トランジット占星術〜感情のリズムが奏でるT月の巡り〜

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トランジット月が、ネイタルチャートのどのハウスにいるのか?で知る「心が求める安心と満たされる場所」

占星術には「トランジット占星術」という技法があります。

天体の現在の位置がネイタルチャートに与える影響を分析して、未来を予測したりプランニングしたりする方法です。

今回は、自分のネイタルチャートの特定のハウスに入ったトランジット月の影響を、感情の変化や内面のニーズの動きとして読み解く方法をご紹介したいと思います。

トランジット月は、約1か月でネイタルチャートのすべてのハウスを巡ります。

これは月が約1か月で黄道を一周するため、個人のネイタルチャート上で全てのハウスを毎月通過する特性を持つからです。

この特徴により、月ごとに変化する感情のテーマや、その時々に焦点が当たる心の領域を予測することができます。

私たちの感情は、コロコロと変わり移ろっていきますが、その様子がトランジットの月が位置するハウスを通して具体的に現れるとされています。

各ハウスが象徴する人生の領域において、月は一時的な感情のテーマや必要性を映し出します。

T月の分析で判ること

・その時期の感情テーマの把握

月がどのハウスを通過しているかによって、感情の焦点が家庭、仕事、人間関係など、人生のどの領域に置かれるかが明確になります。その時期に特に大切にしたい心のニーズが見えてきます。

・感情の調整と安心のポイントの発見

各ハウスでの太陽の影響を理解することで、その時期に最も効果的に自己表現や行動を起こせる場面を見つけることができます。

・短期的なサイクルの理解

月の約1か月のサイクルを追うことで、感情の波や内面のリズムを深く理解し、日常の計画や心の安定を図る手助けとなります。

具体的な活用例

  • 家庭での安定感を重視(4ハウス通過時)
  • 対人関係での感情の調整(7ハウス通過時)
  • 自己ケアやリセットの時期(12ハウス通過時)

この動向分析を活用することで、日々の感情の波に寄り添いながら、生活の質を向上させたり、重要な決断をサポートするタイミングを見極めることができます。

トランジット月がネイタルチャートのどのハウスにいるかは、その時期に心が求める安心と感情的な焦点です。その時期、どの分野で心のバランスを取り、充実感を得るべきかを教えてくれます。

そのハウスが象徴する感情のテーマに寄り添い、心の声に従って過ごすことで、安心感や満足感を得る絶好のタイミングになります。

どのステージでも、自分自身の感情の流れを大切にし、心のニーズを満たすことで、内面の調和を保ち、日々の生活をより充実させることができるはず!

トランジット月は何ハウス?の探し方

各ホロスコープソフトで、自分のネイタルチャートと、今現在の天体の配置を示すトランジットチャートの二重円を出してみましょう。

トランジット月が、自分のネイタルチャート上において、どのハウスにいるか、すぐに判るるかと思います。

下記の例で言えばトランジット月が双子座5度(表記してある数字に+1度の度数で捉える)で12ハウスに位置しています。

トランジット月は1日で約13度ずつ移動していくことになるので、約2〜3日ごとに次のハウスへと進んでいくので、その影響はあっという間に変化していくことになります

各トランジット天体が、自分のネイタルチャートのハウスを移動しながら、どんなことを表現していくのか?は、こちらを参考にしてください。

↓↓

各トランジット天体が、自分のネイタルチャートの各ハウスを移動するとき、どんなことがフューチャーされるのかはこんな感じ。

↓↓

ということで、

トランジット月が、ネイタルチャートの1ハウス〜12ハウスを通過している時の解説シートを下記に貼っておきますので、ぜひ活用してくださいね!

T月のハウスの意味

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yura
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