Code.no 336 魚座6度  正装して行進している将校たち

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code.No 336

魚座6度  「正装して行進している将校たち 」

Officers on dress parade.


大きなものの一部となって献身的に尽くしていく・忠実な人

🌟Keyword・エネルギー

「訓練」「修練」「正義感」「真面目」「奉仕する」「規律」「イメージ戦略」「忠実」

🌟6度 (柔軟宮)

*現実世界と向き合う度数。

1度から5度の体験領域の目的は

自分を動かすバッテリーに「水のエネルギー」を充電することでした。

6度から10度の体験領域の目的は

その「水のエネルギー」を使用して魚座の下地となるメンタルを鍛える領域。

心という「水のエネルギー」を発揮して

物質世界という現実を認知していくための視野を磨いていきます。

その手始めの6度では、自分を取り巻く環境の認識から始まります。

自分の身の周りを取り巻く世界としっかり結びつくことで

「現実」に向き合っていくのです。

🌟ドデカテモリー

・牡牛座

牡牛座の「感覚」を使用して魚座の視野を磨く。

🌟魚座6度の可能性のある日付け

2月24日、25日、26日

🌟目指す方向性

・信頼できる組織や団体に忠実に尽くして全体の一部になること。

・大きな目的を見出していくことで実力を発揮できる。

・大きな目的のために、忠実に献身的に動いていく。

・理想の自分を思い描き、そのイメージに沿った自分として過ごしていくこと。

・理想を現実化させるために、まずは精妙な理想のエネルギーを作り出すこと。

・集団心理が作るムーブメントや方向性などを読み取ってみること。

・イメージ戦略で人々の心を一致団結させること。

・目には見えないけど物質の背後にあるエネルギーを感じてみる。

・有意義な人生を目指す。意義のある大きなことをして充実感を味わっていくこと。

・人の役立つことをしていくこと。人のお世話をしていく。

・人にとって価値のある人間になることを目指す。

・明確な目標を立てて前進していくこと。

・何か(組織や団体や個人や思想)のために献身的に尽くしていくこと。

・全体を見据え、個人のエゴを捨てて忠実に従っていく。

🌟この度数の人の特徴

・真面目で正義感が強いピュアな人。

・ボランティア精神に溢れた人。

・忠実で献身的な人。

・オシャレ。センスのいい人。

🌟この度数のエネルギーを使用している時

・軍隊、警察、消防士、看護師、神父など、制服に身を包み奉仕的な要素を持った仕事。

・半ばハッタリ的に、必要な役割になりきるとき。

・大義名分を掲げて戦に向かうとき。

🌟シンボル考察

*魚座の視野

魚座の第2章である

6度から10度の領域は

自分の内面に目を向けて

魚座的な視野を育成していくためのストーリー。

物事の実体を

ありのままの姿で捉えるのではなく、

その物の背後にある

エネルギーフィールドを感じる視野を手に入れていくんです。

見えないエネルギーを

感覚と心で受け取り

それを軸にして

世界を眺めていくのが魚座的視野。

「全ては一つのシステムの中で機能している」という

全体論的観点で

全体として機能する自分を作っていくのです。

例えば地球。

遥か上空から

この地球を見た時に

海に浮かぶ大陸の形や名称、

さらに

世界中の国の位置を確認したり

日本を探して自分の住んでる場所を割り出したりするときは

魚座の鏡のサインである

「乙女座的な視野」を使用していることになります。

反対に、

大陸や国など、細かいことを気にかけることなく

地球という球体をただそのまま眺めて

「青い宝石みたい」

なんて感じるときは

魚座的な視野を使用していることに。

豊かなイマジネーションを働かせ

「もしかしたら、私たちっていうのは地球の細胞のようなものなのかも」

なんてことを考えて満足するのが魚座なんです。

同じ場所で同じものを見たとしても

私たちは

人それぞれの固有の視野で眺めるので

そこから受け取る情報や体験が違ってきます。

乙女座の場合は

物事を細かく分析して切り分けていく

還元論的な物の見方をするのに対して

魚座の場合は

物事の全体像を掴み

「全体で一つのシステムとして機能している」と捉える

全体論的な視野を使用していきます。

細かく焦点を絞っていけば

良いことも悪いこともたくさん目に入ってきますが

全体として捉えるのであれば

良いことも悪いことも、全部のシステムの一部に過ぎず。

このような視野で世界を眺める魚座の心は広く

許容範囲が広くなります。

「みんな違ってみんないいい」

「あなたは私、私はあなた」

そんな

ワンネスの概念を軸にして

この世界を捉えていくのです。

*イメージ戦略

6度は自分を取り巻く環境と結ばれる度数。

ここで

自分の身の回りを取り巻く世界としっかり結びつことで

魚座的な感受性を磨いていくことになります。

