Code no.286 山羊座16度 体操着の少年少女

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code.No 286

山羊座16度  「体操着の少年少女 」

Boys and girls in gymnasium suits.


抑圧を払うために日常の中で感情を解放する・無邪気な人

🌟Keyword・エネルギー

「生気」「活発」「活気」「無邪気」「遊び」「豊かな感性」「先生」「感覚で覚える」

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🌟16度 (活動宮)

*対立する要素が流れ込んでくる度数

山羊座の180度、真反対に位置する「蟹座」のエネルギーが侵入してくる度数です。

真反対に位置するサインは、鏡のサイン。

山羊座の行き過ぎを防ぐために、

鏡のサインの資質を取り入れることで、調整していきます。

🌟ドデカテモリー

・蟹座

蟹座の「心・感情」を利用して、山羊座に新しい視点を投げかける。

🌟山羊座16度の可能性のある日付け

1月5日、6日、7日

🌟目指す方向性

・公私のメリハリが効いた生活を目指す。

・仕事の時はしっかり集中、プライベートの時はやりたいことをやって楽しむ。

・「仕事にばかり熱中して家庭をおざなりにしてないか?」考えて改善していく。

・一人の時間を設けて自分の心の声に耳を貸すこと。感情と向き合うこと。

・難しいことを判りやすく説明すること。

・遊びながら学ぶことで習得が早い。

・子供のような心を忘れずに。伸び伸びとした姿勢で過ごすこと。

・日常にジョギングやヨガなど運動を取り入れること。

・考えるより、まず行動してみる。

・人間的な感情を理解するために遊ぶ。

・自分の中のインナーチャイルドと向き合い、抑圧せずに解放すること。

・感情や心を大切に。素直に表現すること。

🌟この度数の人の特徴

・周囲にいる人も楽しい気分になれるような無邪気さと素直さ。

・童心を忘れない人。

・感性豊かで大らかで暖い人。

🌟この度数のエネルギーを使用している時

・「やりたい!」っていう思いを勇気を持って実行しているとき。

・人の目線を気にせずに、思い切り楽しんでいるとき。

・コーチや保母さん、先生などの仕事。

・音楽を聞いたりゲーム感覚で覚えるなど、遊び的要素を加えて勉強している時。

・枠組みの中の子供

🌟シンボル考察

*心と向き合う

16度から20度までは、

山羊座の資質を強化するために反対の資質を取り入れる領域。

真反対の資質が入り込んでくることで、

新しい視野を身につけていくことになります。

その手始めの16度では、

真反対の蟹座の資質が流入して

山羊座15度までの体験で手に入れた「成果主義」を

一旦、手放すことになります。

社会から求められるがままに、

合理的に成果を上げることができるようになったのですが、

このまま突っ走ってしまうと、

人は利己的になりやすいものです。

最初は

「会社のため。みんなのため」という純粋な思いのまま行動していた人が、

成果を上げ手柄を得ていくうちに、

自分の能力を過信して天狗になり、

横柄で支配的な人になるということはよくあります。

成果を上げた自分の立場を守るために防衛的になり、

ライバルを排除していくような気持ちも出てくるというもの。

山羊座を示すワードに「政治家」というものがありますが

「社会を良くしたい!」っていう

純粋な気持ちで政治家になった人が、

利権やら保身やらシガラミやらお金やらで

いつの間にか

魂を売っていたなんてこと

よくあるかと思いますが

山羊座という強いエネルギーが、このまま盛ってしまうと

そうなってしまう可能性が出てきます。

また、

自分の欲求や時間を犠牲にして働きすぎると、

心のバランスが壊れ大きなストレスを生む原因にもなります。

献身的に仕事をこなしたのに

思ったような結果や評価が得られない場合には

「燃え尽き症候群」となり虚無感が襲ってくることもあります。

疲れ果てた山羊座は

社会に従属する奴隷として自分を捉えて

社会を憎むようになったり

また、

社会に依存しすぎて

自分の心を見失ってしまうことも。

成果をあげることに集中したことで、

置いてきぼりになってしまった「自分の心」と向き合うのが

16度から20度までの領域です。

自分の心のケアをすることで

「公私共に充実しています」と言える

最強の山羊座を作っていくのです。

*生気を養う

15度は、入院している子供たちが

プレイルームでたくさんのオモチャを使用して遊んでいる様子を描いたシンボルでした。

16度では

入院していた子供達が元気になったようです。

学校に通えるようになり、

身体を動かす体育の授業を受けれるくらいに健康を取り戻したのです。

長い間、入院していた子なら

学校に通えるのは大きな喜びであると同時に

大きな不安であるかもしれません。

学校に馴染めるのかな。

授業についていけるかな。

また体調が悪くなったらどうしよう。

いろいろとマイナス要素が浮かんでくるものです。

それでも

先生の号令に従って

みんなで身体を動かすのは楽しいもの。

規律や枠組みの中で

少しずつ健康を取り戻していくのです。

それと同じように

この度数は

自分の心や、

プライベート時の自分と向き合うことに少し不安を感じたりもします。

趣味でやりたいことがあるのに、

世間体を気にしたり、

仕事を優先にしてしまい、

