code.No 102
蟹座12度 「メッセージを持った赤ん坊をあやす中国人の女」
A Chinese woman nursing a baby with a message.
愛情深く心の声を感じて守り育む・育てる人
🌟Keyword・エネルギー
「実現」「具現」「実体」「愛情」「育成」「保護」「可能性」「洞察力」「一体化」
🌟12度 (活動宮)
*自然の力を利用する度数
探求心を発揮して新しい素材(自然の力)を発掘していきます。
自分の中に元から備えている「養育本能」を発揮して
新しい可能性を育てていくのです。
🌟ドデカテモリー
・蠍座
蠍座の「洞察力」を利用して、隠された価値を見つけ出して育てていきます。
🌟蟹座12度の可能性のある日付け
7月3日、4日、5日
🌟目指す方向性
・相手の感情を注意深く読み取り、ケアしてあげること。
・相手の感情に共感していくこと。
・自分の感情を注意深く観察し、心の欲求を叶えてあげること。
・自分の素直な感情を大事に保護し守っていくいくこと。
・新しい可能性の芽を大事に育てていくこと。
・誰に何と言われようが自分の信念を貫き通して、大切な価値観を育んでいくこと。
・まだあまり知られていないけど、素晴らしいと思ったものを応援していくこと。
・先見の明を発揮して自分だけが発掘したものを大事に育てていくこと。
・信念を強く持ち、「これだ」と思った道を進んで行くこと。
・物事や人の可能性を大事に養育していくこと。
・自分の素直で純粋な心を引き出して、それを具現化していくために育てる。
🌟この度数の人の特徴
・人の気持ちを汲める優しい人。
・敏感に場を読む力に優れている。
・センスがいい。
・調和的な人。
🌟この度数のエネルギーを使用している時
・可能性に溢れたマイナーなアーティストを発掘して応援している時。
・素直な感情の声に耳を貸して、満たされない思いを癒してあげている時。
・サッカー選手になりたいという子供のために出来るだけのことをしてあげる両親。
🌟シンボル考察
*感情を読み取りケアしていく
蟹座11度から15度の領域は
心と心のコミュニケーションで
仲間や家族との絆を深める領域。
心と心のコミュニケーションっていうのは
感情を表現して
心の内も伝えて
共感しあえるようなコミュニケーション。
例えば
「見て見て!これ、面白いよーー」って
スマホで面白い動画を見せたとしたら
面倒くさそうに
つまらなそうに見る人と
一緒になって
大爆笑してくれる人だったら
一緒になって笑ってくれる人の方が嬉しいですよね。
「面白い!」っていう感情を
共有して楽しんでくれる相手には好感がもてるわけで、
そうやって人との絆は深まっていくものです。
子供も
しつこいくらいに「これ見て見てー」って言ってくるものだけど
それに対して
「忙しいから後にしなさい」って怒るよりも
多少、面倒くさくても
無理をしてでも
一緒になって楽しんであげる方がいいと言いますが
それぞまさしく母の愛。
自分の時間を犠牲にしてでも
子供と一緒に喜んだり
笑ったり面倒見てあげることで
その子の一生の宝物となる
「安心感」や「愛情」という土台を築くことができます。
言葉をまだ知らない子供は
感情で
自分の気持ちを伝えていきますからね。
その感情表現を理解して
受け止めて
解消してくれる信頼できる人がいることで
心は安定します。
それにしても子供っていうのは、
突然、
嬉しくって踊りだしたり
笑い出したり、奇声を発したりと
それぞれ個性的な感情表現をしたりしますけど
そんな個性豊かな感情表現が蟹座11度だとしたら
蟹座12度は
その個性的な感情表現が
何を言わんとしてるのか
静かに観察して理解する母親のようなもの。
赤ちゃんなんて、
それこそ言葉を持ってないですからね。
何を思っているのか?どうして欲しいのか?