魚座的な視野で眺める

身の回りを取り巻く世界とは、

目に見えないものに価値を見出す世界。

生命も物質も時間の制限があって、

いつの日か朽ち果てる日がきますが、

そのような時間や空間の制限を受けない

「永遠性」を帯びたものがこの世界にはあります。

有限ではなく無限に広がっていくもの。

それを感じ取って物事を判断するのが魚座の視野で

そのものが発する気のようなものを

無意識的に敏感に感じ取り

物事を判断していくんです。

例えば

人を見かけで判断するのではなく

その人の纏うエネルギーのようなものを素早くキャッチして

自分の心がどう動くのかによって判断するみたいな感じ。

羽ぶりの良さそうなファッションに身を包み

愛想よく社交的に振る舞っている人であっても

魚座の心がザワザワしたのであれば

「あまり親しくなるのは辞めとこう」みたいに判断していくみたいな。

このような判断方法を基準にするので

思い込みや勘違いも多い魚座ではありますが

無意識的に採用していくので

間違いながらも

カンが磨かれていきます。

例えば、

私たちの身の回りの社会。

商品や情報や経済というものが

私たちの社会を形成してますが

そのようなものを循環させる

流行り廃りは

いつの時代も人々の集団心理に左右されるものです。

このような集団心理も

目には見えないものだけど

それを敏感にキャッチして

時代の流れや雰囲気を感じていくの魚座的判断方法。

全体を捉えて

その中にあるエネルギーの流れを感じ取り

心の反応で物事を判断していくんです。

正装をして行進している将校たちは、

そのパレードを見る国民たちに、

「尊敬」「信頼」「安心感」を与えます。

また豪華な正装を着用して晴れの舞台を歩く将校たちは、

「誇り」「名誉」「栄光」「国に対する忠誠心」を抱いてパレードします。

将校と国民、両方の思いが交差する

パレードの場面全体で見てみれば、

そこには「愛国心が高まる」という集団心理の効果が生まれることでしょう。

魚座の全体論的視野で物事を眺めると、

将校達のパレードは単なるお祭りのイベントではなく、

国民も軍部も含め国全体が一致団結するためのもの。

国家に対する忠誠心を高めるための

「イメージ付け」という側面を見出すことができます。

この「イメージ付け」は

国民全体を同じ方向に向かわせるための

イメージ戦略として

大いに活用していくことができるのです。

*イメージの力

「将校」という地位は

一般人にしてみたら位の高い偉い人、

忠誠心に溢れた信頼できる人物というイメージを与えます。

また

「将校」という地位を与えられた人物は、

「将校」というイメージに恥じないような自分に仕立て上げていきます。

つまりはイメージが先にあることで、

人は、イメージ通りの人物像を演じようとするものです。

理想の自分になりたいのであれば、

まずは自分の理想のイメージを作りだすこと。

そのイメージに見合う自分として振舞っていくことで

理想の自分に近づくことが出来ます。

精妙なイメージのエネルギーがまずあって

そこから物事が作り出されていくのです。

*忠実さ

360度の丸い円は

私たちの成長段階を示しているものなのですが

次のサインの牡羊座が

この地上に赤ちゃんとして誕生する様子が描かれた領域だとすれば

魚座は

母親の子宮の中で

胎児が成長していく領域。

小さな生命の種として受胎し

子宮という神聖な宇宙の中で

肉体を成長させていく段階が描かれた領域になります。

自分が何ものかもよく判らない。

って言うかそもそも

自分なんて意識すらないのかもしれない。

暖かな宇宙空間のような羊水に浮かんで

自分も

自分のいる環境も

外から聞こえて来る音や

皮膚感覚として伝わってくる母親の声も

全てが一体化した宇宙のような感覚で

魂よりの心で

物事を判断していく領域なんです。

子宮の中の胎児にとって

一番大事なのは

肉体をスクスクと成長させることであって、

肉体が成長するということは

たくさんの細胞が繋がって物質的な自分を形成していくということ。

肉体に宿った魂は

自分のエゴを押し出すことなく

肉体の設計図であるDNAに意志を譲って

受容的に過ごしていくことになります。

肉体の働きを尊重して

素直に従う必要があるんです。

パレードをしている将校たちが

国家に忠実に仕えているように

胎児の中に宿った魂も

自分のDNAの指示に忠実に従います。

私たちは誰もが

胎児として成長してきたわけですが

この頃に使用していたエネルギーを

今の生活の中で普段使いしていくことを魚座と呼びます。

魚座6度は

「肉体を成長させる力」に忠実に従っていた時のエネルギーを使用して

この現実世界を生きていきます。

それは

全体的に機能している大きなシステムや組織に

協力的で

素直に従う忠実さとして現れます。

物質的な肉体の力に意志を譲ったように

物資的な社会や物事に意志を譲り

献身的に尽くすことが出来る性質を磨いていくのです。