2024年3月1日〜3月5日
魚座第3章(11度〜15度)
*太陽の暦(サビアンシンボル) 日の出時間*東京
日の出時間 | ディグリー | サビアンシンボル | |
3月1日 | 6:12 | 魚座11度 | 光を探している男たち |
2日 | 6:11 | 魚座12度 | 新参者たちの試験 |
3日 | 6:09 | 魚座13度 | 博物館にある刀 |
4日 | 6:08 | 魚座14度 | 狐皮をまとった女性 |
5日 | 6:07 | 魚座15度 | 部下の訓練を準備している将校 |
*忠誠的なエネルギー
魚座11度から15度に位置する太陽は
「忠誠的なエネルギー」を放っています。
忠誠を誓うことで
「信じる力」が召喚され
精神的な安定と安心を手に入れます。
*キーワード
・ひたむきに求める心
・契約
・忠誠心
・信じる力
・守りの力
・思いやり、優しさ、細かい配慮
*神との契約
魚座11度から15度の領域は
精神的な生き方を追い求めている人が
光の教義を求めて
何らかの宗教団体に参加し
神と契約を交わし
信じた道を歩んでいくような領域です。
魚座は子宮の中にいる胎児の頃の様子を示していますが
胎児の頃の記憶なんてないから証明しようもないけど
例えば胎児が
「いつも降り注いでいるような、この暖かな感覚(光)はなんだろう」
なんて思ったとしても
その光の正体なんてよく判らないはずで
でも
暖かで守られている感覚だけは理解できるから
だったら
光がなんであれ
この光を信頼し感謝していこう
なんて思うかどうかは判りませんが
そんな体験が描かれています。
その「大いなる神のような創造の力」は
見えないし
話しかけても応えてくれないし
困った時にも助けてくれないし
科学的にも証明できないから
私はそんなもの信じない。
と判断する人もいるでしょうし
本当にいるのかどうか、判らないのなら
そのような力は絶対にあると私は信じる。
と意志力を発揮して
信じることを選ぶ人もいます。
もちろんどちらを選ぶのかは自分次第で
どっちが正しいとか間違っているという話ではなくって
信じる方を選ぶことで
大いなる神と契約を結び
神の子として生きていく道を進むことを魚座と呼びます。
つまりは
「信じる力」をエネルギー源にして生きていく感じ。
対象が神じゃなくても
神と呼べるような大きなもの
例えば
愛のエネルギーだったり
良心的なエネルギーを信じて
それを自分の原動力にして生きていく。
「私は全てを愛する」
「私は良い心で過ごす」と
強い意志力を発揮して
それを実行していくことで
他者に
愛や良心的なエネルギーを降り注いでいくのです。
契約を交わし
それを実行していくことで得られるのは
「私は大いなる力に守られている」
という
精神的な安心感と満足感。
物質的に豊かになって得られる満足感ではなく
たとえ
所有しているものを
全て手放さなければならないほど貧しくなったとしても
精神的な満足感を得られるのであれば
私たちは前向きに生きていける。
そんな精神の状態を築いていくのが魚座。
以前、
子宮の中で
自分を育ててくれた「大いなる光」と同じ力が
この現実世界のどこかにあると信じ
それをひたむきに求めていくのです。
*日にち別エネルギー
・3月1日 魚座11度
光を探している男たち
*光を探す
子宮の中で
肉体を形成している途中の胎児は
まだ肉体という枠組みの中に囚われることなく
「大いなる創造の愛のエネルギー」を受けて
徐々に育っていくわけですが
つまりは、まだ
物質的な肉体の形成途中であって
酸素も栄養も
自動的に母親のヘソの緒から支給されるので
物質的な欲求というものを
はっきりと自覚していない段階です。
つまりは
物欲というものと縁が薄く
精神的に安心して満足していられる環境があればいいわけで
魚座っていうのは
物で自分を満たすよりも
精神的な満足感というものを大事にする傾向があります。
と言っても
精神的に満足するものにも
いろんなものがあるわけですが
魚座の場合は
かつて
子宮の中にいた時に味わった
あのなんともいえない一体感。
神のような力との一体感を求めて
地上で
それを探す旅に出かけます。
子宮の中にいた時に感じた
愛の光と同じようなものを求めて
