Code.no 351 魚座21度 小さな白い羊と子供と中国人の召し使い

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code.No 351

魚座21度  「小さな白い羊と子供と中国人の召し使い 」

A little white lamb, a child and a Chinese servant.


守ってくれる存在と共に才能を発揮する・守られている人

🌟Keyword・エネルギー

「タレント」「 才能」「守りの力」「可能性」「直感」「芸術」「精神世界」「三位一体」

🌟21度 (柔軟宮)

*積極的に取りにいく度数

21度は、自分の能力を発揮して欲しいものを獲得する度数です。

🌟ドデカテモリー

・蠍座

蠍座の「同化作用」を利用して魚座を強くする。

🌟魚座21度の可能性のある日付け

3月10日、11日、12日

🌟目指す方向性

・自分を信じて目的の場所へ進むこと。

・本能と心と直感をバランスよく使用していくこと。

・純度の高い心を保っていくこと。

・時折聞こえてくる良心の声や直感に耳を貸して従うこと。

・反射的に身を守ってくれる身体機能や本能を信用すること。

・守ってくれている存在がいることを信じることで才能が発揮される。

・自然を大事にすること。自然の中でリフレッシュ。

・ビジョンやインスピレーションに導かれ行動していく。

・周囲に気を配りながら使命を持って義務を果たしていくこと。

・柔軟な感受性を開発し、直感的に感じた方向に進んでいくこと。

・直感で得たビジョンに従って、のびのびと前進していくこと。

・見ること、聞くことが全てメッセージのような生き方。

・守ってくれる力に感謝し共に歩いているという実感を持つこと。

・本能的な「カンのよさ」とスピリチュアルな導きに素直に従う柔軟性を身につける。

🌟この度数の人の特徴

・愛に満ち溢れた人。包容力と優しさ

・自然を愛する純粋な子供の心を持つ人。

・堂々と自分を表現できる才能に溢れた人。

・相手の心に響く強さを持っている人。

・子供みたいなワガママな面があるが、なんか憎めない人。

🌟この度数のエネルギーを使用している時

・九死に一生の体験で、大いなる力に守られてるなーって感じる時。

・守護天使、スピリチュアルガイド、守護霊が自分を守ってくれてると感じる時。

・神道やシャーマニズム。

・神の声を聞き与えられたビジョンを信じ、それを実行するためにひたむきに活動した旧約聖書のモーゼ。

🌟シンボル考察

*大いなる力

21度は、

そのサインの力を積極的に使用して、

欲しいものを取りにいくファイター度数。

魚座の資質を積極的に打ち出して

自分の望むものを掴みとりにいきます。

この段階の

魚座の目的とは

新しい世界へと向かうこと。

新しい人生のスタート地点へ立つこと。

もうすぐ始まる新しい人生に向けて

しっかりと自分を創り上げて準備するのが目的。

心と霊性と肉体と一致団結し

最終仕上げとばかりに

用意を整えていくんです。

ホロスコープの丸い円を彩る360度のサビアンシンボルは

私たちの成長段階を示したものです。

植物が

春に生まれ夏に盛り

秋に実をつけ冬に枯れるように

私たちの人生の旅路も

地上に生まれて

子供から大人に成長し

子を産み育てやがて土に還ります。

毎年毎年

春に新しい命が芽吹くように、

このサイクルは螺旋上に連なっていて

私たちも

その螺旋の輪の連なりの流れに乗り

生まれ変わりの輪廻の旅路を辿るのです。

私たちが誕生する様子を描いたシンボルは

春分の日の牡羊座1度で

牡羊座の領域は

「赤ちゃん」として現実世界で

本能的に生きていく様子が示された領域です。

その前の魚座は

母親の胎内に命の種として宿り

生まれるまでの成長段階を示した領域です。

魚座21度ともなれば

あともうすぐで

地上へと生まれる段階。

命の種から

胎芽という芽になり

魚になり両生類になり爬虫類になり哺乳類になりと

進化の道を辿った私たちは

やがて胎児となり

肉体の機能を成長させ

新生児として地上に生まれることになります。

魚座21度から25度の領域は

だいたい妊娠8、9ヶ月目くらいでしょうか。

こそだてハックHP

この時期の胎児は

感情が芽生え、

肌にハリができてふっくらしてきて

顔の筋肉を動かせるようになって表情が豊かになり、

髪や爪が伸び

肺呼吸ができるようになるそうです。

あと1ヶ月もすれば

子宮という宇宙から

地上という地球へ生まれる段階。

無事に

次元上昇の扉をくぐり抜けるために

大いなる力が働くのです。

*三位一体

新しい次元へと向かうための

大いなる力は

「小さな白い羊」と

「子供」と

「中国人の召使い」が

三位一体となって創り上げていきます。

