Code.no 344 魚座14度 キツネ皮をまとった女性  

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code.No 344

魚座14度  「キツネ皮をまとった女性 」

A lady in fox fur.


良識的な価値観をスマートに賢く守っていく・上品な人

🌟Keyword・エネルギー

「上品」「趣味の良い」「守るための狡さ」「カンがいい」「世渡り上手」「巧妙」

🌟14度 (柔軟宮)

*新しいシステムが安定する度数

13度でカリスマ的な力が発揮されたのですが

そのカリスマ的な力を日常生活の中に落とし込み安定させるのが14度の働きです。

🌟ドデカテモリー

・獅子座

獅子座の「創造力」を使用して魚座に気品を与える。

🌟魚座14度の可能性のある日付け

3月3日、4日、5日

🌟目指す方向性

・良心や良識が身につく教えを学んでいくこと。

・利他的な優しさや思いやりを軸に物事を捉えていくこと。

・自分の価値観や優しさに自信を持って堂々と過ごしていくこと。

・品格を磨いていくこと。

・自分の信じる価値観を守り抜く強い意志力を発揮すること。

・巧妙さ、賢さ、要領の良さを発揮して自分の考えや仲間を守り抜く。

・敵意をむき出しにせずに柔らかさ、女性的資質を発揮すること。

・能ある鷹は爪を隠す精神で。

・自分のメリットや立場や大切なものを守り、強固にすることを考えていくこと。

・物事をうまくまとめる潤滑油的な役割を果たすこと。

・立場の維持のために人脈や環境をコントロールしていくこと。

🌟この度数の人の特徴

・優雅で上品な人。

・本心を明かさない人。要領がいい。世渡り上手。

・柔らかなムードに隠された有能さを持つ人。

・意志の強い人。鋭いカン。

🌟この度数のエネルギーを使用している時

・上品で優雅な雰囲気なのに、すごい能力を隠し持っている人。スパイとか。

・内面が輝くことで、外見も光り輝いて見えるとき。

🌟シンボル考察

*上品さ

14度は

13度で獲得した資質を、

自分の内部に浸透させていくかのような度数です。

それを確実に自分のものにするために、

ゆっくりと時間をかけて浸透させていくのです。

魚座が13度で獲得した資質とは

「強い意志で精神的な生き方を実践していく力」。

11度からの魚座は、

精神性重視の価値観に従って

現実世界で生きていくのはどうしたらいいのかと模索してきました。

それは例えば、

人生について真面目に考えた人が

仏門の扉をくぐるという流れと似ています。

11度で自分の理想とする生き方を教えてくれる場所を探し、

12度でそれを見つけ、

今までの生活を投げ打って出家する覚悟で入信試験を受け、

13度で、物質世界から抜け出し修行の生活に入る。

仏教の道に進むために出家してお坊さんになり、

通常の物質世界、

現代社会のルールとは違う、

精神性重視の世界に向かう。

僧侶の世界においては

実年齢よりも修業年数が重視され、

修行年数によって階級が上がっていくそうです。

そして、

僧階によって法衣の色も異なり、

緋色の法衣を身につけているのが最高位の僧侶になります。

魚座14度は、

「キツネ皮をまとった女性」というシンボルですが、

まるで「高級な法衣を着た僧侶」のようなものとも言えます。

修行を重ねて僧階が上がり、

立派で威厳のある法衣を着けるということは、

仏教の教えに献身的に尽くしてきた年数と、習得した知識と知恵の証です。

厳しい修行生活から逃げ出すことなく、

真面目に熱心に挑んできた精神性と熱意。

仏教の教えという尊いものを内面に秘めながら、

袈裟で身体を包み込む。

内面の豊かさが、

体を覆う袈裟の色で示されている。

つまりは

内面の豊かさが、表に現れるということ。

精神性重視の生活を実践していると、

上品なオーラーを身にまとうことができるというのです。

確かに、

毎日朝早くから起きて掃除をしたり

お経を上げたり座禅を組んだり学んだりという生活を

数年もの単位で行っていれば、

心の軸のしっかりした静謐さが生み出される事でしょう。

現代社会の中で忙しく暮らしているビジネスマンと比べれば、

その生活は全く違います。

俗世間や流行に流される事もないので、

独特の品の良さが醸し出されるのもうなずけます。

このシンボルのキツネ皮をまとっているのは女性です。

「女性」はシンボルとして「受容的な態度」を示しています。

つまりは、

自分からその能力をひけらかす事なく

受け身の姿勢でいても