あちこち探し回るのです。
ってことになると
宗教とか、精神世界とか
スピリチュアル系の教えとかに興味が向かいますよね。
本を読むだけにとどまらず
講話を聞きに行ったり
それ系のセミナーを受けたりするのもそう。
精神的な安らぎと救いを求めて
宗教団体に加入するのもそう。
物欲を追い求めるのではなく
愛という光と一体化するような覚醒体験を
積極的に求めていくのです。
そんな本日の太陽のテーマは
「光を探す!」
魚座のマークは魚ですが
キリスト教には
ジーザス・フィッシュというシンボルマークがあります。
なんでも
「イエス キリスト 神の子 救い主」
というギリシャ語の単語の頭文字が
「魚」になることが由来だそうで
だからなんでしょうかね。
魚座はキリスト教的な光を持っています。
仏教が
修行やら努力やらと
ストイックで厳しいのに対して
キリスト教は
優しいんですよね。
別に努力して修行に励まなくても
「信じることで救われる」という教えが根底にあるそうで
つまり
「信仰による救い」を説いているのがキリスト教。
信仰とは
神の贖いの恵みを素直に受け入れ
それを信頼する心。
また
神の教えに従ってついていく姿勢とあります。
そして
神に救われてきてるからこそ
今、生きているのであって
だとするなら
それに感謝することで
良い人間になろうと自然に努力することができる。
救われてるから
良い行いができるようになるというんです。
つまりは
神を無条件に信じることができれば
良い人間になれると言ってるのですが
確かにそうなのかもしれません。
いつも
当たり前のように過ごしていますが
本当は、こうして生きていることは奇跡でもあって
何らかの「大いなる力」の思し召しによって生かされているのかもしれなくて
だとするなら
その「大いなる神のような力」を信じて感謝して過ごせば
自然に
人としての品格や善行が身についてくる。
そのような「神のような力」は見えないもんだから
おざなりにしてしまいがちになるけど
せめて
魚座の季節の時くらいは
そんな「神のような力」という光を感じてみる。
「いつもお守りしてくれてありがとう」と
感謝してみる。
子宮にいた時に感じた
「大いなる愛の創造の力」は
あの頃と変わらず
いつでも私たちのそばで見守ってくれているのです。
・3月2日 魚座12度
新参者たちの試験
*信仰
光を求めて旅した人が見つけたのは
自分が欲する教えを実践している教団。
試験に合格した者だけが参加できる教団だとして
本気でそこに入りたいのであれば
試験受けるしかないですよね。
誰もが入れる訳ではなく
ふさわしい人間かどうかを試してから
仲間として受け入れる教団は
間口の狭い、閉じられた集団です。
とんでもない自己中の人が入ってきて
秩序が乱れたりしたら困りますしね。
また
同じ価値観を持つ閉じられた集団の中にいることで
そこの教えを吸収しやすくもなりますしね。
しかし
そのような面を
自分の利益に結びけるために悪用する人もいて
閉じられた空間に隔離して洗脳し
自分の思い通りに操っていくカルト的な教団もあります。
なので
自分が見えている「光」が
信頼できる場所なのかを
見極める目も必要。
魚座が求めているのは
子宮の中にいた時に一体化していた
神のような大いなる創造の光。
きっと
その光は
自分と共にあるんでしょうけど
地上にある光を求めて
それを学ぶ決意をするのです。
そんな本日の太陽のテーマは
「信仰」。
自分が信仰できるようなものを見出してみましょう。
私は特定の宗教や団体に入ったことがないので
「信仰」と言われても
どのようなものかよく判らなかったりもするんだけど
何を信じているのかと言えば
自然のサイクルとか
それを生み出す惑星が作る「時間」であったり
自然界を創造し
宇宙の惑星を調和的に動かしていく
大いなる力のようなものを信じています。
それがあるから
こうして地上で生きているわけですしね。
で、やっぱり
こうして今生きていることも
何かの大きな存在に加護されているからだ
と捉えると
とても暖かな気持ちになるから好きだし
何か宇宙的な大いなる力が
そこら中に降り注いでるなんてことを考えて
感じるのも好き。
実際、
ニュートリノとかの宇宙線が
