Code.no 125 獅子座5度  絶壁の端にある岩の塊

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code.No 125

獅子座5度  「絶壁の端にある岩の塊」

Rock formations at the edge of precipice.


ヤル気じゃ乗り越えられない現実があることを知る・耐久力の人

🌟Keyword・エネルギー

「耐久力」「忍耐」「がまん強さ」「現実と対面」「チャレンジ」「守りの力」「頑固」

🌟5度 (固定宮)

*刺激を求め冒険する度数

獅子座は「情熱の炎」を使用して、この世界に関わっていく火のサイン。

自分を動かすバッテリー(充電池)なるものがあるとして

そこに火のエネルギーを満タンにさせて動いていくのですが

獅子座のスタートである1度では

「火のエネルギー」を一気に噴出させ、バッテリーを満タンにしました。

2度においては、満タンになったエネルギーを定着させるかのように

さらなる「火のエネルギー」を注ぎ込み、

3度においては、フルになったエネルギーを使用して行動を開始し、

次の4度では、「火のエネルギー」という燃料で動く行動力を安定させ、

行動力が安定しことで、その力をもっと新しいことに使用できないかと

刺激を求めて冒険的にチャレンジしていきます。

🌟ドデカテモリー

・乙女座

乙女座の「現実感覚」を使用して、獅子座に耐久力を与える。

🌟獅子座5度の可能性のある日付け

7月27日、28日、29日

🌟目指す方向性

・自分の意志を貫くために我慢強さや耐久力を身につけること。

・現実的な問題にも目を向けて対処していくこと。

・世の中には枠組みや常識があるということを認識しておくこと。

・壁にぶつかりながら、戦うのではなく打たれ強い自分を作っていくこと。

・失敗に懲りずに何度もチャレンジしていくこと。

・障害やトラブルという合図があるまで、安心して自分の道を進んでいくこと。

・障害やトラブルで道を阻まれたら現状を見極めてプランを練り直すチャンス。

・いつだって大いなる守りの力に守られていると信じること。

・今自分がいる環境や現状にも目を向けていくこと。

・試練は自分が強く強く賢くなるためのチャンスと捉えること。

・内面の興奮のまま行動していくと壁に当たるという教訓を心に留めること。

・ヤル気だけじゃなく現実的な対処もしていくこと。

🌟この度数の人の特徴

・忍耐強い人。

・耐久力のある人。

・頑固な人。

・反省点を探し次に活かせる人。

🌟この度数のエネルギーを使用している時

・ヤル気と情熱だけでは越えられらない壁があるって気付いた時。

・どんな批判も受け流す忍耐力を発揮している時。

🌟シンボル考察

*枠組み

5度は

4度で定着させた資質に遊び心を取り入れて、応用していく度数です。

4度で定着させたものとは

「自己表現する力」。

その力を

もっと確実なものにするために

耐久力を磨くのがこの度数。

獅子座は

枠組みに捉われない

自由な発想力、

つまりは

「私がこうしたい!」って思ったことに従って

自分を表現していくサインです。

「これをやったら人がどう思うか?」

なんてことを考えることなく

「これをやったら私は楽しいはず!」

っていう

自分の気持ちを軸にして

物事を創造していくので

結果、

オリジナリティ溢れる

自分だけの個性っていうものを

打ち出していくことになります。

まだ

枠組みや常識に縛られていない小さな子供は

画用紙を与えられたら

自分が好きな色を使用して

子供独特のオリジナリティのある絵を描きますが

獅子座の創造力はそれと同じ。

「太陽は赤く塗る」なんて

常識的なことを考えるのではなく

自分が好きな色で

自分の感覚で

太陽を描いていくんです。

ファッションにしても

ヘアスタイルにしても

考え方も行動にしてもそう。

人がどう思うのか?