いつまでたっても出来なかったり

リフレッシュするための旅行に行っても、

期限内に終わらせなければならない仕事のことで頭が一杯で

心からリラックスできなかったり。

そのような

置き去りにされた自分の本心や感情の声に耳を貸す。

今までの山羊座は、

自分の欲求をさしおいて

社会の欲求に従ってきたましたからね。

自分の欲求の声にも耳を貸す余裕を持ち

それを叶えていくこと。

つまりは

プライベートの自分の時間を充実させること。

仕事が出来る人っていうのは

オンオフのメリハリが効いるって言いますもんね。

例えば、国語の授業において

子供達が教室中を走り回ったら困るけども、

体育の授業の時は別。

公に、思い切り身体を動かすことが出来ます。

それと同じように

仕事時間は勝手に振る舞うことは出来ないけど

休憩時間は、

限られた時間の中で、ゆっくりと休憩を取ることが出来ます。

忙しくて

なかなか思ったように休憩時間が取れない時もあるけど

休憩時間は、社会人としての当たり前の権利。

ずーっと集中するよりも、

少しでも休んだ方が

仕事の効率も上がりますからね。

「仕事を早く終わらさなきゃならないから休んでる場合じゃない。」

「上司に怒られるから、のんびりできない。」

そんなふうに思う気持ちを切り替えて

「しっかりと体と頭を休ませて午後から頑張ろう」って

休憩時間はしっかり休憩を取る。

そうすることでしっかりと「生気」を養うのです。

*感情の重り

山羊座が「公の私」であれば

蟹座は「プライベートの私」。

山羊座が「会社・社会」であれば

蟹座は「家庭・プライベートタイム」。

山羊座が「現実感覚」であるなら

蟹座は「心や感情」。

山羊座が「社会に従属する大人意識」であるなら

蟹座は「家庭に従属する子供意識」。

「仕事」と「家庭・プライベート」はどちらも大事で、

この二つのバランスが取れていることが、

人生を成功へと導く秘訣です。

家庭がうまくいってなければ仕事に集中できないし、

仕事にばかり熱中してしまうと家族の関係が壊れてしまいます。

また、

自分の欲求や感情が

社会的規律やルールに押さえつけられたままだと

ストレスとなって仕事に集中出来なくなります。

自分の心の欲求をはねのけてばかりいると、

心の中のインナーチャイルドが反乱を起こし、

心のバランスが崩れてしまう。

真面目にやってきた山羊座にしてみたら、

規律やルールを無視して

自分の欲求の声に飛び込むのは

とても勇気がいることかもしれませんが

山羊座16度は

自分の欲求に素直に従う。

楽しいこと、

好きなこと、

ワクワクするようなことを

子供のように無邪気に楽しむ。

そうやって

自分の心の欲求を満たすことで

山羊座の目的である「成果を上げて良い社会を築く」ということを

確実に仕上げていくことが出来るようになります。

「公の自分」という顔の他に、

「プライベートの自分」という顔をしっかりと持つ。

そして、

「プライベートの自分」という枠組みの中では、

子供のように楽しく遊んで感情を解放する。

山羊座は真面目で堅実ですからね。

山羊座を支配する天体は抑圧の「土星」。

どうしても

自分の感情を抑圧してしまうところがあります。

押さえつけた感情は

いつしかどんより重くなり、

身体も感情も動かないような鈍感な状況を作り出してしまいます。

感情の重りを解くには

まずは「身体を動かすこと」。

日常の中に運動を取り入れることで

気分スッキリ爽快になりますよね。

そして

「プライベートタイムはやりたいことを楽しむこと」。

この二つを組み合わせることで

感情の重りは随分、軽くなるものです。

公私共に充実させるために。

仕事のタスクとはまた別に

プライベートのタスクをこなしていくことで、

山羊座に必要な頑強な気力を養っていくことができるのです。

*感情を味わう

「やりたい!」という思いや

「こうしたい!」という思いを

実行するのはわりと勇気のいるものです。

例えば怒り。

ここで怒ったら

関係性が悪くなるかもしれない。

場の空気が乱れるかもしれない。

なんて考えて

怒りの感情を抑圧してきた山羊座が

それを素直に表現するには躊躇するかもしれません。

例えば喜び。

ここで一人で大喜びしたり笑ったりしたら

周囲の人が引くかも。。

なんて考えて喜びを素直に表現できないこともあります。

例えば哀しみ。

泣ける映画で、

自分も今にも泣いてしまいそうなのに、

周囲で鼻をすする音が聞こえてきても

自分は我慢して堪えてしまう時。

素直に涙を流せる人がたくさんいるのに、

自分はどうしてもそれを抑えてしまう

なんてことありますよね。

でも

山羊座16度のエネルギーは、

あえて、自分の感情に素直になることを求めてきます。

様々な感情を体験して自分と向き合うことで

自分を大事にすることが出来るんです。

自分の感情や欲求の声に耳を貸すことは

自分を大切にする行為なので、

自分を大事に愛することが出来るようになります。

自分を愛すことが出来ないと、

社会人として立派に働いていたとしても

どこか歪んだものを引きずってしまうことになります。

なので

山羊座16度から20度の体験において

しっかりと自分を信頼し

自分を愛せるようになるために。

自分の幼い感情を直視して

コントロールしながら

信頼できる自分へとバージョンアップしていくのです。

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