Code.no 349 魚座19度  弟子を指導する巨匠

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code.No 349

魚座19度  「弟子を指導する巨匠 」

A master instructing his pupil.


知識や技能を身体で覚えていく・広める人

🌟Keyword・エネルギー

「明快な説明」「解明」「指導」「伝授」「体験学習」「遊び的伝達法」「広める」

🌟19度 (柔軟宮)

*新しい視野のダウンロード完了度数

それまで、魚座が避けてきた価値観と対面し、それを受け入れ

自分の中に新しい視野をもたらすのが16度からの体験でした。

19度においては

その新しい価値観が、ダウンロードされて使用できるようになるかのように

新しい視野がもたらされます。

🌟ドデカテモリー

・天秤座

天秤座の「コミュニケーション能力」を使用して魚座に新しい視野をもたらす。

🌟魚座19度の可能性のある日付け

3月8日、9日、10日

🌟目指す方向性

・自分の「良い心の声」に素直に従うこと。

・「良い心の声」から良心的な判断力を学ぶこと。

・良心や霊性、スピリチュアル的な事柄を人々に広めていくこと。

・相手に合わせて判りやすい説明を心がけること。

・自分の知識や経験してきたことを人に教えていくこと。

・少人数の密な関係性の中で学ぶんでいくこと。また、教えること。

・リアルな体験を伝えていくこと。

・工夫して五感を刺激するような判りやすい楽しい授業を行うこと。

・体験学習などで成果を上げていくこと。

・その場に馴染むこと、身体で覚えることで習得が早い。

・教え教えられる関係性の中から学ぶこと。

・本当にやりたいことだけに的を絞りしっかり取り組むこと。

・自分の経験してきたことを人に教える。

・相手目線に立ってわかりやすく伝える工夫をすること。

・空気を読み相手が何を望んでいるのか敏感に察知すること。

🌟この度数の人の特徴

・学ぶことが好きでセンスがある。

・博識。親切丁寧。

・人当たりが良く柔らかな物腰の人。

・優れた指導力。

🌟この度数のエネルギーを使用している時

・習い事を始めたり資格取得のために勉強を始めたりする時。

・口伝や、公開できないような特殊な秘密や情報を、直接教えてもらっている時。

・身体で覚える系の学びをしている時。

🌟シンボル考察

*魚座の現実感覚

19度は

無意識をアップデートするかのように

新しい反応パターンを携えて新たにスタートする度数。

つまりは、

今までの魚座になかった価値観や視野を手に入れて、

それを使用しながら新しいことを始めていく度数です。

魚座の領域は、

私たちがまだ

子宮という宇宙で浮かんでいた

胎児だった頃の成長段階を示したものです。

春分の日は

占星術でいうアストロニューイヤーで

全ての始まりの場所なのですが

春分の日に地上に生まれる準備をするのが

魚座の領域。

胎芽として子宮に宿り

魚〜両生類〜爬虫類〜哺乳類〜胎児という進化を体験し

地上に生まれるための肉体機能を成長させていたあの頃。

生まれ落ちてからその頃の記憶は

ほとんど抜けてしまいますが

潜在意識の奥の方に

その頃に身につけた資質は残っていて

それは

自分の中の「良心の声」として

私たちに正しい指針を与えてくれます。

15度までの魚座は

命の芽として宿り、

魂のような、心の塊のような存在で

その周りを物凄い勢いで物質(肉体)が形成されていく様を体験していました。

感覚機能や臓器が形成途上だったので

今の私たちのように

五感や思考で物事を捉えるわけもなく

また、

本能や欲望などに縛られることもなく。

とても自由でピュアな存在で

「自分が世界であり、世界が自分」

という

自分と世界の間に境界線のない

一緒くたになったような世界観を持っていました。

いろんなエネルギーの振動に心で反応し、

反応した心の声を聞いて物事を判断するかのように

心を震わすエネルギーで物事を判断していたんです。

世界と同化していた魚座は

心を美しく磨き上げるために

良心や良識を身につけ

その心を限りなく純粋にしました。

そんな魚座に

ある時、転機が訪れます。

ドクドクする音が聞こえてきたり

急に光が射し込んで、眩しくて顔を背けたり

口に広がる甘さを感じたりと

新しい感覚が流れ込んできたんです。

それが魚座16度の「ひらめきの流れ」。

つまりは

胎児の肉体が完成に近づき

五感などが機能し始めた。

「心の感受性の世界」だった魚座の世界に

「肉体の感覚の世界」が訪れたんです。

つまりは

自分と世界が一体化していた状態から

肉体という境界線が出来て壁が出来てしまったということ。

心の意識が

気づいたら肉体という物質に覆われていた感じ。

今までの魚座にしてみたら

ありえない変化ですから苦痛に感じたりもするのですが

それに順応するために

魚座は肉体感覚に馴染もうと努力します。

