Code no.50 牡牛座20度 雲を作り運び去る風

「すたくろ」オンラインショップ
上画像をクリックでyoutubeに飛びます

code.No50

牡牛座20度  「雲を作り運び去る風」

Wind clouds and haste.


優しさに包まれた世界でメッセージを受け取る・意気揚々の人

🌟Keyword・エネルギー

「意気揚々」「五感と心で感じる感受性」「感じる」「兆し」「直感」

🌟20度 (活動宮)

*牡牛座のポリシー度数

20度は牡牛座の軸(自分軸)が出来上がる度数。

外部からの影響に左右されない「牡牛座の信念」が出来上がります。

🌟ドデカテモリー

・射手座

射手座の「普遍的な叡智」を利用して、牡牛座に信念をもたらす。

🌟牡牛座20度の可能性のある日付け

5月9日、10日、11日

🌟目指す方向性

・優しい気分で過ごすことで、自分の周囲にある優しいメッセージに気づくこと。

・「優しい世界が自分の周りを取り巻いてくれている」ということを思い出すこと。

・子供の頃、楽しんだ春の時のテンションで過ごしていくこと。

・目に映るすべてのものはメッセージという心持ちで過ごすこと。

・ぶれることのない「自分の感覚、感性」という自分軸をしっかりと形成すること。

・自分の感性を信じること。自分の人生を信頼して進むこと。

・流れに逆らわず、のんびりと身を任せていることで判断力が冴える。

・リラックスして、心をいつでもオープンにしておくことで、メッセージを受け取れる。

・センスを発揮していくこと。

・行き詰まりを突破する、この世界にあるメッセージを素直に受け取ること。

🌟この度数の人の特徴

・状況判断能力に優れている人。インスピレーション豊か。

・自分を信じている人。自分軸が確立している人。

・自然体で落ち着いていて堂々としている。

・研ぎ澄まされた感受性の持ち主。

🌟この度数のエネルギーを使用している時

・ぼんやり雲を眺めながら、変わりゆく姿を楽しんでいる時。

・仕事の資料作成に行き詰まりを感じていた時、ふと見た花の色や造形にインスピレーションが舞い降りて、行き詰まりを突破する発想に恵まれた時。

🌟シンボル考察

*雲がくれるメッセージ

自由気ままに

粘土をこねていろんな形を作りあげる子供のように

上空を飛び交う風も

自由気ままに

雲という素材でいろんな形を作りあげます。

龍のような形をした雲を発見したと思ったら

みるみるうちにそれは姿を変え

人の横顔のような形に変わる。

人の横顔のような形に目を見張っていたら

今度は怪獣のような形に変化していく。

怪獣のような形に

イマジネーションを刺激されていたら

あっという間に天使の姿になり

これは何か、いいことがある前兆に違いない!