「小さな白い羊」は

肉体を纏うことで顕現する本能や欲求。

良心や道徳心がないと

私たちは

動物のように自分の欲求を満たすことに夢中になり

「自分だけ生き延びればいい」という衝動で生きてしまうことになります。

「中国人の召使い」は

スピリチュアルガイドのような精霊。

迷える子羊になりかけた時

スピリチュアルガイドが

良心に沿った調和的な方向性を指し示してくれます。

「子供」は自分。

これから新しい人生を歩み始める

まだまだ幼い自分。

純度100パーセントの「善の心」で可能性に満ち溢れた

ピュアな心の存在である自分。

つまりは

肉体意識(羊)と

魂意識(子供)と

それを見守るかのようなガイドを従えて

新しい世界に向かうんです。

魚座は

母親の胎内で、魂(心)の存在として過ごしてきましたからね。

16度になって

肉体の機能が活動し始めて、本能の子羊が現れたんです。

「自分を取り巻く世界」と、

「自分という存在」の境界線のない

「私が世界で、世界は私」という

浮遊感漂う場所にいた魚座が

肉体機能の目覚めにより

自分の肉体である子羊を従えて

生まれるためのワープ地点までの旅路を進むのです。

生まれ落ちたら

魚座の時に優位だった魂(心)は

力を肉体に明け渡し

奥の方へと押しやられてしまいます。

赤ちゃんとして

生まれた命を存続させて成長させるためには

肉体が持つ本能の力が必要だからです。

魚座21度は

まだ魂(心)が優勢な魚座の領域。

肉体である子羊と

生まれ落ちるワープ地点まで案内してくれるガイドと

同等の関係性で

三位一体となり

一つの大きな力となる。

本能と心と直感をバランスよく使用して

約束の場所へ向かうことができるのです。

*愛を表現していく

「三位一体」という概念は

キリスト教の主要な教えです。

また

イエス・キリストは「神の小羊」という呼称もあります。

魚座20度は

キリストの最後の晩餐を彷彿させるシンボルで

「全ての人々に愛を持って忠実に仕える生き方をする」という

魚座の信念が出来上がりました。

21度は

その信念を軸にして

しっかりと前を向いて歩いていきます。

イエスを象徴する贖罪の小羊と

自分を守る精霊と

純粋でピュアな子供の心で

全ての人々に愛を持って接する生き方を実践していくんです。

人間の罪は

肉体を持つことで生まれます。

壊れやすい肉体を持つことで

生き残るための本能や欲求や欲望に支配され

「自分がよければいい」という

利己的さに陥ってしまうからです。

21度の魚座は

人々の利己的な行為を

人間として生まれ落ちた者のサダメとして受け入れて

その罪を自らが背負い

愛で償っていきます。

利己的さが生んだ

ネガティブなエネルギーを

愛のエネルギーで浄化するかのように

良心の声としてアドバイスしてくれる

スピリチュアルガイドを携えて

人として

愛に溢れる正しい選択を繰り返していくんです。

魚座の世界は「魂」の世界感。

「私はあなた、あなたは私」

というワンネスの世界。

地上に生まれて

自分が魂だったということを忘れてしまっても

他の人生を生きている人たちを

魂の故郷から来た仲間と捉え

相手に共感し

自分のことのように大事にする。

人種も民族も関係なく、

地球の生き物すべてをそのような見方で捉えることが出来たなら、

世の中は平和で優しい世界になることでしょう。

しかし、生まれてきた魂の中には

争いや苦しみを経験することで

成長していくプログラムを予定している人もたくさんいます。

そんな人たちのために。

人生が辛く

厳しく

つまらないものという思いに囚われてしまった人たちのために。

魚座の

「魂レベルで仲間だから大事にしよう」という思いやりは、

人々の救いになります。

魚座21度は、

純粋さを示す子供が、

白い羊と召使いに守られています。

本能の羊は

様々な危険から

身を守ってくれるでしょう。

スピリチュアルガイドは

静かに佇みながら

私たちの行く道をビジョンとして与え

見守ってくれることでしょう。

これらの心強い味方を引き連れている魚座は

もう何も怖いことはありません。

行くべき道を教えてくれる人生のガイドと、

自分の肉体に内臓されている本能の力。

それを信じることで

安心感を覚え、自信がつきます。

守りの力が働いているので、

疑うことなく心を開いて人と交流していくことができます。

守ってくれる力に感謝し

共に歩いているという実感を持つことで

その絆はより強く結ばれます。

何が起きても穏やかに守ってくれる存在がいることを知っているので、

攻撃的になって自分を守る必要もなく

臆病になって自分を卑下することもなく、

受容的に

人に対して心を開いても

もう傷つくことはないのです。