なんてことは全て
顔の表情や感情表現で両親が察知し
適切な対応をとっていくものです。
笑顔で嬉しそうだったら
心地いいんだなーって判るし
泣き出したら、「お腹すいたのかなー」「おむつかなー」なんてことを
考えますもんね。
赤ちゃんの言葉は「感情表現」しかないから
それをしっかり見極めていく必要があるんです。
チベット人の女性というのは
「聡明な賢さや洞察力や知恵を発揮する」ということ。
つまり
この度数は
赤ちゃんに限らず
仲間や家族と呼べるような親しい人達の感情の変化を冷静に観察し
何を言わんとしているのか読み取っていく力を示してます。
相手の感情に添えるように
まるで母親のような愛情で
見守っているのです。
*心の土台を育む
また
この度数は別の見方も
私たちに与えてくれています。
人の感情を見極めるだけではなく
「自分の素直な感情を見極める」という意味もあります。
赤ちゃんが
自分の感情を素直に表現するように
自分の素直な感情っていうものを
静かに洞察し
それを見守り育てていく。
自分の心の欲求の声をしっかりと聞いて
その心の声に寄り添って力となるんです。
自分の感情=赤ちゃん
を抱きしめて、大事にケアしていくんです。
赤ちゃんは
自分の状況が「快」なら楽しそうにするし
「不快」なら泣き出すわけですが
それは大人になっても同じで
「快」であれば心地よくってリラックスできるし
「不快」であれば
身体が緊張して
その状態から早く抜け出したいと思うもの。
好きな人といる時間は「快」で
いつまでもその時間が続けばいいと思うし、
人から怒られている体験は「不快」で
早くその時間が終わればいいと思いながら過ごすわけだし
そんな自分の心の波を
よく観察して
母親のようにお世話をしてあげる。
楽しそうな感情で過ごしているのなら
暖かく見守り
苦しそうな感情が出てきたのなら
苦しくさせてる要因を探って
それを解消してあげるんです。
突然、泣き出す赤ちゃんは
何を訴えているのかピンポイントで判らないので
とりあえずオシメの様子を見たり
ミルクをあてがったり
抱っこして安心感を与えたり
「いないいないバー」をしてご機嫌を取ったりと
いろいろ試しますよね。
それと同じように
自分が何に対して苦しい思いをしているのか?
原因を冷静に見極めて
欲求を満たしてあげるのです。
それでも
欲求が満たされないこともありますが
そんな行為を繰り返しているうちに
確実に少しずつ
心が安定してくるはず。
「自分で自分を気にかけお世話をしてあげる」
「自分で自分を大事にしてあげる」
「自分で自分に愛情を注ぐ」
という行為が
心に安心感を与え
心の土台を強固にしていくんです。
蟹座というのは
12サインの中で4番目の数字で
「4」っていうのは
土台を築く数字。
人が安心して住める家を建設する時だって
四角い土台を頑丈にしっかりと築くわけで
それと同じように
自分を支える土台となる
重要な資質を築き上げるのが蟹座なんです。
四角い枠組みの家の中で、
家族みんなで安心して暮らしていくように
その自分の家という安心した状況の中で、
自分の心の土台というものを
築いていくのが蟹座。
家族の愛情をたっぷり受けて
守り育まれる体験を通して
「自己肯定感」や、
「自分には仲間がいる」という安心感を手に入れ
心の土台というものが形成されていくんです。
つまりは
その頃のエネルギーを使用する事を蟹座と呼び、
「母性的な愛情」や
「守りの力」や
「育成する力」なんかは
蟹座的エネルギーということになるんですよね。
そうは言っても
家族の愛情を充分に感じれなかったり
寂しい思いをした記憶が強く残ってしまったりと
心の土台がいつまでたっても脆い状態のままなんてこともあるんですが
この度数が教えてくれているのは
「それでも大丈夫」ってこと。
自分で自分に愛を注ぎケアしてあげれば
少しずつ
自分を支える四角形の土台が確実なものになっていくのです。
*可能性を育む
また
「可能性を育む」というのも
この度数の意味するところ。
赤ちゃんは
生まれたばかりの可能性に溢れた存在。
自分の中から生まれた
新しい可能性を
大事に守り育てていく。
そんなエネルギーでもあります。
心の欲求を聞きながら
理想や目標を具現化していく。
自分の感情が「快」を感じるように
状況を整えて
道を作っていく。
母親の愛情をたっぷり受けて
心の安定を手に入れた子が
「なんにでもなれる!」と
自分の可能性を疑わないように
蟹座12度も
自分の可能性を信じて
新しい理想の芽を大事に育てていくんです。
また、
それは
自分の可能性だけじゃなくって
誰かの可能性の芽を育てることに力を貸すという行為としても表れます。
才能に溢れた若者の力になろうと手を貸したり
子供達の夢を否定することなく
応援するつもりで
環境を整えたり。
「感じる、守る、育てる」という
優しい母性を発揮して
新しい可能性の芽が
いつの日か
美しい花を咲かせるように。
大事に大事に育てていくのです。
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