Code.no 350 魚座20度  夕食のために用意されたテーブル


code.No 350

魚座20度  「夕食のために用意されたテーブル 」

A table set for an evening meal.


無償の愛を気前よく分け与える・善意の人

🌟Keyword・エネルギー

「親しみ」「誠実」「与えることで与えられる」「心の交流」「精通」「親密感」

🌟20度 (柔軟宮)

*魚座のポリシー度数

20度は魚座の軸が出来上がる度数。

外部からの影響に左右されない魚座の信念が出来上がります。

🌟ドデカテモリー

・天秤座

天秤座の「社交性」を利用して魚座の適応力を磨いていきます。

🌟魚座20度の可能性のある日付け

3月9日、10日、111日

🌟目指す方向性

・他の人々に愛で仕える忠実な人生を送ること。

・相手を思いやる気持ちを大事にすること。

・「良心に基づいて行動する」という信念を貫くことでぶれない軸が出来上がる。

・常に謙虚な姿勢で感謝の心を忘れないこと。

・「来るもの拒まず去るもの追わず」的なスタンスで。

・自分を犠牲にしてでも相手の意思を尊重することで満足を得ること。

・人々の本心を敏感に読み取ってさりげなく気遣っていくこと。

・運命の流れに逆らうことなく物事に執着せず何が起ころうとも自分を信頼して生きる。

・肩の力を抜いて、ゆったりと生活を楽しんでいくこと。

・必要とされるのであれば、お金や時間に執着せず、見返りを求めず他者に与えること。

・一期一会。巡り巡る人との縁を大事にすること。

・ワンネスの世界観で人と接していくことで相手も自分も大事に出来る。

・自然の流れに身を任せて来るものをただ受け入れる。

・仲間意識を持てる人たちと親しく付き合っていくこと。

🌟この度数の人の特徴

・愛に満ちた優しい人。

・社交的で感じがいい。親しみやすい雰囲気。

・偏見を持たずに誰とでも誠実に関わる人。

・善意・良心の人。

・縁に恵まれる人。

🌟この度数のエネルギーを使用している時

・仲間と定期的に楽しい食事会を開いているとき。

・良心や善意に基づいた生活をしているので自分に自信を持って堂々と過ごしている時。

・自分が振り回される形になったとしても、喜んで相手の意思を尊重し、相手の希望を叶えてあげるために手伝っている時。

🌟シンボル考察

*揺るがない優しさ

20度は、何ものにも動じない軸が完成する度数。

外部からの影響に左右されない

「意志の強さ」や

「自分の考えや行動に対する責任感」を

もたらしてくれる魚座の軸が出来上がります。

何があってもどーんと受け止めて動揺することがない。

そんな安定した強さが手に入るんです。

魚座というサインは、

「魂(心)」を

物質(肉体)で覆って生まれ変わる準備をする領域です。

水瓶座30度で

境界線のないワンネスの世界である魂の故郷に戻り

魚座1度で

命の芽として胎内に宿り

「自分が世界であり、世界が自分である」という魂寄りの感覚で

母親の宇宙のような子宮の中に漂っていました。

光り輝く心にするために

神様の教えのような、

人として正しいことを選択できる知識を学び

心の純度を上げていたある日、

成長した肉体機能が働き出し

五感から、新しい情報が流れこんできたのが

魚座16度。

「私はあなた。あなたは私」という

全て一緒くたになった世界にいた魚座が、

「私とあなたを分かつ肉体という境界線」を持ち始めたのです。

つまりは

肉体という、

「個人の枠組み」が出来上がったのですが

世界と一つだった魚座からしてみれば

世界との間に壁が出来る体験はストレスを伴うもの。

16度から20度は

新しく機能し始めた肉体の感覚と

1度から15度までの間に磨いてきた

「美しくピュアな心」を融合するための努力をする領域。

心という塊の自分と

機能し始めた肉体を合致させ

春分の日の始まりの場所へと向かうための最終準備に入るんです。

占星術のアストロニューイヤーである春分の日は

牡羊座1度なのですが、

この度数は

360度の始まりの度数であり

また、

私たちが地上に生まれる瞬間を描いている度数です。

赤ちゃんとして生まれ

肉体機能や本能を全快にして

この地上で育っていく領域を牡羊座と呼ぶのですが、

魚座はその前の段階で

命の種として着床し

母親の胎内で育っていく領域。

魂のような、心の塊のような

そんな曖昧な意識状態だった胎児は

やがて生まれる日のために、

肉体機能に、その意識を譲らなければなりません。

魚座の軸は

「心」と「肉体意識」の融合のもと、

しっかりと確立します。

肉体という壁ができたけど、

その壁を超えて

自由自在に

心と心で触れ合うことも出来るし、

心の指示で肉体を動かしていくことも出来る。

15度までの体験において

「良心」や「良識」を心に刻みつけ

光り輝く心を育ててきた魚座は

その「善い心」を元にして

肉体を自分の思う通りに扱えるようになったんです。

「善い心」は

肉体の壁を越えることも出来るし

善い行いを無意識的にすることも出来る。

つまりは

肉体という壁を纏った魚座ですが

いかなる時も

