5月26日 射手座6度の満月と柔軟宮11度のノード軸

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2021年・満月(皆既月食)のノード軸

メルマガで、今回の満月のことについて書いたので

満月の詳しい解説は省くとして、

ノード軸の補足部分を記事にしようと思います。

今回の皆既月食スーパームーンは、

双子座6度の太陽が

射手座6度に移動してきた月を照らす

春と秋の柔軟宮の6度で起こる満月です。

こちらのイラスト上で

太陽と月の位置が確認できますでしょうか。

このイラストは、「cosmic watch」という

スイス生まれの「時計アプリ」から使用させて頂いてますが

宇宙視点で見た「時計アプリ」なので

必然的に、占星術で使用するホロスコープが3Dで見れるという優れものです。

占星術専用のアプリではないのだけども

ちゃんとノード軸も載ってますよね。

*ノード軸

・ノースノード(ドラゴンヘッド )=双子座11度

・サウスノード(ドラゴンテイル)=射手座11度

地球から見て

月の通り道(白道)と

太陽の通り道(黄道)の交差するポイントは二つあって

それをそれぞれ、世界共通で、ノースノード、サウスノードと呼びます。

このノード軸は必ず180度の位置関係になるので

5月26日は、「双子座と射手座の11度が交差するポイント」になります。

そして、このノード軸の近くで新月が起こると日食になり

満月が起こると月食になる。

ということで、今回は

このノード軸の近くで満月になるので月食が起こる、ということですね。

太陽の道と、月の道が交差するポイント(ノード軸)も

天体と同じように、少しずつ移動しているのですが、

常に逆に移動しています。

なので、ノード軸を、サビアンで読む時は

「プラス1度せずに、そのままの度数で読む」というのが主流です。

逆行しているので、

たとえば、5月26日の段階だと双子座ー射手座11度だけど

1ヶ月後の6月26日になると、双子座ー射手座9度に移動します。

天文学においては、このノード軸を

地球と太陽と月の位置関係から起こる天文現象を見るのに対し

占星術においては、

その位置関係から「意味」を読み取ります。

その位置になると、どんな意味合いがもたらされるのか?

そんなことを追求してきたのが占星術なんですよね。

天文現象は、観察することで目で確かめることが出来ますけど

意味合いは、受け取る人それぞれ。

曖昧で正確に確かめることが出来ません。

なので、かつては、天文学の中に含まれていた占星術は、

科学的ではないので弾かれることになってしまいましたが

「でも、意味合いを見出したい!」というのが、

人間が持つ「知的好奇心」と「探求心」です。

この二つの欲求は、

片方だけでは足りなくて、両方あることで、物事を理解するまでに至ります。

理解することで、

後の世代に受け継げる情報を残していけます。

そもそも「知的好奇心」がなければ、

「知りたい」という意欲を燃やして、情報を調べることもないでしょうし

知った情報を、ただ、そのまま流すのではなく

深いところまで探求することで、理解が深まります。

また、「探究心」だけしか発揮できないと

それのみの情報しか入ってこないのですが、

「知的好奇心」があることで、

いろんなジャンルから、インスパイアされることが出来ます。

縦堀り(探究心)と横堀り(知的好奇心)が補い合うことで

本質的な意味合いを探り、後世に残すことができるのですが、

双子座が知的好奇心を担当していて

射手座は探究心を担っています。

*双子座ー射手座のノード軸が意味するもの

ノード軸の意味合いを

「今の地球を、より良く成長させるために必要なエネルギー」

「今の地球の課題」

として読むのなら

双子座ー射手座のノード軸の意味合いは、

「理解するために、様々な物事を知ること」です。

今回の満月の時、

主流として活躍するノースノードの双子座11度は

「論理的な思考力を発揮すること」。

根底にある、補う力として活躍するサウスノードの射手座11度は

「探究心と冒険心を発揮すること」。

今の時代において

大胆に探求する力をベースにして、

冷静に論理的に思考する力が地球のエネルギーを統合するのに大事だし

また、個人レベルで見るのなら、

巷に溢れる様々な情報に踊らされず、

何が本質かを見極める論理的な思考力を発揮すべき時期だ。

というような捉え方が出来ます。

知性の「風の時代」に入りましたけど

やはり、ノード軸においても

知力を培うようなエネルギーが流入しているということですね。

で、今回の満月の場合。

太陽もノースノードも双子座なので、

双子座が主流の時期だけども、

射手座の、「根底にある補う力を今一度、強化する」

という意味合いがあります。

射手座的な「深掘りする力の土台」を、しっかり築くことで

双子座的に、拡散的に好奇心を発揮しても

目的を見失わずに済むからです。

たとえば、

今の時代の「コロナvs人類」」ということで考えるのなら、

コロナというウイルスの正体を突き詰めて、やっつけることが目的ですが、

どこの製品のワクチンが有効か?とか

コロナ対策にどうしたらいいのか?とか

コロナは茶番という陰謀説とか

次々と出てくる様々な情報に、戸惑い

どうしたらいいのか?何が正しいのか?

判らなくなってしまったら本末転倒になります。

「コロナは茶番だ」「いやそうじゃない!」

「アジア人が悪い」「政府が悪い!製薬会社が悪い!」

と人類内部紛争状態になったら、本来の戦う相手を見失ってしまいます。

明確な目的は、「コロナに勝つこと」。

この目的をしっかりと土台に据えることで

どのような情報を見ても

その中から、コロナに勝つためにどうしたらいいのか?

という観点で、思考を論理的に組み立てることが出来ます。

逆に言えば、

その目的がしっかりしていれば

いろんな情報の中から、有益な情報を探し出すことができるということです。

個人レベルのこととして見るのなら

「自分は何がしたいのか?どうしたいのか?何を探求したいのか?」

という目的意識を明確にすることが大事な時期ということが出来ます。

その土台がある上で、好奇心を発揮して様々な情報を漁ることで

自分に必要な情報を見出すことが出来ます。

自分の目的と関連のないと思われるような、違うジャンルの中からも

関連するような内容を論理的に紐付けることができるからです。

これが、今のノード軸が示す

運を切り開くための自己成長のための課題。

この近くで起こる

射手座6度の満月は、

さらに、自分の中の「公明正大さ」を引き出すような満月です。

人として、正々堂々と胸を張って生きる。

美しい満月が、影に浸食され、また、美しい姿に戻る「月食」のように

自分の中に、影を作る「卑怯さ」を洗い流し

美しい心の自分に戻るようなつもりで過ごせたのなら

宇宙時計が作る、時間の計らいを、活かすことができるはずです。

ということでまとめ。

*ノード軸=双子座11度ー射手座11度 

個人の課題=目的は何かを明確にすることが大事。

その上でいろんな情報に目を通し、いろんなことを知る中で

目的に必要な情報を見出すことができる時期。

*満月=太陽・双子座6度ー月・射手座6度

今月の意識付け=スポーツマンシップ(公明正大さ)が今年は大事。


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