共同体感覚を養う 2023.6/22~6/27

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2023年6月22日〜6月27日

   蟹座第1章(1度〜5度)

 〜共同体に馴染む心構え〜

*太陽の暦(サビアンシンボル)  日の出時間*東京
日の出時間 ディグリー サビアンシンボル
6月22日 4:26 蟹座1度 船に掲げられた旗
23日 4:26 蟹座2度 広く平らな場所の上につるされた男
24日 4:26 蟹座3度 毛深い鹿を先導する毛皮に包まれた男
25日.26日 4:26 蟹座4度 ネズミと議論する猫
27日 4:27 蟹座5度 列車に破壊された自動車

*順応するエネルギー

蟹座1度から5度に位置する太陽は

周囲の環境に順応するためのエネルギーを

投げかけてきています。

一年で一番昼が長い日を合図にして

自分の居場所を強固なものに作り上げていきます。

*キーワード

・順応する

・俯瞰的な視野

・不屈の精神

・仲間や家族に対するプライド

・協調性

*所属欲求を発動する

蟹座は

夏の始まりを告げるサインです。

日本では梅雨の時期なので

まだこの季節は

「夏」って感じがあまりしないけど

私たちが気づかないところで

「真夏」を形成するための準備が着々と進んでいきます。

真夏になると

毎日が夏日で

暑い日が続きますからね。

それに比べて

夏の始まりの蟹座の季節は

まだ気温が安定してません。

安定した夏日(獅子座)を形成するために

蟹座の季節は積極的に夏を呼び込みます。

そんな蟹座の始まりは

「集団に属する」体験から始まります。

現代は

冷房や暖房のおかげで

真夏も真冬も快適に過ごせるようになりましたけども

本来は

真夏も真冬も

人類にとっては過酷な季節で

みんなで乗り越えていかなければ生き残れなかったはずです。

だからなんでしょうかね。

夏の始まりを告げる蟹座も

冬の始まりを告げる山羊座も

社会性のあるサインで

集団に属して協力していく資質が打ち出されます。

蟹座の場合は

カラッカラに乾いた過酷なサバンナで

像のファミリーがトボトボと

水飲み場を探していくような感じで

山羊座の場合は

来るべき冬に備えて

アリ王国の

働きアリたちが

一生懸命食料を溜め込んで準備しているような違いがあって

蟹座の場合は

ファミリーとの絆を作り

山羊座の場合は

社会の中で協調できる資質を作っていきます。

昨日までの双子座の領域においては

「自分の知性の発達」という

自分の能力を伸ばすことに力を入れてきましたが

蟹座の領域においては

「身近な人との関係性の中で安心感を得る」という

この地上で生きて行くためにとても大事な

「心の土台」を築いていくことになります。

人間っていうのは

どこかしらのチームに所属している、ということが

心を安定させる大きな一本柱になるというんです。

外の世界で嫌な目にあったとしても

それを引きずらずに、切り替えられるのは

心のどこかで

「ふん。別に私には仲間がいるし。帰る場所もあるし」

っていう心の安心感があるから。

いつもいるのが当たり前の

家族や身内と呼べるような仲間っていうのは

気を使わなくていい分

ぶつかることもあるし

嫌な気持ちになることもあるけど

私たちがなかなか気づくことができない

無意識の部分では

彼らがいることで「心が安定」している面もあるんです。

もちろん

心が全く安定しない家族との関係性もありますが

基本的に

人間の本能的な欲求として

「所属欲求」というものがあり

どこかに所属することで「安心」できるというシステムを持つのが私たち。

蟹座1度〜5度は

そんな蟹座をスタートさせるために

「ファミリーに属する」という意識を高めていきます。

自分の居場所を確保するために

周囲の人と共感して

心と心で繋がっていくという体勢に入るのです。

*日にち別エネルギー

・6月22日 蟹座1度
船に掲げられた旗

*自分の居場所に乗り込む

蟹座のスタートを切る

勢いのある1度では

風にはためいている

いくつもの旗の中から

自分の乗り込むべき旗がなびいている船に乗り込むことから始まります。

はとバスなんかだと

ツアーガイドさんの顔とか旗を見て

自分の参加している集団についていきますけど

そんな感じで

自分の所属している集団を

はっきりと明確にして認知するんです。

そんな蟹座1度の

本日の太陽のテーマは

「自分の居場所(自分のファミリー)を確認すること」。

そんなの確認しなくたって知ってるよーって

感じではありますが

知ってることでも

意識的に確認することに意味がある。

改めて認知することで

自分の居場所や

自分の現状というものを正面から理解することができます。

「ママもパパも嫌い。家族なんかどうでもいい。」

なんて思ってたとしても

「〜家の娘」であることは紛れもない事実で

社会的に見ても

そこの一員として捉えられているはずです。

事実は事実として受け入れることから

全ては始まります。

家族間で

口を交わさないとしても

その存在があるだけで

割と心の安定が保たれたりするものです。

今日は

会社での仲間とかじゃなくて

プライベートを支えてくれる

家族や親友チームを

改めて意識に上げてみましょう。

意識に上がった彼らは

自分の居場所です。

そんなふうに考えると

馴れ合いの関係性であっても

ちょっとは大事にしていこうって思えたりしますよね。

船に掲げられたいる旗には

自分の属するチームの家紋やシンボルマークが描かれています。

なのでせっかくだから

自分の家の家紋なんて探してみても楽しいかもしれませんね。

バリエーションの豊富さに

デザインのセンスの良さに

家紋を眺めるの楽しいですよ。

〜家紋一覧表〜

また、自分が住んでいる県や市のシンボルマークを見てみるのも楽しい。

一応、

自分が今住んでいる場所っていうのは

蟹座の示す集団の枠組みにも入ってますからね。

ってことで

今、住んでいる静岡県のシンボルマーク。

思い切り

富士山なんですね。

可愛いシンボルじゃないですか。

なんでもこれは静岡県の旗に掲げられているデザインだそうで

今後、

日本国民運動会みたいなものがあったとしたら

私は、

この旗のチームの場所に並ぶってことですね。

おかげで

今まで知らなかったことを知ることができました。

静岡の旗に愛着がわきました。

・6月23日 蟹座2度
広く平らな場所の上につるされた男

*自分が家族や仲間に出来ることはなんだろう?

