世界が揺れる中で、基盤を整える一年
― 2026年春分図から読む「これからの時間」
太陽が牡羊座1度に入った瞬間、「春分」を迎えます。
占星術では、1年の始まりは1月1日ではなく「春分」から始まります。
この時のホロスコープは「春分図」と呼ばれ、
その年の社会の空気や流れを象徴的に示すものと考えられています。
つまり春分図は、
これから始まる1年という「時間」が、どんな性質を持つのかを表すチャート。
2026年の春分から2027年の春分までの1年間。
太陽系の天体達により、どのような1年が創造されていくのか?
そんなことを考察する時に使用するのが春分図です。
こちらが、2026年の春分チャートになるのですが、
パッと見ると、
なんか、下の方に天体が偏ってるよなーってのはわかるかと思います。
しかも、牡羊座マークの天体が多い!
アスペクトの線も少なく、随分と、あっさりしたチャートになっています。
さて。
私はまず、春分図を読むとき
「アセンダント」(1と12ハウスを分ける線上の星座)に注目します。
春分図は、この1年という時間の「出生図」。
つまり、私達のネイタルホロスコープと同じようなもの。
ネイタルのアセンダントが、その人の第一印象や外に現れる性質を示すように
春分図のアセンダントも、その年の時間の「顔」のようなもの。
時間を擬人化するのであれば、今年の時間の赤ちゃんが、
どんな雰囲気か?
生まれつきどんなタイプなのか?
を示す場所です。
ってことで、2026年春分図のアセンダントは射手座14度。
つまり今年生まれる「日本の時間」は、
射手座の性質を持っているということになります。
今年の時間の雰囲気は、射手座的
アセンダントが射手座ということは、
この1年という時間の雰囲気が「射手座的」になるということです。
射手座といえば、「自由。探求。理想。拡大。」
明るくて、元気なイメージが浮かびますよね。
そんな中でも射手座14度のエネルギーを持っているということで、
射手座14度のサビアンシンボルは、
「ピラミッドとスフィンクス」。
古代エジプトの巨大建造物。
何千年もの時間を超えて、今も残り続けている文明の象徴です。
ピラミッドやスフィンクスは、ただの遺跡ではありません。
どうやって作られたのか。
なぜ作られたのか。
そこにはどんな思想があったのか。
人類は今でも、その謎を探り続けています。
つまりこの度数は、
古い知恵。歴史。文明の記憶。
そして、その根拠やソースにまで遡ろうとする探求心。
未知の場所ではなく、まだ解き明かされていない最大の謎。
表面的な情報ではなく、その根っこにある真実を探しにいく。
そんな力を持つ時間が誕生するということです。
つまりこの1年という時間は、
「それ、本当?」
「元ネタどこ?」
「ちょっと調べてみよう」
みたいな、知的好奇心を刺激する空気感で、
いかにも射手座らしい、イケイケでノリノリな時間が生まれると。
ちなみに、擬人化すると、こんなイメージ。
ピラミッドの帽子を被ってる、なかなかユニークな感じの子です。
そして、射手座の支配星である「木星」が蟹座で
7ハウスに位置していることから、
この子の関心は、遠くの謎を見据えつつ、自分たちの家や仲間をどう守るのか。
そんな方向に向かっていきます。
例えば、
遠くの国のニュースや情報を追いながら、
「これって本当?」「自分たちの生活に影響はある?」と確かめたり、
古い歴史や文明の謎を調べながら、
「そこから今の社会に活かせる知恵はないか」と考えるような感じ。
つまり今年は、
遠くの出来事や歴史の謎を追いながら、
それが自分たちの家や仲間、居場所にどう関わってくるのかを、
客観的に見つめ、平和を保つ方法を考える1年。
例えば今、世界を見渡してみても、気になる動きはいくつもあります。
中東とアメリカの緊張関係。
台湾情勢の不安。
世界各地で起きている政治や軍事の動き。
さらには、これまで「陰謀論」と言われてきた話が、
もしかしたら本当なのでは?と感じさせる情報も、少しずつ表に出てきています。
