Code.no 96 蟹座6度  巣を作る猟鳥

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code.No 96

蟹座6度  「巣を作る猟鳥」

Game birds feathering their nests.


生活の基盤を作るために念入りに環境を整える・母性の人

🌟Keyword・エネルギー

「念入り」「綿密」「緻密」「行き届く」「母性本能」「守る」「育む」「整える」

🌟6度 (活動宮)

*現実世界と向き合う6度。

1度から5度の体験領域の目的は

自分を動かすバッテリーに「水のエネルギー」を充電することでした。

充電池が満タンになった、6度から10度の体験領域の目的は

その「水のエネルギー」を使用して蟹座の基本的な視野を形成する領域。

「感情」という「水」の力で

この世界を認知していくための蟹座的視野を磨くのです。

その手始めの6度では、自分を取り巻く環境の認識から始まります。

しっかりと周囲と結びつくために

自分の身の周りを取り巻く世界に対して「愛情」をはぐくむのです。

🌟ドデカテモリー

・乙女座

乙女座の「献身」を使用して、蟹座の価値観を形成していく。

🌟蟹座6度の可能性のある日付け

6月26日、27日、28日、29日

🌟目指す方向性

・「守り育む」対象を持って献身的に尽くすこと。

・仲間や家族を大事にすること。

・大事な人や、作り上げた環境を「自分が守る」という思いで過ごすこと。

・人や動物などに対する愛情を体験していくこと。

・母性本能が発揮されるような事柄と携わっていくこと。

・安心できる環境を作るために献身的に働くこと。

・自分の時間を人の力になるようなことに使用していく。

・サポートしたり秘書的な役割の中で集団をまとめていくこと。

・自分の能力を、何かに尽くして投資していくこと。

・大事な人たちの補助役として活躍していくこと。

・細かいケアをすることで全体の調和を保つこと。

・インテリア、家具、など凝って家族が安心して暮らせる家庭を作ること。

・与えられる愛より与える愛を。

・共同体感覚を発揮して仲間に貢献していくこと。

🌟この度数の人の特徴

・母性愛に溢れた面倒見の良い縁の下の力持ち的な人。

・サポート力がある気のきく人。

・人が何を望んでいるのか素早く察知できる。

・母親のように愛情深く優しい人。

🌟この度数のエネルギーを使用している時

・子供のために一生懸命に働くことを喜びとしている両親。

・住居に関した仕事。

・愛する人との新居を大事に育む新婚さん。

・仲間の力となるために、共に目的に向かってサポートしてる時。

🌟シンボル考察

*感情

蟹座6度から10度の領域は

蟹座の基本的な視野を形成する領域です。

同じ体験をしたとしても

人によって

物事の受け取り方って違いますけど

蟹座は

感情や情感の動きで

物事を判断していく水のサイン。

気分が良ければ

いつもと同じ景色もキラキラ見えたり

気分が悪ければ

いつもと同じ景色もダークに見えたりしますけど

そんな感じで

自分の感情の色で

世界を塗り変えていくかのような視野を持っているんです。

ってことは

いろんな感情や情感ってものを知ってた方が

世界が多彩になりますよね。

人との関係性や日々のニュースなど

外部の情報によって種々様々な感情を体験していくわけですが

蟹座は

安全で信頼できる身近な人間関係の中で守られながら

感情を豊かに育む領域。

巣の中にいる赤ちゃん鳥が

他の兄弟姉妹たちとギューギュー詰めで暮らし

「餌くれい」とか「痛い」とか

「あっち行け、邪魔だ」」とか

「気持ちいい」とか経験しているように

守られながら

いろんな感情を体験していくのが蟹座。

人間の感情って遥か昔から似たようなものなんでしょうし、

万国共通の共通言語みたいなものでもありますよね。

楽しそうな顔に悲しげな顔。

怒ってる顔に嬉しそうな顔。

どの国の人であっても

顔の表情を見れば

どんな心境なのか、なんとなくでも理解できますからね。

感情って普遍的なんですよ。

研究によると、

「喜び、悲しみ、怒り、嫌悪、侮辱、恐れ、驚き」の

7つの感情を表す表情は

どの国の人でも一致するそうです。

感情は

生き物が生きていくために身につけた機能で

生存をかけて

脳の「扁桃体」が下す判断だと言われてます。

詳しくは

こちらのサイトが判りやすいので参考にしてください。

nikkei style 〜感情はどこから?