独特の静謐な品の良さが醸し出されるという事。

人とは違う上品なオーラを身に纏い

穏やかさの中に芯の強さを持ち

自分の信念を大事に抱えているのです。

*賢く守る

高級なキツネ皮のコートを着ている女性は

間違いなくお金持ちで

つまりはセレブで

一般の人と比べたら家柄も良く教養もある知的な貴婦人と呼べる人たち。

キツネって言ったら

可愛いイメージとともに

人を出し抜くその賢さから

「ズル賢い」なんてイメージもあって

確かに

人間でも

可愛くて賢くて世渡り上手な子は

「なんかあの子、ズル賢いよね」なんて言われたりしますよね。

仏教の教えは

長い歳月をかけて現代に受け継がれていますが

それは

その尊い教えを実践し守り継いできた人たちがいたから。

教えを後世に残すためには

自分たちの組織や教団を守り維持していく知恵が必要です。

守るためには

要領の良い賢さを発揮して、

裏で根回しをしたりと、臨機応変に対処することも大事です。

魚座13度では

「精神的な教えを体現するリーダー」となる資質が身につきましたが

魚座14度は

リーダーとして

精神的な教えを守り抜いていくために

賢さを発揮することになります。

貴婦人のように柔らかく堂々と。

溢れる知性と豊富な知識で

たとえズル賢いと思われても

自分の大事なものを守り抜くんです。

なぜなら

魚座というサインの本質的な目的は

「魂に良心を刻みつけること」。

良心という

善悪を測る基準を身につけることで

人として正しい生き方ができるようになるのが目的。

なので

良心を身につけるための教えや思想を探し

積極的にそれを取り入れていくんです。

仏教に限らず他の宗教や哲学、

スピルチュアルや神秘学。

利他的で思いやり深い人格を築くために

正しい教えと同一化する。

春に

新しい生命として生まれる前に

魂を「善の光」で満たすのです。

*善き魂(心)

ホロスコープの360度の丸い円は

自然や人間の成長サイクルを描いているのですが

春分の日から始まる牡羊座が

この地上に生まれるバースデイだとしたら

魚座は

母親の胎内で

命の芽として宿った魂の段階。

胎芽から胎児になり

春分に生まれる日まで。

宇宙空間のような胎内で

魂(心)寄りの視点で生まれる日を待ちわびている状況を魚座と言います。

肉体は成長途上だし

胎内という外部からシャットアウトされた場所に漂っているわけで

そんな中

外部の情報をキャッチしたり感じたりするのは「魂(心)」。

つまりは

魂(心)で微細なエネルギーの振動を感じ取り

物事を判断していくのですが

この魂寄りの段階で

「良心」というものをしっかり刻みつけ

光り輝く魂(心)を形成するのが魚座の目的。

私たちは、

魚座時代の胎児の時に魂を磨き

生まれながらにして善の存在として生まれ

生まれると

肉体の機能が一斉に活動し出すので

魂(心)は

意識の奥の方へと押しやられてしまうのですが

長い人生において

魚座時代に身につけた体験が

自分を守るための要となります。

何か悪い考えが浮かんだ時や

誤った選択をしそうな時。

魚座時代に魂(心)に刻み込んだ良心の声が

「それはダメだよ」って

心の奥底から語りかけてくれることで

道を修正することが出来るからです。

なので

魚座時代に大事なのは

善き魂(心)を作ること。

「大勢の人が暮らす地球において、人としてどう生きるべきなのか?」

「肉体を持つことで利己的さが生まれる人間は

どうやって利他的な精神を保ち続けたらいいか?」

これから

いろんなトラップが待ち受けている地球という学びの場にいく自分のために

そんなことを測る基準を最初から携えていくんです。

つまりは

優しさや思いやりという利他的な心を身につけるわけですが

それは

「地球の旅のお守り」として授かった

神様からのプレゼント。

調和を尊ぶ神様の教えを身につけるのが

魚座の必須任務。

なので

魚座14度は

その尊い教えを手放さない。

人にバカにされても

思考をねじ伏せられそうになっても。

「自分だけ良ければ他の人はどうでもいい。」

「法律に触れていなければ何をしてもいい。」

「愛なんてお金で買える。」

そんなふうに

心ない発言をする人達から

良心的な心や意見や考え方を守るために。

表立って戦うのではなく

キツネ皮を着た貴婦人のように堂々と上品に。

知性と優雅さを秘めた態度で

賢く立ち振る舞うことで

自分の思惑通りに事を進めていくんです。

良心的な価値観を守るために

スマートに対処していくのです。