降り注いでいるそうですしね。
そんなふうに
自分が信仰できるものを
見出してみましょう。
宗教や精神世界的な教えの中にも
自分がときめくような教えもあるはず。
自分なりの
信仰対象を持つことで
より強い自分になることができるのです。
・3月3日 魚座13度
博物館にある刀
*忠誠を誓う
魚座の領域においては
主君をひたむきに信じ
献身的に尽くしていく「将校」という立場の人を描いたシンボルが
二つもあるのですが
魚座13度は
そんな将校達が
かつて使用していたソード。
忠誠や忠義の証である刀が登場します。
博物館にあるっていうんですから
年代的にも古く
貴重な品物なのでしょう。
刀の持ち主は
この世から去ってしまったけど
想像力を発揮すれば
その刀に込められた思いのようなものを
感じ取ることができます。
「主君のため」と戦う忠義の騎士は
そう思って戦うことは
結局は「自分のため」でもあることも知っていたはずで
自分の命と引き換えてでも
主君を守るという姿勢に誇りを持っていたはずです。
つまりは
博物館にある刀は
一生懸命に尽くしてきた騎士達の
「誇りの証」であり
最後の最後まで
自分が信じた道を貫き通した
「忠誠の証」。
そんな忠義の騎士って
なんかカッコいいですよね。
信じているものがあると
自分が何をやるべきか明確なので
まっすぐに行動を貫けるから
リーダーシップを発揮することもできるし
忠誠心があるから
信頼もされる。
人は信じているものがあると
強くなれるものなのです。
そんな本日の太陽のテーマは
「忠誠を誓う!」
おととい、昨日と
自分が信仰したいものを見出しましたけど
今日は
自分の信じる事柄に忠誠を誓って行動していきましょう。
できるなら
子宮の中にいた時に繋がっていた
大きな愛の光を信じることで
魚座の領域を
余すことなく体験できます。
胎芽だった状態から
胎児に変化し
大きく成長していく力は
DNAに記録された設計図のなせる技なんだろうけど
じゃあ、
どうやって
DNAなんてものが形成されたのか?
みたいに細かく突き詰めていくと
もう
何か大いなる創造の力の仕業としか思えなくなります。
また
自然環境の変化に適応するために
生き物が進化していくのなら
自然環境を司る
太陽と地球の動きや
太陽系の銀河の移動なんてものも絡んでくるわけで
壮大な話になってくればなってくるほど
現代の科学じゃ解明できないから
神の仕業としか言いようがなくなってきます。
そんな偉大なる力に忠誠を誓い
偉大なる力に恥じることのないよう生きていこうとするならば
なんか
怖いものがなくなりますよね。
騎士は
自分の命を示す剣を地面にぶっさし
主君に忠誠を誓いますが
それと同時に主君は
騎士の生活を保障するという契約を交わします。
それと同じように
私たちも
神に忠誠を誓い契約を交わすことで
加護を受けることができる。
「信じる力」というものは
神を味方につける最強のツールで
強い意志力というパワーを授けてくれるのです。
・3月4日 魚座14度
狐皮をまとった女性
*安心感と余裕
神と契約を結ぶと
ゴージャスな狐ファーのコートをもらえるんですってよ。
物質世界とは違う
見えない世界に住んでいる神様がくれるものだから
その狐皮のコートは
実際には見えない品物なんだけど
なんていうか
寒さからプロテクトしてくれるかのような
「守りの力」みたいなものが
私たちを覆ってくれるようです。
今の時代においては
毛皮を着なくても
寒さを凌げるアイテムが沢山あるけど
昔の人々や
今でも
寒い地方に住んでいて
トラディショナルな生活をしている民族は
狩りをした動物の毛皮のコートを身にまとい
寒さを凌いでます。
つまり
寒さを凌ぐアイテムは
生死に関わる重要なアイテムなわけですが
13度で
主君に忠誠の剣を捧げたら
14度で
主君から毛皮のコートを頂戴した。
つまりは
神と契約を結んだ証として
自分の身をガードしてくれるお守りのようなものを授かったのです。
そんな本日の太陽のテーマは
「品よく優雅に自信を持って過ごす」。
契約が終了したことで
得られるのは安心感。
「自分には神の加護がある」という自覚は
その人に
落ち着きと自信を授けてくれます。
落ち着きと自信がある人が醸し出すのは