つまりは

人間が元から備えている

生きるための本能的側面から生まれるのが感情。

安心してこの世界で暮らしていくために

思考の力を使用するのではなく

その本能的力を利用するのが蟹座。

安全な場所で

信頼できる仲間と暮らしたいっていう「集団本能」を

蟹座1度から5度の体験で目覚めさせた蟹座は

仲間との暮らしを守るために

本能的側面を

どんどん利用していくことになります。

人間の持つ本能的な力は、強いですからね。

ゾウも群れをなして暮らす

仲間思いの優しさに溢れる動物だけど

敵が来たら

小ゾウを真ん中に匿って

大人たちが戦闘態勢に入るでしょ。

あれだって

別に考えてやってるわけじゃなく

「危険」というシグナルを感知し

本能的に行うことで

生き延び、

種を継いでいくわけだけど

人間も

ゾウのように

「仲間を守る」「自分のテリトリーを守る」という本能を持っているんです。

*愛しさ

蟹座6度から10度は、

そんな

本能から発する感情を育成する領域。

どこの国の人とも

どんな人とも

共感できるような

感情を引き出していくことになります。

その手始めの6度は

「母性本能」のようなものを刺激して

自分にとって大事なものを

「守り育む」という姿勢を身につけていきます。

親鳥が

我が子を守り育むために

細かいところまで配慮して巣を作るように

蟹座6度も

自分の時間を

愛しい者のために貢献するんです。

種類によって違ってくるけど

鳥は、

それぞれ個性的な巣を作りますよね。

このシンボルに出てくる鳥は

自分の羽をムシって

巣をフカフカにするようです。

誰に教わることもなく

子育ての季節になれば

本能的に巣を作り始めるわけですが

私たちもそれと同じように

大事なものを「守り育む」という

育成本能のようなものを持ってるんです。

人間も含め

動物の赤ちゃんはみんな

まんまるで可愛らしいですけど

一説によれば

敵の母性本能を刺激して襲われないようにするため

なんて説がありますよね。

確かに

丸くて小さいものを

私たちは可愛いって感じるし

愛しい気持ちが湧き上がってきて

「守らなきゃなー」なんて思ったりしますもんね。

蟹座6度は

そんな気持ちが生まれる度数。

母性本能が目覚め

自分以外のものを

愛しく思う気持ちが芽生えるのです。

*細かく配慮する

心理学者のアドラーによれば

私たちは

「共同体感覚」というものを持っているそうです。

共同体感覚とは何か?〜NHKテキスト〜

私たちは

仲間を作ることで

自分の居場所を作り安心を覚える生き物なんです。

アドラーは

共同体感覚を持つには

「自分が所属している集団に貢献すること」と説いています。

「みんなは私に何を与えてくれるのか?」

という視点じゃなく

「私はみんなのために何ができるだろうか?」

という視点で

積極的に貢献していくことで

自分が所属する共同体に

絶対的に必要な人になることが出来ます。

蟹座1度から5度の体験で

蟹座はこの「共同体感覚」を使用しましたが

蟹座6度も

「共同体に貢献する」という意識を使用して

仲間のために

細かい配慮をしていくことになります。

相手の感情の変化を敏感に感じれる蟹座ですから

それを感じ取って

相手に必要なものをさりげなく提供することが出来るのです。

家族という共同体は

遠慮のいらない関係性ですから

自分勝手に振舞ってしまいがちになるものですが

もし

「両親や兄弟姉妹のためになるように、サポートしたい」

なんて心持ちで過ごすのであれば

家族の人たちは

その人から、思いやりに溢れた優しさを

感じるに違いありません。

そうやって過ごしているうちに

「あの子は、この家族に必要な子」と

みんなが思うようになり大事にされますよね。

蟹座は

「集団本能」を働かせて

安心、安全な場所で生きていきたいという欲求を持ってますから

家族から「あの子が必要」と思われるのであれば、

その、欲求が叶います。

群れからはぐれることなく

追い出されることもなく

いつまでも

安心で安全な場所で暮らしていきたい。

これは

私たちが持つ

本能的な欲求なんです。

そのためにも

自分の仲間に

見返りを求めることなく自分から愛情を注ぐ。

愛情を注いで

献身的にサポートすることに喜びを感じる。

「与えられる愛」より

「与える愛」の方が

何倍もパワーを持っていることを

蟹座6度は知っているのです。