トランジット占星術〜知恵と言葉が紡ぐT水星の巡り〜

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トランジット水星が、ネイタルチャートのどのハウスにいるのか?で知る「知性が働き、コミュニケーションが広がる場所」

占星術には「トランジット占星術」という技法があります。

天体の現在の位置がネイタルチャートに与える影響を分析して、未来を予測したりプランニングしたりする方法です。

今回は、自分のネイタルチャートの特定のハウスに入ったトランジット水星の影響を、思考の変化や知的好奇心の動き、そしてコミュニケーションのテーマとして読み解く方法をご紹介したいと思います。

トランジット水星は、約1年でネイタルチャートのすべてのハウスを巡ります。

約1年で、個人のネイタルチャート上の全てのハウスを通過し、知性やコミュニケーションのテーマを定期的に変化させます。

これにより、各時期における思考の焦点や、学び・情報交換が活性化する人生の領域を予測することができます。

私達の思考や言葉、知的な興味は、状況によって柔軟に変わり続けますが、その様子がトランジットの水星が位置するハウスを通して具体的に表れるとされています。

各ハウスが象徴する人生の領域において、水星は短期的な知的関心や情報の流れ、対話のテーマを映し出します。

T水星の分析で判ること

・その時期の知性テーマの把握

水星がどのハウスを通過しているかによって、思考や知的関心の焦点が、学び、仕事、人間関係など、人生のどの領域に置かれるかが明確になります。その時期に特に活性化する知性のテーマや情報交換のポイントが見えてきます。

・コミュニケーションと学びのポイントの発見

各ハウスでの水星の影響を理解することで、その時期に最も効果的に考えやアイデアを形にしたり、コミュニケーションを深める場面を見つけることができます。

・短期的な知的サイクルの理解

水星の約1年のサイクルを追うことで、思考や学びのリズム、そして交流の流れを深く理解し、計画や情報発信、対話のタイミングを図る手助けとなります。

具体的な活用例

  • 新しい学びやスキルの習得(3ハウス通過時)
  • 職場でのアイデア発信や調整(6ハウス通過時)
  • 深い自己分析や内省的な思考(12ハウス通過時)

この動向分析を活用することで、日々の知的活動を効率化し、大切な決断をサポートするタイミングを見極めることができます。

トランジット水星がネイタルチャートのどのハウスにいるかは、その時期に知性が最も活発に働く分野を教えてくれます。
その時期、どの分野で考えを深め、交流を広げるべきかが分かり、情報収集やアイデア発信に適した場を示してくれます。

どのステージでも、自分自身の思考の流れを大切にし、知性と対話のニーズを満たすことで、精神的な調和を保ち、日々の活動をより実りあるものにすることができるはず!

トランジット水星は何ハウス?の探し方

各ホロスコープソフトで、自分のネイタルチャートと、今現在の天体の配置を示すトランジットチャートの二重円を出してみましょう。

トランジット水星が、自分のネイタルチャート上において、どのハウスにいるか、すぐに判るるかと思います。

下記の例で言えばトランジット水星が射手座18度(表記してある数字に+1度の度数で捉える)で7ハウスに位置しています。

トランジット水星は1日で約1度ずつ移動していくため、約2〜3週間ごとに次のハウスへと進んでいきます。そのため、その影響は比較的短期間で変化していくことになります。

各トランジット天体が、自分のネイタルチャートのハウスを移動しながら、どんなことを表現していくのか?は、こちらを参考にしてください。

↓↓

各トランジット天体が、自分のネイタルチャートの各ハウスを移動するとき、どんなことがフューチャーされるのかはこんな感じ。

↓↓

ということで、

トランジット水星が、ネイタルチャートの1ハウス〜12ハウスを通過している時の解説シートを下記に貼っておきますので、ぜひ活用してくださいね!

T水星の概要とハウスの意味

1年スパンで、トランジット水星を活用して、学びを深めていけたらいいですね!

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yura
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