一目で判る!占星術の知識を学ぼう! / 心を安定させる4つのアングル

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心の器のネジを司る4つのポイント

1ハウスカスプ=ASC(アセンダント)

7ハウスカスプ=DSC(ディセンダント)

4ハウスカスプ=IC(イムム・コエリ/アイシー)

10ハウスカスプ=MC(ミッドヘブン/エムシー)

ホロスコープの、4つのアングルは、心の骨格で、心に安定感をもたらしてくれます。

また、「私はここで生きている」「私は〜です!」という、自分の存在を証明するアイデンティティを示しています。

アングルのサインを読むと、

・私自身、他者との関わり、心の土台、社会的自己

・どのようなことで心が安定するのか?

を判断できます。

また、心が不安定になった時、どうしたらいいのか?を探るヒントも示されています。

目次)

アングルで心の骨格を知る


・アングルの構造1

・アングルの意味1

・ASCで判る自分自身

・DSCで判る他者に投影する資質

・ICで判る心の土台

・MCで判る社会的自己


アングルを活用して心の安定をはかる


・アングルの構造2 

・アングルの意味2 

・ASCを活かす!

・DSCを活かす!
 
・ICを活かす!

・MCを活かす!

アングルで心の骨格を知る

アングルの構造/1

ホロスコープは、成長の法則を司る時計です。

アングルは、その時計の大事な節目を示しています。

1年の時計であれば、春分ー秋分、夏至ー冬至を。

1日の時計とした場合なら、日の出ー真昼ー日の入りー真夜中を。

それぞれ新しいエネルギーが生まれ、スタートする場所になっています。

アングルの意味/2

4つのアングルは、それぞれ固有の意味合いを持っています。

下記のイラストを見て、確認してみましょう。

* 下記のイラストのホロスコープは、ある瞬間の天体の位置を示したチャートです。

東のアセンダントと西のディセンダントは、円の東から西へと真ん中で平行に示されていますが、エムシーとアイシーは斜めになっていることが多いです。

*サインだけではなく、サビアンシンボルも活用できます。

読み方のコツは、まずはサインで大枠の資質を掴み、サビアンで細かく読んでいきます。

アングルの場合は、プラス1度した度数をメイン度数とした上で、前後の度数や、5度領域ずつの度数で読むと正確性が増します。

ASCで判る私自身

東の始まりの場所=アセンダントは、私自身を示しています。

人は、自分の顔を、生で見ることが出来ません。

自分の姿を確認するには鏡を見たり、写真や動画に映っている自分を見ることで、自分がどのような顔なのか?どのようなシルエットなのかを客観的に理解します。

自分では、「めちゃくちゃ可愛く笑っているに違いない」と思っていたとしても、実際は、その脳内イメージとは全く違うこともあるし、また、反対に、自分が思っているよりも可愛い表情をしていることもあります。

なので、アセンダントが示す事柄は、自分よりも、相手からよく見えるその人の顔や雰囲気を示していると言われています。

それは生まれつき与えられた資質なので、「生まれつきのリソース」として読むこともできます。

いずれにしても、「ここに存在するそのままの私」がアセンダントです。

DSCで判る他者に投影する資質

西の始まりの場所=ディセンダントは、自分と対峙する他者を示しています。

人は鏡を見て、自分を理解します。

それと同じように、人は、他者と向かい合うことで、自分を理解することもできます。

相手から呼びかけられることで、「自分は存在している」という実感を得ることもできるし、相手と話すことで、自分の気持ちに気づくこともあります。

ディセンダントは、アセンダントと180度関係の場所にあります。

アセンダントが、私自身であるなら、ディセンダントは、私と向き合う他者です。

アセンダントは「自我」を示していますが、それは時に不足していたり過剰だったりします。

自我が不足すると、自分のことが全く判らなくなって、自分自身を見失い、過剰だと自意識が強すぎて結果的に自分を見失います。

そのバランスを補うために、人は、他者(ディセンダント)を必要とします。

他者の客観的な視点が、自分の存在を証明してくれるし、強すぎる自意識にも気づかせてくれるからです。

なので、人は、アセンダントとは全く正反対の資質を相手に求めます。

バランスを補ってくれる資質を相手が持っていないとしても勝手に投影して、相手にそれを求めていきます。

また、シンプルに、他者とどのように関わるのか?ということを読むことが出来ます。

ICで判る心の土台

南の始まりの場所=アイシーは、心の拠り所や心の居場所を示しています。

ICは、ホロスコープの一番、下にあります。

時間でいうと、夜がICです。

その頃、人は家でゆったり過ごし、眠りについて、心身を回復させます。

それと同じようにICは、自分の心を休ませる場所。

心を休ませて、心の土台を強化します。

それでは、どのような事柄で心の土台を強化できるのか?

12サイン別に見てみましょう。

MCで判る社会的自己

北の始まりの場所=エムシーは、社会の居場所や社会的な私を示しています。

MCは、ホロスコープの一番、上にあります。

時間でいうと、真昼がMCです。

その頃、人は外に出て、社会の一員として行動します。

それと同じようにMCは、目指すべき社会的な私を示しています。

ICとMCは、180度同志の関係性。

互いが互いを補い合っています。

それでは、どのような姿勢で社会的な居場所を形成するのが自分に合っているのか?

12サイン別に見てみましょう。

アングルを活用して心の安定をはかる

アングルの構造2

「アングルの構造1」とは違う角度から、アングルの構造を見てみましょう。

ホロスコープは、ガチャガチャの丸い容器のようなもので、その中に、心を形成する天体が入っているというイメージです。

アングルの意味2

アングルのネジが緩んでくると、心が外に溢れてしまうことに!

違う角度からアングルを見ると、アングルは「自己存在(アイデンティティ)」を証明する事柄です。

大体、人の心が不安定になるのは、

・社会の居場所がないと感じた時⇨MC

・プライベートの居場所がないと感じた時⇨IC

・友達やパートナーを失った時、仲間がいないと感じる時⇨DSC

・自分の気持ちがわからない。活力が湧かない。自分を見失った時⇨ASC

これらが不安定になると、

「私は必要とされていないのではないか?」

「私なんて、生きていても意味がないのではないか?」と

自分の存在をどんどん見失ってしまいます。

なので、自分の不安や悩みが、どのアングルを起因にしているのかを見極めた上で、アングルが指し示すサインやサビアンシンボルを活用することで、心のアングルのネジを締め直し、少しずつ自分を取り戻すことが出来ます。

ASCを活かす

活力や元気が湧かない時や、自分の気持ちがわからなくなってしまった時。

すっかり自分を見失ってしまった時。

アセンダントのサインやサビアンを参考にしてみましょう。

DSCを活かす

パートナーや友達との関係が上手くいかなくて心が不安定になった時。

ディセンダントのサインやサビアンを参考にしてみましょう。

ICを活かす

心の拠り所や居場所がなくて心が不安定になった時。

アイシーのサインやサビアンを参考にしてみましょう。

MCを活かす

社会の居場所がないと感じて心が不安定になった時。

エムシーのサインやサビアンを参考にしてみましょう。

アングルは心を守る大事なポイント。

ぜひ、サビアンでも読んでみましょう!

こちらの記事もどうぞ。

上昇星座=アセンダントサインについても記載してあります。

一目で判る!占星術の知識を学ぼう! / カルミネート天体とライジングスター


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