Code.no 331 魚座1度  公共の市場

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code.No 331

魚座1度  「公共の市場 」

A public market.


偏見を持たず差別もせずただあるがままを受け入れる・海の心の人
🌟Keyword・エネルギー

「商業」「貿易」「交流」「取引」「受け入れる」「柔軟性」「広い心」「許容」

🌟1度 (柔軟宮)

*水のエネルギーを勢い良く噴出させる度数

例えば、

私たちを動かすために必要な動力が

「風力、地熱、火力、水力」というエネルギーだったとして

そのエネルギーを貯めておく充電池を身体のどこかに持っているとしたら

魚座であれば「水力発電」のような「水のエネルギー」を

自分の充電池に充電して動いていきます。

魚座の始まりは、このマイ充電池に「水のエネルギー」を

勢いよく一気に充電させるかのように

水のエネルギーを一斉に吹き出します。

魚座の「水」とは「心の力」。

それを一気に噴出させるのが、

魚座1度の役割なのです。

🌟ドデカテモリー

・魚座

魚座1度の可能性のある日付け

2月19日、20日、21日

🌟目指す方向性

・差別することなくいろんなものを受け入れて許容していくこと。

・この現実世界は、いろんな価値観を持つ人が暮らす世界だという認識を持つこと。

・人や物事、場所などを、「見たまんま」じゃなくエネルギーとして感じてみる。

・人や物事を裁くことなく評価することなく、その存在をただ、受け入れること。

・心と心の交流を心がけること。

・心の交流で得られる温かさを大事にすること。

・仕事や勉強をするときに雑然とした場所の方が集中できる。

・取引、駆け引きなど商業的な活動。

・精神性、物質性、善悪の区別なく全てを交換したり運営したり商業化すること。

・偏見を捨て、好奇心を発揮していろんなものを見ていろんなことを知ること。

・この現実世界に存在する全ての価値を尊重すること。

・子供の頃ような驚きを持った視野で世界と接していくこと。

・主観的なジャッジをすることんかくありのままの情報を受け取ること。

🌟この度数の人の特徴

・どんな状況も対応できる柔軟な人。

・商才のある人。

・差別することなく何でも受け入れられる人。

・好奇心旺盛な人。

🌟この度数のエネルギーを使用している時

・フリマ、ネットオークション、売買契約、経済流通、取引。

・「世界に一つだけの花、どの花も綺麗だね」ってな感じで優劣をつけずに世界を眺めている時。

・いろんなエネルギーがあるということをただ漠然と受入れている時。

🌟シンボル考察

*始まりの海

魚座の始まりは

魚座を動かす力、

「水のエネルギー」を噴出させるような勢いのある度数です。

魚座の水エネルギーとは、海のようなエネルギー。

地球の大半を覆う広大な海そのものが

魚座のエネルギーと似ています。

泳いで遊べるビーチから

泳いで辿り着く事の出来ない深海まで。

母なる海のような心を持つのが魚座なんです。

水は生命の源です。

地上がまだ

混沌としていて、生命が住めない場所だった時、

海の奥深くで生命が生まれ

進化して陸に上がり、

やがて陸の生き物が進化して人間も誕生しました。

次のサインの牡羊座1度は春分点で

「新しいサイクルの始まり」を示すポイントなのですが

サビアンシンボルは「女性が水から上がる」というシンボル。

つまりは

この世界に

赤ちゃんとして誕生する様子が描かれているシンボル。

サビアンシンボルによると

どうやら

私たちは

海のようなところから生まれてくるというのです。

それは

あながち間違いではなくて

私たちは

母親の羊水という液体の中から生まれてきますよね。

暖かな液体の中で

生命が育まれ

そして、この地上に生まれるんです。

つまりは、

陸に上がって新しいスタートを切るのが牡羊座であれば、

魚座は、

海の中で生まれ変わる準備をする領域。

ちなみに

魚座1度の一つ手前の度数である水瓶座30度は

魂の故郷に戻る様子が描かれていました。

その流れを汲むのであれば

魚座1度は

魂の故郷での体験という見方も出来ます。

生命の始まりの海へと戻り、

いろんなものと溶け合って同一化して進化して

陸地を目指すための準備をするのです。

まだ

海の中にしか生き物がいなかった頃。

微生物たちが他の微生物と混ざり合って、

光合成の能力や

酸素耐久度を身につけて

陸地という全く違うステージを目指したように

魚座のエネルギーは

いろんなものと同調して混ざり合って一つになって、

一つ上の段階のステージを目指していくエネルギーです。

人間の生死で例えれば

死んでからの世界が魚座。

「私はあなた。あなたは私」

肉体という境界線のない、

全てが繋がっているワンネスの世界で生まれ変わる準備をしている。

つまりは

現世や物質的世界とはかけ離れた

精神的な、

魂的な世界観を示すのが魚座。

集団的な精神を統合していくのが魚座の役割なのです。

*ワンネス世界

そんな魚座の1番始めの度数は「公共の市場」。

そこに行けばなんでも揃うという

品揃えが豊富な市場です。

高級なものから安いもの。

セール品から

一点お値打ちもの、

薬やお酒、タバコ。

なんでもごちゃまぜに売っている市場は、

誰でもウエルカムの公共の場所。

誰か個人所有の市場じゃなくって

みんなで運営する

みんなの市場なんです。

なので

そこに出品する人の数だけ

いろんなものが売られていて、

いろんな人が運営する個性豊かなお店が

無秩序な感じで並んでいます。

もし、