ではなく

「自分が楽しい気持ちになるのか?」

「自分はそうしたいのか?」

で全てを決定する。

そうすることで

自分の理想通りの世界を創っていくんです。

でも

そうは言っても

この現実世界には

残念ながら枠組みがあるんですよね。

獅子座は

枠組みや常識を超えて

「自分がどう思うか」で生きていきたいのに

いろんな制限やルールがあるのが

この社会であり

この世界の仕組みです。

地球だって

丸い地球という枠組みがあるから

その枠組みを超えて

外の宇宙空間へと旅立つことなんて

宇宙飛行士でもなけりゃ出来ないし

大勢の人が暮らす社会だって

いろんな人がいるからこそ

秩序を保つための

ルールなんてものが必要だし

だいたい

肉体だって

精神や魂を閉じ込める枠組みだしってことで、

枠組みがあるのは当然だし

仕方のないことです。

つまりは

自分の行く道を阻む現実の壁というものは

たくさんあるということ。

いくら

自分が「いい!」と思って表現したとしても

世間的には「ダメ!」っていうことも多かったりします。

獅子座は

そんな体験を繰り返しながら

どこまでなら良くて

どこまでならダメなのかを理解し

どんどん強くなっていきます。

獅子座の世界は

自分中心の世界観なので

周囲の様子があまりよく見えないんです。

なので

そんな状態だと

やっぱり

自分を取り巻く環境っていうものが

どんな状況なのかってことに疎くなってしまいますよね。

「相手がどう思っているか?」

なんてことよりも

「自分がどう思ってるのか?」

を優先させていくので

「自己中心的だ」という不満を持たれることも多いんです。

そんな不平不満で道を阻まれ

自由な創造力を失うのはあまりにももったいない。

ということで

獅子座は

誰にも自分の世界を侵害されないように

耐久力をつけていくのです。

*耐久力

大きな岩は

耐久力がありますよね。

「耐久力」というのは

長く持続させる力のことを言うのですが

獅子座5度は

私たちが

自分の世界を創造していくには

耐久力を身につける必要があるということを教えてくれています。

人から否定されようが

批判されようが

そんなものを意に介さずに

自分の意志を押し通す力がないと

自分の望み通りの世界を築いていけないですよね。

自分の世界を維持していくためには

大雨が降ろうが

地震が起ころうが

崖から落ちることのない岩のように

「打たれ強い自分」を築いていかなくてはなりません。

多少のトラブルや困難に負けない自分を作る。

そのためには

忍耐力も必要だし

我慢も必要。

反論して

相手を打ち負かすという方法を取ってしまうと

さらなる反感を買って

風当たりがさらに強くなってしまいます。

なので

そこはぐっと堪えて

我慢して

受け流していくことが大事です。

なぜなら

獅子座の目的は

自分の創造した世界を

大事に守って維持していくことだから。

思ったことを

自己主張することを良しとする獅子座ですが

「自分の世界を守る」という目的を叶えるには

主張せずに

耐久力をつけたほうが得策なのです。

絶壁に鎮座する巨大な岩のように

何を言われても受け流し

寡黙に意志を貫くことで

自分の世界を守って維持していくことができるのです。

*大いなる守りの力

「耐久力を身につける」

という意味の他に

獅子座5度は

「大いなる守りの力」の加護を受けるという意味もあります。

足元を見ずに熱に浮かれて歩く

獅子座の進む道が

危険な箇所にさしかかったことを知らせてくれるのが

道を阻む巨大な岩なんです。

例えば

タロットカードの「愚者」というカードは

希望や夢に浮かれて

ウキウキ歩いてるんだけども

心ここにあらずで

足元を見ずに歩いてるもんですから

目の前が絶壁だってことに気づいてない。

つまりは

「浮かれポンチ加減が酷くて

現実見てないと

足元すくわれるよ、お前、愚者だなー。」

みたいな

意味合いがあるカードなわけですが

この断崖の端に

大きな岩が置いてあれば

