code.No 64
双子座4度 「ヒイラギとヤドリギ」
Holly and mistletoe.
進化した知性で日常を楽しむ力を発揮する・楽しむ人
🌟Keyword・エネルギー
「儀式化」「アイデアと工夫」「日常を楽しむ」「知性の発達」「工夫と知恵」
🌟4度 (柔軟宮)
*行動原理を安定させる度数
双子座は「知性の風」を吹かせて、この世界に参入していく火のサイン。
自分を動かすバッテリー(充電池)なるものがあるとして
そこに風のエネルギーを満タンにさせて動いていくのですが
双子座のスタートである1度では
「風のエネルギー」を一気に噴出させ、バッテリーを満タンにしました。
2度においては、満タンになったエネルギーを定着させるかのように
さらなる「風のエネルギー」を注ぎ込み、
3度においては、フルになったエネルギーを使用して行動を開始しました。
4度では、「風エネルギー」という燃料で動く行動力を安定させ、
自分の中に定着させて浸透させます。
🌟ドデカテモリー
・蟹座
蟹座の「安心感を求める資質」を使用して、双子座に知性を与える。
🌟双子座4度の可能性のある日付け
5月24日、25日、26日
🌟目指す方向性
・知識を日常の生活の中で応用して使用していくこと。
・会話を楽しむこと。
・知的で遊び心に溢れた言葉を繰り出してみる。
・コミュニケーション能力を積極的に生かしていくこと。
・楽しい気分になるような、ほのぼのとするようなものに目を向けていくこと。
・日常が楽しくなるツールとしての知性を使用していくこと。
・パズルや頭脳を使うゲームでリフレッシュ。
・イメージしたものを工夫して作り上げて満足感を得ること。
・人々の感情を盛り上げるような演出能力を発揮すること。
・いつでも童心を忘れずにいること。
🌟この度数の人の特徴
・子供のように伸び伸び。純粋な人。
・自由な発想力を持つ。
・自分の頭で考える人。
・コミュニケーションが好き。
🌟この度数のエネルギーを使用している時
・レシピとか見ないで想像力を発揮して料理を作り、なかなかの出来で満足しているとき。
・ほのぼのとするイラストや童話にキュンキュンしているとき。
・文章を覚えたての子供のおしゃべりが止まらないとき。
🌟シンボル考察
*ヒイラギとヤドリギ
ヒイラギとヤドリギは
ともにクリスマスに使用される植物です。
ちなみに
ヒイラギはこちら。
クリスマスにお馴染みの植物ですよね。
寒い冬であっても
緑の葉と赤い実をつけるので「不死の象徴」と考えられたそうです。
また、
先のとがったヒイラギの葉はイエス・キリストのイバラの冠、
赤い実はイエスの血として
キリスト教のシンボルになったとか。
「神の永遠に続く愛」を示すリースとして
飾るようになったそうです。
続いてヤドリギはこんなやつ。
なんでも
欧米のクリスマスの時には、
ヤドリギの下で出会った男女はキスをしてもいいという習慣があるとか。
ヤドリギの下で会ったら
女性は男性からのキスを拒否できないんですって。
もともとは、「幸福、安全、幸運を願うためにヤドリギの小枝の下を通る」
といった風習だったそうですが、
未婚の男女の場合は
幸せな結婚を願い、
男性からのキスを拒否しないという習慣が生まれたそうです。
ヒイラギもヤドリギも
いつの頃からか
クリスマスを盛り上げるために欠かせないものとなり、
ヒイラギとヤドリギの写真を見ると
たとえ暑い夏であっても
「クリスマス!」って連想するアイテムになりました。
私たちの潜在意識の中に
「ヒイラギ、ヤドリギ」=「クリスマス」って
しっかりと記憶づけされたアイテムなんです。
こういうことを
動物行動学では「儀式化」と呼ぶそうです。
リースを作る習慣も
キスをする習慣も
元からあったものなんですが、
それがクリスマスと結びつくアイテムに変化して
儀式的に使用されるようになったんです。
日本だったら
「もち」=「正月」みたいな感じで
「もち」は儀式化された食べ物となり
ハレの日の行事に欠かせない縁起物の食材になってますが、
正月に全国的に食べられるようになった=儀式化したと言えるんです。
