがしませんか!

蠍座3度は、

自分の協力者となる人と共に歩んでいくような度数です。

蠍座は、

この競争社会の中で、「強く生き抜く力」を示していますが

強く生き抜くためには、信頼できる仲間がいる方が有利です。

なので、

信頼できそうな人とくっついていくことを蠍座と呼ぶのですが

3度は、共に共同作業をすることで、

掛け替えのない仲間関係を築く意味合いを持ちます。

また、「縁の下の力持ち」という意味もあったりするので

支援者や仲間に支えられてるように見えながら、

実際は「縁の下の力持ち」として自分も支援者や仲間を支え

真の信頼関係を築くというのがテーマの30年だったのかもしれません。

いずれにしても

「チームとして何かを成し遂げていく」という約30年の物語がスタートしたのです。

そこから着実にキャリアを積み

プログレスの新月から始めたことが開花する

プログレスの満月を迎える2005年には

内閣官房長官に任命され

翌年に内閣総理大臣に就任しています。

プログレスの満月後に総理大臣になったわけですが、

体調悪化で2007年に辞任。

この時、プログレスの太陽と月は

ぴったり150度の関係性。

150度というアスペクトは「困難」をもたらすアスペクトで

自分の意志(太陽)と反して

感情(月)が追いつかない状況を生んだりしますが

ちょっと、「辞任」としての意味としては弱いので

トランジットを確認してみたところ

なんと、破壊と再生を司るトランジット冥王星が

安倍氏のネイタル太陽と90度になってました。

自分のやりたいこと(太陽)が

強制的な力によってゲームオーバー(冥王星)になる星の配置になってたんですねー。

すごい。

約30年のプログレスの物語の中にも

「起承転結」があって

新月が「起」だとするなら

それから約7.5年後に起こる90度の時が「承」。

そこから約7.5年後に起こるプログレス満月の時が「転」。

そこから約7.5年後に起こる最後の90度の時が「結」。

ということで、

最後の締めの物語となる

プログレスの太陽と月が90度の時が2012年。

この時、2度目の総理就任となっています。

内閣総理大臣として7年8ヶ月就任しましたが

この期間は、

棟上げ式という物語の「結」の章だったので

チームとして国を作り上げていく物語を

熟成させて終わらせていく期間だったのかもしれません。

そして、

今年の夏。

新しい舞台転換となる

3回目のプログレスの新月を迎えています。

第3章:チェスをする二人の男

で、プログレス新月前後は波乱万丈になりがちですが

安倍氏の場合

今回もその激流に呑まれたようで

辞任という結果に至りました。

劇場の舞台においても

場面を転換する際に

セットがグルーっと動くような装置を使用しますけど

ちょうど、あれの上に乗ってるかのような期間になるわけです。

足元がぐらつき

世界が目まぐるしく動き変化していく。

そして気づいたら新しい世界の中にいた。

そんな変化が起こるのがプログレス新月の前後なんですね。

プログレス論によれば

これからの30年。

安倍氏は、射手座3度の「チェスをする二人の男」という物語を始めます。

この度数は

頭脳プレーでの戦いを楽しむ度数です。

射手座は、向上心に溢れたサイン。

相手を負かすために戦うのではなく

戦うことで切磋琢磨して互いに成長していくことを望みます。

サビアン的に読むのなら

これからの30年は

「頭脳的な有能さを発揮する」のがテーマ。

表立った活動を控えて、ブレーンとして活躍する方向へと向かうのかもしれませんね。

でも

将棋や囲碁のような

自分の趣味を嗜む引退生活。

なんて物語かもしれないし

eスポーツかなんかにハマっちゃって

若い子に紛れてプロを目指すなんてのも面白そう。

とはいえ

物語のタイトルは乙女座28度の「禿頭の男」。

権威ある大人の男性としての自分を全うする度数です。

きっと

物語の第3章も

乙女座的な

「〜のために」という奉仕精神を

責任を持って貫いていくのでしょう。

というわけでありまして

プログレスの太陽と月が織りなす物語。

プログレスで人生の流れを読んでいく。

わりとシンプルな読み方なのに

多くの気づきがあって面白いので

おすすめです。

今、サビアン講座を構築中ですが

応用編には

このプログレスの講座も用意しています。

早く、みなさまに

お披露目できるように頑張りますね!

長文、お付き合いいただきまして
ありがとうございました。


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