なんて舞い上がっちゃったりして。

隣にいる彼に

「天使の雲が現れたよ!」

なんて指をさして無邪気に説明したら

彼は

「僕にはあれはデビルマンに見えるよー」なんてキャッキャする体験。

皆さまも経験したことがあるのではないでしょうか。

牡牛座19度においては

自分の新しい感覚、新しい感性の大陸が目覚めました。

牡牛座20度は

その新しい自分だけのオリジナルの感性の島に上陸して

ぼんやりと雲の流れを追っているんです。

同じ雲の形を見ても

人それぞれ

その雲の形が何に見えるのか違うように

自分オリジナルの感性で見上げるこの世界の景色。

自分には天使の姿に見える雲も

彼にはデビルマンのように見えるこの世界。

人それぞれの感性によって

見える景色が違うという事実。

私たちは、自分の感覚で眺めている世界を

「他の人も自分と同じものが見えているだろう」

とすっかり思い込んでしまうところがありますが

実際は、人それぞれ。

感覚の違いがあって

見えている世界が違うんですよね。

それを認識した上で見上げる雲は

自分だけの感覚を

空という大きなスクリーンに映し出してくれる素材。

自分の感性を映し出す

メッセージを運んでくれるのです。

*意気揚々

この度数は「意気揚々」としたエネルギーを持っています。

感情や精神が高揚するような。

いろんなことがスッキリと理解できて

有頂天になるような。

気ままな風のように

いろんな形を自分で創造していけるような。

そんな意気揚々としたエネルギー。

ドデカテモリーで言えば

牡牛座20度は「射手座」の資質が混ざります。

「射手座」の「ポジティブシンキング」を使用して

牡牛座のテンションを上げていくんです。

牡牛座も気づけばもう20度で

牡牛座体験もあと10度で終わり。

「牡牛座の領域=五感(感性)を磨く」というレッスンの

中級者編がこれで終わり

21度〜30度は上級者編へと向かうわけですが

11度から20度までの中級者編をマスターすると

「心と五感」の回線が繋がって

自分だけの五感の世界が出来上がるんです。

自分だけの感性で掴み取る世界は

自分だけのもの。

オリジナルのセンスが出来あがり

牡牛座は有頂天になるのです。

20度はどのサインも

そのサインの美学・ポリシーのようなものを示しています。

牡牛座的な美学は

「自分だけのセンスで世界と向き合っていく。」

ということになるのでしょう。

誰になんと言われようと

ビクともしない自分だけの五感の土台が出来上がる。

つまりは「自分軸」ができる。

「自分の感覚を無条件で信じる!」

そんな信念を持つことで、

なにものにも振り回されることのない

自分軸が出来上がるのです。

*優しさに包まれたなら

2010112922303620a

「魔女の宅急便」の主題歌としてもお馴染みの

「やさしさに包まれたなら」。

ユーミンこと荒井由美時代の

シングル3枚目。

1974年リリースの名曲です。

しかし凄いですよねー。

1974年って、42年前ですよ。

そんな前の曲なのに、今聞いても全く色あせることなく

しかも未だに心が震えるだなんて

音楽の力を感じてしまいます。

牡牛座は自分だけのセンスを獲得し

そのセンサーを敏感にして、自分好みのものを集めていくサイン。

そのセンスは五感で感じ取れるもの全てで

味覚や視覚、触覚に嗅覚。

音楽を感じる聴覚にまで及んでいます。

なので牡牛座さんは

音の微妙な差を感じて、自分好みをチョイスしていくから

音に対してのセンスもいい。

ミュージシャンに牡牛座さんって多いんですよ。

残念ながらユーミンは「山羊座」なのですが

「山羊座」も現実感覚に優れた「土のサイン」。

五感情報で得た材料を使用して

好きなものに囲まれた暮らしをして

日常を豊かにすることを牡牛座と呼ぶならば

山羊座は

五感情報で得た材料を使用して

目に見える社会的な成果を目指す。

この現実世界で着実に成果をあげることを山羊座と呼ぶのです。

ミュージシャンでいうなら

売れなくても自分好みの音楽を演奏するのが牡牛座なら

マーケティングをしたりして

自分のセンスを生かしながら

売れる曲を作りあげていくのが山羊座ってとこでしょうか。

そんな感じで

五感情報という視野を持つ

同じ「土のサイン」でも目指すベクトルが違うわけですが

今はまだ牡牛座の段階。

五感を豊かに育てあげていく領域です。

牡牛座20度という節目の度数では

ユーミンが高らかに歌い上げるこの歌のような世界観が展開されているのです。

やさしさに包まれたなら    荒井由美

小さい頃は 神様がいて

不思議に夢を叶えてくれた

やさしい気持ちで 目覚めた朝は

大人になっても奇跡は起こるよ

カーテンを開いて 静かな木漏れ日の

やさしさに包まれたなら きっと

目に映る全てのものはメッセージ。

小さい頃は 神様がいて

毎日、愛を届けてくれた。

心の奥にしまい忘れた

大切な箱、開くときは今

雨上がりの庭で くちなしの香りの

やさしさに包まれたなら きっと

目に映る全てのことはメッセージ。

なんて素敵な歌詞なんでしょう。

サビアンシンボル的に替え歌させて頂くのであれば

「心の奥にしまい忘れた

大切な島、浮かぶときは今」

みたいなことが牡牛座19度のシンボルで

その「宝の島」が浮上したことで

「目に映る全てのことがメッセージ」の世界に変わるんです。

自分がやさしい気分に包まれると

目に映る世界も優しく変貌して

全てのものが息づく魔法の世界に変わるんです。

やさしい気分で見上げる雲は

デッキブラシに乗った魔女のキキの形に変わり

「勇気を出して!」と励ましてくれたり

目の前を横切った黒猫は

不吉な予感じゃなくって

魔女のキキの飼い猫ジジの姿となり

「僕が守ってあげるよ」って伝えてくれる。

要するに

気分次第、心の持ちよう次第で

見える世界は随分と変わる。

牡牛座20度は

「やさしさに包まれたことで見える優しい世界」を体験する度数なのです。

*心のフィルター越しの世界

ユーミンの「やさしさに包まれたなら」という歌詞は

真実を物語っていると思います。

優しい気持ちで

世界と対面すると

全てのことがメッセージに変わるんです。

子供の頃は

不思議にあの世界観の中で生きていましたもんね。

ちょうど牡牛座20度の頃の季節(5月)なんて

本当にキラキラの世界の中にいた。

暑すぎることもなく

寒すぎることもなく

草むらで遊んでいても蚊に悩まされることもなく

小さな生き物たちも

必死に生きていくために働いていて

その姿を観察して何時間も過ごしたり。

あの頃の感覚を取り戻していくのがこの度数。

やさしさに包まれた世界で過ごすと

いたるところに

自分だけに向けられたメッセージに溢れていることに気づくはずです。

できればいつでもそのような精神状態で過ごしていたいものですけども

大人になると

日常の忙しさや、対人関係の煩わしさで

やさしさに包まれることを忘れてしまうものですが、

他事の心配なんて全て放り投げて

この世界のやさしさに包まれて

豊かなメッセージを受け取ることができるんです。

木漏れ日やクチナシの香り。

暖かな風や、青い空。

自然を眺めてみれば

私たちは、本当はいつでも「やさしさに包まれている」って事に気づくはずです。

優しい世界に包まれている。

その感覚を、取り戻すのです。

IMG_2409