昨日の蟹座1度においては

自分の家族や仲間や地域っていうものに

改めて意識を向けてみました。

そこにいるのが当たり前すぎるものっていうのは

改めて意識しないと

ありがたみやらを

忘れてしまうものです。

ということで本日の太陽のテーマは

「彼らのために私が出来ることはないだろか?」って視点で

先を見越して眺めてみる。

「家族や仲間のためにできること」

「みんなの役に立つこと」を熟考してみるんです。

そのために必要なのは

少し高い視点です。

このシンボルのタイトルは

男が吊るされているわけですからね。

吊るされながら

広い場所を見渡しているんです。

高い視点で眺めているから

地面にいたら見えない場所も見えますよね。

今の自分が

家族や仲間のために今後できることを

高い視点で眺めるのなら

私の場合は

両親にもっと感謝の気持ちを伝えたいなーって思います。

あとどのくらい一緒に過ごせるか判らないわけで

後悔しないためにも

ちゃんと素直に「ありがとう」を伝えていかなきゃって。

イライラすることも沢山あるけど

優しい視点を持って

もっと優しい口調で接していくことが出来れば

母親の態度も柔らかくなるかもしれないし

そんな態度も気にならなくなるかもしれないし

今の自分に出来ることは

優しくなることくらいしかないかも。

って熟考してみると

どういうわけか

「思いやり」っていうものが発掘されてくるようですね。

蟹座の領域は

「思いやり」や「優しさ」を身につけて

自分の属する集団との絆を強固にし

心の土台を築いていく領域です。

こういう視点を持つことで

「思いやり」を育んでいくのです。

・6月24日  蟹座3度
毛深い鹿を先導する毛皮に包まれた男

*共同体意識を育てる

今日は

「不屈のプライド」を培う日です。

誇り高き「鹿」というトーテムアニマルを師匠にして

「共同体で生きていくということ」を学ぶ日です。

寒い地方に住んでいる

毛深い鹿は

仲間と共に暮らすことでサバイバルしています。

群れから外れることは=「死」に繋がりますから

群れの一員として

自分の役割を果たして

しっかりと絆を作っていきます。

私たち人間も

群れをなして暮らす動物です。

なので

共同体の中で生きていくという本能的な欲求を持っています。

蟹座3度は

その本能的な欲求に従う。

心理学者のアドラーは

人間の持つそういう本能的欲求のことを

「共同体感覚」と呼んでいるようです。

pcatwork.com〜アドラー心理学のツボ〜

↑↑こちらのサイトによりますと

共同体に生きる人は、まず、共同体に貢献することを考えなければなりません。共同体から「得る」ことを考えるのではなく、まず「与える」ことを考えねばなりません。

これは蟹座2度のコンセプトと同じですよね。

そうすることで

共同体に役立っている満足感を味わうことができて

「共同体の一員だ」というプライドを持つことができるんです。

つまり

本日の太陽のテーマは

「自分の居場所がある、また、家族や仲間がいるということにプライドを持つ」。

馴れ合いの関係で

すっかり兄弟のような旦那さんなので

空気のように扱っているところがありますが

「彼は私の日常においての心強いチームメイト。」

であることには間違いなく

そんな人がいることに

感謝すべきだし

プライドも持つべきだし

そうやって捉えると

なんか

心の中から強さが漲ってくるような気分になりました。

きっと

毛深い鹿の師匠が

「それでよろし。」とお墨付きをくれたんでしょうね。

毛深い鹿の師匠は

多分、

私たちの本能的な所属欲求。

このような思いを持つことで

自分の中の本能が安心するのです。

・6月25日・26日  蟹座4度

ネズミと議論する猫

*協調性を発揮する

蟹座3度に続き

またもや動物が出てくるシンボルです。

動物が出てくると

私たちの「本能的な欲求」が示されていると言われてますが

サビアンシンボルによると

私たちの中には

ネコのような「気ままに過ごしたーい」っていう欲求と

ネズミのように「みんなで協力して暮らしたい」っていう欲求が

せめぎあったりすることがあるようです。

っていうか

実際にありますよね。

友達との旅行だったら

「私はこっちに行きたいなー」って思ったとしても

「でもみんなで来てるから今度、一人で来てみよう!」なんて捉えて