「善いこと」を軸に行動できるようになるのが魚座20度。

個人の枠組みというものを持っていたとしても

相手の心に触れることができる

繊細で豊かな感受性が完成したんです。

相手の心が判るから、

「来るもの拒まず、去る者追わず」的に

自分の意思よりも、

相手の意思を尊重する優しさが身につき

その優しい視点は揺るぎません。

魚座20度は

そんな強さを手に入れることになります。

*最後の晩餐

魚座は

大勢の人を苦しみから救済するために

地上に遣わされたイエス・キリストを司っていると言われていて

確かに魚座の価値観は

キリストのように

人々の苦しみを浄化する光となる教えを尊び

人々の罪を背負う贖罪的な物事の受け取り方を持っています。

肉体を身に纏い

地上に生まれるということは

「生き残り」をかけた本能や欲望に囚われること。

魂(心)は

純粋でピュアで調和的で

「私はあなた。世界は私。」のワンネスな存在だから、

「あなた・世界=私」。

だから、思いやりを持って接するのは当たり前なのに

肉体を持つことで

「自分が生き残ればいい」という

本能的な力に支配されてしまう。

心はどこまでも利他的なのに

肉体を持つことで

利己的さが生まれてしまう。

人々の欲望が地球を荒らし、

魂を売った欲深い輩が、威張って支配する地上の現実世界。

魂(心)寄りの視点で生きる魚座は

そんな人間の罪を背負うかのように

環境保護活動を行ったり

ボランティアに勤しんだり

祈りの力で世の中を浄化したりと

人間の罪を背負い、

クリーンに浄化していくサインなんです。

「魚座」という価値観があるから

地球は守られ

良心的な優しい世界を維持できる。

もし「魚座」という価値観が

この世界から消えてしまったら

人は、本能と欲望に支配された獣のようになり、

弱肉強食の無秩序な世界になってしまうことでしょう。

だからこそ、

魚座の価値観は大事。

「闇を裁く」のではなく

この世界の「光の勢力」として

自らが光り輝くことで

世界に影響を与えていくんです。

キリスト教の新約聖書に記述されている

「最後の晩餐」は有名ですが

イエス・キリストが処刑される前夜

十二使徒と共に摂った夕食のことを言います。

イエスが賛美の祈りののち

テーブルに置いてあるパンをちぎって仲間に与え

パンを「自分の肉体」

葡萄酒を「自分の血」として

「これをわたしの記念として行え」と命じたそうです。

この12使徒の中の一人であるユダが裏切って敵に情報を与え、

明日、処刑されることを

イエスは知っていたんです。

知っていたけど

イエスは

逃げもせずに

ユダの罪をも背負って磔にされる運命を受け入れます。

なので

明日、自分は

この世界からいなくなるけど、

「パンと葡萄酒が私の肉体と血液だと思っておくれよ。みんな達者でな。」ってことで

イエスの意志を仲間に継いだんです。

この度数の

夕食のために用意されたテーブルには

主の肉体であるパンと

血液である葡萄酒が置かれているのかもしれません。

最後の晩餐のイエスの教えは

「他の人々に愛で仕える忠実な人生を送ること」。

魚座20度は

その教えを心に留め

イエスの意志を継いでいくのです。

*心に寄り添う

自分を犠牲にしたとしても、

「他の人々に愛で仕える人生を送る」という教えに

忠実になるのであれば

来る人拒まず。

魚座20度の夕食のテーブルは

誰が来てもウェルカムなスタンス。

19度においては、

相手のレベルに合わせて物事を指導するということを学びましたが、

20度においては

お腹が空いている人、寂しい人、困っている人。

誰が来てもいいように

暖かな夕食が用意されているんです。

つまりは

やってくるものを全て受け入れて

人と結びついていく。

巡り巡る人との縁を大事にする。

誰に対しても

自分の家族を受け入れるような親密感をもって接する。

それが魚座の美学。

「私とあなた」という個人と個人。

肉体という枠組みを持つ者同士だけども、

その枠組みを超えて、

相手の心にそっと寄り添っていく。

例えその場限りの出会いの人であったとしても、

そこに「縁」があると見出し、

家族を思うように大事にすること。

確かに、魚座的視野で眺めてみれば、

他の人もみんな同じ故郷からやってきた「魂の家族」です。

肉体という器の中に閉じ込められた魂は、

肉体から抜け出せば、皆、同じ一つの源から生まれし者。

地上で肉体という器を持って

「私は私」「あなたはあなた」という個人の枠組みの中で

違う人生を生きているのは事実ですが、

目に見えない精神性を大事にする価値観においては、

「私はあたなであり、あなたは私」なのです。

「あなた」を大事に思い親切にすることは、

結局は「私」を大事にすることでもある。

だから、私は、

そんなあなたのためにいつだって温かな夕食を作って提供することができる。

そのような確信に至った魚座は、

誰に対しても親切に接することができるようになります。

ワンネスの世界観の中で、

魂と魂の触れ合いを大事にしていく。

それが魚座の揺るぎない美学なのです。