それ以上は進めないわけだから

一応、安全じゃないですか。

岩があることで

自分が今いる環境に気づき

この先は絶壁で

危険な場所を歩いていたってことが判るんです。

それまでは

自分がどんな道を歩いているのかすら

判っていない。

今ここにない

夢や理想ばかり思い浮かべて歩いていたので

今、自分がいる環境が見えてなかったんです。

歩きスマホをしてて

電柱にぶつかって大怪我するみたいな感じ。

ぶつかる前に

それに気づかせてくれるものがあれば

ぶつからなくて済むじゃないですか。

巨大な岩が

行く道を阻んでいたとしても

結果的には

守られていたってことになるんです。

タロットカードの愚者の守りの要なんて

白いワンコだけですよ。

それに比べれば

獅子座5度なんて

大きな岩が守ってくれるんだから

絶対的に安心です。

「なんか、これ以上進めない。」

「思った通りにうまくいかない。」

なんてことがあったとしても

それは

獅子座5度を守るため。

枠組みから外れて

地球の果てに落っこちてしまうのを防ぐために

大いなる守りの力が働いているんです。

なので

自分の思った通りにならなかったり

自分の主張が通らなかったり

他者から批判されたりして

前に行く道を

塞がれたように感じる時っていうのは

「現状を見よ。」という合図でもあります。

ドデカテモリーで言えば

獅子座5度は乙女座の資質が混ざります。

乙女座っていうのは

現実にしっかり根を張って

日常を丁寧に生きて行く地のサイン。

獅子座は

全くもって

現実感覚が抜け落ちてますから

たまには

自分の今いる環境や状況に

目を向けて

現実的な事柄に目を向けることも必要です。

現実に生きているのに

自分の理想や夢の世界だけで生きていると

それこそ

孤立してしまうことにもなりますからね。

なので

「なんかうまくいかないなー。」

なんて時は

自分の現状をよく眺めて

改善策を練ったり

軌道修正する勇気も必要です。

例えば

面白いアイデアを思いついて

衝動的に「イベントをやろう!」なんて

一人で盛り上がっちゃて

会場を押さえて

ブログで告知するのは簡単だけど

果たしてお客さんが来るのかどうか?

ヤル気だけじゃ

どうにもならないことってありますよね。

そんなことを知ることになるんです。

もし

それを成功させたいのであれば

もっと念入りに企画を練り上げ

効果的な宣伝をすることで

集客も望めるはずです。

そんなふうに

ヤル気が湧いて何かを始めるなら

現実的な考え方をするのも大事なんです。

そんなことを

実践しながら学んでいくのが獅子座5度。

そうすることで

現実的に

成功させることができる

創造力というものを発揮できるようになります。

また、

逆に言うと

獅子座5度は

道を阻むものがない状態であれば

安心して

ガンガン進んでもいいってことになりますね。

これ以上危険って状態になれば

必ずや

何らかの障害の壁が現れるので

それを目安にして

自分の創造力を表現していけるのです。

ということで

目の前を阻むものが現れたら無茶せずに

強引にならずに

立ち止まって

「守りの力が働いているんだな」

って受け止めて

自分が今いる場所を確認する。

その場所が

危険がないようであれば進めばいいし

危険があるようなら

対策を練ればいい。

自分の世界に集中してしまう獅子座ですが

「守りの力」の合図があったら

現実に戻って周囲を見渡して

新しい道を探せばいいのです。

自分の内なる創造力を発揮する獅子座は

つまりは

自分を信じていることになるので

魂というか

なんか大きな力が身を守ってくれるんです。

真反対に位置する鏡の度数の

水瓶座5度も

「守りの力」が働く度数です。

水瓶座5度も

獅子座5度と同じく

何か大いなる力というものが働いて

水瓶座の前途を守ってくれる度数。

獅子座も水瓶座も

枠組みを自由に超えていくサインなのですが

枠組みを超えても

ちゃんと守ってくれる力が働き

安心と安全を与えてくれるのです。