魚座を

死んでからの魂の世界と捉えるのであれば

魂がはじめて訪れる場所は

この「公共の市場」のようなカオスな場所なのかもしれません。

人生を終えたばかりの

固有のエネルギーを持った魂たちが集う場所に

足を踏み入れるんです。

地上においても

いろんな魂が住んでいますが

地上の場合は

肉体という鎧をまとうことが出来たので

むきだしの魂というエネルギーを直に感じることなく過ごせたのに

ここの魚座の世界は違う。

むきだしのエネルギー体のまま

自分もあなたも

なんの境界もなく繋がってしまう

そんな世界に足を踏み入れたんです。

まだ幼いエネルギーを帯びた魂もいるし

とても成長したエネルギーを持つ魂もいる。

次の生まれ変わりの準備をするための場所は

そんな感じの

全てが繋がっている世界。

いろんな数多くの「あなた」がいるけれど

それもみんな「私」。

全てが溶け合い繋がっている世界。

魚座は

いろんな人を許容して受け入れる心の広さを持っていますが

そんなふうに

「いろんな人を受け入れるのが当たり前の世界のエネルギー」を

この地上で使用していくから。

魂と魂を分ける

肉体という境界線を持っている現実世界においても、

その境界線を超えて

直に魂や心と繋がっていく術を知っているから。

魚座の真反対に位置する乙女座は

全てに境界線を引くサインでしたが

魚座は

境界線を飛び越え繋がっていくサイン。

店舗と店舗の境界が曖昧な公共の市場のように

いろんなものと

軽々と繋がることができるのです。

いろんなものと繋がるということは、

なんの偏見も

なんのこだわりも持っていないということ。

全て同じく価値のあるものとして受け入れるんです。

広大な海も、

そこに住んでいる生き物達の善悪のジャッジをすることなく

ただ受け入れているし

また

海に流れ込んできた汚染物質も抵抗することなく海の中に混ぜこんでいきます。

こだわりも偏見も持たずに、ただあるがまま。

なんでも受け入れること。

海のように抵抗することなく、差別することなく。裁くことなく。

そのような気持ちが発揮されることで

魚座の柔軟な水のエネルギーが一気に噴出し

魚座を動かす原動力が生まれるのです。

*ごった煮の街

スラム街の隣には立派な高級マンション。

埃っぽい道路には

牛やら犬やら、

ボロボロのチャリやリキシャに高級自動車まで

いろんなレベルの物が混在する街。

インドの都市部は

そんな感じで

いいも、悪いも、貧しいも裕福も全てが

そこに存在しています。

こんなごった煮のような街は

まるで魚座1度のよう。

経済の発展を担う勤め人もいれば

出家した僧侶として暮している人もいるし

ゴミを漁り生活している人もいれば

道端で物乞いをしている人もいる。

つまりは

貧富の差が激しいからこそ

そのようなことが起こるのでしょうが、

インドの都市部は、

人間の縮図のようなものを

一遍に目の当たりに出来る場所です。

そんな場所に

初めて訪れた旅行者は

あまりにもの貧富の差と、混沌とした風景と、

カオス的な街の雰囲気に愕然とするわけですが、

最初はそんな場所に馴染めず戸惑っていた旅行者が

どんどん

そのカオス的な街が、なんかクセになってくる時。

そんな体験が、

魚座1度のエネルギーとよく似ています。

広場に面したお茶屋に座ってるだけで

牛も通るしホームレスも通るし

金持ち大学生に僧侶も通るし

ただ

そこに座っているだけで、

一遍にいろんなレベルのものを見ることができるから楽しいんです。

そういう意味で言えば

海の中や、水族館もそうですよね。

水槽越しに通り過ぎていくいろんな魚。

みんな違う形をしてるけど

みんなそれぞれ面白い。

そんなふうに

一遍にいろんなレベルのものを見れる場所で

いろんなものを

ただ、楽しんで観察している時。

それは魚座1度のエネルギーです。

そのような体験を通して、

「いろんなものがあって、みんないい」

という視野を磨いていくのです。

*心の交流

売買っていうのは

自分の商品と

自分のお金を交換することですよね。

そんなことから

この度数は

自分と、

他の人や物事と

エネルギー交換をするという意味もあります。

エネルギーでこの世界を捉えることができる魚座は

いろんなエネルギーの場所に行くことで

その多彩さを楽しめるんです。

いろんな人がいるし

いろんな場所があるし

いろんな素敵な商品もある。

好奇心を発揮して

そのものの、見たまんまの姿を見るのではなく

そのものが発しているオーラっていうか

エネルギーっていうか

雰囲気みたいなものを感じ取っていくのが魚座。

波動が低いものも高いものも

全てを平等に体験していくことで

魚座の「感じる力」が磨かれていきます。

魚座がこの地球上で創るのは「心で捉えた世界」。

愛で溢れた世界で生きていくために

「感じる力」を磨き

心を育んでいくのです。

また

エネルギーを交換する商売やビジネスも魚座1度的。

商業的なサインである山羊座だったら

商品を取引することで得られる自分の利益っていうものを大事にしますけど

魚座の場合は

取引して交換して

お互いがいい気分になれたらいいね!って感じの取引。

フリマで

自分の思い入れのある商品を気に入ってくれた人に譲ったり、

ヒーリングをすることで

お互いのエネルギーを浄化したりと

心で交流することで得られる

穏やかさや温かさを手に入れていくのです。

🌟乙女座1度ー魚座1度ライン

・好奇心を発揮して観察する

魚座1度=雑多なありとあらゆるものを等しく観察する。

乙女座1度= 一点集中して観察する。