*儀式化
儀式化とは
動物同士のコミュニケーションに役立っているような
ある行動パターンが
進化の過程で機能的に強められ、
明確さや精密さを増すように特殊化していくこと。
だそうです。
なんだか難しい理論ですね。
つまりは
元から持っているコミュニケーション機能が
進化して定着したって事になるのでしょうか。
双子座3度においては
「物事を機能的に捉える」という姿勢を身につけました。
双子座4度は
機能的に強められて、
明確さや精密さが増したんです。
つまり簡単に言えば
双子座の場合は
「知性」の精度が上がり、定着したって事になりますね。
コミュニケーションに役立つ
脳の神経回路が出来上がったんです。
明確で精密な知力が完成し
コミュニケーション能力がアップしたんです。
例えば
まだ単語しか言えなかった子供が
大人が話すように文章として話せるようになった時。
見た目じゃわからないけど
脳の中では新しい神経回路が繋がって
電気信号が駆け巡っているんです。
4度は
1度で始めたことが定着する度数。
いろんな情報に触れて
素直にそれを受け入れて
機能的に物事を思考していくことができるようになって
知性の基本的な神経回路が出来上がったんです。
記憶倉庫にストックされたいろんな情報を
必要な時に引き出したり、
ひらめきや直感、アイデアの材料にしたり、
機能的に思考するための道具にしたりができるようになったんです。
自分の頭で考えることが出来る知性を手に入れて
日々を楽しんでいるのです。
*知性を楽しむ
「クリスマス」は
キリストの降誕祭として
人間が生み出したイベントなわけですが
イベントは
日常の中に放り込まれた「非日常的な楽しみ」であって
私たちに刺激をもたらしてくれます。
それと同じように
この度数も知性を使用して楽しみを追求します。
人と楽しく会話をしたり
工夫して知恵を働かせ何かを作り上げたりして
日常に非日常的な楽しさを持ち出すんです。
知性が開花したばかりの子供のように
考えたり、
おしゃべりしたり、
工夫したりするのが楽しくてしょうがないみたいな。
子供の知性が順調に成長してくる様子を見ると
親としては安心するものですが、
知性のための神経回路が無事に繋がったことで
安心感のある度数でもあります。
私たちは、
思ったことを言葉にして相手に伝えていくことで
自分の意思を伝えることもできるし
相手の言葉を理解することで
相手が何を考えているのかを知ることができます。
この世界で生きていくためには
コミュニケーションはとても大事な道具。
文章を理解することで
新しい知識を学ぶことも出来るし
文章を書くことで
自分の思想を発表することも出来る。
会話や文章を通して
知識が蓄積していくんです。
双子座の「風のエネルギー」は
脳の神経回路を駆け巡る思考の電気信号。
会話したり文章を書くときや、
あれこれ思考しているときに
風のように飛び交っている脳の中の情報網を使用して
この世界と関わっていくことを双子座と呼ぶのです。
*知育教育
知育玩具として有名なレゴブロックは
子供の知性を育てるための有効なツールなわけですが
このレゴを組み立てて
自分の想像していたものを作りあげる過程が
双子座1度から4度までの体験と似ています。
1度で
様々な色と形のブロックに興味を示し
2度で
何を作ろうかイメージを膨らませ
3度で組み立て
4度で完成。
つまり
4度では完成したものを楽しんでいるんです。
頭を使えば
想像していたものが出来上がる楽しさを覚えた子供は
また
新しいものをイメージして作り出します。
「興味」→「イメージ」→「組み立て」→「完成」=「快感」
を繰り返し行うことで、
脳の働きが強化されて
神経回路がしっかりと活性化されていくんです。
双子座の初期度数である4度では
子供がレゴを作るかのように
知性を純粋に楽しみます。
知性は
「生活を豊かなものにしてくれるもの」
ということを知るのです。
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