余裕のある雰囲気であって
優雅さや上品さなんてものもついてくる。
神がくれた
美しいコートに身を守られている
なんてことをイメージするのなら
とても穏やかな気持ちになりますよね。
しかも
狐皮のコートですから
「賢さ」なんてものも
プラス10くらい上がります。
いろんな場面において
賢く切り抜けることができるような能力もアップするんです。
しかし
この狐皮のコートは
神を信じ
忠誠を誓った人しかもらえません。
春分の日から
新しいサイクルが始まりますけども
新しい冒険を始まるに当たって
この毛皮のコートを身につけておけば安心ってことで
魚座の季節に
自分の信じる神様のような力に忠誠を誓って
自分を加護し
賢さを与えてくれる
狐のコートというアイテムを入手しておきましょう。
それがあると
世界や
自分を信じることができるので
安心して
新しいサイクルの扉を
くぐり抜けることができるようになるのです。
・3月5日 魚座15度
部下の訓練を準備している将校
*愛の力
15度は
魚座の資質が最も盛る度数ですが
ここで「将校」。
忠誠のシンボルである「将校」が
今度は
部下のために行動を始めたようです。
つまりは
神と契約を結んだ人が
今度は
追従する人達のためにお役に立つ。
見えない力からの加護と
生きていくための賢さを授けられた人は
余裕が生まれるので
今まで見えなかったような
細かいところまで
目が行き届くようになり
隅々まで行き届いた
心配りをすることができるようになります。
神に忠誠を誓った将校は
神の意志を忠実に実行していくために
愛情深く
他者にも救いの手を差し伸べていくんです。
では、神の意志とは何か?
って話ですが
それは例えばキリスト教だったら
キリストの教えが神の意志。
・信仰と、希望と、愛。この三つは、いつまでも残る。
その中で最も大いなるものは、愛である。
・暗いと不平を言うよりも進んで明かりを点けましょう。
イエス・キリストは
このような言葉を発してますが
それに忠実に従う意志をみせることで
他者にも影響を与えていくことができます。
かつて子宮の中で
大きな愛情に包まれながら育まれたように
私たちも
大きな愛情を発揮して生きていくことで
神の意志を
この地上で再現することができる。
自分と同じように
他者も同じ神の子と理解することで
自分を大事にするように
他者にも愛情深く接することができる。
相手の反応がどうであれ
自らが
愛情深く接することで
神との契約は守られるし
また、
愛情深く接することで
冷たい態度をとってしまった相手の心に
揺らぎのような動揺を与えることもあります。
押し付けがましいことなく
相手の意見を尊重し
さりげない優しさや愛情を示せる人は
相手の中にある愛情を引き出すことができるのです。
そんな本日の太陽のテーマは
「愛を引き出す」。
自分の中の
愛という偉大なる力を使用していきましょう。
太陽が
ただそこにいて輝いているだけで
地上の命が生きていけるように
愛も
ただそこにある創造の力です。
優しく穏やかに
自分と同じように他者を敬い
その人の力を信じ
見守るような愛を発することで
相手の
創造や成長の力というものを
引き出していきます。
それは時間がかかるかもしれないけど
確実に成長を望めるような方法です。
誰かを育てるとき
拳や怒りで指導することもあるし
放任して自己責任として対処するという方法をとることもありますが
魚座は
愛情深く接することで
相手の創造の力を引き出すという方法を選びます。
つまり
その根底には
「相手を信じる」という行為がある。
居酒屋のトイレなんかに
「いつも綺麗に使ってくださってありがとうございます。」
なんて紙が貼ってあったりすることがありますが
人の心理として
そういう言葉を見ると
「綺麗に使用しなくては」と思ってしまう効果があるそうですが
それと同じように
魚座も
相手の善意や良心を
当たり前のように信じて接していくことで
相手の善意や良心を引き出すことができます。
「大いなる創造の力」の体現者として
地上に小さな光を灯していくことができるのです。
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