結果、

魚座19度においては

肉体感覚からもたらされる情報も

心の感受性からもたらされる情報も

両方をバランスよく使用していくことが出来るようになります。

心が巨匠で

肉体感覚が弟子。

肉体に意識を受け継ぐために

心が身につけてきた「良心」や「良識」を

伝授していくのです。

*師匠と弟子

経験によって培った

知識や技能などを伝授する関係を師弟関係と呼び

伝授する側が師、

伝授される側が弟子となります。

魚座が培い心に刻んできた知識や技能を

肉体感覚に伝授していくんです。

魚座は心に

善悪を判断する基準を刻みつけてきましたからね。

「これは良い」「これはダメ」

そんなものを

感覚に仕込んでいくんです。

良心の声という師匠が

肉体感覚を弟子にして、

今まで培ってきた良識を伝授していくんです。

例えば

「どこからともなく聞こえてくる騒音は嫌い」とか

「いやな匂いがする」とか

心の反応を感覚に教えこむことで

結果、自分の身を守ることができるようになります。

これは良い考え

これは悪い考え。

そんなことも

無意識的に判断して

咄嗟に正しい行動を選ぶことができるようになります。

つまりは

心の「良き声」に素直に従うということ。

良心に基づいた心の声を無視することなく

聞く耳を持ってチョイスすることで、

どんな行為が良い行為なのか肉体に刻みつけて

反射的に行動できるための訓練をするんです。

魚座の心の声に従う肉体を作り上げているんです。

つまり、

魚座19度は

この頃に使用していたエネルギーを

現実世界で使用していく度数。

現実世界において

このエネルギーを使用するのであれば

心の世界を

絵や音楽など、感覚的なもので表現する

先生と生徒の関係性なんかも当てはまるし

伝統的に受け継がれてきている技術を学ぶときもそう。

「正しい」「間違い」を教えてくれる

学問の先生と生徒の関係性もそうだし

人としての「良い」「悪い」を教えてくれる

宗教やスピリチュアル的な学びを伝授してくれる関係性もそう。

基本少人数の

たっぷり凝縮された密な関係性の中で

直に教え、直に教わる。

手取り足取り

身体丸ごとで覚えていく。

そうすることで

しっかりと知識や技術を継承していくのです。

*明確に伝え広めていく

魚座19度で得た新しい価値観は

「現実的に広めていくこと」。

魚座を支配する天体は

「海王星」と「木星」ですが

曖昧な目に見えない世界の価値観(海王星)を

広めていく(木星)んです。

魚座18度では、

生命力のパワーを集めて貯めこみました。

それはまるで

春の息吹を待つ植物の芽のようなもので、

土を破り芽吹くためのパワーを身につけようと

生命力を集めているかのようなイメージと重なります。

魚座は

冬の終わりと春の始まりを担当するサインです。

厳しく寒い冬は、

生き物が死に絶えたかのような静けさが訪れますが、

春の気配と共に

大地の中では新しい命がざわつき始めます。

それはまるで私たちの肉体が土に帰り

魂という存在になって、

次に生まれ変わるために準備をすることと似ています。

魚座とは

生命が生まれ変わるための準備をする季節。

もうすぐ訪れる再生の時に向かって

生命力のエネルギーを高めているのです。

そして19度で

集めた凝縮したエネルギーを

広めるために使用する。

まだ目覚めていない魂や

準備が出てきたいない魂に

「もうすぐ春だよ。再生の時が訪れるよ。生まれ変わる準備をしようよ。」

とでも伝えるかのように、広めていくのです。

魚座が広めたい教えはとても抽象的で、

物質の世界で生きている私たちには難解な概念です。

科学で証明できないピリチュアルな世界観なので、

それを言葉で説明するのはとても難しいのです。

しかし魚座19度にもなれば、

そのイメージ的な概念を伝える能力を身につけることができるようになります。

判りにくい難解な事柄を、

明確に理解できるように導いていくのです。

そのために必要なのは

相手のレベルを見極めること。

性格や技術的なことなど全て含めて

その人のレベルを判断し

それに見合う指導をしていくこと。

マニュアル的な教え方を通すのではなく

柔軟に相手に合わせて指導内容を変えていくことで

明確な理解をもたらします。

例えば絵画の場合

基本的なテクニックを教えることはできますが

それをマスターした以降は

生徒の個性を生かして長所を伸ばすような指導をする。

スピリチュアルな事柄を指導するのであれば

生徒の理解のレベルに応じて

絵や表をふんだんに使い

見ていて楽しくなるような資料を作って説明したり

その人に合ったパワースポットを案内したり

段階に応じた瞑想法を教えたり。

相手のレベルに合わせて

楽しみながら習得できるようにアイデアを練り、親切丁寧に伝える。

そうすることで明確に伝え、広めていく。

コミュニケーションを取りながら

自分も共に成長していくのです。