気分を変えることができるけど

遠慮のない家族旅行だったりすると

「私はこっちに行きたいのに!」って感情が爆発して

喧嘩になったりすることもあるわけで。

子供の頃から一緒だった

気の置けない家族だったりすると

他人にするように

気を使って感情をコントロールする必要もなかったりするから

ついつい

思ったことをそのまま表に出してしまうものです。

それは何も

自分だけに限らず

家族全員がそうだったりするもんだから

父はいつも不機嫌そうだ

とか

母はいつもすぐに怒るとか

そういういろんな感情を

家族間の中で味わうことになるわけですが

蟹座っていうのは

感情を表出できるような

親しい人間関係の中で

自分のいろんな感情を育んでいく領域です。

共同体の中に属するということは

協調性が大事。

「私の思った通りに過ごしたい」って思ったところで

共同体に属しているのであれば

そこのルールを守っていくべきで

「1日中、ゲームをやりたい!」

って望んだとしても

親が「ダメだ!」と言ったらダメなんです。

そんな

「聞き分け」のようなものを

身につける必要があるのが蟹座4度。

ということで

本日の太陽のテーマは

「自分の家族や仲間という共同体のルールに合わせていく姿勢をもつ」。

蟹座の季節は

自分の中のネコを

聞き分けのいい子に躾けておく。

真夏の獅子座の季節になれば

自分の中のネコどころじゃなくって

ライオンを解放しますからね。

ライオンを解放する前に大事なのは

蟹座の季節で

「心の土台」をしっかり築いておくことなのです。

・6月27日 蟹座5度

列車に破壊された自動車

*長い物に巻かれる

私の育った家族においては

一番権力を持っているのは母親でした。

とにかく

よく怒っていた記憶があります。

確かに

大人になってみると判るけど

子供っていうのは

なかなか言うことを聞いてくれないですもんね。

何度注意しても

懲りずに繰り返すし

絶えず忙しく動き回っている母親からしたら

イライラしてしまうのも判ります。

私も素直に言うことを聞く子じゃなかったし

反発もたくさんしてきたから

母親の怒りがマックスになるのも当然だったんだろうし

私の主張など

ただの子供のワガママレベルだったろうから

母親が反対するのも当たり前だったんでしょうね。

つまりは

母親の意見が我が家のルール。

また、

それと同じように

父親の意見が絶対っていう家族もあるでしょうし

猿山にだってボスサルはいるし

共同体や群れの中には

リーダー格の人がいて

その群れを率いているものです。

たとえ意見がぶつかったとしても、

チーム内で立場の強い人の意見や

多数派の意見が通るもの。

「集団」で生きるっていうのはそういうこと。

つまりは

蟹座5度は

共同体や群れの一員になるために

協調性を持ちましょう。

「長い物には巻かれろ」的な

教訓めいた度数になっています。

自動車が

大きな列車に突っ込んでいったところで

自動車が多大なる被害を被るだけじゃないですか。

だったら

逆らったって無駄だから

おとなしく従ってしまった方がいいんです。

ということで

本日の太陽のテーマは

「家族や仲間に協力的になること」。

「ぶつかってやろう!」

「反発してやろう!」

「鼻をへし折ってやろう!」

なんて思わずに

「協力しよう」っていう姿勢を心構えとする。

この心構えができれば大丈夫。

同じ列車に乗り込んで

「人生という線路」を共に旅する

掛け替えのない仲間になれるのです。


コメント

  1. 射手座のR3 より:

    はぁ〜〜〜〜毎度毎度為になるyuraさんの解説。。夏至になりましたので、私も今日は長いものに巻かれることを学ぼう…
    蟹座の人ってガチで優しいですよね。で、ちょっとヤンキー入ってるwツレや家族のためなら何だってしてやるぜー!困ってるなら言えやオラー!!みたいな姐さん。
    蟹座がキレると怖いので守ってもらおー。

    • yura より:

      ついこの間、陰が極まったかと思いきやとうとう陽が極まってしまいましたね。
      気づけば今年もあと半年!早すぎますわ。
      昨日、テレビつけたらしくじり先生をやっていてマリック親子が「家族愛」について語ってました。
      さすが蟹座の季節。誰もがそんな気分になる季節なんでしょうかね。面白いです。