エプスタイン問題の続報や、
トランプ大統領が宇宙人情報を公開するかもしれない、
といった噂なども含め、
とにかく今、世界のあちこちで、何かが動いているような空気があります。
それらは遠い国の出来事ではあるけれど、
それが自分たちの生活にどう影響するのか。
そうしたことを、
自然と考えざるを得ない状況が増えていくような配置になっています。
そして、今年のメインテーマを示す太陽のハウスは4ハウス。
ってことで、
この「守る姿勢」が、さらに強調されているんですよ。
今年のメインテーマは、自分たちの土台を守ること
4ハウスが示すのは、
家。土地。基盤。自分たちの居場所。
個人レベルでは、家庭や生活の土台。
社会レベルでは、国土や国家の基盤。
つまり今年は、
足元を整えることや、居場所を守ること がテーマになりやすい。
自分たちが安心して暮らせる場所。
家族や仲間とのつながり。
生活の土台。
国家の土台。
そういったものを 守る・整える ことが、
この1年の中心テーマとして読むことができます。
さらに今年は、春分の太陽のすぐ近くに、海王星と土星が位置しているので、
このテーマが強調されています。
しかもこれらの天体は、牡羊座の初期度数。
つまり今年は、
太陽が示すテーマに、土星と海王星のエネルギーが重なってくる。
生活の基盤。
国家の土台。
そういったものを、
現実的にも、
そして理想の面からも、
見直していく時間になりやすいと読むことができるんです。
例えば、
これまで当たり前だと思っていた社会の仕組みが揺らいだり、
国家の安全や、生活の基盤について考えさせられる出来事が起きたり。
あるいは、
「このままで本当に大丈夫なのか?」
「自分たちの生活を守るには、どうすればいいのか?」
そんな問いを、多くの人が自然と考えるような流れが生まれるかもしれません
土星は「現実」。
海王星は「理想」。
この2つの天体と、主役の太陽が重なることで、
現実的な問題が浮かび上がる一方で、
「本当はどうあるべきなのか?」という理想も同時に見えてくる。
そうした動きが、
生活の基盤や国家の土台といったテーマの中で起きやすい。
なお、この土星と海王星の重なりは、
占星術的にはかなり大きな意味を持つ配置です。
この配置が示す「時代の変化」については、
別の記事で詳しく解説しているので、
興味のある方はこちらも読んでみてくださいね。
↓↓
4ハウスが大混雑している春分図
さらに今回の春分図は、この4ハウス付近に天体が集まっています。
数えてみると、全部で6つ。
太陽・海王星・土星、金星・月・キロンが、4ハウスで、混雑している!
えらいこっちゃですよ。
これらの天体が、4ハウス的な事に力を入れるっていうんですから。
春分図における月は、その年の人々の感情や空気感。
社会がどんな気分になりやすいのかを示す天体ですが、
4ハウスにあるということで、人々の意識や感情も、
自然と「家」「居場所」「自分たちの土台」「国家」に向かいやすい。
安心できる場所。
衣食住。
守るべきもの。
自分たちの生活の基盤。
そういったものに、感情が強く反応しやすくなる。
しかもこの月は、
「始まり」「行動」「守るために立ち上がる力」を発揮する牡羊座。
つまり今年は、自分たちの家や居場所を守るために、
「動かなきゃいけない」
「何か行動しなきゃならない」と、多くの人が感じやすくなる。
さらに、この月のそばには、同じく牡羊座の金星とキロンもいたりする。
つまり、
お金や娯楽、楽しみといったものも、
自然と「家」や「居場所」「国家」に向かいやすく、
外へ出かけて楽しむというより、
自分たちの生活空間を整えたり、安心できる場所に価値を感じたり
国内旅行が流行ったり。
そして、人々の癒しや心の回復も、
身近な人たちとのつながりや、安心できる居場所の中で見つかりやすかったり。
そんな流れが生まれやすい春分図です。
まー、言われてみれば、ここ最近ですけども、渡航禁止の国も増えてきました。
海外旅行も、ちょっと危ない感じがしますよね。
だからこそ、
国内に目を向ける流れが強くなるのかもしれません。
しかも牡羊座の金星ですから、
「よし、やろう」「今だ!」みたいなノリで、
衝動的にお金を使う人も増えそうな気配。
国内でパーッと使う、
そんな動きも出てくるのかもしれませんね。
それに牡羊座といえば、やっぱり「身体」。
身近な場所で身体を動かすことが流行ったり。
インドアでできる運動や、筋トレ、肉体作りに励む人が増えたり。
「とりあえず身体を動かしておこう」
そんな空気も、広がりやすそうです。
進化していくこと、変わっていくこと
この1年で進化しそうな事柄は、「働き方」や「生活の仕組み」。
物事を進化させる天王星が、牡牛座の6ハウスにいることから、
労働や日々の仕事、
生活のシステムに関する技術革新が進みやすいと考えられます。
AIや自動化。
新しい働き方。
生活を効率化する仕組み。
そういったものが、さらに現実的な形で広がっていく可能性があります。
一方で、この1年で大きく変わっていきそうなのが、「お金」や「価値観」。
物事を根本から作り替える冥王星が、水瓶座の2ハウスにいることから、
経済の仕組みや、
お金の価値に関する変化が進みやすいと考えられます。
通貨のあり方。
資産の持ち方。
何に価値を感じるのか。
そういったものが、これまでとは違う形に変わっていく。
そんな流れが、少しずつ強まっていくのかもしれません。
情報が未来を動かす年
春分図を見ると、もう一つ興味深い配置があります。
魚座の水星とドラゴンヘッドが「情報」を示す3ハウスで重なっているんです
水星は情報や知識、コミュニケーションを示す天体。
そしてドラゴンヘッドは、これから向かっていく未来の方向。
つまり
「情報」や「知識」が、
未来の流れを作っていくことを示していると読めます。
しかも水星とヘッドは魚座。
事実と噂。
真実と物語。
そういったものが入り混じりながら、
さまざまな情報が広がっていくイメージ。
だからこそ今年は、
「それは本当なのか?」
「元の情報はどこなのか?」
そうした視点で、情報を見極める力が本当に大事になってくる。
ってなると、アセンダント射手座14度の性質と繋がります。
遠くの出来事の情報を知り、
その意味を考え、
それが自分たちの生活や居場所にどう関わってくるのかを見極める。
つまり今年は、
情報弱者にならないよう、
流れてくる情報をしっかり見極める目を身につけること。
何が本当で、何が嘘なのか?
真実を見抜く目を持つこと。
それが、この1年を生きる上での鍵になってくるのかもしれません。
ちなみに今回の春分図では、
「MC」(9と10ハウスを分ける線上の星座)が乙女座。
乙女座の支配星は、水星です。
つまり、社会全体の方向性を示すポイントでも、
「情報」や「知識」が重要なテーマになってくる。
集めた情報を整理すること。
事実と噂を見分けること。
細かいところまで検証すること。
そうした姿勢が、社会で活躍する上でも、大事になってきそうです。
まとめ
〜2026年春分図から見える今年のポイント〜
・まずは足元。生活や国家の「土台」を整える年
・AIや自動化など、働き方や生活の仕組みはどんどん進化
・お金の価値や経済のルールも、静かに変わり始める
・情報ひとつで社会の空気が動く時代
・だからこそ何が本当かを見抜く「情報リテラシー」が武器になる
ということで、今年は、ウォッチャー気質を発揮して、
世界の色んな情報に目を光らせていきたいと思います。
ぜひ皆様も、流れてくる情報をただ受け取るのではなく、
「それは本当なのか?」
と一度立ち止まって考えながら、
自分たちの生活を守るためのヒントを拾い集めて、
良い一年にしていきましょう。
今年の標語は、
「我らの居場所を守るために賢くなるぞー!」です。
いろんな出来事を遠くのニュースと思わず、
そろそろ自分事として捉えて、
万が一のときに備えられるよう整えていけたらいいですね。
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